『スカーレット』第8週(第47話)あらすじ・ネタバレ感想!喜美子、日本初の女性絵付師として新聞の取材へ

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出典:『スカーレット』公式ページ

喜美子(戸田恵梨香)のデザインが採用されると、丸熊陶業では日本初の女性絵付師として大きく取り上げることを決めます。

が、それは本来の喜美子とかけ離れすぎて、一度は取材を断ろうとする喜美子。

しかし、照子(大島優子)の顔を立てる形で応じます。が、今度は服が!

陽子(財前直見)や信楽の主婦たちによって、美しく可愛く仕立てられていく喜美子の姿を見て、マツ(富田靖子)がホロリと涙を流します。

『スカーレット』第8週「心ゆれる夏」第47話あらすじ

照子(大島優子)の後押しで喜美子(戸田恵梨香)の考えたデザインが新しい火鉢に採用されることに。

会社の若社長・敏春(本田大輔)が喜美子を「信楽初の女性絵付け師」として売り出し、火鉢の販売促進につなげようと、新聞取材の話を持ってくる。

勝手に写真撮影まで決められ、喜美子は困惑。

父・常治(北村一輝)には秘密のまま、取材日を迎える。

近所の女性たちの協力で、見違えるほどかわいく着飾った喜美子の姿にマツの涙が…
出典:NHK

【ネタバレ】『スカーレット』第8週(第47話)の感想

日本初の女性絵付師誕生を新聞で大々的に!しかし、思うようには行きません

照子(大島優子)の後押しもあり、喜美子(戸田恵梨香)のデザインが採用。

これにより、深野(イッセー尾形)だけではなく、弟子のデザインであっても見てもらえるようになったので、兄弟子2人も大喜びです。

諦めていた道を喜美子が切り開いてくれました。

喜美子が切り開いた道はそれだけではありません。

丸熊陶業の新しい絵付師の誕生であり、日本初の女性絵付師の誕生も喜美子の功績です。

これを多くの人に知ってもらうため、敏春(本田大輔)は新聞社を呼び、取材をしてもらうことになりました。

こんな大手柄になるなんて思わなかった喜美子。

常治(北村一輝)がいれば、「そんなもんは絵付けの仕事じゃないからアカン」と言いかねません。

しかし父は今、直子(桜庭ななみ)と東京です。

鬼の居ぬ間に洗濯ではないですが、これは今のうちにやらなくては!というようなこととなりました。

ですが、いざ取材が始まると、正直に話してもなんだかうまくいきません。

深野の弟子だということを記事にしようとしても、記者は深野のことを知りません。

そこは省いても良いと敏春は言いますが、深野先生がいなければ今の喜美子はないですからね。

それはちょっと…という顔をします。

他にも、「川原喜美子」という名前をストレートに載せてもインパクトがないのであだ名で!となったり、9番目の弟子で「きゅーちゃん」だと伝えても、それはなぁと言われ「ミッコー」にしようと言われたり…。

ミッキーにあやかってミッコーらしいのですが、そんな呼ばれ方一度もありませんし、身近な人が見たら「誰のことだこれ?」ってなること請け合いです。

パンケーキが大好きで、パンケーキを食べたくて絵付師としてお金を稼ごうと思ったなどと、でっち上げられまくったことで喜美子は激怒。

KAMUI

そりゃそうですよ。嘘にもほどがありますわ。

照子(大島優子)が珍しく頭を下げてくる。喜美子(戸田恵梨香)はしぶしぶ取材を改めて受けるが…

深野のことを省き、呼ばれてもいないあだ名で呼ばれていることを書かれそうになり、しまいには絵付師になった理由もパンケーキが食べたいからなどファンシーな書かれ方をされかけた喜美子。

KAMUI

どこをどう見たらそんな子に見えますかね(笑)

腹が立った喜美子は取材を拒否!

