『エール』第11週55話あらすじ・ネタバレ感想!死を前にした三郎が裕一に頼んだこととは…?

『エール』第11週55話

出典:『エール』公式ページ

三郎(唐沢寿明)のために曲を奏でようと、音(二階堂ふみ)にハーモニカを買ってきてもらった裕一(窪田正孝)。

さっそく部屋へと入ると、三郎は危篤状態。

自分がもうすぐ死ぬことをわかっていた三郎は、浩二(佐久本宝)に関するある頼み事をしていたのです。

3日間眠り続けた三郎が目を覚ますと、彼は浩二と2人きりにしてくれと言います。

三郎が最後に何を語るか、彼の最期の言葉と切なく響くハーモニカの音。

涙なしではいられません。

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『エール』前回第11週54話のあらすじと振り返り

三郎(唐沢寿明)が末期の胃がんだと知らされた裕一(窪田正孝)は、何かしてほしいことはないかと聞きます。

東京の医者に見せられたらなど、色々と考える裕一と音(二階堂ふみ)。

しかし、できることはありません。

だからこそ、再びまさ(菊池桃子)にお金を渡そうとするのですが、「もう家族じゃないんだから」と浩二(佐久本宝)はこれを突っぱねます。

兄弟でこんな騒ぎをしていると、三郎は目を覚まし、裕一を連れ出して神社へ。

そこで三郎は裕一に、あることを了承してほしいと言うのです。

三郎が了承してほしいこととは一体…。

【ネタバレ】『エール』第11週55話あらすじ・感想

兄との確執に向き合う浩二(佐久本宝)は、またもりんごを作ろうと頭を下げる

製糸業を営む畠山(マキタスポーツ)の所へ再び足を運んだ浩二(佐久本宝)ですが、明らかに前の日より元気はありません。

「昨日の威勢はどうした」と聞かれると、浩二は自分の胸の内をつらつらと語り始めるのです。

「父や兄、世の中を見返すためなら何でもよかった。だからこそ、店を任されてうれしかった。しかし、結局自分は何者にもなれなかった」と…。

すでに福島の農家は生活苦に陥ると故郷を離れていってしまう。だからこそ、残された自分たちにできることはないかと思い、りんご栽培を提案したのです。

浩二が前の日に置いて行った書類に目を通していた畠山は、よく調べてあると評価。

隠居するのも早い。これからの人生、何か新しいことを挑戦するのも悪くないと思い、りんご栽培に挑戦すると言ってくれたのです。

自分の願いを受け取ってもらえたことで、浩二は驚きながらも喜び、畠山に頭を下げるのでした。

KAMUIKAMUI

福島がリンゴ栽培を始める瞬間か…。歴史が大きく動いた感ですね。

父の死を隠す浩二(佐久本宝)たちと、自身の苦しみを隠す三郎(唐沢寿明)

ハーモニカが聞きたいと言っていた三郎(唐沢寿明)のために、裕一(窪田正孝)は音(二階堂ふみ)にハーモニカを買ってきてもらいます。

さっそくハーモニカを持って部屋に入りますが、なんと三郎は危篤状態。

急いで医者を呼び、薬で眠るが、このまま逝ってもおかしくないと言われてしまうのでした。

急いで戻って来た浩二は、もっとちゃんと病気のことを話しておけばよかったと後悔しますが、すでに三郎は自分がもう長くないということを知っていました。

その証拠に、腕には痛みに耐えるために何度も何度も噛んだ跡が…。

文句の一つくらい言えよと、浩二はやるせない気持ちになります。

KAMUIKAMUI

反物を着てるから気づきませんでしたが…三郎自身も心配かけまいと頑張っていたんですね。

その日から、裕一、浩二、まさ(菊池桃子)の3人が交代で三郎のそばに。

そして3日が経ったとき、裕一が眠る三郎の隣で「父さん…いつも僕の味方だったよね。周りに何を言われても庇ってくれた。まだ恩返しできていない。お願いだからさ…」と呟きます。

