『スカーレット』第10週(第60話)あらすじ・ネタバレ感想!喜美子が意を決して八郎に告白!答えは…?

朝ドラ『スカーレット』第10週(第60話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

人生初、自分で湯飲みを作るも、八郎(松下洸平)に握りつぶされて、まだまだ練習が必要だと言われる喜美子(戸田恵梨香)。

話の流れで、喜美子が大事にしている焼き物の欠片を見るため、八郎は川原家を訪問。

しかし、それはお見合い大作戦当日のこと。

そこで良い人と出会えるといいなという期待を胸に川原家を出て行く八郎に、ついに喜美子が自分の想いを伝えるために追いかけます!

第10週、いや!もしかしたら『スカーレット』最大の山場のひとつじゃないかと思われるシーンだったので、すっかり見入ってしまいました。

そして、良いシーンを良いシーンで終わらせないのが『スカーレット』なんですよね(笑)

『スカーレット』前回第10週59話のあらすじと振り返り

直子(桜庭ななみ)が元気のなかった原因が痴情のもつれ。

恋バナであることを知った喜美子(戸田恵梨香)と百合子(福田麻由子)は退場。

マツ(富田靖子)だけに自分の想いの丈を語りました。

これを受け止めたマツが誰にも卑下されることじゃない、素敵なことだと伝えたことで、直子は元気を取り戻し、また東京へと帰で頑張ると決意を新たにします。

そして草間(佐藤隆太)は仕事の関係で台湾へ渡ることが決まっていたのですが、その前に喜美子がデザインをした絵付け火鉢を見て喜びます。

そして喜美子に対し、「心の底から好きな人ができると、世界が広がる」と言ってもらったことで、より八郎(松下洸平)のことが気になります。

出来上がっていく器よりも自分の顔ばかり見つめる喜美子に困ったのでしょう。八郎は喜美子にも陶芸をやらせます。

手取り足取り教えるわけですが、これはもうどうにかなりそうなフラグ…。

第10週ラストでは果たして!?

朝ドラ『スカーレット』第10週(第59話)あらすじ・ネタバレ感想!直子の悩みは思春期ならではのアレだった…

【ネタバレ】『スカーレット』第10週(第60話)あらすじと感想

陶芸を始めた喜美子(戸田恵梨香)。しかし道はまだまだ遠い

八郎(松下洸平)に手取り足取り教えられ、実際に陶芸作りを始めた喜美子(戸田恵梨香)。

生まれて初めて湯飲みを作り上げて大喜び。

「これを焼いて絵付けしましょうか」と言うのですが、なんと八郎はこれをに握りつぶしたのです。

KAMUI

「何すんの!?」と、喜美子は怒りますが、陶芸家になる道はそんなに甘くない。何度も何度も練り直して作っての繰り返せということなのでしょう。そう簡単にできてたまるかという雰囲気も感じましたしね。厳しい先生だ。

そうやって何度も練って形を作っていく喜美子と八郎。

その間も、時折喜美子は八郎の方を見ます。

明らかに器ではなく、八郎を見てます。

その視線を感じてか、八郎もたまに喜美子に目をやります。

KAMUI

恋の周波数ぴったりかしら!

室町時代の欠片に興味津々の八郎(松下洸平)が川原家を訪問

喜美子が大阪に行ったときに旅のお供として持っていた信楽焼きの欠片の話を八郎にしたところ、彼は興味津々!

ぜひ、その欠片を見たいと言います。

そこで翌日、八郎は喜美子の家を訪問。

するとマツ(富田靖子)が深々と礼をするなり、自分の身の上話を始めるじゃないですか。

KAMUI

突然喜美子が家に男の人を連れて来たんですもん。そりゃ仕事の話や趣味の話じゃなく、結婚やらお付き合いの話だと思うでしょう。

マツさんは、前から良い話と聞けば恋バナか?とちょっと乙女チックなところがあるように思えます。そこで選んだ人が辛い時こそ笑えと言う常治(北村一輝)というわけでしょう。八郎を見るなり、とにかく嬉しそうです。

