喜美子(戸田恵梨香)の想いを知った母・マツ(富田靖子)は、絵付けの仕事を教えてもらえるところはないかと探し始めます。
マツが見つけてきても、常治(北村一輝)が許すとは思えません。
しかし!マツは説得してみせると頑張るのですが…状況はどんどん悪化!
ついには常治と喜美子が正面衝突…顔芸対決となりました(笑)
また、深野(イッセー尾形)が集中している姿を見て喜美子は驚愕!
さらに、喜美子の見合い相手として現れたノンスタイル石田明が白くなくて驚愕!
目次
『スカーレット』第7週「弟子にしてください!」第40話あらすじ
照子(大島優子)に背中を押され、喜美子(戸田恵梨香)は集中する深野(イッセー尾形)の驚くべき姿を目撃。
一方、喜美子の絵付けへの思いを知った母・マツ(富田靖子)は、喜美子が丸熊陶業で働きながら絵付けを学ぶ術を模索。
週に一度、指導を受けられる会社を見つける。
父・常治(北村一輝)の承諾を得ようと待ち構えていた所、常治が喜美子の見合い相手(石田明)を急に連れてくる。
喜美子は気弱そうな男と結婚しろと言われ…
出典:NHK
【ネタバレ】『スカーレット』第7週(第40話)の感想
一度は見てみたい。深野(イッセー尾形)の集中しているところ
池ノ内(夙川アトム)と磯貝(三谷昌登)がそっと絵付係の小屋を出てくると、喜美子(戸田恵梨香)は静かに中へ入っていきます。
深野(イッセー尾形)が集中している姿を見られないように今まで喜美子のことを追い出していまいしたが、一体何をしているのかやっと見ることが!
しんとした絵付係の中で一人響く深野の声。
集中しているというか、夢中になって絵付けをしているように見えました。
喜美子がそっと顔を覗き込み、驚きの表情。
深野がどんな顔をしていたのかは、喜美子しか見えません。
ちょっと、気になるじゃないですか!いつか見せてください!今週中に!
喜美子(戸田恵梨香)にやりたいことをやらせたいという母の愛。それを知らない父の勝手な行動
喜美子が絵付けの仕事をしたいが、時間もお金もないからできないと大泣きしたのがとてもかわいそうに思ったマツ(富田靖子)は、絵付けを教えてくれるところを探します。
雑貨屋をやっている大野家であれば、心当たりはたくさんあります。
今や絵のついた火鉢は人気商品。そのおかげで、絵付け師の需要も増えているのです。
その一つ、長山陶業であれば、絵付けの仕事を教えてくれると言います。
これを聞いたマツは、丸熊陶業で仕事をしながら週1回、永山陶業へ行って絵付けの勉強をしたらいいと言うのです。
半年もやれば、簡単な作業くらいはやらせてくれる。
喜美子としては願ってもない話。
しかし、これを常治(北村一輝)が許してくれるだろうか…無理だろな~と思うのです。
でもマツは負けません。私が説得すると意気込む母。
それだけ喜美子の涙は響いたのでしょう。それはそうです。
大阪で単身で生活すること、学校に行くことを我慢して実家に戻り、お金は常治のツケの支払いに回してくれたりと喜美子に我慢をさせっぱなしだったのですから、母の心は痛むでしょう。
しかし、父は痛んでいません!
喜美子が帰って来たことにも喜びますし、機嫌よく帰って来たと思ったら、喜美子の見合い相手を連れて来たというのです。
唐突すぎて誰もが驚きですわ。
数秒でなぜかフラれる喜美子(戸田恵梨香)にも驚くが、相手役の石田明(NON STYLE)が白くなくて一瞬誰かわからない。
喜美子のお見合い相手として常治が連れて来たのは、気弱そうな男・宝田三郎(石田明/NON STYLE)です。
常治は結婚話をさっさと進めようとして、直子(桜庭ななみ)や百合子(福田麻由子)を奥の部屋へと押しやり、喜美子を座らせ、三郎に酒を振る舞おうとします。
しかし、すぐに帰ろうとする三郎。様子がおかしい…。
「喜美子さん、僕ははよ結婚したいと思ってます」
と、いきなり喜美子にプロポーズしてきたのかと思いました。
しかし、三郎にはすでに好きな人がいて喜美子との結婚を断るために来ただけでした。
それを言い切ると、三郎は逃げるように去っていったのです。靴も履かずに。
つまり、三郎は常治に引きずられてやって来ただけ。
そして、なぜか喜美子は初めて会った人と結婚しろと父に言われた矢先、相手のことを知る前にフラれました。
なんだったんでしょ。今の時間。
ポカーンとしてしまいました。
そして、ノンスタイル石田といえば白いスーツがトレードマークですから、グレーのスーツに茶色のネクタイをしめて登場した三郎が石田明と気づくまで数秒かかりました。
えっと…彼はこの日だけ?ものすごい脇役感満載でした。
マツ(富田靖子)の作戦失敗。おかげで喜美子(戸田恵梨香)vs常治(北村一輝)勃発!
結婚を一方的に断られたわけですが、喜美子としては結婚なんてまだ先だと言います。
やりたいことがあるから結婚なんてしてられんというと「なんややりたいことって」と聞く常治。さぁいよいよ本題です。
マツの作戦では、お酒を飲ませて酔わせて、いい気分になった時に話して承諾をもらおうというものでした。
マツは酒瓶に入った酒を注ぎ、常治に飲ませます。
しかし、そのお酒の中身は前夜に喜美子と直子が水を入れたもの!
酔ってる状態であればバレないものですが、シラフの状態ならモロバレです。
絵付けの勉強をしたいと言っていることを聞いた常治は激怒!
酒じゃなくて水は出されるし、結婚しないと言い出すしと、常治としては苛立つことばかりです。
またちゃぶ台を返そうとする常治でしたが、喜美子がちゃぶ台を抑えて阻止!
喜美子も勢いで「一生結婚しない!」と宣言しちゃうもので、娘が自分の思い通りにならずに激怒。
しかし、喜美子は負けません。気づけばふたりの変顔対決。
似た者同士の親子なもので、喧嘩するときもコミカルになっちゃいます。
信作(林遣都)が3日前から女の子を連れて帰ってくる。娘と息子じゃ会話が違うせいで、陽子(財前直見)が無表情に
それはマツが陽子に、喜美子に絵付けの勉強をさせられる場所を探している時のことです。
高校を卒業した信作(林遣都)は、大人しい女の子を連れて帰ってくるのです。
もしかして…彼女か?100%彼女でしょうね。
3日前から通ってきているらしく、陽子は何度も信作に聞きますが、新作はろくな返事をしません。
娘であればもっと色々喋るでしょうが、思春期の男子じゃ喋りませんよね。
さて、この恋は一体どうなるのでしょうか?
とにかく、息子が彼女らしき女を連れて帰ってくるだけで、陽子は無表情。
そうするしかできませんから仕方がありませんね。
『スカーレット』第7週(第40話)まとめ
秘技!ちゃぶ台返しのシーンチェック中🎬
「お母ちゃん」にはゴメンね🙇♂️ですね!#スカーレット pic.twitter.com/MxD34sPUVF— 朝ドラ「スカーレット」第7週 (@asadora_bk_nhk) November 14, 2019
娘のためにと思って動き出した両親ですが、もうここまでやることが違うのかと思うと面白いですね。
これだけ衝突したら、何が何でも絵付けの勉強なんて常治は許してくれなさそうです。
しかし、喜美子も譲らないでしょう。
この争いの結末はどうなるのか!?
そして、深野が集中状態の表情もとても気になりますね!