『スカーレット』第5週(第28話)あらすじ・ネタバレ感想!ジョージ富士川(西川貴教)がついに登場!

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出典:『スカーレット』公式ページ

圭介(溝端淳平)が荒木荘を出ていくその日、さだ(羽野晶紀)や雄太郎(木本武宏/TKO)がお見送りをする中、喜美子(戸田恵梨香)はあるものを差し入れしようとしたのですが、これを断られてしまいました。

笑顔でさようならといった喜美子は、ひとり台所で涙。

こっちまで泣きそうになりました。

女中として一人前になったと思われる喜美子ですが、のぶ子(三林京子)はまだ認めません。

それにはのぶ子のある想いが…。

そして、やっと登場しましたジョージ富士川(西川貴教)!

新しい芸術との出会いに、喜美子は目を丸くするばかりです。

『スカーレット』第5週「ときめきは甘く苦く」第28話あらすじ

恋人に押し切られて荒木荘を出ることになった圭介(溝端淳平)。

喜美子(戸田恵梨香)は他の住人たちと共に笑顔で圭介を送り出す。

喜美子は圭介がいなくなった事実を忘れるかのように仕事に没頭。

だがふとした瞬間、圭介が好きだったおはぎを目にして数々の思い出がよみがえる。

喜美子は涙ながら、初恋に別れを告げる。

失恋した喜美子に新たな出会いが訪れる。

ジョージ富士川(西川貴教)という芸術家のサイン会でまさかの再会が…
出典:NHK

【ネタバレ】『スカーレット』第5週(第28話)の感想

荒木荘を出ていく圭介(溝端淳平)に差し入れを。喜美子(戸田恵梨香)はひとりで涙をこぼす

あき子(佐津川愛美)に言われ、圭介(溝端淳平)は本当に荒井荘を出ていきます。

さだ(羽野晶紀)や雄太郎(木本武宏/TKO)はお見送りをしますが、まぁ快く送り出している感じはありません。

人生の先輩としては、まぁ色々経験して来ればいいのでは?というふうに飲み込んだ感じです。

この場にいないちや子(水野美紀)に至っては、「二度と荒木荘の敷居をまたがせない」と勘当するかのような言葉を残しました。

喜美子(戸田恵梨香)の話を聞いていただけあって、やっぱ許せんのでしょうね。

「映画の出演が決まったら教えてくださいね」

「自分で聞きに来い」

笑顔で会話はするものの、どこか厳しい荒木荘の人たち。

遅れて来た喜美子は差し入れにとおはぎを作り、包んで圭介に渡そうとします。

あれだけ大好物だと言っていたおはぎ。

喜美子のつくるおはぎが大好きだと言っていたのですがねぇ~。

「ゴメン。もう荷物がいっぱいや」

と言って、おはぎを断りました。その意味はもう言わなくてもわかります。

だから、そこで見栄を張る方が子供だろ!と怒りたいですねぇ!

喜美子も笑顔を崩さずにお見送り。

作ったおはぎは、喜美子が台所で一人こっそりと食べならが涙が溢れます。

振り返ると出てくる圭介との思い出。

同室なのかと焦ったり、喜美子が新聞社に引き抜きにあった時には「やめなくてよかった」と言ってくれたりしましたが、もうその圭介はいません。

最後は大好きだと言ってくれたおはぎを断り出て行った圭介。

時間と思い出、あの人はもう戻ってこないと思うと悲しくなります。

喜美ちゃん…よくわかるその気持ち!わかる!と、もらい泣きしそうになりました。

喜美子(戸田恵梨香)の学校見学とのぶ子(三林京子)の笑顔

月日は経って年末。

喜美子が学校説明会に行っている間、のぶ子(三林京子)が荒井荘に来ていました。

喜美子が作った黒豆を吟味し、うまくできていると認めます。

さだは、もういい加減に一人前と認めてあげたらどうかとのぶ子に言いますが、すんなりと「うん」とは言ってくれないです。

それは喜美子にまだなにか至らないところがあるから?いえいえ、そうじゃありません。

ここで出て来たのぶ子の本音は、

「そう言ったらあの子は卒業してしまうやろ」

学校説明会に行くということは、荒木荘を辞めて勉強をするのだろうとのぶ子は思ったのです。

だからこそ、まだ一人前じゃないぞ!と言って引き止めたいのでしょう。

最初は「信楽帰り」と言って追い返そうとしましたが、のぶ子は今では喜美子のことをけっこう気に入っているように見えます。

しかし、喜美子の考えは違いました。

学校を通いつつ、荒木荘の女中として働きたい。そうしないと食べていけませんからね。

それを聞いたさだは安堵。

「そうでっか」

と言って、のぶ子はクールに振る舞って荒木荘から出ていきましたが、道端ではニヤニヤがこぼれるように。

やっぱりのぶ子、喜美子が大好きみたいです!

「自由は不自由や」ジョージ富士川(西川貴教)の芸術が爆発している

芸術系の専門学校に行きたいことをちや子に話した喜美子。

するとちや子は、フランスの美術学校に留学し「自由は不自由や」が口癖の芸術家・ジョージ富士川(西川貴教)の展示会に行ってみたらどうかと提案してくれました。

さっそく行ってみる喜美子。

そこには見たことのない作品の数々が置かれていて、喜美子はただ目を丸くするばかりでした。

そして、どこを見ればいいんだ?と思ったのでしょう。

隣にいた外国人の真似をして下から見てみたり、近寄って見たり、見上げて手を伸ばしてみたりと色々やっています。

洋風な芸術があふれる空間。完全に未開の地です。

サイン会が始まると、多くの女性がジョージ富士川を待つのですが、当の本人か階段を降りて登場。

「ボンジュールボンジュール、ジョージ富士川がきやったでぇ」

押し寄せる女性たちの波に対し、まんざらでもない表情です。馴れているんでしょうね。

喜美子はただ呆然と見ているだけ。

しかし、これがまた喜美子の新しい世界への入り口になることは確かです。

このジョージ富士川ですが、どうやらモデルは芸術家・岡本太郎さん。

「芸術は爆発だ」で有名な、あの芸術家。

ジョージ富士川の芸術が爆発していると思ったら…こういうことでした。

『スカーレット』第5週(第28話)まとめ

残念イケメンの圭介が荒木荘を去ると、すぐに次の入居者は決まった様子。

なので、また近いうちに新しい入居者が現れるんだろうなぁと楽しみにしつつ、このジョージ富士川の登場に注目!な回です。

「自由は不自由や」という人は「芸術は爆発だ」なあの方だったり、それに喜美子が驚くところを見るとまた明日が楽しみです!

ただ問題がひとつ残っている様子。

それはもう一人の「ジョージ」です。

女に学問はいらんといったり、絵なんて一円の価値もないと認めてくれないジョージ。漢字で書くと「常治」。

そう、常治(北村一輝)です。

果たして美術の勉強をしたいという喜美子の想いを、信楽の常治は認めてくれるのでしょうか?

…認めてくれー!と切に願います。

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