圭介(溝端淳平)の恋を応援したいと思う喜美子(戸田恵梨香)は、雄太郎(木本武宏/TKO)がアルバイトをする「歌える喫茶さえずり」の前であの犬を発見。
意中の女性がいるかと思いきや、出てきたのは喜美子が怯える強面の男性でした。
このふたりが親子で、娘の泉田あき子(佐津川愛美)はお見合いを断ったばかり。
そこで喜美子は、父・泉田庄一郎(芦屋雁三郎)にあき子に圭介を引き合わせてほしいと頼むのですが言葉足らずで誤解を招き、もう大変です。
自分はもう大人な経験をしたと言い張った喜美子を頼る圭介。
しかし、花より団子で純粋な喜美子なので、人の言葉の裏も読めず、雄太郎やさだ(羽野晶紀)に笑われてしまいます。
目次
『スカーレット』第5週「ときめきは甘く苦く」第25話あらすじ
医学生の圭介(溝端淳平)の恋を応援することになった喜美子(戸田恵梨香)。
どうすればいいか悩んでいると偶然、圭介の意中の相手の名前が「あき子」だと知る。
圭介に伝えると、更なる後押しを期待される。
後日、住人の雄太郎(木本武宏)からあき子の父が喫茶店にいる知らせを受け、喜美子はじか談判に向かう。
事情を話すと相手されずに一蹴されるが、喜美子は雄太郎からアドバイスをもらって実行。
すると荒木荘に訪ねてきたのは…
出典:NHK
【ネタバレ】『スカーレット』第5週(第25話)の感想
恋なんかどうでもいいという圭介(溝端淳平)に対し、「そうですか」と真に受ける喜美子(戸田恵梨香)
恋に悩む圭介(溝端淳平)に対し、経験アリというふうに振る舞ってしまった喜美子(戸田恵梨香)は、神社に銀杏を取ってきた帰り「歌える喫茶さえずり」の前を通り、例の大きな犬を発見します。
ということは、犬を散歩させていた女性がここにいるのでは!?
そう思った喜美子が喫茶店を覗こうとすると、中から人が出てきたのです。
それはあの女性ではなく、喜美子が困り果てていた強面の男性。
不審な動きをしていた喜美子は、ちょっと警戒されてしまった模様です。
向こうの方からは例の女性がやってきたことで、喜美子はここで2人が親子であることや、娘の名前があき子(佐津川愛美)であること、そして最近お見合いをしたがその相手とのお付き合いを断ることがわかったのです。
そんなことを喜美子から聞かされ、圭介は舞い上がったように喜び「次は!?」と聞いてきます。
もう完全に喜美子を恋愛の先輩のように思っているのです。
さえずりにその女性がいれば採れたての銀杏をあげ、料理の仕方を教えるために荒井荘に呼び、圭介と引き合わせようと思っていたので、それをこう言葉を変えて…
「荒木荘に、ようこそ。ゆ~方向で」と返します。
「何かよくわからないけどわかった!」
とにかくうれしい圭介。「あき子」という名前がわかったことがとにかく嬉しく、素晴らしい、麗しいと言います。
が、ここで雄太郎(木本武宏/TKO)が…!
