『スカーレット』第9週(第50話)あらすじ・ネタバレ感想!父の葬儀を終え、照子は喜美子の前で涙する

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出典:『スカーレット』公式ページ

喜美子(戸田恵梨香)の元にやって来た照子(大島優子)は、秀男(阪田マサノブ)の葬儀を身内だけでやろうとした理由を教えてくれました。

それは照子の妊娠が関係していたのです。

そのせいか、まだ思い切り泣いていない様子の照子。

ちゃんと泣いたほうがいいよ、と喜美子に言われて涙目。

照子は喜美子の前では意地を張りますが、同時に素直になりやすいなぁと思えます。

また、敏春(本田大輔)が社長に就任し、若い人たちで丸熊陶業を盛り立てていくと決まると、深野(イッセー尾形)は静かに信楽を去ろうとします。

それを知らない喜美子。さらに川原家では百合子(福田麻由子)の進路の話で、常治(北村一輝)とまた衝突するフラグが立ちました。

女に学問はいらんと、まだ言いますか父ちゃん。

『スカーレット』第9週「火まつりの誓い」第50話あらすじ

丸熊陶業の社長が急逝。葬儀が終わり、落ち着いた頃、喜美子(戸田恵梨香)は父を亡くした照子(大島優子)を慰める。

すると照子から妊娠を打ち明けられ、さらに代替わりした新社長・敏春(本田大輔)の方針で、会社の改革が予定されていると聞く。

その影響は絵付け係にも及ぶと聞き、喜美子は気が気でない。

家に帰ると、妹・百合子(福田麻由子)から進学の相談を持ちかけられ、幼なじみ・信作(林遣都)のお見合い話も浮上して…
出典:NHK

【ネタバレ】『スカーレット』第9週(第50話)の感想

悲しみと喜びが一緒にやって来た照子(大島優子)

秀男(阪田マサノブ)の葬儀が終わって数日後、照子(大島優子)は喜美子(戸田恵梨香)を訪ね、絵付係へとやってきました。

2人で大きな夏みかんを頬張り、子供のように笑っていました。

そして、照子は喜美子に妊娠を報告。

秀男の葬儀を身内だけでやったのは、このことを大ごとにしないためだったのです。

秀男も亡くなる前に照子の妊娠は知らされており、長生きしないとなぁと言ったばかりだったと言います。

おめでとうとご愁傷さまが一緒にやって来た照子。

喜美子や信作(林遣都)よりもどんどん先に大人の階段を登っていきます。

喜美子は、照子に「ちゃんと泣いたか?」と聞きます。

急いで大人になっていくと泣けなくなるということを、喜美子は知っているからです。

そんなん必要ないと言いながら、照子の目は真っ赤に。

KAMUI

喜美子の前では何をやっても見透かされるので、ごまかせないんだなぁとわかります。

そんな照子の状況を受けてか、信作も本気で結婚を考えるようになったようです。

親戚を当たって良い人はいないかと探している様子。

その話を聞いた常治(北村一輝)は「喜美子にも1人頼む!」と言い始めます。

KAMUI

いやいや、一生結婚しない宣言したやん。そうはいかないでしょうけど。

たとえ誰か連れて来たとしても、八郎(松下洸平)が…って思うわけです。

敏春(本田大輔)が社長になった丸熊陶業。大改革により、深野(イッセー尾形)が信楽を去る決意

丸熊陶業の社長を敏春(本田大輔)が引き継ぐと、次々と改革が行われていきます。

若い人たちで会社を盛り立てていくことや、火鉢ではなく植木鉢をメインにしていこうという流れになっていくのですが、それは同時に絵付けの仕事が縮小されるのです。

KAMUI

ということは、絵付係もなくなる?

喜美子や深野の仕事がなくなるということに繋がるわけです。

絵付係の仕事はあるので、喜美子は失業することはありません。

しかし、深野は信楽を去ることを決めました。

弟子2人にはこのことを話しましたが、喜美子にはまだ。

弟子2人も喜美子にこのことはどうしても話すことができずにいました。

潔く身を引こうと決めていた深野。

喜美子がこれを知っていれば必死に引き留めることでしょう。

しかし、喜美子よりもこの真実を先に知ったのは八郎です。

深野が敏春と話し終えるのを待ち、出てきたところで改めて確認をしますが、やっぱり受け入れることができません。

時期に喜美子にもこの話はやってくるはず。

ですが、喜美子はこの日、百合子の進路の話のため早めに帰宅。

KAMUI

もしかして、会うことなくお別れなんてことにならないと良いんですが…心配です。

上二人の進路を見て来たからこそ百合子(福田麻由子)は喜美子(戸田恵梨香)に一緒にいるようお願いを

月日が経つのはとても早く、百合子も進路を決める時期となりました。

喜美子が団子を作っている間、百合子は一人黙々と勉強。

それを見た常治は、川原家の家訓を言います。

「女に学問はいらん」

まだ言っているんです。しかし、百合子はこれを無視して勉強。

KAMUI

進学したいのだろうなということがわかります。

進路の話をするため先生が家にやってくることになるのですが、常治が家訓を言い出したらやりたいようにやれないと思う百合子。

マツ(富田靖子)一人では常治に太刀打ちできませんし…マツ本人も無理だと言いますし。

だから百合子は前の日から喜美子に一緒にいてもらうようにお願いします。

この家のパワーバランス的に、マツより喜美子の方が常治と対等にやれるとすでにわかっているのでしょう。

そんな思惑の末にやって来た進路相談。

KAMUI

百合子の望みは何なのか、それは明日!

『スカーレット』第9週(第50話)まとめ

照子の妊娠が発覚した矢先に亡くなった秀男。

孫の顔を見たかっただろうに…。

大熊家はずっと前に兄が亡くなり、今度は父。

寂しい気持ちもあるでしょうが、そんな照子は敏春という夫がいて良かったと思うのです。

そして、気兼ねなく自分の気持ちを聞いてくれる喜美子の存在もありがたいでしょう。

そして時代は変わって来ています。

火鉢を置く家が少なくなっていくなら、丸熊陶業も売る製品を考えなくてはなりません。

秀男が死ぬ前から深野は考えていたらしく、あとは潔く、笑顔で去れるという具合です。

残された方は寂しいですよ…。

そして時代の変化に全く付いて行こうとしない男が一人!

女に学問はいらんとまだ言いますが、そのおかげで次回は大バトルの予感です。正直、楽しみです!

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