『スカーレット』第10週(第59話)あらすじ・ネタバレ感想!直子の悩みは思春期ならではのアレだった…

朝ドラ『スカーレット』第10週(第59話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

元気をなくし、東京での生活が嫌になって信楽へ戻って来た直子(桜庭ななみ)。

原因は仕事が嫌になったのではなく、恋の悩みでした。

失恋をして傷ついた直子は、誰にも言えず、川原家でたった一人にだけすべて吐き出し、元気を取り戻すことができたのです。

同行してきた草間(佐藤隆太)もまた、台湾に渡ることが決まり、その前に信楽へを訪れたいと思っていたのでいい機会だと喜びます。

そして、喜美子(戸田恵梨香)が作った絵付き火鉢を見ながら、昔のことを話しました。

それからというもの、八郎(松下洸平)のことがより気になるようになるのですが、陶芸に集中できないということから彼は行動を起こします。

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陶芸を教えてもらいたい。名前で呼んでほしいと八郎(松下洸平)に願っているうちに、交際を申し込んでいた喜美子(戸田恵梨香)。

八郎と喜美子の恋愛観の違いが如実に出たのですが、そもそも陶芸をしたいという熱意に必要な話だろうかと2人は考えを改め、喜美子が陶芸をしているところを見る許可を出しました。

そして草間(佐藤隆太)に連れられ、直子(桜庭ななみ)が信楽に帰還。

帰ってくるなり寝てしまうが、起きてくればいつものように空腹を訴えます。

いつもの直子に戻ったように見えましたが、まだ何かある様子。

果たして、東京で何があったのでしょうか?

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【ネタバレ】『スカーレット』第10週(第59話)あらすじと感想

直子(桜庭ななみ)の悩みの原因は痴情のもつれ。大人の話により、喜美子(戸田恵梨香)と百合子(福田麻由子)退場 

東京の仕事で辛いことがあったのだろうと思いましたが、どうやら直子(桜庭ななみ)が「もう無理」と言い出した理由は別にありました。

男女の痴情のもつれ。

なので、まだ子供の百合子(福田麻由子)と恋に無縁な喜美子(戸田恵梨香)は席を外せと言われます。

KAMUI

2人ともめっちゃ聞く姿勢だったのに子ども扱いされた百合子はむくれ、まさかの喜美子も退場で隣の部屋に追いやられました。百合子がむーっとむくれたのは可愛らしい。そして恋バナの話を外された喜美子…お姉ちゃんなのに(笑)

しかし、2人とも戸にピッタリと耳を付けて無言で盛り上がっています。むしろこの方が楽しそうじゃないかと思える感じです。

直子が恋をした相手は、新人指導係の「牛田」という男。

うまくできたら褒めてくれたそうです。

それだけなら別に普通のことですが、どうやら牛田は直子を映画に誘ってくれて、暗い中で見つめ合ったそうです。

「そんでここにチューしてやった」

KAMUI

どこ?どこ?カメラは喜美子と百合子だったのでどこかわかりません。妄想でどこかを想像する喜美子と百合子はもう恋バナ楽しい女子です!

しかし、直子の恋は叶うことはありません。

どうやらその牛田には彼女がいるらしいのです。

だからこんな話は、周りの大人にも、もちろん草間(佐藤隆太)にもできなかったから、信楽に帰ってマツ(富田靖子)だけに話そうと思ったのでした。

KAMUI

マセたガキと言われて馬鹿にされるなんて耐えれませんしね。

しかし、マツはそれは自然なことで、自分のことをよくわかっている、好きという気持ちに気づいて大切にしたいと思ったのはいいことだと言います。あぁ、お母ちゃんの笑顔が優しいです。

マツに話してスッキリした直子は元気になり、「東京戻るわ」と笑顔で言いました。

これを聞いた喜美子も百合子も一安心です。

KAMUI

常治(北村一輝)には聞かせられない女だけの話。お父ちゃんが聞いたら怒鳴るでしょうねぇー。

にしても、彼女いるのに直子を映画に誘ったその男…何を考えているのだろうと、私の怒りの矛先はそっちに行きましたよ。前作朝ドラ『なつぞら』だったら「抹殺」の二文字です。

草間(佐藤隆太)は喜美子(戸田恵梨香)に大事なことを伝え、台湾へと渡る

直子と共に信楽へと帰ってきた草間ですが、実は彼はこれから台湾に渡ることが決まっていたようなのです。

日本を離れる前には信楽にもう一度…と思っていた時、ちょうど喜美子から連絡が…そんなタイミングだったと言います。

おかげで草間の心は晴れ晴れしているのです。

そんな草間に対し、常治は喜美子が初めてデザインした火鉢を見て行ってくれと頭を下げます。

KAMUI

お世話になった先生に自分の娘の成長ぶりを見てほしいと思ったのですね。少し前までベロベロに酔っていたのに、台湾へ行く話を聞いた途端に醒めてこれですから。娘大好きの常治らしいです。

丸熊陶業で火鉢を見た草間は、昔喜美子が描いていたような絵と違い、絵柄だったことに驚きます。

そこから草間は、喜美子は「何かを作り出す作業が好き」だと言い、彼女もこれに納得したのです。

これから陶芸もやると話す喜美子。

さらにお見合いもするんだって?と言われると、喜美子は苦笑い。

陶芸は前向きですが、お見合いは後ろ向きな喜美子に対し、草間は色々な経験をしたらいいと言ってくれました。

それは、第30話で草間が奥さんと再会したことで悲しい想いをしましたが、後悔はないという経験から来るものです。

「好きな人ができると、世界が広がるよ」

そんな言葉を残して草間さんは直子を連れ、東京へと帰っていきました。

KAMUI

「好きな人ができると、世界が広がるよ」という言葉にジーンときました(泣)

見られていると気になる!ということで、喜美子(戸田恵梨香)も陶芸作業開始!

心から好きな人ができると世界が広がるという草間の言葉に感化した喜美子は、陶芸品を作る八郎(松下洸平)の顔をじっと見つめます。

土ではなく、八郎の顔。しかも超近距離です。

KAMUI

やっぱり喜美子、八郎のことが好きなんでしょうね。

粘土じゃなくて顔を見られ続けてかなわんと思った八郎は、粘土を半分にし、喜美子にも陶芸をさせることを決めました。

最初はできないと拒否する喜美子でしたが、「ええからやり」と八郎に言われ、粗練りからスタートします。

最初はうまくできませんが、体全体で練り、片足を引いて上から押すと、八郎が手取り足取り教えてくれたことで、実際に器作りを開始したのです。

KAMUI

真剣に教えてくれる八郎のまっすぐな目と、それに応えようとする喜美子のまっすぐな感じがとてもいいです。ただ、手を添えられてやり方を教わっているところは、内心キャーキャーしそうな展開。

しかし、喜美子はそんな表情はしません。喜美ちゃん、好きなの?陶芸に夢中なの?どっちですか?

『スカーレット』第10週(第59話)まとめ

直子にとって「牛田」という人はきっと初恋の人。

喜美子(戸田恵梨香)でいえば圭介(溝端淳平)ですよね。

だから喜美子もわからない話ではないと思いますが…結果的に外で聞いていて正解だったかもしれません。

そして、改めて草間から大事な言葉をもらい、目の前にいる八郎と向き合おうとしているのがよくわかります。

それにしても近い!あれは八郎じゃなくても困る距離です。

次回で第10週が終わるわけですが、これ…お見合いする前に成就しませんかね?

正直、お見合いに行っても八郎を選びそうな勢いですよ。

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