常治(北村一輝)が助けた草間宗一郎(佐藤隆太)は満州から帰って来たものの、戦争で疲弊し、心の栄養が不足していると医者に言われました。
そこで、常治は自分の家に連れて帰ってきたのですが、喜美子(川島夕空)はちょっと気味悪がります。
しかし、草間の東京言葉に惹かれ、次第に気に入るようになっていくのです。
父が仕事を見つけ、喜美子は学校の給食に喜びますが、居候が一人増えたことで、生活はやはり困窮。
それどころか、草間がいることで給食費が払えなくなり、給食が与えられなくなることを喜美子は危惧します。
おいおいそっちなのかよと、ツッコまずにはいられず。
そしてそろそろ私は、直子(やくわなつみ)のワガママに我慢ができなくなってきました。
目次
『スカーレット』第1週「はじめまして信楽」第3話あらすじ
昭和22年9歳の川原喜美子(川島夕空)は父の常治(北村一輝)母のマツ(富田靖子)二人の妹と共に大阪から信楽へ。
事業に失敗して借金がある川原家は貧しく、食事は芋ばかり。
そのため転入した小学校で、喜美子は初めての給食に大喜びする。
帰宅して妹の直子にうらやましがられていると、父・常治が帰宅。
夕食は卵入りのおかゆだと宣言する。
思わぬ展開に心躍らせる喜美子だが、ごちそうの理由は常治が連れてきた謎の男だと知る。
出典:NHK
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【ネタバレ】『スカーレット』第1週(第3話)の感想
学校に行けば給食にありつけるが、タダじゃない
学校に通い始めた喜美子(川島夕空)。
勉強ができなくて周りからは馬鹿にされたりもしましたが、給食という最高のひとときに喜びを感じます。
主食は自分たちの家から持ってくることになっているので、出るのはスープだけなのですが、今の喜美子にはそれだけでもご馳走。
しかし、お弁当を食べている生徒のことが羨ましくなります。
大きなおにぎりを隣で食べようとする信作(中村謙心)は喜美子から視線を外しますし、照子(横溝菜帆)にいたってはもう明らかに「友達じゃないし!」という顔でパンを食べるのです。
友達だったらくれるんだろうか…ってか、みんなおにぎりを食べている中でパン。お嬢様は食べるものが違うんですね。
しかしこの給食費、タダではありません。家からしっかりと給食費を出さなければもらえません。
喜美子にとって死活問題ですし、これには母のマツ(富田靖子)も困ります。
家での食事は、信作の母・陽子(財前直見)がお芋をくれたりして大変助かるのです。
「こんなにもらったら主人に怒られる」
と、マツは遠慮します。が、これに対する陽子の返しが良かったです。
「怒られるんやったらどんと持って行ったらいい」
器の大きい女性。それだけ陽子は、戦時中に夫・忠信(マギー)を助けてくれた常治(北村一輝)に感謝の気持ちが尽きないということもわかります。
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お人好しの常治(北村一輝)、米と一緒に草間(佐藤隆太)を連れて帰る
常治がやっと大阪から帰ってくると、手には酒とたくさんの米。
米が手に入ったことで喜美子は大満足なのですが…どうしてもきになる存在が。
縁側にボーっと座っている草間(佐藤隆太)です。
常治が助けて病院にも連れて行ったのですが、戦後で無気力状態。
この時代にはよくいるのですが、そういう人は「心の栄養」が足りなくなっているので、常治は自分の家に招き入れたのです。
最初はなにも話しませんが、夕餉の時間に喜美子が「あんたナニ人や?」と聞いたことで、少しずつ話すようになりました。
言葉が標準語なので、喜美子にとっては異質。
しかも、東京の人と言われると、ここでまた娘と父のコントです。
「東京は日本の中心や!」
「日本の中心は大阪ちゃうの!?」
「ちゃうわ!」
「お父ちゃんゆーたやん!」
「言っとらんわ!」
お父ちゃん、言ったことを言ってないというクセ多いのかもしれません。勢いの人っぽいですし仕方がないでしょう。
やっと口を開いた草間は、ずっと満州に行っていたと話します。
満州にいた時も、ナニ人だと聞かれたことがあったので、それを思い出して笑ったのです。
心の栄養が足りていない草間は、喜美子と言葉を交わすことで笑顔になり、喜美子も草間に東京の言葉で褒められるので、それが嬉しくなってしまいました。
これだけ存在感のある人なら、この先喜美子に何らかの影響を与えるのだろうなと考えられました。
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そろそろ直子(やくわなつみ)に怒りを覚えるんですけど…
戦争で辛い思いをしたせいで、直子の心も不安定そのものなんですが、3話目になるとそろそろ許せんくなっています。
というのも、喜美子が必死に洗濯をしている時、直子は横につっ立って蒸かした芋を食べています。
「直子もやってみる?」
と喜美子が言うと、
「いやや。そんなつまらないことやりたくない」
喜美子はせっせと働いているのにこの妹は…。
さらに、喜美子がなにか食べようとすると「ねぇちゃん給食食べたやん!」と行ってきます。
それを言われると何も言い返せない喜美子は、しぶしぶご飯を分けることに…。いや、その分喜美子は働いているぞ!
