『スカーレット』第6週(第32話)あらすじ・ネタバレ感想!喜美子不在中、常治がさらにダメ親父に…

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出典:『スカーレット』公式ページ

嘘の報告で信楽に帰って来た喜美子(戸田恵梨香)は、常治(北村一輝)に大阪に帰らず信楽にいろと言われますがそうはいきません。

荒木荘での仕事はありますし、大阪で学校に行くための準備もできています。

学校へ行くことを両親に報告しようと決意するのですが、マツ(富田靖子)は結婚と勘違いをしますし、常治は頭ごなしに起こるのです。

常治の心ない言葉に怒った喜美子は翌朝早々に帰ろうとするのですが、川原家の現状と秘密を知り、喜美子は驚きを隠せません。

しっかり者の長女がいないだけでこんなふうになってしまうのかと思うと、愕然とします。

『スカーレット』第6週「自分で決めた道」第32話あらすじ

喜美子(戸田恵梨香)の帰郷を聞きつけた仲間たちが集まって大宴会。

父・常治(北村一輝)が荒木荘に喜美子が辞める連絡をしたことがわかり、喜美子は大阪で働きながら、美術学校に行く夢を明かす。

しかし川原家に響く不協和音を治める役目を喜美子に期待する常治は頑として認めない。

喜美子も折れず、仲たがいしたまま翌日を迎える。

再び大阪に戻るつもりで家を出た喜美子。

道中、信作(林遣都)と出くわし、驚きの事実を聞く。
出典:NHK

【ネタバレ】『スカーレット』第6週(第32話)の感想

喜美子(戸田恵梨香)が結婚!?マツ(富田靖子)の勘違いぶりはまるでコント

酒を浴びるほど飲んで眠る常治(北村一輝)の姿は相変わらずなので、今さらため息をつくこともありませんが喜美子(戸田恵梨香)はそんな父よりも気になることがあります。

肉のない肉じゃがを作ろうとする母です。

なんで肉がない?と聞くと、マツ(富田靖子)は「買うのを忘れた」と言います。

仕送りのお金はどうしている?と聞けば、聞かれたくないのか早く寝ろと言うのです。明らかに怪しい…。

しかし、問い詰めても逃げられるだけですし、喜美子もそんな重大な隠し事をされているとは思わなかったかもしれません。

なので喜美子も、大阪で働きながら学校に行こうと思っているという想いをマツに報告しようとします。

「嫌な話?」

「良い話」

娘ももう18歳。

ジョージ富士川(西川貴教)という名前が出てくると、マツはなぜかその人と結婚するという報告だと勘違いします。

「来年の春…」

といえば、入学する意味ではなく結婚するのだと早とちりします。

「写真あるんやわ」

というと、マツは喜美子の結婚相手の写真が見れると大喜び。

その勢いで、常治まで叩き起こします。

このマツの勘違いぶりは、アンジャッシュの勘違いコントに匹敵する見事なものでした。

マツ自身も18歳の時に常治に恋をして結婚をしたわけですから、そう思われても仕方がありません。

が!喜美子に言わせれば「そんなこと」

それを言われ、マツはショック!

どこまでもコントです。

頭ごなしに反対する常治(北村一輝)に喜美子(戸田恵梨香)は怒る

学校に行くというと、常治は「そんな金どこにある!」と怒り出します。

内職でお金を稼いだと答えますが、あとはアカンの一点張りです。

「誰が学校行けなんて言うた。大阪行くなアホ!」

しっかりと働き、自分のお金で進路を決めようとしている喜美子に対し、3年働いたくらいで偉そうなことを言うなとか勝手に金を使うなとか!

女性でも一人前に働いている人を大阪でずっと見て来た喜美子。

自分もそうなりたいという気持ちがあるのに常治はそれを許してくれません。

この身勝手な言い分に、さすがの喜美子も苛立ちます。

しまいには「大阪行きたくないって言ってたやんか!」と、昔のことまで引っ張り出してくる常治。

それをどうにかしたいと思うなら、3年前にやれよと思ってしまいます。

どう見ても常治は喜美子のお金を頼りにしまくっていますし、子離れできないでいると思うのです。

喜美ちゃんが「そやー!」といって投げるべき人物は父なのではないだろうか?と、思えてきます。

川原家の重大な秘め事に、喜美子(戸田恵梨香)も言葉を失う

翌朝、大阪へ帰るために早々に家を出た喜美子。

仕事があるから帰るという選択肢は当然ですが、カンカンに怒ってる常治と顔を合わせるのも嫌だったかもしれませんね。

すると三女の百合子(福田麻由子)が喜美子の元へとやってきました。

どうやら病院にマツの貧血の薬を取りに行くらしいのです。

「百合子、学校はこっちやないやろ?」

って言っても、百合子は学校に向かおうとしません。

喜美子が代わりに薬を取りに行って母に届けて帰るから、学校に行きなさいと言っても百合子は困った表情をするばかりです。

「喜美子姉ちゃんは…大人?」

どういうことだろうと思いますよね。続けて百合子が言うには、

「大人が病院行ったらアカン」

余計どういうこと!?ってなりますわ。

追いかけて来た直子(桜庭ななみ)が余計なことを言うなと百合子を咎めると、「余計なことってなに?」と喜美子はつめ寄ります。

どうやらふたりとも喜美子には言うなと言われているみたいです。

なので言いたくても言ってくれません。

そこに通りかかったのは、黒歴史真っただ中の信作(林遣都)です。

大変やもんなぁというということは、信作も知ってるということ!

喜美子は信作につめ寄ります。

信作!このドラマ15分しかないんだ!

今日はあと2分しかない!早う言え!とテレビに向かって言ってしまいました(笑)

逃げられない信作。

しかし、自分の口からから言えば直子も百合子も怒られずに済むとわかると、彼はすべてを喜美子に話してくれました。

マツの貧血の薬を子供に取りに行かせることで、病院に薬代を付けさせている川原家。

学校にも行かず、母のために薬を取りに来ていると思われることで、病院も薬を出してくれると言うのです。

子供を使って支払いから逃げようとする常治。

それが自分の親がやっていることだと思うと、喜美子も言葉が出ません。

『スカーレット』第6週(第32話)まとめ

肉は買えない、幼い百合子を病院に向かわせることで代金を払わず薬を手にする。

仕送りはきちんとやっているのにどうしてこんなことになるのでしょう。

それなのにオート三輪はある、常治は泥酔するほど酒を飲む!

つまり、常治がお金を使いこんでいるといっても過言ではないでしょう。

しかも、その常治は外の世界を存分に見て来た喜美子に対し「一人前になったと思うな」的な発言。

もうさすがに!って感じです。大丈夫ですか?

北村一輝さんの好感度下がりませんか?ってレベルでヤバいです。

しかも、大阪に帰らずに信楽にいろというのに、薬代を払わずに貰っていることを秘密にしようとよくできるなと思ってしまいました。

もう喜美子、草間流柔道で投げ飛ばしてしまえと思ってしまうのですが。

私がこう言われたら、実家に戻る代わりに酒の一切を取り上げることを条件にしそうです。

さて、実家の現状を知った喜美子はこの後どう出るのか。

明日の展開がとても気になります!

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