『スカーレット』第12週(第70話)あらすじ・ネタバレ感想!喜美子の作品が大野家へ!いくらで売れる?

朝ドラ『スカーレット』第12週(第71話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

コーヒーカップが完成すると、それを大野家に持っていき清算。

自分の作ったものがお金になったことで、喜美子(戸田恵梨香)は大喜び。

八郎(松下洸平)との夫婦貯金に加えられました。

そして、賞を取るための作品作りも佳境。

照子(大島優子)は子供を授かってから夫婦関係の変化にやきもきし、信作(林遣都)はよし子(辻本みず希)にフラれて意気消沈。

そして喜美子と敏春(本田大輔)は、八郎が作り上げた作品と真剣に向き合います。

川原家では常治(北村一輝)もまた何かを画策している様子…お父ちゃん、今度はいったい何を!?

そして忘れてはいません。「僕も男やで」と言ってカットアウトされた八郎と喜美子のキス。

果たしてどうなったのでしょうか?

『スカーレット』前回第12週69話のあらすじと振り返り

大野家から頼まれていた八郎(松下洸平)のカップ作りが進展し、素焼き、釉薬を付ける、本焼きと進み、後は陶芸の神様に祈るだけとなりました。

しかし、喜美子(戸田恵梨香)の方の10個のうち、2つは本焼きした時に割れてしまうと感じた八郎。

それを聞いた喜美子は不安でいっぱいになり、大野家にお詫びの連絡を入れるのです。

2個少なくても問題ないと言ってくれたのですが、申し訳ない気持ちでいっぱいの喜美子はカップに絵付けをすることを約束。

そのデザイン模索に取り掛かりました。

不安な気持ちが戻ってこないようにと、喜美子は八郎に楽しいことを話してと言うと、彼は2人の夢の将来設計を話し始めたのです。

賞を取って結婚、丸熊陶業から独立し、2人だけの工房を作って夫婦釜で焼き物を作る。

そして子供は2人と、夢がどんどん膨らんでいきます。

そんなとき、ふと八郎が言ったのです。

「キスはいつするんやろ」

戸惑う喜美子の前にスッとやって来た八郎は、彼女の頬に手を添え…。

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【ネタバレ】『スカーレット』第12週(第70話)あらすじと感想

キスをするほんの数秒の出来事。

男を見せた八郎(松下洸平)に緊張を隠せない喜美子(戸田恵梨香)。

八郎の唇が迫ってくるその瞬間に、喜美子が何かを言いたげな表情をします。

耳を傾けようとしてくれた八郎が止まります。

「絵付けの花。カップの底に描くわ。思いついた!」

「それはええ」

喜美子のアイディアにニコリと笑う八郎。

そして、ついにキスすることが叶いました。

KAMUI

1分足らずの出来事でしょうが、不思議と緊張が走りました。

そして、この時カップの底に絵付けの花を書くというアイディアが良かったですね。コーヒーを飲みほしたら花が出てくる仕様。そんな驚きがあるなら何度だって飲みに行きたくなるでしょう。

カップが完成し大野家へ納品。作品がお金に変わり、喜美子(戸田恵梨香)は大喜び

喜美子が作ったカップも無事に完成。

八郎の予測した通り、2つのカップには亀裂が入ってしまいましたが他は無事でした。

原因を考えるのは後だと言われ、計18個を大野家へ納品。

忠信(マギー)も陽子(財前直見)も大満足です。

さっそく喜美子のカップに値段を付ける陽子。

提示された金額があまりにも大きく、喜美子が減らすも陽子は少なすぎると言ってまた上げます。

女2人でそろばんをはじきあった結果、八郎と喜美子にとって予想以上の金額を頂戴する形となったのです。

そのお金は夫婦貯金に含まれることになるわけですが、それよりも喜美子は自分の作ったものがお金になった喜びを味わい、子供のようにはしゃぐのでした。

KAMUI

大野家もお金の管理は陽子なんですね。女2人がお金の計算をしている時、男たちは全く首を突っ込もうとしません。後は彼女たちに任せます的な空気が伝わってきました。

そして、作ったものがお金に変わって喜ぶ喜美子の気持ちはよくわかります。八郎の作品を評価してもらった喜びもよく理解できますが、それがお金に変わるってモチベーションが上がっていくものなんですよね。

