ついにデザインを完成させた喜美子(戸田恵梨香)。
深野(イッセー尾形)の反応は良いのか悪いのかよくわかりませんが、とりあえず秀男(阪田マサノブ)の元へもっていって良いと言われました。
しかし、担当の加山(田中章)は、相変わらず深野のデザインしか受け入れる気はありません。
諦めない真っ直ぐな喜美子。エネルギッシュな目です。
そして驚いたのが照子(大島優子)ですよ!
どこから出てるかわからない猫なで声。
誰ですか?と言いたくなる瞬間でした。
目次
『スカーレット』第8週「心ゆれる夏」第44話あらすじ
火鉢の絵付け師として歩み始めた喜美子(戸田恵梨香)。
徹夜の末、新デザイン図を描き上げる。
師匠の深野(イッセー尾形)のお墨付きをもらい、喜美子は早速、社長にプレゼンすべく事務所へ向かう。
途中で役場勤めの信作(林遣都)と出くわし、信作を伴い事務所に入る。
喜美子が本題を切り出す前に信作が火まつりの話題で盛り上がり、新婚の照子(大島優子)も登場。
婿に来た夫に尽くす照子の変貌ぶりに、喜美子は言葉をなくして…
出典:NHK
【ネタバレ】『スカーレット』第8週(第44話)あらすじ
新しいデザインは予想外!深野(イッセー尾形)の反応はいかに!
大阪での日々を思い出しながら描きあげたデザイン。
赤をベースにし、中にはバラ模様。
日本画を描き続けて来た深野(イッセー尾形)からすれば、こんなデザインが上がってくるなど予想だにしなかったことでしょう。
どうでしょ?と喜美子(戸田恵梨香)が聞くも、「ほー」とか「おー」とかその中間の音で反応するばかり。
これ、台本になんて書いてるんですか?
とにかく、「ええよ」でもなければ「アカン」でもありません。
ひたすらに「ほー」「おー」を続けるばかりです。
弟子の2人は目を丸くして驚くばかり。それもそうでしょう。
火鉢ってこんなやつだよねーという概念を覆すようなモダンなデザイン。
その道一本でやっていれば思いつかないものです。
たまには寄り道も必要、と前に深野が言いましたが、大阪での生活はこの結果を生み出すための大事な「寄り道」だったのかもしれないと思わされます。
そして、この発想は女性だからできたものかもしれません。
とにかく、「ほー」「おー」です。革命的でコメントをしようにもできません。
ただ、深野は言ってくれました。
「持っていったらええ」
深野の描いたデザインしか認めないと言われても、アタックしにいっていいと。
嬉しさを胸に、喜美子は社長・熊谷秀男(阪田マサノブ)の元へと向かいました。
しかし、担当の加山(田中章)は、喜美子のデザインをちらっと見るだけですぐに伏せてしまいました。
どんなに良くても、深野のデザイン以外は断固として認めないのでしょう。
それでも喜美子は「また出来上がったら見てもらっていいですか?」と聞き、秀男はこれを承諾します。
デザインを考えるのが相当楽しかったみたいですし、一生絵付け師として生きていく以上、諦める気もないようです。
誰だ!?と思ったら照子(大島優子)の旦那。そして照子の変貌ぶりに、もう一回「誰だ!?」と言いたくなる!