「普通やろ」
現実に引き戻す一言です。
あき子なんて名前はどこにでもいますから、特別なものじゃないと言っちゃう雄太郎をさだ(羽野晶紀)が止めますが時すでに遅し。
「よう考えたらカリキュラムが増えてそれどころじゃないわ。現実逃避してもうた。恋やなんてゆーたけど、なんかどうでもいいわ。医学生が恋なんてしてる暇ないわ。」
と、誰がどう見ても強がりだという発言をするのですが、喜美子だけはわかりませんでした。
あとで雄太郎とさだに言われ、嘘だとわかり驚きます。
花より団子の喜美子には、難しかったみたいです。
言葉足らずで混乱する泉田庄一郎(芦屋雁三郎)。見かねた雄太郎(木本武宏/TKO)が喜美子(戸田恵梨香)にある5文字を助言する
あき子の父親がさえずりに来たとき、すぐ喜美子に連絡するよう言われた雄太郎はその通りに動き、喜美子は泉田庄一郎(芦屋雁三郎)と対面します。
酒田圭介という人にあき子さんを引き合わせてほしいとお願いするわけですが、庄一郎はどうも気になるところがあります。
それは喜美子の素性です。
喜美子と圭介の関係を聞いてみると、その答えはどう考えても誤解を招くものでした。
「圭介さんと同じ荒木荘に住んでます」
「その圭介ゆぅ男とどういう関係や?」
「とてもええ関係です。3年前の春からそれはもうようしてはります」
喜美子は自分が荒木荘で女中をしているという情報を伝えずに話しているのため、完全におかしな話です。
「あんたもう3年も関係続いてんの?」
そう言われても仕方がありませんし、何を言っているのかわからない喜美子もきょとーん。
雄太郎がフォローに入ったことで誤解は解けました。雄太郎さんナイスフォローでした。
見合い話を頼まれたとわかった庄一郎は首を縦に振らず、機嫌を損ねて帰っていったのです。
どうやらこの庄一郎、泉田工業という大きな会社の元社長。息子に跡を譲り隠居しています。
つまり、あき子は令嬢なわけですね。
然るべき人を連れてこいと言われましたが、それって誰や?って話です。
雄太郎はある5文字を庄一郎に伝えて来いと言いました。
その5文字とは「い・が・く・せ・い」
圭介が小児科医師を目指す医学生だと伝えたのです。
その言い方は…ご想像にお任せします。
上の空の圭介(溝端淳平)。ちや子(水野美紀)の色物記事に目を通していると、あき子(佐津川愛美)がやって来た!
あき子への想いが膨れ上がる圭介は、ぼーっとしたまま荒木荘へ帰宅すると、喜美子は圭介が好きなおはぎをつくって待っていました。
これに圭介が満足すると、喜美子は庄一郎に会ったことを話します。
「もういいのに」と言いつつ、自分のために動いてくれた喜美子にありがたい気持ちになったのでしょう。ニコニコとしています。
そして気になったのはテーブルの新聞です。
ちや子(水野美紀)の新聞社が新しい記事を掲載することになったので、感想が欲しいと置いていったもの。
その名も「男と女のエロエロ色々相談」。
本当に作ったよちや子さん…。
ちや子も仕方がなく作ったと言いますが、圭介もこれは良いものかと悩みます。
感想を聞かせてくれと言われた手前、じっくりとこれを読みこむ圭介。
するとですよ!玄関から声がしたので喜美子が向かうと、そこにはあき子の姿がありました。
「こちらに医学生の酒田圭介さんゆー方はいてはります?」
「…いてはります。」
「会いに来ました」
驚き展開すぎて喜美子の目が真ん丸!
圭介に急いでこのことを伝えると、新聞を取り上げ出ていくように言います。
「そうか!荒木荘へようこそ!ゆーやつか!」
なんかキレイに繋がった感。
あき子と圭介の恋が動き出しそうで、喜美子もドキドキです!
『スカーレット』第5週(第25話)まとめ
効果てきめんの5文字…🙄#スカーレット pic.twitter.com/Uv4tvApUWJ
— 朝ドラ「スカーレット」第5週 (@asadora_bk_nhk) October 27, 2019
第5週が始まっていきなり面白かったです。
本当は恋にまだ縁がなく、実直すぎて相手の心が読めず、ついには大事なことを伝え忘れて話をややこしくしてしまう喜美子。
雄太郎のナイスフォローが光りました。
荒木荘にやってきたあき子も圭介がどんな人か期待の目をしていますし、圭介は圭介で慌てますし!
喜美子が思いっきり少女漫画を楽しむ女子になっているところも面白かったです。
この恋の物語の続きを早く見たいと思ってしまいました。きっと面白いです。
ちや子の新聞がテーブルに置きっぱなしというのも、なにか火種になったりするのかなぁなんて期待をしながら…明日を待ちます。