絵付けの仕事で火鉢を作っても売れる瞬間に立ち会うわけではありませんから、また違う感覚だったことでしょう。本当に良かったと思います。これで夫婦貯金もアップ。このままいけば夫婦釜も夢ではないと思わされる瞬間でした。

常治(北村一輝)がまたひそひそ何かを画策している

カップ作りが終わると、八郎は本格的に作品作りに向けて動き出します。

喜美子が丸熊陶業へ行こうとすると、常治(北村一輝)は3月までの関係だから楽しんどけみたいなことを言います。

それは賞なんて取れないということを言っているわけですが、「賞は取るし、4月には結婚するで」と反論。

さらには結婚したら八郎の家に住むと言うのです。

すると常治は、川原家に入るんだからうちで暮らせと言いました。が、今の川原家にそんなスペースはありません。

これにはお父ちゃん、返す言葉がありません。

しかし常治、喜美子が出かけるとこっそり大工を自宅に呼び、八郎が婿入りをする時のために家を改築する計画を立て始めたのですが、冬場だし約3ヶ月でこれをやれと言うのです。

その分お金もかかります。すると常治は知り合いの運送業者に雇ってくれと電話をかけるのでした。

これを聞いたマツ(富田靖子)は反対します。

人に雇われるのに向いていない人ですし、長距離の仕事でケガでもしたら…と。

でもその分、収入は入ると常治は意気込むのでした。

KAMUI

どうせ賞取れない、結婚できないと口では言うものの、しっかりと前向きに娘の幸せを願う父親!株アップです。

しかし、収入を上げるために人に雇われて頑張るって…マツの言う通り心配になりますよ。どっちに転ぶんでしょう。昔は足を挫いて酒浸りでしたから。

喜美子や直子(桜庭ななみ)の功績を見て踏ん張ってみようと思ってくれるようになっているなら、とても嬉しいことかなぁと思います。

出産で色々変わって大変な照子(大島優子)と失恋の信作(林遣都)。そして八郎(松下洸平)の作品が完成

丸熊陶業へとやって来た信作(林遣都)は、よし子(辻本みず希)にフラれ…嫌いだと言ったら激怒され、その勢いで失恋して凹みます。

すると、元気すぎる幼馴染の喜美子と照子(大島優子)は大笑い。

余計に傷ついた信作は、八郎に子犬のように泣きつきます。

出産を終えた照子(大島優子)は子供を授かって、より幸せになったと思ったら大間違い。

どうやら京都に子どもの顔を見せに言ったことで、実の母親が嫉妬。子供を手放さない様子です。

そして、夫婦関係にも変化が起きていました。

八郎の作品を見にやって来た敏春(本田大輔)。

そこに照子がいると、「子供をほったらかしにして」と言うのです。

そんな問答の中、ついに八郎の作品が完成。

喜美子の笑顔を色に表したような、綺麗な赤い大皿ができたのでした。

喜美子や照子、信作はもちろんのこと、敏春も今回は満足そうな笑顔を浮かべてくれました!

KAMUI

照子の言った「子供ができると夫婦は変わるで」という言葉…絶対今後のフラグでしょ。あれだけラブラブしていたのになぜ!?ってなりますが、女性は妻から母親になるって言いますから…それなのかなぁなんて思います。

そして信作、これで通算13回目の失恋らしく、懲りない男らしいです。彼に春はいつ来るのでしょうか?

そんな不安や苛立ちを、八郎の作り出した綺麗な「赤」が消し去ってくれたような気がしました。素人目に見ても、とってもきれいな赤色でした!

『スカーレット』第12週(第70話)まとめ

作った作品がお金に変わった喜び、誰もを納得させた色を出せた喜び、喜美子と八郎は色々な「喜び」を感じることができました。

その反面、信作は13人にフラれ、照子は子供が生まれたことで夫婦仲が変わってしまい、ちょっとギスギス感を感じた回でした。

そうすると、八郎が男を決めたあのキスは一つの区切りだったのかなぁと思いました。

そして心配なのは常治ですよ。

娘のためにと頑張り、腐らず貫いてほしいです。

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