初日にいきなり信楽へ帰れと言われてしまった喜美子(戸田恵梨香)でしたが、マツ(富田靖子)の手紙と常治(北村一輝)の手ぬぐいに励まされ、このままでは帰れないと踏ん張ります。
のぶ子(三林京子)に対して闘いを挑む喜美子。その精神は、草間流柔道が作り出したものと言っても過言ではありません。
「荒木荘」で働くことを認められた喜美子の女中修行をしながらのお勤めが始まるわけですが、やっと「ビバ大阪!」と呼べるものになっていきます。
そんな中、荒木荘に住むもう一人の住人に喜美子は驚かされるのでした。
目次
『スカーレット』第3週「ビバ!大阪新生活」第15話あらすじ
初日にクビを言い渡され、信楽に帰ることになった喜美子(戸田恵梨香)。
一旦落ち込むも、母・マツ(富田靖子)からの手紙に勇気づけられ住人たちの前で「女中として働かせて下さい」と嘆願。どうにか受け入れられる。
その後、しばらく姿を見せないある住人のことが話題に。
巷では同世代の男性の遺体が見つかったニュース。
もしかしたらという疑心暗鬼の中、喜美子は住人の圭介(溝端淳平)らと共に開かずの間の前で声をかけると…
出典:NHK
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『スカーレット』第3週(第15話)のネタバレ!
どうか雇ってください!働かせてください!戦わせてください!
クビを言い渡された翌日、喜美子(戸田恵梨香)は元気にのぶ子(三林京子)を迎えます。
信楽に帰るから元気なのかと思われますが、喜美子はここで1日分の給与をのぶ子に返却し、改めて雇ってほしいと志願するのです。
女中の仕事は周りから見れば誰でもやれる仕事。しかし、のぶ子の働きは誰でも真似できるものではないと喜美子はのぶ子への尊敬の意を示します。
この時の喜美子にとって、のぶ子は柔道で言うところの「対戦相手」なのです。
草間流柔道では、まず相手を敬うところから始まります。
だからこそ喜美子は、のぶ子の功績を理解し、尊敬し、その上で彼女に挑みたいと言うのです。
「どうか雇ってください!働かせてください!戦わせてください!」
最後の「戦わせてください」は喜美子だからこそ言えるものでしょう。それが本当に良かったです。
さだ(羽野晶紀)や酒田(溝端淳平)、そしてちや子(水野美紀)が見ている中、のぶ子は喜美子が女中として働くことを認め、改めて喜美子の大阪生活が始まります。
女中のお仕事が明らかに大変です!
慣れないうちは朝4時から起床し、家の前から掃除を始め、米を炊いたりと大忙しの喜美子。
掃除の時には、場所に合わせてほうきを変えたりとなかなかに大変です。
住人の起床時間や出勤時間、食事の時間や好みも違うので、これに合わせなければいけません。
頼まれれば弁当を作り、その合間を縫って食事をしたりしなくてはならないわけですが、とんでもなく忙しないです。
1人送り出したと思ったら次!お弁当を作ったらまた別の人の食事作り。ご飯が冷めてしまったなら蒸して温め直したりと、食事だけでも大変です。
洗濯をする時にも人ごとにやらないといけません。自宅ならば家族の分をまとめて!とできるんですが、そこが違うところですね。
しかも、この時代は洗濯機とかじゃないのでより大変。
これで一日が終わると思うと、確かに大変な仕事。
誰にでもできるものではないだろうと、心から思いました。
もう一人の住人・田中雄太郎(木本武宏/TKO)もかなりの変人だった
荒木荘には4人の住人がいると説明されていました。
さだ、酒田、ちや子の3人はすでに面識があるのですが、もう一人はまだでした。
しかもその人、2〜3日は部屋から出てきていません。
どうやら市役所に勤めていたらしいのですが、今はそれを辞めて自室に引きこもっているみたいです。
酒田やちや子から言わせれば変人。数日出てこなくてもおかしくはないと思っていたのですが、ちや子が取材した淀川で男性の遺体が見つかったことで、まさか…と思うのです。
30~34歳の男性だったというところでドンピシャ。ふたりはその男の部屋で何度も呼びかけます。
そんな話を聞いたら、喜美子も焦って戸を叩くじゃないですか。
そこでやっと出てきた一人の男。彼が最後の1人かと思ったら…
「兄ちゃん~呼ばれてるで」
弟でした。と思ったら、次は別の人が出てきて、なかなか本人が出てきません。
それどころか部屋の中で複数の人たちが大喧嘩を始める始末で喜美子は扉の外で大パニックです。
喧嘩しないで、女性もいるんですか!?
この荒川荘で一番大きな部屋に住んでいるという田中雄太郎(木本武宏/TKO)、複数を戸の裏で演じ分けて遊んでいただけでした。
散々焦った喜美子ですが、雄太郎が複数のカツラを持って登場すると、面白い面白いと大笑いして終わりました。
類は友を呼ぶと言いますが、この荒井荘は変人が非常に多いです。
その中でも特別変な人、それが田中雄太郎ということなのでしょう。
『スカーレット』第3週(第15話)まとめ
最後に登場した荒木荘の住人さんはとーっても個性豊かな方でした🙄#スカーレット pic.twitter.com/QhPcQUnjmj
— 朝ドラ「スカーレット」第3週 (@asadora_bk_nhk) October 16, 2019
のぶ子に改めて働かせてもらうよう志願し、それを認められた喜美子の奮闘ぶりは、まさに武道をする者の姿でした。しっかりとを意地を見せたなぁとも思います。
ですが、ここがゴールではなくスタート。女中の仕事はかなり大変みたいです。
掃除や洗濯は家族といた時からもやっていた喜美子ですが、その数倍は大変そう。
それでも喜美子は楽しそうです。母、マツへの手紙にも「大阪、楽しいです!」と書くほどに喜んでいるのですから。
しかも得意な絵まで描いております。このまま絵の道に?は、行かないんですよね。陶芸です。
女中として働く喜美子が、この先どうやって陶芸家に進んでいくのか、ここがまた楽しみのひとつとなっています。
そして、対戦相手となったのぶ子との掛け合いや、面白い住人たちと喜美子がこれからどんな物語を展開していくのかも楽しみです。
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