窪田正孝出演ドラマおすすめ10選!かっこいい上にヒモから臨床検査技師役までやる演技もアクションも抜群の名優

窪田正孝出演ドラマおすすめ10選!かっこいい上にヒモから臨床検査技師役までやる演技もアクションも抜群の名優!

出典:『ヒモメン』公式Twitter

窪田正孝は2006年のデビュー以来、テレビドラマ、映画など幅広く活躍しています。

母親のすすめでスターダストプロモーションのオーディションを受けたのが芸能界入りのきっかけです。

窪田はこれまでヒモ男や推理作家、刑事からホストまで多岐に渡る役を演じてきており、出る作品によってさまざまな顔を見せてくれる変幻自在なカメレオン俳優と言われています。

今や主役を張るまでに成長しましたが、チョイ役や1話のみの出演であっても、強烈な印象を残し、脇役としても「カメレオン俳優」なのです。

NHKドラマへの起用が意外と多く、これまでも『花子とアン』『ゲゲゲの女房』『下流の宴』『平清盛』など、各作品で印象深い役柄を演じ話題になりました。

3月30日から放送がスタートした連続テレビ小説『エール』では、主人公・古山裕一を演じています。

連続テレビ小説で男性が主人公になるのは2014年度後期放送の『マッサン』以来となりますが、窪田は「主人公は二階堂ふみちゃんだと思っているので、彼女が一番輝ける瞬間を作れたら」と気負わず作品に臨んでいます。

そんな窪田正孝のよりすぐりのドラマ10選を紹介します。

窪田正孝出演ドラマおすすめ10選

『デスノート』

デスノート』は、2015年7月期日本テレビ系の「日曜ドラマ」枠で放送されました。

漫画「DEATH NOTE」を原作とし、2006年に公開された実写映画版、2015年のミュージカル版に続き、テレビドラマ化されました。

原作とは違うキャラクター設定でオリジナルストーリーとなっています。

映画の藤原竜也の印象が強すぎるため、あまり期待値は高くなかった本ドラマですが、ふたを開けてみると、窪田正孝のすごい演技力をまざまざと見せつけられました。

そして、いわゆる、窪田正孝としての演技力が世間的に受け入れられた出世作となりました。

窪田は本作で第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞しましています。

窪田正孝演じる大学生・夜神月やがみらいとの前に、ある日、1冊のノートが空からおちてきました。

そのノートは「Death Note」とか書かれ、「名前を書かれた人間は死ぬ」という説明書きがありました。

月は冗談半分のつもりで同級生を恐喝していた佐古田の名前を書きこむと、翌朝、佐古田が死んだという知らせが届きます。

佐古田の死を喜んでいる人間をみて、不思議な感覚を味わった月は、ノートに凶悪な犯罪者たちの名を次々と書き込んで葬りはじめます。

やがて人々は名も知らぬ「彼」1人によって凶悪犯が断罪されていると察知し、いつしか「彼」は「キラ (KIRA)」と呼ばれるようになっていきます。

ミルトモライターミルトモライター

窪田演じる月は、アイドルオタクだったり、そこまで頭が良くなかったりと、最初の方は頼りないキラでした。しかし回を増すごとに窪田は変貌を遂げ、持ち味の「顔芸」は芸術の域へ達していきます

窪田演じるキラの計画がすべて自分の思い通りにいった際の表情は、完全なるゲス顔が炸裂します。

声色も自由に操り、瞬きもせず、窪田の笑顔の際の皺や八重歯は全て狂気の産物にしか見えないほどです。

さらに白目と黒目の配分を操るような演技は「眼球の演技」とも言われ、日に日にその人気を増していきました。

そして最終回、最後追いつめられ、遂に自白せざるを得ない状況にまでなった窪田の鬼気迫る迫真の演技は完全なる一人舞台状態になります。

ミルトモライターミルトモライター

1時間のドラマの多くの時間をこのシーンに費やしており、漫画ファンにはたまらない名セリフも飛び出し視線を逸らせなくなってしまいました。

そしてラストシーン、燃え盛る炎の中、目の前で燃えるデスノートを負傷した窪田がほふく前進でゆっくりと取りに行きます。

ミルトモライターミルトモライター

もはや命より大事なものとなったデスノートを取りに行く窪田の顔は、目は血走り、口からは涎が垂れ、もはや美少年の原型を留めてはいませんでした。

窪田正孝の怪演ぶりに絶賛が相次ぎました。

窪田正孝はこのドラマで俳優として大きく株を上げたのは間違いありません。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『4号警備』