お腹空いたとダダをこね、作ってもらっても「足りない」とダダをこね、妹をあやすことはしますが、おしめは変えません。
娘だったり妹だったりしたら確実にお説教です。
その分、喜美子が我慢しているのがわかります。
お椀に入れられたおかゆを見て「少ないー」という言い方も、もうクレーマーのような…文字で伝えにくいです!が、本当これがそろそろ限界です。
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常治(北村一輝)の仕事が決まったが、そこは丸熊陶業。ということは…
大阪から滋賀にやって来て仕事をしないわけには行きません。
忠信の紹介で常治が就いた仕事は、陶磁器の運送業です。
完成した釜を窯元からもらい、リヤカーを引いて目的地へ郵送。
1個や2個ではないですから非常に重そうです。
そして、常治が行く窯元とは、熊谷秀男(阪田マサノブ)。そう、信楽一の陶業です。
つまり、そこは照子(横溝菜帆)の家。
秀男に呼ばれて挨拶をする照子。
常治も笑顔で挨拶をしますが…これは明らかになんからの事件が起きそうです。
喜美子に友達にならないと断られた照子ですから、楽しみです。
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草間(佐藤隆太)より給食!
常治に仕事が見つかったことで収入が約束されたことになるわけですが、困窮であることには変わりません。
「なんで?」
喜美子はすっかり忘れているのですから、草間という居候が増えたことで食費が増えるのです。
場合によっては給食費も払えない…そんな切迫した状態だと聞いた喜美子は焦り出します。
「早いこと草間さんに元気になってもらって出て行ってもらおう!」
喜美子…草間と給食費を天秤にかけたとき、給食の方が大事だということがわかりました。
しかし、草間もそう簡単には治りません。
心の栄養が足りていないのですから。
「心の栄養ってなんやねん!」
この年の喜美子が理解するのは難しいでしょう。
しかし!大事なのは給食が食べれなくなること!
周りは食べていて自分は食べれないですし、家に帰れば直子に分けないといけなくなりますし…。
あっちにこっちに、大変な喜美子でした。
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『スカーレット』第1週(第3話)まとめ
こちらは、「心に栄養が満ち足りてそう」な草間さん👌
川原家での素敵なオフショットです📸#スカーレット pic.twitter.com/6gUgOdvXfx— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) October 1, 2019
信楽焼きよりも、心の栄養が足りておらず居候となった草間よりも、今の喜美子はご飯にありつけることが大事です。
だからこそ、給食は絶対に手放したくないものと言っても良いでしょう。
そこからの発想の転換で、草間に元気になってもらって出て行ってもらおうと言うのは、笑ってしまいました。
そして今回はまぁ、直子が印象的でしたね。
喜美子や母のマツが直子がかわいそうと甘やかすために、どんどんつけあがってきてしまったのでは?なんて感じもします。
しかし、直子の演技は、子役らしさがなく自然。ここはすごいなぁと思いました。
草間の様子を見に行った喜美子は、どんなことになるのでしょうか。明日に続きます。
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