すると、照子(大島優子)が喜美子を説得しにやってきました。

丸熊陶業のため、夫・敏春のため、照子の顔に免じてどうか!と頭を下げる照子。

KAMUI

こんな照子は見たことないです。

それだけ照子が人のため、家のために何かをやろうとしているということはわかります。

しかし、照子も照子で喜美子の気持ちはよくわかります。

KAMUI

小さいころ、婦人警官に憧れていた照子は、結局その夢を叶えることはできず、家の跡継ぎの嫁という道しか選べませんでしたからね。

それでも彼女は今、そこで精一杯できることをしています。

そんな想いを感じ取ってしまったら、喜美子も照子の顔に免じて、取材を受けるしかないですよ。

取材再開となるわけですが、次なる問題は服装です。

あきらかに地味!というか貧乏くさいと言われる服と身だしなみ。

これでは宣伝効果がなぁ~と思われたため、喜美子は大急ぎで家に帰り、手あたり次第洋服を漁ります。

百合子(福田麻由子)が自分の好きな服を出してくるもサイズが小さいですし、川原家にある服でそんな素敵なものはありません。

「貧乏って滲み出るんね」と笑うマツ(富田靖子)ですが、正直それを「あはは」と笑っている場合でもなく、ついには陽子(財前直見)や知り合いの奥様方まで服を持ちより、フィッティングが始まるのです。

「これはどう?」

「アカンアカン」の応酬ラリー!

喜美子、取材一つでだいぶ大変な目に遭っております。

余所行きの服にキレイなメイク。見違えた喜美子(戸田恵梨香)が可愛すぎて、母の涙腺は崩壊した

綺麗なブラウスとスカート。頭にはカチューシャ。

髪も綺麗に整えられ、メイクまで施されると、喜美子は見違えたように美しく、そして可愛らしくなりました。

見違えた喜美子を見て奥様方がうっとりする中、マツは目を赤くして号泣し、喜美子を驚かせました。

信楽に戻ってきてからも絵付師の修業の日々で、成人式にも行かなかった喜美子。

こんな晴れ着を着たことなんて一度もなかったのです。

それがこんなにも立派に成長したのだなぁと思うと、親として泣かずにはいられません。

その姿でカメラの前に立つ喜美子。

陶器の横に座って写真撮りが始まります。

「もっと陶器に顔を近づけてー」と言われると、カメラの方を見て顔を陶器に寄せるのではなく、陶器に頭突きしそうな向き合い方。

KAMUI

そんな写真があるかいなと笑いたくなりました。

にしても、喜美子のデザインが描かれた陶器はとてもキレイです。

出来ることなら、焼きあがった後の陶器を置いてほしかった…色が薄い。

こうして喜美子は、常治にやんややんやと言われる前に日本初の女性絵付師としての取材を受け、新聞デビューを果たしたのでした。

なぜもこうタイミングよく電話ができるかね常治(北村一輝)よ

果たして常治は、喜美子が新聞に載ることをやんややんやと言うでしょうか?

そんな疑問もありましたが、どうやら喜美子が丸熊陶業の忘年会に行くのも許さなかったらしいのです。

そこで百合子は立ち上がります。

直子がいない今、自分がしっかりすると宣言。

そして喜美子が服探しをしている時、タイミングよく常治からの電話が大野家にかかってきたのでした。

KAMUI

なんでこのタイミングよ!って思いましたね。常治スゴイ。

喜美子をお呼びですが、今の喜美子は手が離せないので、百合子が電話に応じるために大野家へ。

なんの変化もないとごまかす百合子。

しかし、電話越しの常治は喜美子をお呼びです。

すると、信作(林遣都)や忠信(マギー)が「あたしー喜美子」と言って替え玉になろうとします。が、バレます。

KAMUI

というか、そんなことばかりやってたら余計怪しまれますって。

なんでこうタイミングよく電話をしてくるんでしょうか、あの父は!

ヘタしたら直子と大喧嘩しているなんてことも…。

新聞も常治の見えないところに隠そうと言いますが、バレないわけないと思うんですよね~。

そのとき常治はどんな態度を取るのか!この先が気になります。

『スカーレット』第8週(第47話)まとめ

喜美子は無事に新聞に載ったわけですが、正直そんな綺麗な格好をして絵付けはしないよなぁ~って思ってしまいます。

ものすごくやりにくそうです。

しかし、これも丸熊陶業の宣伝のためであり、写真映えなのでしょう。

映えを狙ってその先のことは考えないみたいなことを考えると、今も昔も変わらないのかなぁなんて思いました。

さて、新聞を見た八郎(松下洸平)はあまり良い顔はしていません。

これが一体何を意味するのか、明日が楽しみです。

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