『4号警備』

出典:U-NEXT

4号警備』は、2017年4月期NHK総合の土曜夜放送されました。

日本の警備業法の4つの分類のうち、特にボディーガード(身辺警護)を主体とする4号警備に従事する、民間警備会社によるボディガード、“身辺警護” の最前線を描く物語です。

『4号警備』

出典:U-NEXT

思わぬ危機に見舞われた“普通の人々”を守ってくれるのは、民間警備会社の“普通の警備員たち”です。

警察のSPではないため、逮捕権限もなければ拳銃も持っていません。

でもクライアントのためなら24時間態勢で時には身を挺してでも命がけで守り抜きます。

そんな彼らの仕事をこの業界では「4号警備」と呼びます。

このドラマは「拳銃なし、手錠なし。スゲェ怖いけど、全力でお守りします!」とうたい、窪田正孝北村一輝のコンビで贈るアクションあり、ユーモアあり、それでいてハードな問題提起とディープな感動を呼び起こす「4号警備」の物語です。

窪田正孝が演じるのは、警備会社「ガードキーパーズ」の警備員・朝比奈です。

もともとは警察官でしたが、とある挫折のために警官を辞め警備の仕事についています。

普段は明るくイマドキの若者ですが、「依頼人のことは必ず守る」というアツイ想いを持っています。

ミルトモライターミルトモライター

窪田はこの少し生意気でノリが軽い若手警備員を熱演しました。「目の演技がすごい」という印象を受けました。
『4号警備』

出典:U-NEXT

朝比奈は傷ついた過去を持っているので、トラウマや挫折感が見え隠れするということを言葉の節々に表現し役どころの背景を大切に演じていました。

ミルトモライターミルトモライター

窪田の発する言葉には深さを感じます。朝比奈のトラウマが人との出会いによって、だんだんと克服されていく、次第に素の自分に戻っていく、そういう微妙な変化もきちんと感じられました。

この作品の見どころの一つはアクションです。

カメラを長回しで撮っていくのでハードな部分はありますが、リアルさを大切に“一発入魂”という感じで臨んだそうです。

窪田自身にとってはアクションはあくまでお芝居の内ととらえ、自分の役を崩さずにやりたいという姿勢です。

朝比奈は民間人ですから過度な暴力は許されず、正当防衛の範囲で戦わないといけないので、基本的には殴ったり蹴ったりという攻撃ではなく、護身術のような相手の動きを制する戦い方になります。

ナイフのさばき方一つでもいろいろあるそうで、1つのアクションシーンでも2日間くらい練習の時間を取って、細かくアングルやカット割りの確認をしたということです。

『4号警備』

出典:U-NEXT

ミルトモライターミルトモライター

そんな窪田のアクションシーンは、華がありました。

また、朝比奈は格闘技ジムに住んでいる設定なのですが、ジムで格闘技の練習をしているシーンはハードです。

初めてヘッドギアとマウスピースを付け、六角形の金網に囲まれて総合格闘技をやるシーンは、痛いしあざになるし大変だったようです。

窪田は役作りのために警備会社の講習を受けたそうで敬礼や“右向け右”といった礼式をやった時に、警備員同士の連帯感や“統率の取れた集団でないといけない”という意識が湧きました。

そういった警備員としての根本を押さえつつ、朝比奈として崩していくことに役立てました。

4号警備

出典:U-NEXT

このドラマは1回約30分です。

セリフがテンポよくいかないと30分に収まらなくなってしまうので、通常相手のセリフがあってから言葉のキャッチボールをしますが、相手の言葉を受け取る前にセリフという名のボールを投げなければならないこともあるそうです。

ミルトモライターミルトモライター

コメディータッチですが、リアリティのある案件には怖さを感じる部分もあります。警備という仕事や、周りに“守ってくれる人がいる” ということの大切さを再認識しました。
『4号警備』が見れるサービス一覧

『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』

ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は、2019年4月期フジテレビ系「月9」枠で放送されました(全11話+特別編1話)。

