タヌキを追いかけて出会った人型のタヌキは陶芸家の慶乃川善(村上ジョージ)でした。
土の良さが分かるか?と聞かれても、このときの喜美子(川島夕空)には分からず、善を怒らせるだけです。
そして学校に登校すれば、漢字が読めないと馬鹿にされてしまいます。
かわいそうだから友達になってあげると照子(横溝菜帆)に言われますが、友達はいらないと拒否する喜美子。
そのせいでまた喧嘩に巻き込まれそうになるのです。
家に帰れば、妹の直子(やくわなつみ)が過去のトラウマを抱えながら泣き、喜美子は必死に慰めます。戦争の傷跡は、そう簡単に消えません。
また、常治(北村一輝)のお金の使い方もそう簡単に変わりません。
なみなみの酒が入ったビンを抱えて陽気な父。その父は、この回でとんでもない拾い物をしたみたいです。
目次
『スカーレット』第1週「はじめまして信楽」第2話あらすじ
滋賀・信楽の女性陶芸家・川原喜美子(戸田恵梨香)。
土と炎に向き合う女の物語。
昭和22年9歳の喜美子(川島夕空)は父の常治(北村一輝)母のマツ(富田靖子)二人の妹と共に大阪からやってきた。
転入した小学校に向かう途中、喜美子は野生のタヌキに出くわす。
後をつけていくと、地面を掘り返す男(村上ショージ)の姿。
たずねると陶芸家で焼き物を作る土を集めていると言う。
喜美子は土が売り物になると知り、驚き興味を持つ。
出典:NHK
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【ネタバレ】『スカーレット』第1週(第2話)の感想
タヌキじゃなくて陶芸家。土の良さはわからんが、売れるということはわかった。
学校へ行く途中にタヌキを見つけて追いかけた先には、信楽のタヌキの置物のように、笠を背中に背負う男を発見しました。
「誰や」と喜美子(川島夕空)が声をかけると、村上ジョージさん…じゃなくて、土を掘る謎のおじさんでした。
陶芸家、慶乃川善(村上ジョージ)は信楽の土の良さを理解し、陶芸に使おうとして土を掘り起こしていたのです。
しかし、良い土の意味が喜美子にはわかりません。
土を持たされて「どうだ?わかるか?」と言われても、わかりません。
「わからんわ」って言って地面に土を落とすと、善は激怒。
これで器を作ると言われても実感がないので仕方がありません。
が、「なにすんねん!売りモンだぞ!」と言われると、「え!?これ売れるん!?」と急に興味を持ちました。
お金に困っている川原家の長女らしく、お金に繋がるならと、意識が向いたのでしょう。
しかし、もう後の祭り。土の良さがわからん奴に売れるか!と言われてしまいました。
変なおじさんに土は良いと言われても実感がない喜美子。
これが喜美子の陶芸家への道のワンステップだとすると、なかなかに貴重な瞬間だったということがわかります。
喜美子はそのうち、信楽の土の良さを理解し、陶芸家への道を突き進んでいくことになるのですからね。
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学校での喜美子(川島夕空)は、漢字の読めないかわいそうな子
喜美子が学校に到着する頃には、すでに授業が始まっていました。
転校初日になかなか学校に来ないせいで、担任の望月先生(前田絵美)も、心配で仕方がありません。
しかし、無事に登校してくれて良かったと安堵したのも束の間、喜美子に国語の教科書を読ませると、何を言っているかわかりません。
漢字が読めない喜美子は、「夜」や「校門」をすっ飛ばし、平仮名だけ読んだのです。
「教科書を読んで」と言われたときに「読めません」とはっきり言った喜美子ですが、それは教科書がないからではなく、本当に読めないからでした。なんと潔いんだと思います。
ですが、周りからすれば喜美子は字が読めないかわいそうな子。クスクスと笑われてしまいます。
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「友達になってあげる」と声をかけて来た照子(横溝菜帆)の家は有名な窯元
教科書を渡されたものの、家の手伝いで忙しい喜美子は、そう簡単に字の読み書きができるわけがありません。
勉強に遅れが出ることは目に見えています。
そんな喜美子に近づいてきたのは、見た目からしてお嬢様の照子(横溝菜帆)でした。
照子の家は、信楽でも有名な窯元の丸熊陶業。
陶磁器を窯で焼いて作り出すところで、たくさんの人が分業で働いている会社の娘が照子ということなんです。
