雄太郎（木本武宏/TKO）の力を借り、喜美子（戸田恵梨香）は女中の仕事を抜け出し、ちや子（水野美紀）が働く新聞社で試しに働きます。
ちや子の上司・平田（辻本茂雄）からその仕事ぶりをまた認められた喜美子は、本格的に転職を考えるようになるのです。
しかし、それよりも目立ったのは、ちや子の男顔負けの仕事ぶりです。
平田からちや子の数々の武勇伝を聞かされた喜美子の心は、冒険物語を聞いているかのようにワクワクしています。
喜美子が新聞社で働いている間、雄太郎にも朗報が舞い込み、荒井荘の人たちが次々と「夢」を持っていることを実感する喜美子。
自分の夢は何だろうと思いながら、久しぶりに絵を描くのです。
目次
『スカーレット』第4週「一人前になるまでは」第20話あらすじ
女中をしながら、新聞社でも試しに働き始めた喜美子（戸田恵梨香）。
職場の清掃や、お茶出しが主な仕事だ。男ばかりの同僚に負けじと、勇ましい女性記者ちや子（水野美紀）の仕事ぶりに喜美子は圧倒される。
荒木荘に戻ると、役者志望の住人・雄太郎（木本武宏）の映画出演が決まったニュース。
「お金よりも夢が大事」という雄太郎の言葉と、深夜まで働きづめのちや子に触発され、喜美子は将来を見つめ直す。
深夜まで考えていると…
出典:NHK
『スカーレット』を視聴できる動画配信サービス
『スカーレット』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。
なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。
- 動画の配信情報は2019年10月22日時点のモノです。
- 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。
無料期間中の解約も可能ですので、本作が少しでも気になっている方は、ぜひ無料期間を上手にご利用ください。（※他にも面白いコンテンツが豊富で、ほとんどの方がご継続されるほど満足度の高いサービスです！）
【ネタバレ】『スカーレット』第4週（第20話）の感想
喜美子（戸田恵梨香）、平田（辻本茂雄）からちや子（水野美紀）の武勇伝を聞かされる
平田（辻本茂雄）に仕事ぶりを見込まれた喜美子（戸田恵梨香）は、散らかっている机を片付けたり、お茶出しをしたりと文句のない仕事ぶりを見せます。
それもこれも、のぶ子（三林京子）の指導の元、女中見習いとして1ヶ月がんばって来たからです。
そんな喜美子が驚いたのは、ちや子（水野美紀）の働きぶりでした。
「与党の議員に贈収賄の疑い」という記事を他社に抜かれると、ちや子は裏を取るため急いで会社を出ていきます。
同僚に「どこに聞きに行くんだ」と足止めをされても「手あたり次第じゃどけぇー！」と言って出ていくのですが…まさに猪突猛進。
その勢いを誰も止めることができません。
エネルギッシュなちや子の姿に喜美子が唖然としていると、平田はちや子の武勇伝を語り始めるのです。
初めての取材も、女一人で取材に行き、男を押しのけてでもスクープを取る！それが記者・ちや子。
次々と出てくるちや子の武勇伝は、喜美子の心を踊らせます。
なんならショートカットせず、色々聞かせてほしかったです！
男社会の中で生き残っていくためには、暴走するように会社を飛び出していくようなパワーが必要だということをわからされました。
なんなら男の2倍は働きます。そりゃ帰りも遅くなりますよ。
しかし、オシャレよりも恋愛よりも、記者としての仕事が楽しく、記者としての「誇り」があるからこそ、ちや子は走り続けられると言っても過言ではないでしょう。
旅のお供は年代物でした
焼き物が好きな平田は、喜美子が旅のお供にと持ってきた信楽焼きの欠片を大学の教授に見せるために預かっていたのですが、その日ちょうど戻って来た様子。
価値があるのかどうかを調べてみましたが、欠片であるがゆえに詳しいことまではわかりませんでした。
しかし、どれくらい昔に作られたものかを調べることには成功。
なんと、室町時代の焼き物だったのです。
えっ、善之川善（村上ジョージ）のモノじゃなかったんですね。
そんな古いものだとは思いもよらなかった喜美子ですが、歴史あるものだとわかると大事にしようと思うようになったみたいです。
最初は風呂敷に包んでいただけだったのに、ちや子に「お金になる」と言われてからというもの、箱に入れて大事にとってあります。
この欠片こそが、喜美子と陶芸を結ぶかすがいみたいなものになると思うのです。
それが歴史あるものだったとここでわかったわけですから、この先もこの焼き物がなんなのか分かる瞬間が出てくるのではなんて思っています。
変人・雄太郎（木本武宏/TKO）が突然銀幕デビューを果たす！