原作:横幕智裕、作画:モリタイシの同名人気コミックを原作に、ある総合病院のラジエーションハウス、つまり放射線科で働く技師たちの仕事ぶりを描いています。

放射線技師は専門技術を持ちながら、治療の決定権がある医師ではないためオーダーがないとレントゲンひとつ撮ることができません。

ちょっと卑屈になりつつ、ひたすら指示待ちで仕事をしていた彼らのチームに窪田正孝演じる若手の技師・五十嵐唯織が入ってきます。

唯織はアメリカで最先端の医学を学んできており、しかも天才的な観察眼の持ち主です。

写真には必ず“真実”が写ると信じている診療放射線技師で、レントゲン写真やMRIの画像から、医師でも気づかない病状を発見し患者たちを救っていきます。

前の院長の娘である放射線科医・甘春杏(本田翼)も初めは唯織をスタッフ扱いしていましたが、唯織の診断を信用し上司に逆らってでも彼の助言に従うようになります。

ドラマ終盤では、唯織は医師免許を持っていることが明らかになります。

唯織役の窪田はアシンメトリーの髪型と患者の画像を見る時の眼力の強さが印象的で、「お願いだから検査をさせてください」と言って患者に頭を下げる誠実さはリアリティがあります。

ミルトモライターミルトモライター

唯織にとって杏は初恋の人であり、幼い頃彼女とした約束のために放射線技師になったのですが、そんな彼女の前で見せるへニャっとした表情もとても魅力的です。窪田独特のあの表情を見ると、つい笑ってしまいほっこりした気持ちになります。

唯織は人たらしなところも特徴です。

唯織はすっかり放射線科のメンバーを魅了してしまい、彼が去った後ではメンバーが”五十嵐ロス”に陥っている様子も描かれています。

月9で主演を務めるのが念願だったという窪田は、30歳という節目の年齢でこの役のオファ―を受けました。

テレビドラマの歴史において、主人公としては初めて描かれる「放射線技師」という役を見事に演じ切りました。

ミルトモライターミルトモライター

窪田は原作のイメージにまさにピッタリで天才的な主人公・唯織像を確立しました。

唯織の真っすぐな感性、技師としての才能、憧れの杏への気持ちを彼に寄り添いながら見事に体現しました。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『臨床犯罪学者 火村英生の推理』

臨床犯罪学者 火村英生の推理』は、人気作家・有栖川有栖の27年も続く大ロングセラー「作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)」を初映像化したドラマです。

犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川アリスのコンビが互いの欠陥を補完し合いながら複雑怪奇な難事件に挑んでいくミステリードラマです。

2016年1月期に日本テレビ系で放送されるや熱烈なファンを獲得し、オンライン動画配信サービスHuluの配信でも記録的ヒットを打ち立てました。

その後2019年9月日テレにてスペシャルドラマ放送されるとともに、セカンドシーズンがHuluで配信されています。

斎藤工演じる犯罪学者・火村英生は、「この犯罪は美しいか?」と、殺人現場に快楽を求め「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、究極の犯罪を追い求める、かなりヤバそうな男です。

一方窪田正孝演じる推理作家・有栖川有栖=アリスは「この犯罪はオモロイか?」と、火村の捜査を観察しながら時に的外れな推理を繰り出しつつも、危なげな彼の保護者役を自認するちょっと頼りなげな男です。

斎藤工とタッグを組んだ窪田正孝。

2人の友情をベースに、犯罪を美しいかどうかで捉える火村とオモロイかで考える有栖川の対比が素晴らしいです。

窪田正孝だから醸し出せる飄々としたバディ役が話題となりました。

ミルトモライターミルトモライター

危ういバランスの上に立つアンチヒーロー的な主人公に対して、飄々とした雰囲気で火村と行動を共にするアリスは、物語世界のガイド役です。

内面に没入する火村が“陰”なら、アリスは“陽”であり、犯罪という閉じたフィールドを「こちら側」の現実に接続する役割を担っています。

モノローグ的な思考の火村にとっては、推理作家で自身の考えを理解する唯一の人間がアリスであり、2人の対話が原動力となって、謎解きのプロセスが進行していくのでした。

これまで何度か共演経験のある2人。

斎藤は窪田について「演技になるとものすごいパワーを発揮するのはずっと変わらない。」と言います。

ミルトモライターミルトモライター

そして窪田への信頼度は3年半でさらに増しました。

「物語の肝となるシーンを作るうえで、作品を正しい方向に導いてくれたのは窪田正孝です。個人よりも作品全体としての視点を持っていて、多角的に作品を捉えられるので何度も救われました」と賞賛の言葉を述べていました。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『Nのために』

『Nのために』

出典:Hulu

Nのために』は、2014年10月期TBS系の「金曜ドラマ」枠で放送されました。

人気ベストセラー作家・湊かなえが描いた、切なさに満ちた純愛ミステリーをドラマ化しました。

物語の主要登場人物たちは全員イニシャル「N」であり、 現在と過去を交錯させながら、ある殺人事件の真相を軸に各人物たちが抱える愛の物語を明らかにしていきます。

主演は榮倉奈々で、第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞ほか部門賞を受賞するなど高評価を受けました。

