大阪へやってきて1ヶ月。
のぶ子(三林京子)から厳しい指導を受け、わずかな給料しか与えられずに凹んでいたその時です。
ちや子(水野美紀)が働く新聞社から「今の5倍の給与を出すからうちで払いてくれ」と言われます。
今までの自分の頑張りが評価され、喜美子(戸田恵梨香)は喜びます。
しかし、住む場所はどうするか、給料は最低いくらかなど、細かいことを考えずにやると口にするのはなかなか危険。
何よりも常治(北村一輝)に相談せねばと言いますが、ここで喜美子はちや子から一人で暮らすということがどういうことかを教えられます。
目次
『スカーレット』第4週「一人前になるまでは」第19話あらすじ
喜美子(戸田恵梨香)は新聞記者のちや子(水野美紀)の職場で女中としての細やかな働きぶりが認められ、引き抜きのオファーを受ける。
5倍の給料を払うという破格の条件に喜美子は即決。
しかし女中の先輩・大久保(三林京子)に言い出せず、悩む喜美子。
住人たちに相談すると、意見が対立し、見かねた雄太郎(木本武宏)の提案で、喜美子は大久保に黙って、ちや子の職場で試し働きすることに。
ところが訪れた職場では怒号が響き…
出典:NHK
『スカーレット』を視聴できる動画配信サービス
『スカーレット』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。
なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。
- 動画の配信情報は2019年10月21日時点のモノです。
- 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。
無料期間中の解約も可能ですので、本作が少しでも気になっている方は、ぜひ無料期間を上手にご利用ください。(※他にも面白いコンテンツが豊富で、ほとんどの方がご継続されるほど満足度の高いサービスです!)
【ネタバレ】『スカーレット』第4週(第19話)の感想
今までの努力が評価された喜美子(戸田恵梨香)。しかし手放しで喜ぶわけにはいきません!
荒木商事の下着ショーの帰り、喜美子(戸田恵梨香)はちや子(水野美紀)の会社から引き抜きの話をもらいました。
事務所に行った際にテキパキと片付けや洗い物をしてくれたことで、ちや子の上司の三宅(辻本茂雄)に気に入られたのです。
今まではのぶ子(三林京子)に叩き上げられ、さだ(羽野晶紀)からはわずかな給与しかもらえなかったことで、そんなに評価を受けてこなかった喜美子。
だからこそ、自分が求められていることを大いに喜ぶのです。
しかし、問題はここから!「やります」と一言で片づけていい問題ではありません。
荒木荘の女中を辞めるということは、荒木荘を出ていくということに繋がりますからね。
なのでちや子は、雇う際の条件を書き出していきます。
「住むところはどうする?」
「できれば、用意してほしい」
「給料はどれくらい?」
「最低でも…5,000円」
「勤務時間は9時から」
「朝4時からじゃなくてええんですか!?」
などなど。
向こうが求めているのだから強気で行こうとちや子は言うのです。これはほぼ外交ですね!
転職をするとなれば、父・常治(北村一輝)に相談しないとと考える喜美子。
しかし、ちや子からは喜美子の考えが決まってから言えばいいと言われます。
1人で生活をしていくということはそういうこと、ちや子は社会人の先輩として喜美子に助言しました。
そして、夢中で歌っていた雄太郎(木本武宏/TKO)がようやく2人に気づきます。
ってか、散々今まで喜美子とちや子が話しかけていたのに!
