『エール』第22週106話あらすじ・ネタバレ感想!作詞の依頼を拒否した鉄男、家族の愛を知らない男の苦しみとは?

『エール』第21週106話

出典:『エール』公式ページ

昭和26年になると、人々の生活は豊かさを取り戻しつつあり、それぞれが充実した日々を過ごして行く中、鉄男(中村蒼)に映画の主題歌の作詞の依頼がやってきました。

「家族の絆」がテーマだと言われるのですが、家族の愛情など知らない鉄男は依頼を断ります。

自分の中にないものを書くことができないと悩むと、鉄男は二郎(北村有起哉)に相談します。

そして、鉄男が作詞の仕事を断ったと聞かされた裕一(窪田正孝)は彼を心配し、話を聞くことに…。

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『エール』前回第21週105話のあらすじと振り返り

『エール』第21週105話

出典:『エール』公式ページ

『ラ・ボエーム』を降板し、歌うことから目を背けていた音(二階堂ふみ)でしたが、裕一(窪田正孝)から慈善音楽会の話を聞き「ここで歌ってほしい」と頼まれ楽譜を渡されたことで、やっと笑顔が戻ってきました。

聖マリア園の子供たちと歌の練習をして、着々と準備を進めて、いよいよ本番の日を迎えました。

吟(松井玲奈)、智彦(奥野瑛太)、鉄男(中村蒼)、久志(山崎育三郎)、藤丸(井上美希)、そして華(古川琴音)にも協力してもらいスタートした慈善音楽会。

子供たちは歌を歌ったりハーモニカを演奏し、最後は裕一が登壇して音と共に「蒼き空」を歌います。

自身の半生、裕一と共に歩んできた音楽の道を思い返し、その思いを歌に乗せて歌い上げると会場は拍手喝采。

ギクシャクしていた華との関係も無事修復されたのでした。

【ネタバレ】『エール』第22週106話あらすじ・感想

豊かさを取り戻しつつある日本の中、裕一(窪田正孝)たちの生活は

昭和26年。

人々の生活は豊かさを取り戻しつつありました。

音(二階堂ふみ)が朝からパンケーキを作ると、華(古川琴音)はトマトを採りに庭へ。

『エール』第21週106話

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すると裕一(窪田正孝)が謎の動きをしているのを目撃してギョッとします。

どうやらラジオ体操の曲作りの依頼のため体を動かしていると言うのです。

『エール』第21週106話

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KAMUI

え、ラジオ体操も裕一なの?小さい頃だいぶお世話になりました。もしかしたら一番馴染みのある曲です。

裕一は作曲の仕事三昧。

音は聖歌隊で歌を歌い、華は看護婦になるという夢を叶えるため、看護学校へと通うことを決意していました。

華が夕飯の席で鉄男(中村蒼)に「人の役に立ちたいから」と理由を言うと、裕一が「華は優しいし看病されるとすぐ元気になれるからすごく良い看護婦さんになれると思うんだ」と話し出し勢いは止まりません。

KAMUI

裕一の親バカぶり健在!渉(伊藤あさひ)とはどうなったのかな~?というのがちょっと気になるところです。

鉄男(中村蒼)と家族

食事の席で、華は小さい頃の鉄男はどんなだったのかと聞いてきます。

すると裕一は、強かったし怖かったと、喧嘩ばっかりしていた鉄男のガキ大将時代のことを話します。

全部ふっかけられた喧嘩で自分から挑んだことはないと話すと、華に「親に怒られなかった?」と聞かれ、鉄男は黙ってしまいます。

さらに「兄弟は?」と聞くも、裕一はこれをさえぎり話題を変えてしまうのでした。

KAMUI

魚が売れないと殴られ、最終的には夜逃げをした過去。振り返りたくないですし、思い出すと胸が痛くなるだろうなというのが伝わってきました。

ある日、鉄男にディレクターとなった杉山あかね(加弥乃)から映画の主題歌の作詞の依頼がやって来ます。

『エール』第21週106話

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しかしテーマが「家族の絆」と聞くと、鉄男は「考えさせてくれ」と言って、この話を断るのでした。

肩を落とす鉄男(中村蒼)に二郎(北村有起哉)は助言する

自分の中にないものをテーマにされると困ってしまう鉄男。

KAMUI

これは「暁に祈る」の時もそうでした。

悩んだ鉄男は屋台から店となった智彦(奥野瑛太)のラーメン屋さんへ。

そこでは二郎(北村有起哉)が先に智彦のラーメンを堪能していました。

まもなくすると吟(松井玲奈)がラーメン屋を手伝うケン(松大航也)を迎えに来ます。

『エール』第21週106話

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正式に智彦と吟の息子となったケンは、吟に「勉強をしなさい」と言われ、引きずられるように帰っていきました。

KAMUI

ケンの成長っぷりが半端ない!吟よりもずっと背が伸びてるじゃないですか!2人がしっかり育てたんだなとしみじみ思っちゃいます。

今や鉄男は、木枯(野田洋次郎)と共に多くのヒット曲を発表しており無敵コンビだと二郎は言います。

すると鉄男はこんなぼやきを…。

「裕一は何でも書く。俺は自分の中にないものは書けない」

二郎は「裕一は感情を寄せて書くから書ける。そしてあれだけ人のことを真っ直ぐ受け止めることができるのは、愛情に恵まれているからだろう。」と言います。

『エール』第21週106話

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そして、愛情が欠けていると、自分の愛し方もわからんとも…。

しかし自分たちには想像力があると言い、二郎はラーメン屋を後にするのでした。

KAMUI

自分の中から出た言葉の強さは明確。だからこそ羨ましいですよね。想像力って言われても、今の鉄男には厳しそうです。

仕事のペースを落とそうと語る鉄男(中村蒼)に、裕一(窪田正孝)は一緒に仕事をしようと福島へ

あかねから鉄男が仕事を断ったと聞いて驚く裕一。

さらに驚いたのは、鉄男が行き詰まっているとあかねから聞かされたことです。

「心配するんだ…。」と裕一が口にすると、あかねは「大事な作詞家の1人ですから」と慌てて返します。

KAMUI

え?あかね→鉄男を感じたというのですか裕一!

ジャズ喫茶となったバンブーでコーヒー豆を楽しむ鉄男の元を訪れた裕一は、鉄男から「忙しかったから仕事のペースを落とそうと思って…」と聞かされます。

『エール』第21週106話

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そんな彼に祐一は作詞の依頼をしました。

母校から、校歌を作ってもらいたいという依頼を受けた裕一は、鉄男と共にこれを作りたいと言うのです。

依頼主からは、完成したらぜひ福島にも来てほしいとも伝えられた2人。

彼らは藤堂(森山直太朗)の墓参りもかねて、福島へと里帰りすることを決めるのでした。

KAMUI

この旅が、鉄男にとって忘れられない旅になるようです。

『エール』第22週106話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

家族に恵まれていなかった鉄男からすれば、これは苦しいテーマでしょう。

しかしこれも作詞家として鉄男が乗り越えていかないといけない道。

彼が母校の曲を書き、福島へと里帰りすることで、何かしら経験することになるのでしょう。

忘れられない旅になるともいう今回の里帰り。

一体どんなことが起こるのでしょうか?

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