『スカーレット』第12週(第69話)あらすじ・ネタバレ感想!八郎が…ついに!ついに、男を見せる!?

朝ドラ『スカーレット』第12週(第69話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

カップの形が出来上がり、素焼き、釉薬をつけて本焼きと作業が進んでいきます。

しかし、喜美子(戸田恵梨香)の作ったカップ二つが、本焼きの時に割れる恐れがあると気づいたことで、彼女はただただ不安になります。

焼いてみないとわからないという八郎(松下洸平)。

もしもの時のため、喜美子は大野家に連絡を入れました。

そしてお詫びとして、自分が作った器に絵付けをするのですが、その時2人は一冊のノートに2人の夢、人生プランを描き、あったかい空間を作り出しました。

喜美子が八郎のオスとしての本能を引き出してしまうようなフレーズを言い、それに紅潮して戸惑う八郎。

今日は急接近の予感も?

『スカーレット』前回第12週68話のあらすじと振り返り

八郎(松下洸平)が大野家から頼まれたカップ作りを手伝うため、電動ろくろに挑戦する喜美子(戸田恵梨香)。

しかし、基礎がなっていないおかげで失敗続き。

これでは時間がいくらあっても足りないとなりました。

悔しい思いをした喜美子でしたが、残りの10カップを電動ろくろを使わず頑張って作ることになったのです。

そのおかげで遅くなると家に電話を入れると、八郎と喜美子が夜に2人きりでいることで、常治(北村一輝)がそわそわし始めました。

そんな常治に様子を見てくるように言われたマツ(富田靖子)は、丸熊陶業で必死に陶芸と向き合う娘の背中を見て微笑むのでした。

果たして、カップ20個は無事に完成するのでしょうか!?

朝ドラ『スカーレット』第12週(第68話)あらすじ・ネタバレ感想!陶芸の神様に勝負を挑むも喜美子は完敗

【ネタバレ】『スカーレット』第12週(第69話)あらすじと感想

焼いてみないとわからないのに、割れる不安に押しつぶされる喜美子(戸田恵梨香)

カップに取っ手をつけて素焼きを済ませ、釉薬につけた後、ついに本焼きに入ります。

八郎(松下洸平)が作ったものは一足先に本焼き。

次に作品に出会う時は、しっかりと焼かれた状態になってからだと思うと寂しさも感じると八郎は言います。

しかし、陶芸の神様がいるとすればこの瞬間だと思う喜美子(戸田恵梨香)は「拝んでおき」と言い、2人で電気釜に拝むのでした。

喜美子の作ったカップもこのあと焼くのですが、八郎は10個の内2個のカップを見て、本焼きの時に割れてしまいそうだと言います。

そんなことを聞いた喜美子は不安でいっぱいになり、どうしようどうしようと混乱し始めるのです。

焼いてみてからじゃないとわからないと言っても、すでに喜美子の心は変えられません。

もしもの時のため、喜美子は大野家へ電話でこのことを伝えるのでした。

KAMUI

どんな時でも堂々としていた喜美子ですが、やっぱり時にはこうなるんですね。そんな喜美子を落ち着かせようとする八郎ですが、そもそも割れるかもしれないと言ったのが原因。じゃあ言うなって思っても、そもそも一個ずつ見た時に明らかに嫌な予感がするという顔をしたのが原因!

しかし、芸術品っていつもそういう失敗と隣り合わせ。焼いてみないとわからない陶芸はなおのことでしょう。すべては神のみぞ知る。喜美子の作ったものを焼くときはめいっぱい拝みそうですね。

価値観が違うなりに出た最適解

電話で忠信(マギー)に2個割れてしまうかもしれないという話をすると、15日までのオープンに2個少なくても問題はないと言ってくれました。

それを聞いて喜美子も八郎も安堵したのですが、喜美子はそこから報酬の話をするのでした。

「1ついくら?」と忠信に聞かれたとき、喜美子は「いただきません」と八郎の想いを伝えました。

しかし、忠信はもちろん、この話を聞いていた陽子(財前直見)も信作(林遣都)も、電話の向こう側で「タダはアカン」と言うのです。

なので、喜美子の分だけお金を頂戴し、出来栄えによっては色を付けると言ってくれました。

この答えに不満を持つ八郎でしたが、お金をもらわない方が大野家の人たちに悪いという喜美子の言葉を聞き、考えを改めました。

そして、ここで八郎は思ったのです。

結婚をしたら、お金の管理は喜美子に任せておいた方がいいと…喜美子もこれには大賛成です。

KAMUI

傍から見ていても絶対その方がいいと思いました。八郎は優しすぎますから。気持ちで作っていたら貧乏になってしまいます。

お互いに考えを受け入れられないところはありますが、喜美子の方が堅実な生き方ができるようなので、お金の管理は嫁に任せ、旦那は心行くまで作ればきっとバランスが良いのでしょうね。

