『ラジエーションハウス』第3話あらすじ・ネタバレ感想!結婚前の女性(内山理名)に判明した大きな事実

出典:『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』公式ページ

今回の『ラジエーションハウス』第3話では、女性は今やいつでもなり得る病気に関してです。

結婚する前に、大きな事実が分かってしまい、ひとりの女性の人生が左右されます。

そして、今回はたまきさん(山口紗弥加)にもある事実が判明します。

それでは、『ラジエーションハウス』第3話をレビューしていきたいと思います。

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『ラジエーションハウス』第3話あらすじ

唯織(窪田正孝)は、甘春総合病院の放射線科入局説明会で挨拶をする杏(本田翼)の姿を見に行く。

堂々と話す杏に見とれる唯織。

しかし、杏が整形外科医の辻村(鈴木伸之)と食事に行ったことを偶然知り、ショックを受けてしまう。

同じころ、裕乃(広瀬アリス)は、マンモグラフィ検査に苦戦していた。

そこに、結婚を控えた女性誌編集者・葉山今日子(内山理名)がやってくる。

今日子は、母と祖母がガンに罹患していることから毎年検査を受けていた。不安そうな今日子を和ませようと話しかける裕乃。

だが、それを聞いていたたまき(山口紗弥加)から「ここはおしゃべりを楽しむ場所じゃない」と叱られてしまう。

『ラジエーションハウス』第3話あらすじ①

今日子は、日本人に多いデンスブレスト――乳腺密度が濃い女性だった。

読影した杏は、鏑木(浅野和之)に相談したものの、病変が見つからないことから『異常なし』との診断結果を下す。

一方たまきは、友人から相談されたと言って、杏に1枚のマンモ画像を見せる。

杏は、右胸にある腫瘤が悪性の可能性を否定できない、として再検査をした方が良い、とたまきに伝える。

『ラジエーションハウス』第3話あらすじ②

そんな中、唯織は、今日子のマンモ画像に目を止める。

何かに気づいた唯織は、今日子の後を追いかけ、なるべく早く超音波検査を受けてほしい、と伝えた。

その夜、たまきは、裕乃に声をかけ、自ら被検者となってマンモグラフィ検査の練習をさせる。

するとたまきは、その画像をこっそり持ち帰り……。
出典:『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』公式ページ

【ネタバレ】『ラジエーションハウス』第3話の感想

デンスブレスト

診察にかけられる時間は3分しかないと言われています。

ですが、実際はそれ以上にかかりますし、少しでも協力して診療時間をとる方がいいのです。

女性特有の病気を見つけるために行われるマンモグラフィー検査に苦戦している裕乃(広瀬アリス)。

マンモグラフィー検査は、予想以上に痛みを伴いますが、きちんと検査できていないと見つけられない病気があります。

一人の女性・葉山今日子さん(内山理名)が結婚する前に検査をしようと甘春病院を訪れていました。

今日子さんは、お母さんも祖母も乳がんになっており、自分も可能性があるのではないかと不安になっています。

今日子さんの検査で、裕乃は緊張しているので気を楽にしてもらおうと話しかけます。

ですが、たまき(山口紗弥加)からは迅速かつ時間がないので早く検査を行いたいがために怒られてしまいます。

検査の結果、今日子さんは女性の今や半数が持っているという「デンスブレスト」であることが分かりました。

「デンスブレスト」とは乳腺の密度が濃いので、エコー検査などを併用して行う必要があります。

ですが、今の短い診療時間にまた患者さんが増えてしまうと大変なことになる、と杏(本田翼)は言います。

そして、「デンスブレスト」で病変が見つかりませんから、なかった場合は「異常なし」とされてしまいます。

その結果、診断が遅れてしまい乳がんは進行してしまった状態で見つかります。

患者は「異常なし」と診断書に書かれてしまうと、それを信じるしかないのです。

信用しているはずの医師に「異常なし」と言われてしまうと、患者は何も本当の病気を知れません。

たまき(山口紗弥加)の不安

たまきは杏にある画像を見せて、読影してもらっていますが、画像を見る限り腫瘍があると診断されます。

友達の物であると言い張りますが、「画像だけでは分からないので、検査を受けてほしい」と助言されます。

裕乃に対しても、まだまだマンモグラフィー検査をひとりで任せることはできません。

画像は正確に受けれていない可能性も否定できませんでした。

夜食を買いに行き帰ってくると、裕乃がマンモグラフィー検査の検査の練習をしていました。

どうしても自分の病気が気になってしまい、実験台になってあげようかと裕乃に言います。

正確に撮影するためには練習が必要なのですが、たまきは自分の画像を見て腫瘍が確実にあることを確認します。

裕乃に見られる前にUSBに移してしまいます。

裕乃は自分が検査した画像を見ようと探しますが見つかりません。

すると出てきた画像を見てみると、裕乃は異常を発見します。

正確な検査

今日子さんは、唯織から「デンスブレスト」であることを伝えられます。

そのことで不安になってしまい、後日唯織の元を訪れました。

結婚前なので、とても不安になることは確かにあります。

だけど、「デンスブレスト」であることを告知せずに、「異常なし」にすることはどうなのかと疑問に思われます。

そして、今日子さんは正確な診断結果が欲しいと超音波検査も受けることにしました。

毎年欠かさずに検査を受けていたので、この検査が今まで無意味だったとされると涙が出てきてしまいました。

唯織の「自分の命を守るのは自分しかいない」と言われ、杏たちの心が動き始めました。

技師長は裕乃が見ていた画像を見て、何かあると感じます。

その画像をたまきが持っているのを見て、たまきの画像であることを確信しました。

早く検査を受けるべきと話しました。

唯織が超音波検査をし始めましたが、今日子さんが今まで受けてきた検査は無駄ではなかったと話します。

曖昧な診断はもう二度と聞きたくないと今日子は全てを話してほしいとお願いします。

裕乃は超音波検査を受けて欲しいと懇願します。

唯織は少しの病変を見逃さずに、造影剤を使ったMRI検査を行わせてほしいとお願いしました。

自分が発見できなかったので、外科の先生は認めようとしません。

これで病気が発見されれば、自分のミスとも言われかねないからです。

杏はこの検査で「一人の女性の命が救われるかもしれない」と助言します。

そこで、検査が行えるようになりましたが、たまきは待合室で待つ今日子さんの不安を見抜きました。

一方でたまきの超音波検査を行うことになりました。

裕乃は不安そうな顔をしていますが、たまきは正確に診断できるように教えています。

たまきに腫瘍があることは超音波検査でも確認できましたが、別のあることがわかりました。

たまきの腫瘍は悪性の物ではなく、良性の腫瘍であると判明しました。

静かに安心し、たまきは涙を流しました。

そして、一生懸命検査をしてきた今日子さんに分かったのは「蜘蛛の巣状になっている乳がん」が発見されました。

彼女は毎年検査を受けていたにも関わらず、乳がんになってしまっていました。

外科の先生は、「全摘すれば大丈夫」と軽く話しました。

でも、今日子さんにとって結婚する前に全摘出するということがどれだけ辛いのか分かっていません。

だけど、婚約者の男性はこれから先も今日子さんと一緒にいたいと言ってくれました。

『ラジエーションハウス』第3話まとめ

今まで判断されなかった「デンスブレスト」という病気が分かり、乳がんであることも判明しました。

これが、どれだけ苦しいことなのかもっと分かってほしいです。

少しでも女性の痛みを分かってあげて、早くに判断できればこんなに泣く必要はなかったのです。

もっと、慎重になってほしいのが願いです。

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