偶然、信作(林遣都)とも再会した喜美子ですが、彼に特別変化はありません。
…黒歴史も終わった感じです。
3年前はもう結婚して幸せを手に入れているところだと豪語していましたが、どうやら彼女にはフラれ、まだ結婚をしていないようです。
そして驚くことに、照子(大島優子)は半年前に旅館の三男・敏春(本田大輔)とお見合いをして結婚していました。
最初は、「あんな奴イヤだー」とか、「あんなんと結婚するなら喜美子と結婚するー」とか、「いつか琵琶湖に沈めてやる」と恐ろしいことを言っていた照子。
しかし、今ではもうベタ惚れのご様子です。
おしとやかな声でスイカとぶどうを持ってきたのですが、
「おスイカとおブドウは如何ですか~?」
スイカとブドウに「お」がついてますけど照子さん。
本当に照子ですか!?…いや、誰?と驚きます。
喜美子と信作も、照子の変貌ぶりにギョッとし、外に出ると二人で大爆笑。
喜美子は鳥肌が止まらない様子です。
あっちがうちに惚れたんだと豪語する照子ですが、そうじゃないですよね。
それは照子のいつもの強がり。根本は変わっていないみたいで安心です。
どうやら、一番先に幸せを掴んだのは照子。
信作は先を越されてショックを受けますが、喜美子にいたってはまだ女として誰が見るんだよという反応をされ、キョトンとします。
まぁ確かに、男に混ざって陶芸やら絵付師やら。
柔道をやりたいと言い出したのも喜美子。
男勝りなので言われても仕方がありませんね。
実は危機的状況の丸熊陶業。時代への変化により、深野(イッセー尾形)のデザインはオワコンと言われてしまう
照子の婿・敏春の見立てでは、丸熊陶業の経営状態は非常にマズいようです。
今までは知り合いのよしみで融資を受けることができましたが、時代は刻一刻と変化し、これから銀行には事業計画書を提出し融資を受けないとなりません。
しかし、今の丸熊陶業の状況では、それが困難なのです。
さらに敏春は、絵付き火鉢のデザインももう古いというのです。
秀男が「まだまだ深野先生の絵は人気が出る!」と言いますが、これがなかなかに厳しいようす。
ブドウの種を取るのが面倒だと思えば種なしブドウを開発するように、時代はどんどん変わっていかないといけません。
敏春がそう訴えるも、秀男は理解を示してくれません。そんな時代は来ないと。
来るんですよねー。今では当たり前にあるんですよねー種なしブドウ。
絶対にできないと思っていると、時代の波に乗っているとは言えません。敏春の言う通りです。
結局、敏春の意見に耳を傾けることなく、経営の話は終了。
もしかしたら、これが喜美子の描いたデザインの出番になるのでは?なんて思えます。
自分の幸せどころじゃない信作(林遣都)。大野家離婚の危機!
照子に先を越された信作ですが、実は新作の家はそれどころではないのです。
忠信(マギー)と陽子(財前直見)が2週に1回大喧嘩をし、離婚の危機らしいのです。
原因は何かと聞いてもそれは明かされることはありません。というか、それどころではありませんでした。
大野家の前に来ると、忠信と陽子がほうきをもって大バトルをしているじゃないですか!
本当に何があったんだか。
しかも、そんな二人の横から現れたのは、大きなスイカを持った百合子(福田麻由子)。
「なにしてん?」
「スイカもらった」
「あらぁ~」
いやいや、スイカもらって喜んでる場合じゃありません。
そこの2人の喧嘩を止めないとですよ!
一体何がどうしてこうなったか…その真相は明日にでもわかると思って待ちます。
『スカーレット』第8週(第44話)まとめ
おスイカ…おブドウ…🙄#スカーレット pic.twitter.com/hqvzXgabMJ
— 朝ドラ「スカーレット」第8週 (@asadora_bk_nhk) November 18, 2019
とにかく照子には驚かされました。
琵琶湖に沈めてやると豪語していた照子が、次に会ったら旦那の3歩後ろを歩くようなおしとやかな一面を見せていたら、喜美子や信作もぽかーんですが、こっちもぽかーんですわ。
そして、もう深野の絵は古いと言い、時代の変化とともに変わっていかないとダメだという敏春。
確かに、どこもかしこも洋風になってきているのに、火鉢も変化しないわけに行きません。
敏春も最後には喜美子がデザインした絵を見ています。
これは喜美子にとって大きな転機になるのでは!?そんなことを思いながら、明日に期待です。
そうそう、大野家の問題もこれからどうなるか…。