『スカーレット』第9週(第49話)あらすじ・ネタバレ感想!喜美子と八郎がなんだか良い雰囲気?

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出典:『スカーレット』公式ページ

八郎(松下洸平)の深野(イッセー尾形)の絵への想いを聞いた喜美子(戸田恵梨香)は、その日の晩、自分なりに思い出の絵を描いてみます。その画がとっても見事!

八郎が属している商品開発部にも足を運ぶ喜美子。

なんだか二人の距離がだんだんと近づく予感がしてなりません。

そんな幸せな時間を感じている間にとんでもない訃報です。

照子(大島優子)の父・秀男(阪田マサノブ)が急死。

家族だけで葬式をすると決めているものの、信楽の人たちとしてはそれはいかがなものかと集まります。

喜美子も集まりに参加しようとしますが、常治(北村一輝)から一言。

「マスコットガールは黙ってろ」

あーあ、バレてる。一体どこからなんでしょうね。

『スカーレット』第9週「火まつりの誓い」第49話あらすじ

新入社員の八郎(松下洸平)から、絵付け師・深野(イッセー尾形)への告白を聞いた喜美子(戸田恵梨香)は、八郎がかつて持っていたという深野が描いた絵を、想像を膨らませて自分なりに描いてみる。

翌日、描き上げた絵を手に、八郎の働く新商品開発室を訪ねる喜美子。

八郎に絵を渡し、喜美子自身も不本意だった新聞記事に対するわだかまりも解けたところで、社長が急病で倒れたという知らせが。

喜美子の人生に一大転機が訪れる。
出典:NHK

【ネタバレ】『スカーレット』第9週(第49話)の感想

思い出の絵をもらって感激する八郎(松下洸平)

八郎(松下洸平)たちがやってきてから、食堂では朝食も出してもらえるようになり、八郎は1人利用しています。

そこへ珍しく深野(イッセー尾形)が現れたもんですから驚きです。

八郎がここにいると聞いてやっていた深野。

なんと先生、八郎が言っていた絵をさらーっと描いて持ってきてくれたのです。

これに八郎は感激します。

KAMUI

そりゃそうですよ。手放してしまい申し訳ないと思っているのに、その人から絵を貰うことができるんですから。

それで良ければちゃんとした画材で描き直すと深野は言いますが、八郎は白黒のその画で胸がいっぱいです。

肌身離さず大事にしますと言ってくれました。

深野としては、肌身離さずより家に飾ってくれという想い。

その言葉通り、八郎はもらった絵を家に飾ることを約束します。

気分を良くした八郎は、食堂からお茶の入ったやかんを絵付係へ。

本来は喜美子(戸田恵梨香)の仕事なのですが、やってくれました。

お礼を言うため、喜美子が八郎を追いかけていくのですが、意外なことに「もうやらんでください」というのです。

一度代わりに仕事をやってもらうと甘えが出てしまう。

明日も持ってきてくれるんじゃないだろうかと期待してしまうと言うのです。

KAMUI

普通の女子だったら、代わりにやってくれたら喜んで「ありがとう」と言いそうなところですが、ここに喜美子の職人魂を感じました。

これを納得した八郎。というか、八郎も商品開発部じゃ下っ端なので、自分のところのお茶を持ってこないとですよ。

代わりに喜美子が持ってこようとするが八郎は断ります。

甘えが出てはいけないと、同じ言葉を返すのです。

KAMUI

うん、やっぱりこのふたり息ぴったりなのでは?と思う瞬間です。

話の流れというか、勢いというか…喜美子は昨晩に描いた絵を八郎に渡します。

深野の日本画とは違い、非常にリアリティーのある鳥の絵を見て、八郎は感動しました。

快くその絵をもらってくれたことで、喜美子も自然と笑みがこぼれます。

KAMUI

これは圭介(溝端淳平)の時と同じように、もう好きになっていたというような展開なのでは?なんて思わされるのですが、果たして喜美子の胸中は?

秀男(阪田マサノブ)の急死。そしてすでに常治(北村一輝)にあのことがバレていた!

八郎と幸せな時間を過ごしていた、その時です。

丸熊陶業の社長である秀男(阪田マサノブ)が急に倒れ、病院に搬送されたと連絡が入ったのです。

そして間もなく、亡くなったと連絡が。

生前の秀男は、葬儀はお金をかけず、身内だけでやるようにと言っていたわけですが、信楽イチの丸熊陶業の社長の死をそれで済ませて良いものかとなるわけです。

家に帰って来た喜美子はそれを常治(北村一輝)に報告。

間もなく信作(林遣都)が、信楽のみんなで集まって話し合っていることを伝えに来てくれました。

これに出向こうとする常治。

丸熊陶業の社員である自分も行くと言うのですが、常治はこれを許しません。

KAMUI

忘年会もダメでしたからねー。絵付師の仕事じゃないっていうんでしょう。

しかし、お世話になった人ですから!という気持ちでいっぱいです。

すると常治の口から驚きの言葉が出ました。

「マスコットガールは黙っとれ」

…父ちゃん、どこでそれを!?

さすがに誰かから聞いてバレたのかと思いましたが、常治に新聞のことを話した人物はすぐ近くにいました。

「お母ちゃん、新聞見せた!?」

母・マツ(富田靖子)は、娘の晴れ姿が嬉しくてうれしくて仕方がなく、やっぱり隠しておくなんてできなかったんですね。

KAMUI

しかし、よくもまぁ常治も黙っていたなぁと、勝手に感心してしまいました。

常治(北村一輝)に酒を飲ませないため、全員が切ない訴え

葬儀の会合に出向く常治。

するとマツからお酒を飲まないように言われます。

しかし常治、飲む気満々。

こんな時に飲まないでいられるかぁ!と言うのです。

KAMUI

うん、その考え方がダメなんですって。

どれだけ飲むなと言っても一切耳を貸さない常治。

すると、マツたちが意外な方法に出ました。

喜美子「心配やん、他人事やないやんか」

百合子(福田麻由子)「丸熊陶業の社長さんゆーたら、おとーちゃんと年一緒くらいやんか。他人事やないよ飲まんといて」

信作「おばあちゃんも5分前まで大丈夫やった!いきなり倒れてそのままです。俺が見つけました。出かけようとしてたんやろ。ちょうどこの辺(土間)で倒れてました。人って、こんな簡単に亡くなるんや思いました」

不安を煽る!おかげで常治もなんか不安な表情を浮かべます。

マツ「気ぃつけてな」

喜美子「気ぃつけてな」

百合子「気ぃつけてな」

信作「気ぃつけてな」

KAMUI

順番に言うな!面白じゃないか!しかも信作ちゃっかり敬語がないです。

ここまでやられたら、さすがの常治も飲めませんわ。というか、返す言葉がありません。

『スカーレット』第9週(第49話)まとめ

絵付け師として稼げるようになり、八郎と仲良くなり、なかなか楽しい日々になってきた矢先、社長の急死は明らかに何かが起こる気しかしません。

秀男が亡くなったということは、敏春(本田大輔)が社長になり、照子(大島優子)が社長夫人になるということ。

すると、丸熊陶業の中も大きく変わっていくように思えます。

数日後、絵付係を訪れた照子。

ここで喜美子とどんな話になるのか、とても気になるところです!

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