『スカーレット』第10週(第55話)あらすじ・ネタバレ感想!喜美子、八郎を通じて陶芸と出会う。

朝ドラ『スカーレット』第10週(第55話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

初めてデザインした火鉢が出来上がり。

喜びに満ちる喜美子(戸田恵梨香)は、これを八郎(松下洸平)に見せるため、商品開発部へと足を運びました。

すると八郎は器作りに夢中になり、喜美子がやって来たことにも気づきません。

陶芸家になる夢を仕事の合間に叶えようとする八郎。

その話を楽しそうに聞く喜美子。

明らかにいい雰囲気なのですが、川原家ではまた常治(北村一輝)が何か始めようとしています。

これは第10週も父と娘の衝突が起きそうです。

『スカーレット』前回第9週54話のあらすじと振り返り

丸熊陶業に残ることを決めた喜美子(戸田恵梨香)は、敏春(本田大輔)に賃金アップを要求。

これが叶うと喜美子は名実ともに女性絵付師となり、百合子(福田麻由子)の高校進学の資金も得ることができるようになりました。

秋になり、深野(イッセー尾形)たちが去った絵付係はとっても寂しくなりましたが、ついに喜美子がデザインした火鉢が完成。

我が子の誕生のように喜ぶ喜美子は、これを八郎に見せるため商品開発部へと行くのでした。

朝ドラ『スカーレット』第9週(第54話)あらすじ・ネタバレ感想!喜美子に新しい出会いの予感…?

【ネタバレ】『スカーレット』第10週(第55話)あらすじと感想

喜美子(戸田恵梨香)が作った火鉢を見た八郎(松下洸平)は…

商品開発部の戸をこっそり開け、土をこねて器を作る八郎(松下洸平)の背中をそっと後ろから眺める喜美子(戸田恵梨香)。

あまりにも大人しすぎて、八郎がひと段落して後ろを振り向くと、ものすごく驚かれます。

KAMUI

それだけ真剣にやっていたということですね。

さっそく八郎に火鉢を見せると、彼はものすごく喜んでくれました。

深野(イッセー尾形)ならなんて言っただろうと想像しますが、きっとこう言うでしょう。

「ええよ~」

信楽初の女性絵付師が作った作品というのもあり、すでに注文はいくらか入っている様子。

今度は1人でこれをたくさん作っていかないとならないので、喜美子の仕事は大変になるでしょう。

しかし、そんな未来さえ喜美子にとっては楽しいことなのです。

どうなれば「陶芸家」なのだろうか?

仕事が終わると、八郎は敏春(本田大輔)に購入を許してもらった電気釜を使い、陶芸品作りに打ち込んでいたようです。

仕事はきちんとやったうえで業務時間外にやることを約束し、これに没頭していた八郎。

陶芸の学校を出たのだから、すでに八郎は陶芸家だろうと喜美子は言いますが、八郎の解釈は違います。

作品を作って、人に認めてもらって、初めて陶芸家を名乗ることができる。これが八郎の考えです。

今作っているものも、誰かのために作っているモノではなく、自分のために作っているうどんの器。

しかし、これを誰かが欲しいと言ってくれて、さらにこれで美味しくうどんを食べてくれたら幸せ…そんな風に思う八郎に喜美子は微笑みます。

KAMUI

作ったものを認められたいと思うことや、認められる嬉しさは今の喜美子としてはよくわかる話。

その目が優しすぎて、これもう一回目が合ったら余計に惚れるんじゃないだろうかというくらいの輝きですよ。

もともとは絵を描くことが好きだった八郎がいつの間にかに陶芸を好きになり、陶芸家の道を目指して今に至るようです。

叶えたい夢がたくさんある様です。

KAMUI

きっと喜美子のことも陶芸と同じように、いつの間にかに好きになっていたなのでしょうね。他の人と話している時より、喜美子と話している時の方がイキイキとしている八郎。その姿は夫婦漫才をしているかのようにテンポがGOOD!

喜美子は喜美子で八郎の陶芸をそっと見ていたいと言いますし、それはもう男女の距離じゃないんですか?って言いたくなります。

信楽大お見合い会が企画される?

川原家には信作(林遣都)が来ており、喜美子の帰りを待っているのですが、なかなか帰ってきません。

何の用かと思いきや、先日のお見合いの話です。

それを聞いた常治(北村一輝)は、喜美子がいないうちに聞かせろと急かします。

KAMUI

そりゃそうです。また喜美子の知らないところで見合いの話進めようとする常治。これはまた揉めるなぁ~っていうのがわかります。

もともとは信作の見合い相手を探すのが目的でしたが、色々と聞いて回った末に信作がたどり着いたのは「集団見合い」です。

東京でも成功したから、これを信楽でもやろうと思うようになった信作はさっそく企画し、喜美子にも参加してもらうためにやって来ました。

これを見た常治やマツ(富田靖子)、百合子(福田麻由子)は大喜びです。

ここでなら、喜美子の運命の人に出会えるのでは!?と思ったのでしょう。

KAMUI

そうか、まさかこの時代からお見合い大作戦というか、婚活パーティーなるものが催されていたとは…。

しかし、丸熊陶業にいるときのことは誰も知りませんものね。今の喜美子の中には八郎が…。一波乱も二波乱も起きそうで面白そうですね!

『スカーレット』第10週(第55話)まとめ

小さいころ、慶乃川善(村上ジョージ)と出会ったときは、この道に進むなんて全く思っていなかったであろう喜美子が、八郎を通じてまた一歩陶芸の道に近づいた瞬間だったと思います。

そして、八郎と喜美子の距離感もさらに急接近している感じがして、見ていて微笑ましいです!

このままくっ付いてくれてもいいのになぁなんて思いますが、家に帰ったらお見合い大作戦の話を聞かされるんですよね?

もしかしたらここで喜美子も八郎も陶芸と同様「いつの間にか好きになってた」という展開になってくれるのではないかと思っています。

果たして明日はどうなるか。

またも喜美子と常治のバトルが繰り広げられそうですが、果たして!?

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