高層マンションに住むセレブ夫妻の野口貴弘(徳井義実)・奈央子夫妻(小西真奈美)が殺害されます。

その現場に居合わせたのは“ある計画”を立てた大学生の希美(榮倉奈々)、成瀬(窪田正孝)、安藤(賀来賢人)、西崎(小出恵介)でした。

その場で西崎が逮捕され、自供から有罪が確定し懲役10年が言い渡されます。

それから10年後、この事件の判決に疑いを抱く元警察官・高野(三浦友和)は、事件の真相を追い始めます。

この事件は15年前の夏、瀬戸内海に浮かぶ島で、希美と成瀬が起こした“ある事件”からすべてが始まっていると高野は確信していました。

「彼らはあの時、罪を犯した。それぞれのNのために」登場人物たちに共通する、イニシャル「N」、「N」たちはどのように出会い、誰を愛し、どんな罪を犯したのか、真相に迫っていきます。

窪田正孝は榮倉奈々扮する主人公・杉下希美の幼なじみで、心優しく生真面目な性格の成瀬慎司を演じています。

希美を想いながらも不器用に見守る彼は、どこかつかみどころのないキャラクターですが、窪田が丁寧な演技で”体温”を宿し視聴者を作品の世界へグッと引き込みました。

この役で窪田は第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞でそうそうたるベテラン俳優を抑えての最優秀助演男優賞を獲得しました。

ミルトモライターミルトモライター

過酷な状況の中で必死に生きる登場人物たちと美しきロケーションの対比が切ないミステリーをさらに盛り上げ、ドラマ自体が評判になる中、窪田演じる成瀬の存在がとても支えになっていました。学生時代の希美とのやりとり、突然計画に参加させられることになる中での野バラ荘での振舞いなど、不器用な愛にほっこりしますし、希美を島に誘うシーンはぐっときました。

窪田は原作者の湊から「成瀬という人物は気持ちを預けられる、心のよりどころになれる存在」と言われて、頑張らなきゃと気持ちが引き締まったそうです。

希美の心のよりどころということを強く持ちながらも、主張し過ぎないように気をつけてもいました。

成瀬の温かみがある言葉を、大事にするよう意識したそうです。

ミルトモライターミルトモライター

確かに、希美をそっと支えようとするセリフは、長くを語るのではなくポツ、ポツと喋る感じが逆にかっこよくて胸キュンでした。静かな演技ですが熱いものを感じました。

約2週間に及んだ瀬戸内海ロケでは、海を見ていると気持ちが穏やかになり、みんな真っ黒に日焼けして汗をかきながら一緒に作品を作っていき、すごく楽しかったそうです。

ドラマでの窪田は高校生役から幅広い年代を演じています。

この時窪田は26歳で制服を着ることに違和感があったそうですが、監督に「全然大丈夫」と言われ振り切って演じたそうです。

年齢を重ねるごとに出る渋さや陰の部分についても、変わる面、変わらない面をバランスよく慎重に演じました。

このドラマは原作の湊、プロデューサー、監督、脚本、主演の榮倉ら女性から見る純愛ドラマでした。

女性だから分かるツボ、大事にするポイントをとても丁寧に作っていて、それを窪田が丁寧に演じることで、成瀬の人の温かさや人間性が魅力的に映し出されたのでしょう。

ミルトモライターミルトモライター

火事が起きた日の夜、希美の気持ちを知りたくて成瀬は電話します。段々畑の上と下で、顔も見えませんが、榮倉が感極まって泣いてしまいます。顔が見えないけれど、電話越しにその思いが伝わってきたのが窪田に伝わり、とても良いシーンとなりました。

成瀬と希美の最後のシーンは抱き締めあって終わりますがその前に手を取っていました。

火事のシーン、事件当日のXデーの時も成瀬と希美とは手の触れ合いというのが2人の距離感を表してきました。

ミルトモライターミルトモライター

成瀬のキャラクター人気は凄まじく、『Nのために』終了から約3年後に放送された同じく湊かなえ原作の『リバース』に窪田は成瀬役としてクロスオーバー的に出演し、SNS上ではファンから歓喜の声が多数上がりました。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『アンナチュラル』

