『スカーレット』第6週(第31話)あらすじ・ネタバレ感想!母が倒れたと聞き、急いで信楽へ帰ったが…

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出典:『スカーレット』公式ページ

母・マツ(富田靖子)が倒れたと電話で言われた喜美子(戸田恵梨香)は急いで信楽へと帰省。

しかし、これは常治(北村一輝)の嘘でした。

どうやら川原家では喜美子がいないとダメだと常治が判断したことで、勝手に荒井荘の女中も辞めさせられ、信楽に戻ってくるよう事が運んでいたのです。

内職で貯めたお金で学校へ行きながら働くつもりだった喜美子としては大ショック。

一体、何があったのでしょう。

さらにちや子(水野美紀)は行方不明になりますし、久しぶりに再会した信作(林遣都)はなんかこじらせていました。

『スカーレット』第6週「自分で決めた道」第31話あらすじ

信楽の父・常治(北村一輝)から母のマツ(富田靖子)が倒れたという連絡。

大阪で働く喜美子(戸田恵梨香)は慌てて実家に戻ることに。

道中、幼なじみの信作(林遣都)が女子高生に囲まれる所に出くわすも、真相わからぬまますれ違う。

実家に着くと、マツの倒れた話は常治の嘘だと判明。

しかし実際マツの体調が芳しくなく、思春期の直子(桜庭ななみ)の反発を受けての苦肉の策だった。

さらに常治が荒木荘に喜美子が辞める連絡を…
出典:NHK

【ネタバレ】『スカーレット』第6週(第31話)の感想

ちや子(水野美紀)が行方不明。しかし喜美子(戸田恵梨香)は信楽に帰らねば!

母が倒れたと常治(北村一輝)から電話を貰った喜美子(戸田恵梨香)は、荒井荘の人たちに頼み、急いで信楽へ帰ることになりました。

荒木荘ではちや子(水野美紀)が荒井荘にも新聞社にも姿がなく、行方不明状態。

喜美子としてはとても心配なのですが、マツ(富田靖子)が倒れたとという方が、喜美子にとっては一大事!

そう判断したさだ(羽野晶紀)やのぶ子(三林京子)は、荒井荘のことやちや子のことは自分たちに任せ、喜美子を信楽に帰らせたのです。

マツは倒れるし、ちや子はいなくなるしって、良くないことは重なると言いますがなんと悲惨。

母を心配しながらも、喜美子はちや子のことも心配で気が気ではないでしょう。

しかし、これはほんの序盤でした。

信楽に帰るなり成長した妹たちと再会。そして何かをこじらせた信作(林遣都)の姿に、喜美子(戸田恵梨香)は唖然とする。

信楽に帰ってきてすぐ、喜美子が目にしたのは信作(林遣都)の姿でした。

久しぶりに見た信作は、女の子から黄色い声援が飛ぶほどにモテモテで、立ち止まればラブレターを貰います。

そんな女子に対し、信作は「付きまとうな!」と言いつつまんざらでもない顔。というか、ものすごくカッコつけているんです。

それに女子はキャーキャー言うので、信作はさらに調子に乗ります。

が、そんな姿を喜美子に見られ、信作はもう恥ずかしさ全開です。

これは違うと今さら言われても遅い!もう、なんかスゴイこじらせ方をしたなぁ…信作。

久しぶりに会った妹たちも大きく成長していました。

三女の百合子(住田萌乃)は可愛くなったと喜び、直子(桜庭ななみ)は大きくなったと驚く喜美子。

しかし、共通して驚いたことがあります。

「なんで帰って来たん?」

「お母ちゃんが倒れたって聞いたから!」

「え?お母ちゃん倒れたん?」

さあ、どういうことでしょう。

常治(北村一輝)の嘘。原因は直子(桜庭ななみ)?それとも?

家に帰ってくるなり、喜美子はマツの容態を心配しますが、常治はすぐには合わせてくれません。

実は、マツが倒れたというのは嘘。

すべては常治が喜美子を信楽に帰って来させるためにやったことでした。

喜美子が信楽へと向かっている間に、常治は荒井荘に喜美子が女中を辞める電話を入れ、仕事をやめさせるように進めていたのです。

改めて断りの電話を入れるし、信楽で喜美子の仕事を探すとも言いますが、いくら何でも勝手すぎです。

マツは襖を開けて怒ります。元気です。

しかし、夏風邪で倒れたということは本当らしいのです。

原因は直子だという常治。

直子は反抗期真っただ中なのか、常治と目を合わせようともしません。

そんな状態なので、常治は喜美子が家にいないとダメだと思ったのでした。

とりあえず喜美子は逆らうことなくその日の晩は実家に泊まりましたが、ここでまた気になることがあるのです。

常治が泥酔するまでお酒を飲むことなど日常茶飯事。それは今でも変わりません。

そこは同じなのですが、実家の食事が…。

「喜美子に肉じゃが食べさせてあげたかったのよ。肉は入ってないけれど」

肉の入っていない肉じゃが?喜美子は毎月給料ができると、実家に仕送りとしてお金を送っていたのに。

そのお金があれば、肉だって買える量です。

しかし、肉が買えない状態になっているとわかると、喜美子も聞かずにはいられません。

「なにがあったん?」

まぁ大体の予想はつきます。泥酔するほど飲む常治。

喜美子の仕送りもこれにつぎ込まれているのでは?と思うわけです。

喜美子は仕方がないなぁと思っても、直子が許すわけもありませんから、常治が一概に「直子はダメだ」と言っても何の説得力もありません。

むしろ正しいだろ、って思えてきます。

『スカーレット』第6週(第31話)まとめ

荒井荘は荒井荘で大変だという時に、常治の独断と偏見により、喜美子の運命が勝手に左右された感がものすごくありました。

勉強もしませんし、百合子が気に入らないことを言うと蹴ろうとする直子に常治の面倒を見てくれるわけもないので仕方がないですが、やっぱり喜美子が非常に不憫です。

前にちや子に、自分の進む道を決めてから家に報告すればいいと言われました。

喜美子はまだ子供だと酔っ払いながら常治は言いますが、それは常治がまだ喜美子を子供として扱いたいだけなんですよね。

のぶ子と草間(佐藤隆太)からタフさを受け継いだ喜美子が、これを乗り越え報われる日が早く来てくれることを願うばかりです。

にしても…信作がカッコつけキャラをこじらせたのは非常に面白かったです。

これは後に彼の中で「黒歴史」となるものに違いありません!

もう少し見ていたいです!必見ですよ!

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