ちや子(水野美紀)が働く会社から引き抜きの申し出を受けた喜美子(戸田恵梨香)ですが、よく考えた末、彼女は荒井荘を辞めないと決意します。
それは自分が好きなことをしたいのではなく、自分が嫌いなことを回避するためです。
その答えに喜美子が納得しているのであれば、ちや子も文句は言いません。
喜美子の人生ですから、胸を張って生きていけば良いのです。
間もなくして、荒井荘の喜美子宛に信楽から電話がかかってきました。
用件は、なんと常治(北村一輝)が喜美子の給料の前借りをするべく、大阪に向かったと聞かされます。
果たして常治に何があったのでしょう。
目次
『スカーレット』第4週「一人前になるまでは」第21話あらすじ
喜美子(戸田恵梨香)は荒木荘の住人たちの様々な生き方を通じて、自分の将来を見つめ直す。
その結果、「女中の仕事を途中で投げ出して、転職はできない」とオファーをくれたちや子(水野美紀)に告げる。
女中として一人前になった後、「自分が本当にやりたい道に進む」と決意。
その視線の先には趣味で続ける描きかけの絵があった。
その頃、信楽では川原家に異変。
室内が荒らされ、家族が大切に取っておいた喜美子からの仕送りが…
出典:NHK
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【ネタバレ】『スカーレット』第4週(第21話)の感想
喜美子(戸田恵梨香)の決断
遅くに帰って来たちや子(水野美紀)に、喜美子(戸田恵梨香)は自分の決断を話します。
新聞社で働くのは悪くなかった。やっていける気はする。
しかし、荒井荘の人たちも好きです。
好きなものがたくさんありすぎるが、自分が嫌いなものは何だろう?と喜美子は考えました。
その答えは「途中で投げ出すこと」です。
このまま新聞社へ転職するということは、のぶ子(三林京子)に認めてもらわないまま女中を辞めること。
それは絶対にイヤだと、喜美子は思いました。
なので喜美子は、これからも荒井荘で一人前の女中になるべく頑張るというのです。
この答えにちや子は納得してくれます。自分の進む道ですから、それでいいのです。
そして「いずれはお金を貯めて自分の好きな道を進みや」とも言われました。
絵を描くことが好きな喜美子が、女中として一生を終えるような子ではないことをちや子はわかっているんですね。
しかし、月1,000円で貯めるのは難しい。しかもその1,000円も、実家に送ってしまいましたからね。
前途多難ですが、喜美子の気持ちが変わることはありません。
川原家で大事件。犯人の目星がついていても、常治(北村一輝)は警察に被害届を出さない!
喜美子が大阪で頑張っている時、実家で事件が起きていました。
常治(北村一輝)が汗水流して家に帰ると、マツ(富田靖子)が大慌てで迎えに来たのです。
どうしたのかと家の中に入ると、まぁ見事に荒らされています。
泥棒に入られている…。急いで家中のお金を探すも、綺麗に盗まれてしまっていました。
喜美子のお給料も、直子(安原瑠那)がお手伝いをして稼いだお小遣いも全部です。
犯人は誰か見当もついています。
その日、運送の仕事を勝手に休んだ従業員の保(中川元喜)と博之(請園裕太)は、少し前から母親の容態が悪いと言っていたみたいなのです。
それでお金が足りなくなり、勝手に仕事を休んだうえ、川原家からお金を根こそぎ持っていったと思われます。
明らかに怪しいです。連絡がつかないとなると余計に怪しいです。
警察に言おうと忠信(マギー)は言いますが、常治は言いません。こういうところでお人好しの出る男です。
「明日になったら返しに来てくれるかもしれない。犯人の見当もつかんわ」
どこまでも人を信じたい常治。
しかし、待てど暮らせどお金も彼らも戻っては来ませんでした。
信楽からの電話。「お金、用意しとけ」って…借金取りか!
荒井荘でいつものように働く喜美子。
彼女が女中を辞めずにいてくれることで、酒田(溝端淳平)や雄太郎(木本武宏/TKO)は一安心みたいです。
雄太郎としては喜美子がいると面白く、酒田としては亡くした妹のように喜美子が自分の前からいなくなることが寂しいと思っていたとか。
酒田の妹は、原因不明の病で命を落としたというのです。
だから医者になろうとしていると思うと納得がいきます。
さだ(羽野晶紀)は元気に東京へ出張に行き、のぶ子からはまた厳しい女中指導がありますが、喜美子の生活はイキイキしたものになっているのでした。
そんな時、信楽から電話がかかって来たのです。
久しぶりに信作(林遣都)の声を聞いて気分が上がる喜美子。
信作からかけてくるなんて予想だにしないことでしたが、どうやら直子(桜庭ななみ)が信作にかけさせたみたいです。
直子が電話口に出ると、「元気にしてる?ちゃんとお手伝いしてるの?」などなど、喜美子は母親の如く聞きます。
しかし、今はそれどころじゃありません。
喜美子ペースでは話が進みませんし、散々聞かれてイラつく直子は信作に再び電話をパス!
喜美子は、そこでやっと自分の家に泥棒が入り、全財産が盗まれたことを耳にします。
そして、直子からもとんでもない話。
こんな事態になってしまったので、常治が喜美子の給料の前借をしてもらうために大阪に向かったというのです。
喜美子は驚く、というか慌てます。
なけなしの1,000円しかもらえないのに、見習いなのに前借りができるわけがないでしょ!
しかも、さだは東京へ出張中。お願いする相手はのぶ子ですよ!
そして直子は続けました。
「お父ちゃん言っとたでぇ。お金、用意しとけって」
直子のその言い方だと、まるで常治が借金取りです…。
『スカーレット』第4週(第21話)まとめ
川原家に…大事件が…😨#スカーレット pic.twitter.com/aIcV1r741o
— 朝ドラ「スカーレット」第4週 (@asadora_bk_nhk) October 22, 2019
自分の進むべき道がひとつ決まり、それでいて将来のこともきちんと考えるようになった喜美子ですが、そんな時に限ってなんでこんな事件が…!なんて思いますよね。
一方的に誰かを疑うのではなく信じるのは良いのでしょうが、その分のしわ寄せが完全に家族に回っているんですよね。
それは…一家の大黒柱としてはどうなんだろうと思ってしまいます。
ちや子に「自分の道は自分で決めなアカン」と言われ、成長した喜美子は久しぶりに会った常治とどんな会話をすることになるのでしょうか。明日が楽しみです。
そして、まだまだ続きそうな喜美子vsのぶ子。
喜美子が一人前になれる日はいつか!?これもじっくり待ちたいと思います。
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