『ラジエーションハウス』第10話あらすじ・ネタバレ感想!杏(本田翼)の父親に重大な病気の可能性が。

ドラマ『ラジエーションハウス』第10話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』公式ページ

視聴率も好調で、注目を集めている『ラジエーションハウス』が、早くも第10話までやってきました。

今回は、杏(本田翼)のお父さんが患っている病気の原因を探っていきますが、一体どんな天才がやってくるのでしょうか。

それではさっそく第10話をレビューしていきたいと思います。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『ラジエーションハウス』第10話あらすじ

出勤途中の唯織(窪田正孝)のもとに、放射線科の世界的権威である恩師・ピレス教授(Dutch)からメッセージが届く。

人工知能を使った読影補助ソフトを開発することになったピレスは、そのメンバーに唯織を迎えたいと考えていた。

鏑木(浅野和之)は、辻村(鈴木伸之)の父で、麗洋医科大学病院教授の辻村丈介(名高達男)から系列病院の院長を任されたことを家族に報告する。

妻の聡子(梅沢昌代)と娘の加奈子(丸川ゆい)に、給料も倍になるから3人でハワイ旅行に行こう、と嬉しそうに話す鏑木。

ドラマ『ラジエーションハウス』第10話あらすじ①

そんな折、ラジエーションハウスに杏(本田翼)の父親で、元院長の正一(佐戸井けん太)が突然現れる。

正一がうつ病の状態だと知る小野寺(遠藤憲一)やたまき(山口紗弥加)らは、努めて明るく彼を出迎える。

同じころ、辻村は、嶋田茜(西原亜希)の1歳8ヵ月になる息子・光の診察をしていた。

骨折の疑いでレントゲン検査のオーダーを受けた裕乃(広瀬アリス)は、赤ちゃんの検査にしり込みし、軒下(浜野謙太)に助けを求める。

そこで、3ヵ月前にも右上腕骨骨折の疑いで光の検査をしたことを思い出すたまき。

検査の結果、光は鎖骨を骨折しており、虐待の疑いが……。

ドラマ『ラジエーションハウス』第10話あらすじ②

鏑木は、院長の渚(和久井映見)に辞表を提出する。

院長室を後にした鏑木は、椅子に座っていた正一に気づいた。

正一も鏑木に挨拶しようと立ち上がるが、そのとき突然頭痛に襲われ、倒れてしまう。
出典:『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』公式ページ

【ネタバレ】『ラジエーションハウス』第10話の感想

虐待の疑い

唯織(窪田正孝)の元へ、放射線科の世界的権威である恩師・ピレス教授(Dutch)からメールが来ていて読影のアプリを開発するのでチームに加わってほしいと要請されていました。

一瞬顔色が曇ったように見えましたが、必要とされている点においてはとても喜ばしいことです。

第9話で鏑木科長(浅野和之)は違う病院を紹介されていましたが、家族からは煙たがられています。

医院長を任されることになったのは嬉しいことですが、本当にすんなり話は進んでいくのでしょうか。

そして、甘春病院に新しい患者さんがやってきます。

泣いている赤ちゃんを連れてお母さんが病院にやってきていますが、どれだけあやしても泣き止む様子はありません。

一方で、杏(本田翼)は手術の経過も良く復帰することを誰もが願っていますが、唯織は辻村先生(鈴木伸之)に対して対抗心を抱いています。

みんなが話していると、病院を眺めていた前医院長であり、杏のお父さんでもある正一(佐戸井けん太)が、ラジエーションハウスにやってきますが、唯織は杏のお父さんであることは気づいていません。

