『スカーレット』第7週(第42話)あらすじ・ネタバレ感想!常治の意地に火がつき、晴れて喜美子は絵付師へ

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出典:『スカーレット』公式ページ

深野(イッセー尾形)は居酒屋で喜美子(戸田恵梨香)の話を出すと、常治(北村一輝)は翌日、喜美子に深野の弟子になることを認めます。

どうして許可したのか…その経過は、常治がやれと言わざるを得ない展開で見事でした。

弟子となった喜美子はひたすらに練習をしますが、真剣にやりすぎて怖い顔になってしまいます。

それでも続ける喜美子。

照子(大島優子)や信作(林遣都)と子供のように戯れる時を終え、最後には3年の月日が経つのでした。

『スカーレット』第7週「弟子にしてください!」第42話あらすじ

絵付けを満面の笑みで楽しむ深野(イッセー尾形)の姿に心打たれた喜美子(戸田恵梨香)は、深野の弟子になることを熱望。

反対する父・常治(北村一輝)を改めて説得しようと考える。

その頃、常治は飲み屋で偶然、深野と出会う。

酔った深野が弟子入りを志願する喜美子の話題に触れ「すぐ諦めるだろう」とつぶやくと、常治は思わず「そんな根性なしちゃう!」と反論。深野を驚かす。

翌朝、喜美子が常治に声をかけると意外な反応が…
出典:NHK

【ネタバレ】『スカーレット』第7週(第42話)の感想

女に絵付けは無理だろう。娘をけなされた常治(北村一輝)が怒り、父親の意地で喜美子(戸田恵梨香)の望みが通る

一緒に飲んで騒いでいた人が、丸熊陶業で絵付師をしている深野(イッセー尾形)だと知った常治(北村一輝)は、一気に酔いが醒め、絵付けの仕事について聞き始めました。

修行して3年はかかるから、大抵の人間はすぐに挫折して辞めてしまうと聞いた上、深野は最近女の子が弟子入りしたいと言ってきたと言います。

それが喜美子(戸田恵梨香)のことだとすぐにわかる常治ですが…。

いかにも弱そうだし、すぐにできないと弱音を吐いて辞めてしまうだろうと、まぁ深野の喜美子ディスりが始まるわけですよ。

そんなこと、ただでさえプライドが高く、喜美子大好きな常治が聞いたら怒るに決まっています。

「3年も1人で大阪で修行してきたんだ。そんな軟な子とうちの娘一緒にすんな!」

「もしかしてあんたの娘か?」

そう言われると我に帰り、お茶を濁そうとしますが…もうほぼバレですよ。

自分の娘がこんなことを言われて黙っている常治ではありません。

翌朝、常治は絵付けの修業をするなら、丸熊陶業じゃないとアカンと言い出しました。

そうとう頭に来たんですよね。

喜美子としては、絵付けの勉強をしていいのかと喜びます。

最大の問題であった父を説得できたとなれば、喜美子は舞い上がらずにはいられないです。

直子(桜庭ななみ)や百合子(福田麻由子)、そしてマツ(富田靖子)も喜美子に協力してくれるみたいですし!

これで晴れて喜美子は、胸を張ってやりたいことをやることができるのです。

9番目の弟子だから「きゅーちゃん」。ひたすら真っ直ぐな線を引き、時に寄り道も大事だと言われる喜美子(戸田恵梨香)

改めて深野に弟子入りをする喜美子。

弟子1、弟子2がいるので、弟子3として!と志願したら、弟子3は当に辞めたと言います。弟子4も、5も。

深野には今まで8人の弟子がいたみたいです。

そして残っているのは1、2のみ。これだけでも道の険しさが伺えます。

そして9番目の弟子となった喜美子は「きゅーちゃん」と呼ばれるようになります。

まずは真っ直ぐな線を描くために、新聞紙にひたすら真っ直ぐ線を引く喜美子。

食堂の仕事が終わった後の休憩時間でも真っ直ぐ線を引き、家に帰れば深野の火鉢の模写。

そうして絵と向き合う日々が続きました。

好きな仕事ができて嬉しいことは嬉しいのですが、真剣にやっているせいで、顔が怖いと言われてしまいます。

深野は見られるのが恥ずかしいほどに笑うのに…この差はなんだと言わんばかりです。

早く兄弟子に追いつきたいと思って必死に線を描き続けるが、そんな喜美子に深野はみかんを一つ持ってきて「たまには寄り道も必要や」と言います。

寄り道は今しかできない。

そう言われた喜美子は、新聞紙の上にみかんを描くのでした。

子どものようにはしゃぐ時間は終わり、3年の月日はまたすぐに

喜美子が絵付けの修業を始め、これをモノにするのには3年かかると言われました。

これを聞いた照子(大島優子)は、自分が短大から帰ってきてもまだやんと言い、新作(林遣都)は「僕はもう結婚してるだろうなぁ」とそれぞれの3年後を語ります。

信作に彼女がいることをここで知る喜美子。

そうか、聞いていなかったんですね。

ふたりよりも先に家庭を持って幸せになると断言する信作。果たしてどうなのでしょうね。

3人でこうして顔を合わせるのも最後となると、久しぶりに草間流柔道をやろうと言い出す照子と喜美子。

しかし、3人でやったのはおしくらまんじゅう(笑)

わちゃわちゃと子供のように青春を謳歌する照子、信作、そして喜美子。

おれを最後に喜美子、18歳が終わりました。

また3年の月日が経ち、喜美子は相変わらず元気です。

『スカーレット』第7週(第42話)まとめ

絵付けの仕事がしたいと望み、一度は挫折したものの、まぁ都合よく常治に火がついてくれたことで晴れて修行をすることができるようになった喜美子。

もう運命が味方しているとしか思えない展開でした。

お前なんてすぐ弱音を吐くんじゃ!と強がりを言う常治ですが、弱音なんて吐きませんよ。

いずれは深野のように笑いながら絵を描くようになるでしょう。

さあ、さらに3年の月日が経ち来週に続くわけですが、ここからまたどんな物語が作られていくのか楽しみです!

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