『アンナチュラル』

出典:GYAO

アンナチュラル』は、2018年1月期TBSテレビ系の「金曜ドラマ」で放送されました。

脚本は『逃げ恥』の野木亜紀子のオリジナル作品です。

新設された「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に描きながら、毎回さまざまな「死」を扱います。

スピード感と爽快感を持って、「死」の裏側にある謎や事件を、明るくスリリングに解明していく、一話完結型の法医学ミステリーです。

主演は石原さとみ、米津玄師の「Lemon」はこのドラマの主題歌でした。

石原さとみが今回演じるのは、 “法医解剖医”の三澄みすみミコトです。

ドラマの舞台となるのは、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所」。

そこに運び込まれるのは、“不自然な死”(アンナチュラル・デス)」の怪しい死体ばかりです。

ミコトはクセの強いメンバーたちと共に、連日UDIラボに運び込まれる死体に向かいメスを握ります。

そのUDIラボで共に働く面々にはベテラン法医解剖医の中堂系(井浦新)、三澄班臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、三澄班記録員の久部六郎(窪田正孝)、所長の神倉保夫(松重豊)らが集結しました。

彼らは互いに協力し合いつつ、毎回さまざまな「死」を扱いながらその裏側にある謎や事件を解明していきます。

一見特殊な世界に身をおく人々ですが、普通の人と変わらない日常を送っており、そんな天才でも変人でもない普通の人々である彼らの姿を丁寧に描いています。

その中でも回を重ねるごとに味を出していくのが、UDIラボでアルバイトとして働く久部六郎役の窪田正孝です。

ただのバイトではなく意外なバックボーンを持っており、ドラマの1番のキーマンといえます。

六郎は雑誌「週刊ジャーナル」からの“ネズミ”としてUDIラボに潜入しており、そこで得た事件の情報を編集部に流しているという裏の顔を持つ人物で、仲間を騙している罪悪感を上手に演じながら命に向き合う姿が印象的でした。

UDIラボの一員として死と向き合い、生きる意味を知る“光”の部分と、「週刊ジャーナル」からのスパイとして働く“闇”を抱える彼の姿を持ちます。

ミルトモライターミルトモライター

そんな“光と闇”のはざまにいる窪田の演技が実に魅力的でした。医者一家に生まれ三浪した挙句仕方なく三流医大に入ったものの休学中の彼は、UDIラボに入るまで何事にも情熱を傾けられませんでしたが、働き始めてからの成長ぶりには目を見張るものがありました。

仕事熱心なUDIラボのチームに影響され、事件解決のためにバイクを走らせたり、中堂の急な呼び出しにも応じたりと、真剣な眼差しでUDIラボの仕事に取り組んでいきます。

また第4話で従業員の過労死問題を「週刊ジャーナル」で記事化する際、一蹴されても人の役に立つ記事を書きたいと食い下がる姿からは彼の中に燃えたぎる正義が存在していました。

ミルトモライターミルトモライター

そして石原演じるミコトへ好意を寄せる表情、しぐさもたまりません。第4話のミコトに頭をわしゃわしゃと撫でられ、拍子抜けする姿からは小動物のような愛くるしさを感じさせられます。

第6話のこれまで「三澄さん」と呼んでいた六郎が、「ミコトさん」と下の名前で呼ぶことを彼女から承諾されるシーンでは嬉しさのあまり「ミコトミコトミコトコトコト」と感情が口から漏れているような素振りを見せます。

ミルトモライターミルトモライター

その時にできた目尻の笑いジワは、なんとも愛くるしいです。

一方第6話で、六郎は、汚い手を使ってもネタをあぶり出すフリーの記者が、中堂が昔関わった事件の真相を調べるべく、六郎に揺すりをかけてきます。

同シーンで見せた“追い詰められた目”は窪田の本領がついに発揮されたと感じました。

またドラマの中ではミコトと東海林の軽快な掛け合いがありますが、六郎が2人の伸び伸びとした会話に呆気に取られる場面もあり、窪田は「お2人が一気に話した後に僕が一言だけつぶやくシーンなどは、全部撮り直しにならないよう責任重大でしたね」と苦笑していました。

ミルトモライターミルトモライター

何より窪田は「六郎にはこのドラマの視聴者の方の目線としての役どころも含まれている」ということを意識し、それを体現すべくがんばっていました。『Nのために』の女性スタッフとタッグを組めたことも心強かったと言います。

余談ですが、2年前に放送されたこのドラマの第1話「名前のない毒」でMERSコロナウイルスが取り上げられていますが、まるで2020年の混乱を予想しているかのような内容だと話題です。

