『スカーレット』第11週(第61話)あらすじ・ネタバレ感想!常治が手のひらを返し、付き合いを断固拒否!

朝ドラ『スカーレット』第11週(第61話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)が抱き合っているところを目撃してしまった父・常治(北村一輝)は怒りに震え、八郎を殴り飛ばしてしまいました。

喜美子の口から「結婚を考えている人だ」と自分の想いを告げられると、常治は今まで喜美子に言ってきた言葉と真逆のことを言います。

足を挫いた八郎は、信作(林遣都)に付き添われて社宅へと戻るのですが、なんだか信作が嬉しそうです。

百合子(福田麻由子)に言われて八郎の家へとやって来た喜美子。

さっきまで幸せいっぱいだった2人の空気感が悪すぎて、第10週に戻りたい気分です。

『スカーレット』前回第10週60話のあらすじと振り返り

大阪への旅のお供として拾った信楽焼きの欠片の話をすると、八郎(松下洸平)が興味津々。

見せてもらうために喜美子(戸田恵梨香)の家を訪問するのですが、2人がカケラに夢中になる姿をマツ(富田靖子)が微笑んで見ています。

そして、お見合い大作戦に向かうために川原家を出た八郎。

きっとすぐに良い人と会えるだろうねというマツの言葉に煽られ、喜美子は八郎を追いかけ、思い切って愛の告白をしました。

八郎はその言葉を受け止め、喜美子を抱きしめハッピーエンド。

幸せいっぱいの喜美子でしたが、視線の先には怒りに震える常治(北村一輝)の姿が!?

さぁ、2人に試練の幕開けです。

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【ネタバレ】『スカーレット』第11週(第61話)あらすじと感想

真剣に結婚を考える喜美子(戸田恵梨香)に対し、手のひらを返したような常治(北村一輝)の言葉

今までさんざん喜美子(戸田恵梨香)に結婚をしてほしいと思い、見合い相手を連れてきたり、信作(林遣都)が企画するお見合い大作戦に行けと言った常治(北村一輝)でしたが、娘が男と抱き合っているところを見ただけでムカッ腹を立てます。

感情に任せ、常治は八郎(松下洸平)を殴り飛ばし、喜美子の手を引いて家の中へと入っていきました。

アバズレだと言って喜美子を叱責しますが、「真剣に結婚を考えている人だ」と言うと、常治は言葉を詰まらせます。

さらに喜美子が陶芸をやりたいこと、八郎から陶芸を習っているということを聞くと、常治は静かなトーンでこんなことを言うのです。

「結婚しなくていい、お前は絵付師として一生を過ごせ。3歳の時みたいにお父ちゃんお父ちゃんと言い続けていてくれたらいい」

つまりそれは八郎との結婚を許さない、陶芸なんてさせないという答えなのです。

「あんなに結婚させたがってたじゃないの!?」とマツ(富田靖子)も常治を責めます。

しかし、常治自身もわからない感情に困惑し、そんな答えを出してしまったのです。

KAMUI

まぁこうなることは予想の範囲内。そして女親特有の「娘は誰にも渡さない」な感情に困惑しているのでしょう。

どこまでも娘たちが大好きな常治なだけあって、子離れしろと言われても難しいと思います。そもそもこの人は子離れをする気とかあるのでしょうかね?…なさそう。

喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)がデキていたことを知り、信作(林遣都)の挙動がおかしい?

喜美子が常治の手によって家に連れ戻されている間、八郎は足を捻って転んだとか。

すると信作(林遣都)は八郎を社宅まで連れて行くのですが、そこから様子がおかしいのです。

丸熊陶業の社宅の八郎の部屋に来るよう言伝を百合子(福田麻由子)に任せ、八郎の家へと到着するなり布団を敷いて無理やり寝かせようとする信作。

しかもそこから、なぜか信作は小さいころの喜美子と自分の話をし始めたのです。

イジメられっ子だった自分は祖母の死をきっかけに前向きになり、喜美子は信楽にやってきてすぐに男子と喧嘩をし、垣根を超えてペラペラしゃべって来たと。

こんなことがなければ、自分はただアリが右へ左へ歩いているのを見続けるだけの人生だったと…。

KAMUI

聞けば聞くほど陰キャの信作さん。今は陽キャになったような口ぶりですが、どうも根本の暗さが抜けていない感じがします。そして、そこにいたら自分もアリを見ていただろうと言う八郎。もともと似ているからこそ、親しくなることができたんだろうなぁと思うのです。

そして、今の信作は2人の恋を応援したい気持ちでいっぱいです。あの喜美子が親友のハチと結ばれたかと思うとそりゃ嬉しいでしょう。喜美子がやってきてもニヤニヤ具合がしつこいほどです。

やっと結ばれたのに…思わしくない恋の始まりに、喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)の表情が曇る

百合子に言われてやって来た喜美子。

足を挫いたから看病をしろと信作に言われ八郎と2人きりになるのですが、少し前の幸せそうな雰囲気など全く感じられないほどの空気です。

というのも、嫁入り前の女性が一人暮らしの男の部屋に上がり込むなんて!と言い出したり、喜美子が前にあげた絵の隣りに深野(イッセー尾形)がサラッと描いた絵が飾られていて恥ずかしいわ!となったり、想いのすれ違いが絶えません。

その上、結婚の話が大きな引き金です。八郎は結婚を前提とした恋しか認めません。

しかし、それを知っていて喜美子は今さらになって「結婚はいいんじゃないかなぁ」と言い出すのです。

失望したような表情を見せる八郎。

喜美子の父も喜ぶだろうと信作から聞いたことで、原因は自分を殴り飛ばしたあの人だということはわからなかったのです。

が、ちょっとずつ喜美子が話してくれたことで、喜美子が結婚を望んでいないということが嘘だとわかります。

KAMUI

1人の男が最大の壁となる瞬間ですね。さんざん喜美子に見合いをさせたがっていた常治のことだから、喜んでるだろうなぁと信作も思ったのでしょう。さぁ、ここからどうなるのかが楽しみです。

『スカーレット』第11週(第61話)まとめ

これ、喜美子と八郎って無事に結ばれるんだろうかと不安になってきました。

結局、喜美子は常治を説得できずに自分の気持ちに嘘をついて八郎のところへ来ているのですから。

どこかで常治を見捨てられないという想いがあるのでしょう。

あんな決死の覚悟で告白したのに…。

今までさんざんザ・ダメ親を体現してきた常治でしたが、ここはもう古いとかダメとかじゃなく、可愛い娘が男を連れて来た時の当然の真理でしょうね。

常治さん、あなたこれあと2回は経験するんですよ?大丈夫ですか?

さて、喜美子と八郎の恋はここからどうなっていくのか。

喜美子は陶芸を続けられるのか、そして信作のお見合いは成功するのか!?今週はそこが楽しみですね。

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