喜美子はマツの誤解を解き、信楽焼きの欠片を見せました。

すると、それは八郎をもうならせるのです。

室町時代の欠片だと鑑定されたそれは、見たことのない色をしたもの。

当時は釉薬なんてないですから、なにでこんな色を出したのかはわかりません。

そんな中、八郎が出した見解は当時の土と水、そして焼き加減による結果。

今この色を出そうと思ってもできない自然の色だと、八郎は言いました。

KAMUI

この間も、マツは後ろから喜美子と八郎の後ろ姿をニコニコしながら眺めているのです。カワイイお母さんだこと。

そしてこの時の八郎は、喜美子<焼き物ってレベルで欠片に食いついていました。大事な欠片を触るのだから手を洗いたいと言い出したり、「もう一回見ていいですか?」と言って何度も眺めます…あぁ、こういう専門バカなタイプって見ていて楽しいんですよね。喜美子が惚れるのも仕方がないです。

「お見合い大作戦に行かないで」喜美子(戸田恵梨香)決死の告白に八郎(松下洸平)は…

実はこの日、信作(林遣都)が企画したお見合い大作戦当日。

八郎はこのまま真っ直ぐお見合いの会場へ向かおうとしていたようです。

信作に頼まれて参加を決めたわけですが、今では良い人に出会いたいという想いでいっぱいらしいです。

KAMUI

しかし、その言葉は喜美子の心をぎゅーっと締め付けるもの。笑顔が消えた喜美子が…切ないです。

だからこそ喜美子もこのままではダメだと思って飛び出すことができたのでしょう。

マツから「着て行くものあるの?」と聞かれ、あまり気にしないようにしていますが、娘の顔色の変化で喜美子の想いに気づいたのでしょう。

「それにしても八郎さん、感じのええ人やった。あんな人やったら、お見合い大作戦ですぐに良い人みつかるやろなぁ~」

この言葉を聞いた喜美子は家を飛び出して八郎を追いかけ、ついに言うのです。

「あんな、一回しか言わへん。お見合い大作戦行かんといてください。行かんといて!好きや!好きやねんあんたのこと!どう考えても好きやった!」

KAMUI

草間(佐藤隆太)からきちんと向き合うように言われ、その上マツに完全に煽られ、後悔をしないようにと喜美子は必死に自分の想いを伝えるその姿がグッときました。

すると八郎は、喜美子の手を握り「ずっと離さへん!」と言ってくれました。

「離しません。抱き寄せてもええですか?」

「あかん。」

「なんで」

「泣くわ!」

「なんで!?」

「好きやから!」

KAMUI

草間と奥さんのように、結婚しても離れ離れになったらもう終わりという不安がずっと胸にあった喜美子。

離さないと言ってくれた、さらにもっと近づいてくれたことで、喜美子の心も近づいた八郎の心もいっぱいだったことでしょう。

まったく!とっても良いシーンです!

これでハッピーエンド?なわけがない!男と抱き合う娘の姿を目撃し、棒立ちする常治(北村一輝)

自分の想いが成就し、大好きな八郎に抱きしめられ、幸せいっぱいの喜美子。

しかし、視線の先にとんでもないものを目にしてしまったのです。

それは、大野商店からちょうどよく帰って来た常治。

両手に大きな荷物を持ち、男に抱きしめられている娘の姿を見て唖然として棒立ち。

後ろからついてきた百合子(福田麻由子)も信作にもバッチリ目撃されてしまいました。

父ちゃんの顔はマツと違い、怒り爆発寸前。

さっきまで幸せいっぱいだった喜美子は、もう…表現しきれないほどの不安でいっぱいでしょう。

KAMUI

これ、14分25秒のことです。週の最後は次週の予告が20秒入るので、これは約15秒の出来事。

ドラマって、こんな短い秒数の中で色々なことを表現することができるんですね…なんて思ってしまいました。

『スカーレット』第10週(第60話)まとめ

ついに喜美子の恋が成就したと感動した矢先、幸せムードの音楽がフェードアウトして明らかに何か起きそうな音楽が鳴り響きました。

そこにいたのは文句を言いたそうで仕方がない常治。

これは第11週、スタートダッシュから大変そうです!

常治はなんて言うのか、百合子や信作は?

背中を押したマツの答えは!?

そして、喜美子と八郎はどうなるのか!?

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