ミルトモライターミルトモライター

今回、あらためて第1話を見直すことで、新たな発見があるかもしれません。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『SUMMER NUDE』

SUMMER NUDE』は、2013年7月期フジテレビ系で毎週月曜日放送されました。

金子茂樹脚本で1995年に真心ブラザーズが発表した楽曲「サマーヌード」をイメージして制作されました。

忘れられない恋人を胸に秘めた若者たちの夏の恋を描いています。主演、主題歌は山下智久です。

海辺の町でカメラマンをしている朝日(山下智久)は、写真撮影を担当した結婚披露宴で新郎に捨てられてしまった新婦・夏希(香里奈)と出会います。

行く当てのなくなった夏希は朝日からの話で海の家の店長として働きだすことになりました。

そこで夏希は10年間も朝日に思いを寄せている波奈江(戸田恵梨香)に出会い、彼女の恋愛の後押しをするようになります。

こうして結ばれるはずだった波奈江と朝日の前に、3年前に姿を消した朝日の恋人・香澄(長澤まさみ)が突如現れストーリーは展開していきます。

窪田正孝は、ひそかに波奈江に思いを寄せる桐畑光を演じています。

光はカフェ&バー「港区」海の家「青山」の常連客で魚屋の息子で普段はレンタルビデオ店でアルバイトしています。

感情を表に出さない文学青年で、イメージは「メガネの文庫本」です。

波奈江のことがずっと好きでしたが表に出さず、朝日に相手にされない波奈江を常に傍で見守っていました。

後半では映画監督を目指して東京へ出て最後には波奈江と結婚します。

ミルトモライターミルトモライター

窪田が注目されたのはこのドラマでの戸田恵梨香とのラブシーンの演技からとも言われています。幼なじみ波奈江にひそかに恋心を寄せるという切ない役でしたが、そのキスシーンから、視聴者の心を掴んだようです。ドキドキするような戸田とのキスシーンは一見の価値ありです。演技ではなく本気な感じがします!

窪田は光役について「忙しいなかでも光は変わらずにずっと波奈江だけを想っています。光は本当に波奈江の一番の理解者で、波奈江のそばにいることが光なりの一番の愛情表現なのかな、と演じていて感じることもあります。波奈江への想いを伝えるセリフも徐々にストレートになります。」とコメントしています。

ミルトモライターミルトモライター

窪田が桐畑光という役の想いを大切にした結果、あのキスシーンの名演技に繋がったのでしょう。

最終回は、光と波奈江の幸せっぷりが微笑ましく最後までカッコよく視聴者の心をキュンキュンさせてくれました。

もちろん主演は山Pなのですが、こちらの窪田正孝と戸田恵梨香のラブストーリーも見ものでした。

ミルトモライターミルトモライター

また、窪田のメガネくん役が似合っていて素敵でした。めがね男子最高です。めがねをはずした時にあおい(山本美月)が好きになっちゃう気持ち、女子ならみなわかると思います。

『アルジャーノンに花束を』

 

アルジャーノンに花束を』は、2015年4月期TBS金曜ドラマ枠で放送されました。

原作は米国作家ダニエル・キイスの永遠のベストセラーの同名小説です。

超知能を手に入れた青年の喜びと孤独を通して、人間の心の真実を問いかける物語で、この作品に脚本家・野島伸司が新たな命を吹き込みました。

主演の山下智久は、子供の精神を持つ無垢な状態から超知能を手に入れるというふり幅の大きい難役に挑んでいます。

6歳児並みの知能を持つ28歳・白鳥咲人(山下智久)は、花の配送センターで働いていました。

純粋で心優しい青年でしたが、奇行も多々あり、トラブルを起こすこともありました。

ある日、咲人は会社の同僚とナンパをしに渋谷へ行くと、そこである動物実験の成功体で一匹の白いネズミ「アルジャーノン」に出会い知的能力を向上させる脳手術を受けることになります。