すると三郎は目を覚まし「だから…なんだ?」と言葉を返します。

三郎が起きたと言ってまさと浩二を呼ぶ裕一。

すると三郎は、浩二と2人きりにしてくれと言います。

三郎(唐沢寿明)は裕一(窪田正孝)に頼みごとをし、浩二(佐久本宝)に…。

浩二を部屋に残した三郎は、「散々迷惑かけたな」と謝り、店を継いでくれたときの喜びも伝えます。

本当は裕一の方がよかったのだろうと浩二は言いますが、「あいづは音楽しか能がねぇんだから」と諦めていたことを話すのでした。

裕一と三郎が音楽の話で盛り上がり、話題に入れなくて辛かったという思いを吐露する浩二。

しかし、三郎からすれば、音楽があったから裕一と話すことができたのです。

浩二とは何もなくても言いたいことを言い合ってきたと話す三郎。

そして、三郎は浩二に言います。

「俺が死んだら、喪主はお前だ。喜多一を継いだ奴がこの家の主。家長だ。家も土地も全部おめえが引き継げ」

三郎が神社で裕一に承諾してほしいこととは、自分のすべてを浩二に継がせたいということだったのです。

三郎は何度も頭を下げますが、裕一は父さんの好きにしていいと言って承諾。

そして、三郎は浩二に対し、改めてすべてを譲ると伝えました。

これを聞いた浩二は涙が止まらず「なんだよ…口約束ばっかし」と返します。

「だから騙されるんだよ」

「お前は俺を騙さない」

「長生きしないと分かんないぞ。俺のこと、ちゃんと見張ってろよ。もっと長生きしてくれ。生きてくれ…」

「おめぇ、いいやつだな」

ふたりの会話を縁側で聞きながらハーモニカを吹く裕一。

涙をこらえながら父との神社で語った最後の言葉を思い返すのでした。

「おめぇらのおかげで…いい人生だった。ありがとうな…ありがとう」

その夜、三郎は安らかに息を引き取りました。

KAMUIKAMUI

やり残したことはないという感じで幕を閉じた三郎。ありがとうなは涙腺崩壊のパワーワードですわ!

実家を離れる裕一(窪田正孝)は、東京へ帰る前にあの人の元へ…

東京へと帰る日がやって来た裕一と音。

まさはいつでも帰っておいでと言い、浩二は美味しいリンゴができたら送ると言ってくれました。

無事に和解した兄弟。

そして、裕一はその足で東京へ帰る前に、とある人の所へと向かうのでした。

それは、自分が養子になる予定だった茂兵衛(風間杜夫)のところです。

葬儀の時に花を送ってくれた茂兵衛に感謝をすると共に、裕一は迷惑をかけたこと、そして期待に沿えなくてごめんなさいと頭を下げます。

すると、厳格だった茂兵衛は陶芸の土と向き合いながら語ります。

「いいだろう?この曲線。本当はずっとこれがやりたかった。没頭できるってのは良いことだな、ちっとも飽きない。好きなことだけで飯を食う奴なんざ一握り。せいぜい気張って、カミさんと子供に苦労をかけるんじゃないぞ」

そして裕一たちは、茂兵衛が作った夫婦茶碗を貰うのですが…パッと見、どっちがどっちかわかりません。

「これ、どっちがどっち?」

「見ればわかっぺ!」

裕一と音は笑いながら、これを受け取るのでした。

KAMUIKAMUI

おそらく、どっちかわからない。が、ここは笑って済ませる。こちらも和解ができて良かったです。

『エール』第11週55話まとめ

三郎…惜しい人を失くしてしまった気持ちです。

しかし、これがきっかけで裕一の中にあったつっかかりがなくなったように感じました。

裕一としては、これで胸を張って福島から出てきたと言えそうですね。

帰れるところがあるのは幸せなこと。これがまた裕一の曲の新しい糧になるでしょう。

これからまたどんな物語が続いて行くのか楽しみです。

しかし、来週は特別編3本立ての様子。どうしてこのタイミングで…。

どれも楽しそうなので楽しみたいと思います。

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