『スカーレット』第9週(第54話)あらすじ・ネタバレ感想!喜美子に新しい出会いの予感…?

朝ドラ『スカーレット』第9週(第54話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

深野(イッセー尾形)たちが信楽を離れる決意をする中、喜美子(戸田恵梨香)は丸熊陶業に残ることを決意します。

そして絵付師としてこれからも働くことを条件に、喜美子は敏春(本田大輔)にある要求をしたことで、彼女は晴れて信楽初の女性絵付師と胸を張って言えるようになりました。

季節が変わって秋になると、喜美子がデザインした火鉢の試作品が完成。

我が子のように可愛がる喜美子の姿はとても微笑ましいです。

これを八郎(松下洸平)にも見せようと商品開発部と足を運んだ喜美子は、またも心を奪われたように何かを見つめます。

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世間的には深野(イッセー尾形)たちは丸熊陶業をクビになったと思われたことに喜美子(戸田恵梨香)は怒りが爆発。

いくつになってもチャレンジをする素晴らしい人だと豪語します。

すると常治(北村一輝)は、仕事が楽しいなんて一度も思ったことがない。それでも働かないといけない。

しかし、百合子(福田麻由子)の進学の費用も出してやれない自分の不甲斐なさを吐露し、そんなに深野がイイなら出て行けとまで言います。

そして火祭りの火。

八郎(松下洸平)や深野と共にたいまつを担ぎ、神社にお参りをする喜美子は、今回の物語に繋がる決意をするのでした。

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【ネタバレ】『スカーレット』第9週(第54話)あらすじと感想

名実ともに信楽初の女性絵付師となった喜美子(戸田恵梨香)を喜ぶ深野組

火祭りが終わり、喜美子(戸田恵梨香)は自分の決意を伝えるべく、敏春(本田大輔)のいる丸熊陶業の事務所に足を運びました。

そこで喜美子は、これからも絵付師として丸熊陶業で働くと言います。

マスコットガールのミッコーでもキッコーでもなんでも構わない!そう言ってくれたおかげで、敏春はホッとします。

しかし、喜美子の話はこれだけではありません。

これからは1人で絵付師として働く。

誰かの弟子ではない!つまり、賃金アップをしてほしいと喜美子は交渉します。

これを聞いていた加山(田中章)は「女のくせに」「中卒の分際で」と言いますが、敏春は喜美子の要求を呑んでくれたのです。

養わないといけない家族がいる、電話も大野商店や丸熊陶業からいつも繋いでもらうのも申し訳ないということも伝えると、養ってくれる旦那を見つけたほうがいいんじゃ?みたいな皮肉を加山から言われますが、喜美子は無視!敏春に訴えかけた結果がこうです。

このことを深野(イッセー尾形)たちに報告したところ大喜びです。

これで喜美子は名実ともに信楽初の女性絵付師となったのです。

KAMUI

結局、喜美子の賃金が少なかった理由は全部だったわけです。敏春としては弟子だから。加山としては中卒であることと女であること。子供や妻を養うために働くという考えだら、喜美子はこれに当てはまらないと思ったんでしょうね。それはもう古い考え。だからこそ敏春は認めてくれたように思えました。

そして今回の賃金アップは、深野にとっても嬉しいことだったでしょう。これで喜美子も好きなことで食べていくことができるわけですから、師としては誇らしい気持ちも生まれたのではないかと思います。

喜美子(戸田恵梨香)の賃金アップにより、百合子(福田麻由子)の高校進学が叶う!

喜美子の賃金が上がったことで、百合子(福田麻由子)は念願の高校進学を叶えます。

幾度となく常治(北村一輝)がちゃぶ台を返そうとするのを阻止しながらやっと納得させたようです。これもすべて喜美子のおかげです。

出て行けー!と言った手前、常治も最初は喜美子がこのまま出て行ってしまうのでは…と不安もあったようです。

しかし、喜美子としては汗疹の父親を放って出ていけないと決断しました。

KAMUI

結局、娘大好きな常治。百合子は家庭科の先生になる夢に繋がる道を得たのだから、あとは頑張るだけです。

進路希望調査に「就職」ではなく進学したい学校名を書くことができて、とても嬉しそうです。本当に喜美子の手柄はすごい。

秋になり、照子(大島優子)はお腹の我が子を、喜美子(戸田恵梨香)は初めてデザインした火鉢のサンプルをスリスリ

怒涛の夏が終わり、秋になりました。

丸熊陶業では、火鉢よりも植木鉢の方が多く作られるようになる中、喜美子がデザインをした火鉢のサンプルが完成したのです。

この日をどれだけ待っていたか。

喜美子はもちろん、敏春も照子(大島優子)も同じ想いです。

にしても照子のお腹がずいぶん大きくなりました。

干し芋を食べながら見ようとすると、喜美子は怒り出しました。

しかしまぁ、照子が本当に見たいのは完成品を見て喜ぶ喜美子の笑顔だったのです。

布を開けると、そこには見事な赤色の火鉢。

モダンで、青いバラや赤いバラがちりばめられた素敵な物となりました。

あまりの素敵さに照子も感動。

ついでにお腹の中の子供も動き出しました。

あまりの嬉しさに、照子はお腹の子供をスリスリ。

そして喜美子は、出来上がった陶器をスリスリし始めます。

KAMUI

女子だなぁ!スリスリって(笑)しかし、喜美子にとっては自分が初めてデザインした火鉢は我が子が誕生したと同じでしょう。そりゃ嬉しくなります。

『スカーレット』のタイトルにふさわしい綺麗な赤い火鉢。売れると良いですね~。というか、普通に花瓶で同じデザインがっても良さそうです。

八郎(松下洸平)にも見せるため、商品開発部へとやって来た喜美子(戸田恵梨香)が見たものは…

デザインした火鉢が完成したら見てみたいと言っていた八郎(松下洸平)のために、喜美子は火鉢を持って商品開発部へと向かいます。

すでに業務時間は終わっているのですが、なにやら八郎は集中して何かをしている様子。

なので、静かに入った方がいいと言われます。

そっと扉を開けて中に入る喜美子。

入り口に背を向けた状態で八郎は粘土をこねて、何かを作っているようでした。

KAMUI

八郎の背中を見つめているように見えて、これはきっと作っている陶器をじっと見ているのだろうなぁと思うのです。

絵付師として一人前になった喜美子ですが、本来は女性初の陶芸家になる物語ですからね。きっとこれはその道へ続く瞬間ですよね?そう期待しています。

『スカーレット』第9週(第54話)まとめ

弟子を卒業して一人前になった喜美子。

賃金アップも叶い、川原家にやっと少し潤いが出るんでしょうね。

…だからと言って酒代が増えては困りますが。

しかし、百合子も自分の望む道に進むことができますし、喜美子は自分でデザインした火鉢を我が子の誕生のように喜ぶ姿はこっちまで笑顔になりました。

来週はどうやら八郎と一緒に土をこねる様子。

陶芸家への一歩ですかね?

そんな中、久しぶりに登場する草間(佐藤隆太)。

どうして直子(桜庭ななみ)に?一体何が起こるのか、とにかく楽しみです。

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