アルジャーノンと同様の手術を受けた咲人は、日ごとに変化が表れ、ついには天才へと変貌を遂げていきます。

窪田正孝が演じるのは、咲人と同じ花の配送センターの従業員・柳川隆一です。

頭も良く仲間内の中心的存在で、仕事の能力も高いのですが、世間に対してどこか斜に構えていて投げやりな態度で「世の中こんなもんさ」と達観しています。

子供の頃父親が浮気をして蒸発し、母親が現実を受け入れられずに買い物依存症となってしまいます。

それを不憫に思い、詐欺を重ねて金を工面しますが、逮捕され刑務所に服役した過去を持っていたのです。

栗山千明とともに主役のワキをガッチリ固める窪田正孝の演技には高い評価が集まりました。

年齢的にまだ若いのに演技の深みがあるという声が制作者や共演者の中からも聞かれるほどです。

柳川という心に深い傷を背負った多面性のある役柄を見事に演じ切っています。

両親から受けたネガティブな思い出の数々があり、柳川自身も詐欺師という日常生活ではお目にかかれない複雑な人物像です。

ミルトモライターミルトモライター

一見、女にだらしなくチャラそうです。咲人の事を想ういいヤツなのかもしれませんし、ただ見下して利用しているだけなのかもしれません。本質はどんな人なのかなかなか見えてきません。そんな役どころを窪田は自然に演じています。窪田正孝が主演の山下智久の演技を食ってしまっているという見方をしている人も少なからずいました。

柳川を演じる上で窪田は「周りの共演者のセリフの言い方や表情などを、しっかりと感じ取るように気をつけています。それを受けて、柳川がどう返すのか? ということを考えて周りから感じさせてもらいながら柳川という人物を演じています。このドラマの大きな柱である“友情”という部分において、柳川の存在は責任のようなものを担っていると思うので、そこは外さないように演じられたらと気をつけています。」と語っていました。

主演を務める山下をお兄さん的な存在だと言っています。

芝居に臨む山下の姿勢から良い緊張感をもらい、見守ってくれているようにも感じたそうです。

ミルトモライターミルトモライター

特に撮影の最初の頃、みんなでナンパしたり遊園地へ行った時のことが、本当に懐かしく感じられ覚醒した咲人に寂しさも感じている自分がいたそうです。もう完全に柳川になりきっていますね。

『ヒモメン』

『ヒモメン』は、2018年7月期テレビ朝日系の「土曜ナイトドラマ」枠にて放送されました。

原作は鴻池剛のコミック『ヒモメン〜ヒモ更生プログラム〜』です。

看護師の春日ゆり子は、“仕事をしないことへの情熱”は誰にも負けないヒモ男の碑文谷翔と一緒に暮らすことになります。

ささやかな幸せをつかむため、ゆり子は翔のヒモ体質改善生活を始めるのでした。

“ヒモ”といえばホストやバンドマンが中心でしたが、今は経済力のある女性が増えたためにどんな男性でもヒモになれる環境が整ってしまった、という現在の日本の状況を背景に新たなヒーロー像を描いています。

窪田正孝演じる主人公・碑文谷翔=翔ちゃんは、バイトを次々とやめ、実家を追い出されてしまいます。

真面目に働く気は一切なく、川口春奈演じる彼女・ゆり子の家に転がり込むどうしようもない「ヒモメン」です。

趣味はスマホのゲームとパチンコで彼女のゆりこにお小遣いをせびって暮らしています。

ゆり子は優秀な看護師ですが、天然ゆえに、翔ちゃんに上手く言いくるめられる毎日を過ごしています。

窪田の“楽に生きたい”をモットーで、働かないことに全力を尽くす“ヒモ男”ぶりにSNS上が大騒ぎになりました。

「想像以上にクズみがすごい」「想像以上に意識高いヒモだった」「顔が窪田くんで可愛いからって、これはクズ過ぎる」などの声が殺到しました。

ミルトモライターミルトモライター

ゆり子側の視点で見ていた視聴者からは「ストレスでしんどくなってくる」「ヒモメンが嫌いになってきた」などの声も寄せられました。窪田の迫真のヒモっぷりに、視聴者もうんざりしているようでした。

ある日、ゆり子が帰宅すると翔が床に倒れていました。

ゆり子が慌てて駆け寄ってみると翔は空腹のため寝ていただけでした。

食事用に渡したお金について聞かれると翔は「ドブに落としちゃってさ」と誤魔化します。

ゆり子が「どうせパチンコ行ってたんでしょう」と追及しても、何事もなかったかのように避けるダメっぷりです。

ゆり子、翔に働くよう促したところ、軍手を持って河原に行き食べられる雑草を抜いて家に持ち帰っただけでした。

しかも翔は食べると体調を崩しゆり子の病院に行くのですが、その分の医療費をゆり子に頼む始末です。

ミルトモライターミルトモライター

「現実では絶対無理、養えない笑」「仕事しないでお金をたかるクズは生理的に無理」「ヒモメンイライラ」と視聴者からシャレにならない反応が出てくるほどになりました。一方で「窪田のヒモメンは似合うから良い」「窪田正孝のヒモ感、すごい上手い」と、窪田の演技を称賛する声もありました。

