『エール』第12週60話あらすじ・ネタバレ感想!歌手になれば恋人は傷つく。双浦環の決断は…。

『エール』第12週60話あらすじ・ネタバレ感想!歌手になれば恋人は傷つく。双浦環の決断は…。

出典:『エール』公式ページ

蝶々夫人のオーディションを受け、音楽業界から注目される環(柴咲コウ)が人気者になる一方、ただの凡人という評価を受ける今村(金子ノブアキ)。

今村は、環が人に評価されていく度惨めになり、だんだんと苦しくなっていきます。

ついには、自分のために歌を諦めてくれと言われる環。

悩む環の選択は…そして2人の運命は…。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『エール』前回第12週59話のあらすじと振り返り

『エール』第12週59話

出典:『エール』公式ページ

音(二階堂ふみ)が役を降り、学校を辞める時、夢も子供も夫婦できちんと育んでいくと言われた時、環(柴咲コウ)はパリへ留学していた時のことを思い出します。

オペラ歌手になろうと音楽学校へ行って奮闘する環はこの時、将来有望の若手画家・今村(金子ノブアキ)という男と恋に落ちました。

今村が、画家として大きなチャンスを手にしようとしていた時、自分も頑張らねばと思った環。

友人の里子(近藤はな)からプッチーニが日本人女性とアメリカ人の恋物語を描いたオペラ『蝶々夫人』を上演すると聞くと、オーディションを受けるため単身でイタリアへ。

日本人というだけでクスクスと周りから笑われながらも、自分を表現した環は、見事一次審査を通過。

この喜びを今村に報告すると、表面上は喜んでくれました。

しかし、彼女を抱きしめた時、今村の顔から笑顔が消えるのでした。

【ネタバレ】『エール』第12週60話あらすじ・感想

認められる環(柴咲コウ)と貶される今村(金子ノブアキ)の間に生まれるのは愛ではなく嫉妬

環(柴咲コウ)が順調に歌手として頭角を現し始めている時、今村(金子ノブアキ)は新聞に「ただただ凡庸。すべてがものまね。若き日本人画家への期待は裏切られた」と酷評されてしまいます。

社交場に行けば、今村の元にやってくるのは、環を紹介してほしいと言う人ばかり。

あのプッチーニにも目を付けられ環は引っ張りだこになりますが、今村の苛立ちはより高まっていきます。

『エール』第12週60話

出典:『エール』公式ページ

オーディションを受けないかと言われ、行ってもいいかどうかを環は聞きますが、夫婦じゃないんだから好きにすればいいと言って、今村は彼女を突き放します。

「嬉しくないの?」と環が聞くと「嬉しいに決まってるだろ!」と声を荒げて返します。

KAMUI

芸術家としての、男のプライドかなぁ。

個展を開かないかと喜ぶ今村(金子ノブアキ)。しかし環(柴咲コウ)はオペラハウス。天才画家の絵と心はズタズタに

傷心の今村の元に舞い込んできたのは、個展を開かないかという話。

それは、環たちがいつも通っているカフェ。

これに喜んで部屋へと戻ってくると、舞台の結果を持って待つ環がいました。

泣き崩れたところを見ると、ダメだったのだと察した今村は彼女を優しく抱きしめます。

しかし、環が泣いたのはオーディションに落ちたからではなく、合格をしたから。

これで環は蝶々夫人を演じるため、オペラハウスの舞台に立つのです。

環が成功を手にしたことで、今村は喜ぶどころか悔し涙。

傑作だ、馬鹿みたいだと嘆きます。

「君と何が違う。」そう言って今村は自身の絵をナイフで傷つけ始めるのです。

環は「あなたには才能がある」と言って彼を止めようとしますが、彼からは「その優しさが人を苦しめる」と言われ彼女は混乱します。

『エール』第12週60話

出典:『エール』公式ページ

「君といるとどんどん嫌なヤツになる…耐えられない…。歌を諦めてくれ。愛してる。頼む。」

今村はうなだれながら環に言うのでした。

KAMUI

裕一(窪田正孝)だったら素直におめでとうというだろうなぁと考えてしまいます。

歌手になる夢と今村(金子ノブアキ)という恋人。環(柴咲コウ)が選んだのは

歌を諦めてくれと愛している人から言われた環。

私は光でいたいがそれは傲慢なのかと、フィリップ(ピーター・フランクル)に聞きます。

すると彼は「自分に嘘をつくことが最大の罪です。それでいい、それが君の人生だ」と答えました。

『エール』第12週60話

出典:『エール』公式ページ

そして翌年の春。

環の蝶々夫人の公演は成功だと新聞に掲載されます。

『エール』第12週60話

出典:『エール』公式ページ

そして今村は個展を開くのですが、ある画商が一枚の絵を売ってほしいと声をかけてきました。

今村「その絵はダメです」

画商「この絵だけは素晴らしい」

今村「ありがとう、でもその絵はダメなんです」

画商「この絵が描けるなら、まだ将来はあると思うが」

今村「それは無理です。そんな女性にもう巡り合えないから」

今村が頑なに売らないと言ったその絵は、蝶々夫人を演じた環の姿だったのです。

KAMUI

中途半端な絵ではなく、環を描いたその絵には確かに愛がこもっていたように感じます。

『エール』第12週60話まとめ

結局環は恋人を捨て、歌手の道を選んだということなんですね。

そんな過去があるからこそ、音が進む道を聞いて驚いたような表情をしたのかもしれません。

音と裕一なら、お互いの成功を望み、手と手を取り合って頑張っていくことができそうです。

孤高の存在として歌い続ける双浦環。

一生結婚しないなんて保証もありませんけど、音や裕一と共にこれからの活躍が楽しみです。

楽しかったアナザーストーリーはこれで終了。

次週からはまた物語が進んでいくのですが…どうやらキラッキラな1週間になりそうで!黄色い声援を上げる準備はできていますよ!

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼次回61話も続けて読む▼