新聞社から戻って来た喜美子は、雄太郎（木本武宏/TKO）と落ち合うため「歌える喫茶さえずり」へ向かいます。
腹痛を訴える雄太郎を病院に連れて行くために出て来たわけですから、1人で帰れるわけがありませんからね。
「どうやった？」と上機嫌で聞いてくる雄太郎。
しかし、喜美子が話すのは自分のことではなく、ちや子のことでした。
「ちや子さんが凄いんです！草間流柔道で例えると…」って、例えられても誰もわかりませんって（笑）
それよりも今日はお互いに喜びを分かち合うと言って、雄太郎が喜美子にアイスクリームをおごってくれました。
いったい何があったのか雄太郎。
実は、喜美子が新聞社で仕事をしている間、雄太郎は映画監督の前で思いっきり歌い、その度胸と声量を気に入られて映画に出ることが決まったのです。
市役所を辞めて以来、さえずりで歌い、映画館に行って映画を見るという生活をしていた雄太郎。
黒澤明監督の『生きる』を見て感銘を受け、映画に出たいという夢を持つようになり、これを叶えたのです。
あれ、朝ドラヒロインこっちでしたっけ？なかなか劇的ですよ。
荒井荘に帰ると、さだ（羽野晶紀）や酒田（溝端淳平）にこのことをウキウキと話す雄太郎。
「腹痛やったんちゃうんか？」
そうだー！のぶ子がそう思うの無理はありませんー！喜美子も必死にごまかしますよ。
しかし、銀幕デビューを果たしたと言っても、セリフはどうも死ぬ時のうめき声くらいな様子。
まだ一人前ではないので、親戚に言うことはできません。
売れたら儲かる。儲かった時こそ、夢を掴んだといってもいいでしょう。
今の雄太郎は、お金より夢なんです。
「夢」に向かって突き進む人たちの「夢」を見た喜美子（戸田恵梨香）の「夢」は何でしょ？
新聞社で働くことをちや子と相談しようと、夜遅くまで起きていた喜美子。
ですが、ちや子の帰りがあまりにも遅く、うとうとと眠ってしまいました。
喜美子は夢を見ます。
ちや子が、やってくる何人もの男性を投げ飛ばす夢です。
続いて、役者になる夢を抱いた雄太郎も誰かを投げ飛ばし、医者になる夢を持つ酒田（溝端淳平）も柔道着を着て顔の見えない相手を投げ飛ばします。
ハッとして目を覚ます喜美子は、自分の夢は何だろうと思ったのではないでしょうか？
ストッキングの繕い物をする必要もないその日、喜美子は久しぶりに絵を描きます。
なんとなく花を書いたという喜美子。絵もさることながら、喜美子の描く絵は色遣いがとてもキレイです。
不思議と見ている人の気持ちが明るくなります。
そうこうしているうちに、ちや子が帰宅。
「今日、どうだった？」と聞かれるのですが、またも論点がズレます。
「雄太郎さんが映画俳優になるみたいです！」
そうかーすごいなー、そこちゃうわ！自分のことや！
改めて自分の話をされた喜美子は、前向きに新聞社で働きたいということをちや子に伝えるのでした。
『スカーレット』第4週（第20話）まとめ
「今はお金より夢や！」
お二人ともいい笑顔です😊#スカーレット pic.twitter.com/basGc3xDIt
— 朝ドラ「スカーレット」第4週 (@asadora_bk_nhk) October 21, 2019
今回はここで終わりなわけですが、さだやのぶ子、そして常治（北村一輝）はどう思うのでしょう。そこが気になるところです。
にしても、雄太郎の銀幕デビューは驚きました。
お金より夢！と言いきったところも印象深いです。
お金が良いからと役所で働いていた雄太郎でしたが、それよりも夢を追いかけると決断。
役所で務めていた時の雄太郎は描かれていませんが、つまらなそうに仕事をしていたような気がします。
しかし、映画俳優になれると大喜びする姿を見ると、お金よりもやりたいことだ！と胸を張っていってくれるので見ていて清々しいです。
驚きすぎて、酒田は講義が頭に入らなくなりそうと言いますが、彼も医者になるという「夢」に向かって頑張っています。
そしてちや子やさだはやりたい仕事をしながら、さらなる「夢」を追いかけている人。
夢を追いかける人はいつもイキイキしているモノです。
そんな人たちに囲まれているからこそ、喜美子も前向きに頑張っていくことができるのでしょう。
明日はどんな展開になるのか楽しみです。
『スカーレット』をフルで見れるVOD一覧
出典:U-NEXT
- 月額1,990円で14万本以上の動画を楽しめる
- 31日間は無料で見放題
- 無料期間中の解約も可能
- U-NEXTは全ジャンルで作品数・番組配信数が国内最高クラス
出典:ビデオマーケット
- 動画配信数は国内トップの20万本以上
- 特に映画や韓流ドラマのラインナップが充実、月額980円で楽しめる
- 初月は無料で見放題
- 無料期間中の解約も可能