確かに、窪田が演じる翔ちゃんは、どこか憎めなくて可愛いです。

ミルトモライターミルトモライター

クズながら彼女を守ろうとする姿や、悪知恵を働かす姿もクスッと笑えてきます。

彼女に甘えたり、ニコッと笑う姿が守ってあげたくなります。

世の中たくさんのヒモメンがいますが、翔ちゃんはその代表みたいな感じでした。

ミルトモライターミルトモライター

実際こんなヒモメンと付き合ったら苦労するだろうなぁと思いつつも、窪田くんみたいなヒモメンならと甘やかしてしまう女性の気持ちもわかります

窪田正孝はヒモメンのようなとことん軽くておばかなキャラもさらっとこなしてしまいますね。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『THE LAST COP/ラストコップ』

THE LAST COP/ラストコップ』は、日本テレビと動画配信サイト「Hulu」との共同制作によるドラマです。

2015年日本テレビでEpisode1が放送され、その後HuluでEpisode2が6週連続で配信されました。

そして2016年10月から日本テレビ系「土曜ドラマ」枠にて連続ドラマ化されました。

ここでは、2016年10月期に日本テレビ系「土曜ドラマ」枠にて放送された連続ドラマについて書きます。

『THE LAST COP/ラストコップ』は、ドイツから世界各国に広がった人気海外ドラマシリーズの日本版としてリメイクされました。

昏睡状態から30年ぶりに覚醒した“昭和”の刑事・京極浩介(唐沢寿明)が“平成”の若手刑事・望月亮太(窪田正孝)と“バディ”を組んで、様々な事件を破天荒に解決していく様をコメディ&アクション満載で描いています。

窪田正孝が演じる横浜中央署刑事課の若手刑事・望月亮太は30年間の昏睡状態から突然目覚めた京極とバディを組むことになり、住む場所がない京極に押しかけられて生活も共にすることなります。

草食系の亮太は、暴力・パワハラ・セクハラなんでもアリの京極にペースを乱されまくります。

京極の価値観や知識は1985年当時のままで周囲を困らせながらも数々の事件を再び解決していきます。

ミルトモライターミルトモライター

自分の足で捜査を進め「刑事の勘」を信じる熱血漢です。京極の一人芝居が古いのが唐沢ならではでおかしいです。ちょっと照れている窪田と唐沢との掛け合いが面白いです。

窪田にしては珍しくとにかく明るい役で、今までにない演技で新鮮でした。

ミルトモライターミルトモライター

主人公に振り回されて、やられっぱなしでかっこいい役ではありませんが、見ていて笑えます。ふざけた役だなとも思いますが、その中で時々見せる真面目な姿がかっこいいです。

唐沢と窪田が毎回みせるハードなアクションも魅力です。

「座頭市な亮太がかっこよすぎ」など、テロリスト相手に大立ち回りを繰り広げた窪田のアクションシーンにも絶賛の声が数多く寄せられていました。

最終回ではテロリストたちが発電所を爆破、横浜中が停電するなか、子供たちの命を救うべく京極が命がけで戦いを挑むというストーリーが展開します。

Huluの独自の試みで絶体絶命のピンチに対し「京極が生きるか・死ぬか」を視聴者投票で決定します。

出演者たちが生放送でラストを演じたほか、収録済の映像に生放送を織り交ぜてストーリーが進行しました。

生放送で演じられた鈴木家で食卓を囲むシーンでは、亮太が結衣(佐々木希)に“公開プロポーズ”をします。

ミルトモライターミルトモライター

窪田が笑い出したアクシデントをきっかけに、佐々木も思わず「唐沢さん」と口走るなど「ラストコップ」らしい“ハチャメチャ”な展開なります。視聴者からは前代未聞の生放送を楽しんでいるツイートが続々投稿されました。

▼動画の無料視聴はこちら▼

窪田正孝出演ドラマおすすめ10選・まとめ

以上ここまで、窪田正孝のおすすめドラマを紹介しました。

今後の窪田正孝出演ドラマは朝ドラ『エール』以外未定で、作品にかける思いが伺えます。

可愛い役から、狂人、ハイテンション、物静かなプロフェッショナルまで演じ分ける窪田正孝の今後のキャリアに要注目です!

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼あわせて読みたい!▼