そして、その中には善の姿もありました。謎のおじさんは、どうやら照子の家の社員みたいです。
「読み書きのできないアホな子。うちが友達になってあげてもええよ」
よそ者には優しくしなさいと言われていると言いつつも、めっちゃ上から目線。仲良くなれる気がしません。
それに、友達を作っても一緒に遊ぶ暇なんてありません。なので喜美子はこれを断りました。
むくれる照子。私だってあんな言われ方したら断わりますわ。
しかし、学校の帰り道、ほうきでボコボコにされた仕返しにと、あのガキ大将みたいな男の子たちが待ち伏せていたのです。
黒岩次郎(溝上空良)はもう喧嘩する気満々。
喜美子も最初はやってやろうと思いましたが、常治(北村一輝)に喧嘩禁止と言われているのでできません。
照子が横を通っても、友達じゃないから助けてくれません。
これは…友達になっておけばまた喧嘩せずに済んだということなのでしょうね。
黒岩くん、どうも照子に逆らえないっぽいので。
結局、喜美子は隙を見て黒岩たちから逃亡。無事に家路へと着いたのです。
喜美子の学校生活、非常に面白そうですが前途多難かもしれません。
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喜美子(川島夕空)の後悔
大阪から越してきた喜美子は、妹たちのお世話や家事のお手伝いがあるので、やっぱり友達を作って遊ぶ暇などありません。
家に帰って米を炊こうにも米がない!玄米がパラパラとあるだけです。
そんな中、妹の直子は(やくわなつみ)はお腹が空いたとダダをこねます。
昼間に大野家から白米のおにぎりをもらいはしたものの、そんなんじゃ足りないのです。
お腹が空いて死んでしまうと泣きわめく直子。我慢しろと言われても無理な話。
求めるモノをもらえなくて辛いと泣く直子。
そんな直子に、喜美子はずっと申し訳ない気持ちがあるのです。
それは戦時中のこと。空襲に遭ったとき、喜美子は直子を連れて先に防空壕へ行けと言われたのですが、人の波にのまれ、一度その手を放してしまったのです。
幼い子供が空襲の真ん中で一人になってしまった。
しかも周りには知らない人たちばかり、もうこのまま家族に会うことができないかもという不安でいっぱいになれば、そりゃ記憶は消えません。
そんなトラウマを作り上げてしまったと喜美子はずっと思っていて、直子がワガママを言っても叱れないわけです。
本当に悪いのは戦争なのにね…。
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常治(北村一輝)が収穫したもの
着物を生活費に変えるため、大阪へと単身で戻った常治(北村一輝)。
しかし、その手に持っているのは、なみなみお酒が入ったビンです。
お父ちゃん…まさかそのお酒は…。と不安が過ります。
買っちゃったと嬉しそうにするんですが、帰ったら確実に喜美子が怒鳴るでしょう。
その上、物乞いを見つけると放っておけない常治。
なけなしのお金を恵みますが、またこれも喜美子を怒らせそうです。
そして常治は、ここで拾い物をすることに。
数人の男たちに痛めつけられていた瀕死の男を助けた常治。
姿はボロボロですが…佐藤隆太ですね。
この謎な男も、これからの喜美子の人生に関わってくるのでしょう。続きがまた楽しみです。
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『スカーレット』第1週(第2話)まとめ
漢字が読めず周りの子どもたちに驚かれても「わかりません!」と堂々とした様子のきみちゃん。
自分は「何がわからないのか」を知ることから、勉強がはじまると私は思います🙂これから学校でしっかり学んでいきましょうね📝#スカーレット pic.twitter.com/HzGGk0PTUq
— 朝ドラ「スカーレット」第1週 (@asadora_bk_nhk) September 30, 2019
第1話、第2話と謎の人物登場で終わってまた明日。
あれは誰だったのだろうが明日も続くということなんですね。
喜美子の人生に影響を及ぼす人は、まだまだこれからもたくさん出てきそうです。
この先どんな人が出てくるのか楽しみで仕方がありません。
そしてこの先、喜美子がどうやって陶芸に興味を持つようになるのか、ここも見ものです!
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