また、自分はまだ陶芸家ではないと八郎は言いましたが、大野家から見れば立派な陶芸家。今回でいくら入ってくるのかがとっても気になるのですが…描いてくれるんでしょうかね?

夫婦貯金の次は夫婦ノート、そして夢は「夫婦釜」

カップが2個少なくなってしまいそうだということを話した喜美子は、そのかわりに自分が作った焼き物に絵付けをすることを約束し、デザインを考えます。

喜美子のカップは若い女のお客さんに出すわと喜ぶ陽子の話を聞き、やる気が満ちました。

カップが割れる不安が蘇らないよう、喜美子は八郎に面白い話をしてと言いました。

「賞を取るで」

「そりゃええなぁ」

それはまるで未来設計。

喜美子は直子(桜庭ななみ)がお土産に買ってきたノートに書くよう、八郎に言うのでした。

3月に賞を取る、4月に結婚、お金を貯めて丸熊陶業独立!

結婚式は?家族に報告もしないと、と先の未来についてどんどん想像を膨らませていきます。

5年後は、2人の作業場と2人の釜「夫婦釜」ができて、仲良く陶芸をしている。

子供は2人。喜美子は男の子を望み、八郎は女の子。

八郎の作品は売れていて、生活ができている。

「予定通りにしよな」と言い、2人はお互いの気持ちを確認し合います。

KAMUI

直子が買ってきてくれたノートには、お互いの似顔絵。そして、喜美子と八郎の未来設計がどんどん書かれていきます。

喜美子はこれを「夫婦ノート」と名付け、2人で大切にしていこうと言うのです。先日は夫婦貯金、今回は夫婦ノート、そしてゆくゆくは2人で夫婦釜。

どれだけ幸せですか?どれだけお互いのことが大好きですか?リア充爆発しろ!と言いたいレベルにラブラブだぁという感覚です。

「キスはいつするんやろ?」男・八郎(松下洸平)が動き出した

夫婦ノートに2人の未来を描いて行くことで、喜美子は楽しい気持ちでカップにつける絵付けのデザインを始めました。

未来がどんどん膨らんでいって楽しい中、八郎はふと言ったのです。

「キスはいつするんやろ?」

キスというフレーズを聞いたとき、喜美子は動揺し、急に目が泳ぎ始めました。

しかも、八郎の目を見ると、ものすごーく真っ直ぐ見てきます。

さらに動揺。

「そ、そうやな、キスとかその、そういうもんはその…予定でゆーたら」

結婚式の辺りかなぁ~と言うのですが、気づけばすぐ目の前までやって来た八郎。

「全部予定通りじゃつまらん。僕も男やで」

KAMUI

こんなん…こんなん内心ギャーギャーなるに決まってるじゃないですか!?あの優しい八郎が急に男出してきましたよ。そりゃ喜美子だって動揺しますし、頬に手を添えられたら動けませんって。

しかし、喜美子にも原因があるんですよ。八郎の髪に寝癖がついている時に「いつか一緒に寝ような~」なんて言うから。喜美子の思う「寝る」は明らかに八郎が考える「寝る」と違いますからね!

しかも、キスするちょっと手前で本日終了。ちょっと待ってーって気分です。

『スカーレット』第12週(第69話)まとめ

最後の最後に八郎が男を見せてきました!

恋模様が急速に動き出したことで、見ているこっちもどう見ていいかわかりません。

このギャップ、女性は相当弱いと思います。

まして、相手は今人気急上昇中の松下洸平!色々ヤバいです。

八郎はキスできるのかどうか!明日が待ちきれません。

そして焼き物、割れずにいてくれたらいいなぁと思うばかりです。

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