唯織と裕乃(広瀬アリス)以外は前医院長のことを知っているので挨拶をしました。

ですが、正一はどうして病院にやってきたのでしょうか。

病気の原因

実は、正一は「うつ病」と診断されていました。

一方で先ほど泣いていた赤ちゃんは、一向に泣き止む様子もないため、一度辻村先生の診察を受けています。

そこでは何も異常は見られなかったのですが、しっかりとした原因を探るために検査をすることになりました。

鏑木科長は違う病院に移るため、医院長に対して退職願いを提出し、すんなりと受け入れてもらいました。

しかし、その帰り際にロビーで鏑木科長は正一と会い、鏑木科長の前で正一は倒れてしまいます。

うつ病でここまでなるとは思えないので、もしかすると他の原因が隠されている可能性があります。

杏は連絡を受けてすぐに駆けつけます。

頭痛はすでに治っていましたが、半年前に検査をしたときには頭痛の病変は見つからなかったのです。

そこで、精神的な病気だと診断しうつ病と診断したそうです。

唯織は力になりたいと正一の半年前の画像を見ていますが、確かに何も病変は見つかりませんでした。

泣き止まない赤ちゃんの光くんを検査することになったのは裕乃ですが、しり込みをしてしまい軒下(浜野謙太)にフォローを頼み込みます。

ですが、たまき(山口紗弥加)は以前にも光くんの検査をしたことがあり、その時は「右上腕骨骨折疑い」で、検査では骨折していました。

そのことも含め、虐待の可能性があるのではないかと疑われていました。

赤ちゃんは骨が柔らかくて骨折することは少ないそうなのですが、裕乃はうまくできないのでたまきが検査をすることになり、今度は「鎖骨骨折」であることが判明。

唯織は光くんのアレルギーを見て「卵アレルギー」になっていることに気づきます。

そして、お母さんは光くんを虐待しているのではないか、と疑われていることに悩んでいました。

普通ならば歩いていると思われる年頃なのかもしれませんが、光くんはすぐにケガをしてしまうそうです。

唯織が画像を見ると、足のO脚が他の子よりも目立つという所見でした。

他にも光くんが帽子をかぶっていたことに、唯織は少し不思議そうな顔をします。

子どもは紫外線の影響を受けやすいので、紫外線対策は大事になってきますが、光くんは紫外線の対策をしっかりしていたということになります。

ですが、再度検査した結果、光くんは「くる病」という病気で、ビタミンのDの欠乏や異常代謝によって軟骨の成長が上手くいかなくなってしまうのです。

ビタミンDを摂取することで、改善されるということなのでよかったです。

再検査

しかし、バスで帰宅している途中にまたも光くんが意識を失ってしまいます。

唯織も光くんの足を気にして、もう一度読影をしています。すると、ある異変を感じたのです。

唯織は救急搬送されてくる光くんの元へ急いで向かいます。

心機能が著しく低下しており、骨が石灰化してしまって「神経芽腫」という症状を引き起こしている可能性があります。

そして、この症状が起きてしまうと、いつ呼吸に障害が出てきてもおかしくない状態です。

光くんの胸腹部CTを撮影させてほしいと唯織が頼みますが、鏑木科長は認めようとはしません。

しかし、杏や辻村先生の頼み込みもあり検査のオーダーが出ました。

ラジエーションハウスのメンバーも検査をするだろうと準備をしていました。

やはり検査の結果は「神経芽腫」でしたが、脊髄に近いため手術するのは困難、かつ手術をして少しでも間違ってしまえば神経を傷つけることになります。

なので、辻村先生たちは手術はできないという決断に至ります。

しかし、鏑木科長が見た画像では、脊髄には「神経芽腫」は進展していませんので手術ができることになりました。

無事に手術が成功し安心したようにラジエーションハウスのメンバーは帰宅していきました。

たまきも光くんのお母さんのことが気になり、病室まで訪ねて行きました。

そこで、たまきはお母さんの悩みを聞きながら、「誰でも完璧ではなくて周りを見れば理解してくれる人や支えてくれる人がいる」と伝えると、お母さんは泣いてしまいました。

一方で唯織は、正一が以前に自転車に衝突されてレントゲン検査を受けていたことが気になりました。

何も映像には異常はなかったのですが、裕乃が準備していた造影剤が漏れている可能性に気づきます。

正一が飛行機に乗っていなかったかを聞くと、軒下は乗っていたと話しました。

そこで、唯織が予想した病気で間違いないと杏の元へ急ぎます。

次の日、さっそく検査を行うことになりましたが、そこで分かったのは「慢性的な硬膜下血種」であることと、唯織は髄液漏れの検査を行うと言いました。

『ラジエーションハウス』第10話まとめ

次回、最終回を迎える『ラジエーションハウス』ですが、杏のお父さんの病気とはいったい何なのでしょうか。

そして今回の幼児の検査には、凄く時間も技術もいることや、お母さんが自分を責めてしまう気持ちもよく分かります。

自分の子供がこんなに辛い思いをしないといけないのは自分のせいだと責めてしまい情けなくなります。

今回の『ラジエーションハウス』は、いつも以上に入りこんでしまいました。

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼次回第11話(最終回)も続けて読む▼