夢中になって歌っていたみたいです。
求められていると分かれば気分も良くなるが、のぶ子(三林京子)から言わせれば気味が悪い
自分の働きを評価されたことを喜ぶ喜美子は、荒井荘に戻り、のぶ子と会っても笑顔です。
下着ショーどうだったと聞かれれば絶賛。
そして内職のストッキングの繕い物の雑な縫い方をしているものをやり直せと言われても、喜美子は笑顔でした。
さすがにのぶ子も気味悪がります。
今までは焦ったり無理に笑ったりしていた喜美子ですが、なんというか…ダメージゼロに見える感じですから、変だと思うでしょう。
改めてストッキングの縫い方が荒いと気づいた喜美子は、さっさとこれも直してしまおうと頑張ります。
評価を受けることって、こんなにも力になるんですよね。わかります。
喜美子(戸田恵梨香)の引き抜きを反対する酒田(溝端淳平)。ならばいっそ試しに働いてみればいいとなり、雄太郎(木本武宏/TKO)が助力する
喜美子の引き抜きの話を聞いた酒田(溝端淳平)は、これに反対します。
それは、同じ新聞社で働くちや子の生活ぶりを見ているからです。
化粧をする暇などなく、髪もボサボサ。
女性らしくオシャレをする時間のないちや子のようになってほしくないと、酒田は思うのです。
軽くちや子をディスっているようにも聞こえますが、男だらけの職場で働けばそうなるでしょう。
しかし!お給料のことを考えれば確実に新聞社の方がもらえます。
実家に仕送りもしなくてはいけない喜美子は、見栄えよりもお金優先です。
一緒に話を聞いていた雄太郎も、どちらかと言えば酒田寄りの答えみたいです。
もともとは給与が良くて市役所で働いていましたが、なんらかの理由で辞めた雄太郎。
お金がすべてじゃないと思うのでしょう。
ここで論争をしてもキリがない。それが喜美子たちの答えとなりました。
翌日、雄太郎は腹痛を訴え、喜美子に連れられて病院へ行くふりをし、新聞社で試しに働きに行ってみることにしたのです。
一瞬、前の日にのぶ子が喜美子のために作ったおにぎりを食べ、食あたりでも起こしたかと思いましたが…雄太郎さん、見事な演技でした。
あまりにも違う環境。エネルギッシュなちや子(水野美紀)。喜美子(戸田恵梨香)…大丈夫だろうか。
雄太郎のおかげで新聞社へとやって来れた喜美子。
日曜に行った時と違い、多くの社員がいました。
しかし、どこを見ても男性ばかり。
その中で働くちや子の姿はやっぱりたくましいです。
それに、いくつもの記事を任されるちや子にオシャレの暇などありません。
それぞれが記事を書き、衝突し、騒がしい部屋の中で一人記事と向き合うちや子。
そんなときに他社がスクープを掴んだと分かれば、ちや子は裏を取ってくると言って飛び出していきます。
そこには女性らしさの欠片もなく、喜美子は目を丸くします。
喜美子を今の5倍の値段で引き抜こうとしている会社はこんなところです。
喜美子はやっていくことができそうなのか…その答えは明日になりそうです。
『スカーレット』第4週(第19話)まとめ
ちや子さんの仕事に対する情熱に憧れちゃいます💖#スカーレット pic.twitter.com/OrEQQZvmEV
— 朝ドラ「スカーレット」第4週 (@asadora_bk_nhk) October 20, 2019
どれだけ頑張っても常にチェックが入り、怒られ続ける環境に身を置き続けるのはけっこう精神力がいるものです。
その上お給料がわずかしかないとなると、そりゃモチベーションも上がりませんし辛いです。
喜美子の場合は、「大久保ー!」と夜中に枕に当たり散らすことで解消していましたが、それだってつらいと思います。
得意の絵も、ストッキングの繕い物に時間を取られて封じられてしまいましたしね。
それならなおのこと、自分を認めてくれるところに行きたいと思っても仕方がないです。
記者としてではなく、お掃除をするのがお仕事なのでできそうな気もしますがどうなのでしょう。
それよりもなんか…大事なことを忘れている気もします。
ここでお金を優先して乗り換えるということは、のぶ子を負かす前に退くことになるのではないのでしょうか?
そのあたりもどうなるのか、明日の喜美子たちの動きが楽しみです。
『スカーレット』をフルで見れるVOD一覧
- 月額1,990円で14万本以上の動画を楽しめる
- 31日間は無料で見放題
- 無料期間中の解約も可能
- U-NEXTは全ジャンルで作品数・番組配信数が国内最高クラス
- 動画配信数は国内トップの20万本以上
- 特に映画や韓流ドラマのラインナップが充実、月額980円で楽しめる
- 初月は無料で見放題
- 無料期間中の解約も可能