歌舞伎町にはびこる悪を、美人で美脚な弁護士・凜花(朝倉あき)が、法律という刀でスパッと退治していくドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』。
第3話のタイトルは「セクハラの餌食となった元AV女優」。
凜花のもとに舞い込んでくるのは悪質な「セクハラ」案件。
大手優良企業に務めるOL・沢井順子(山崎真実)は、過去のAV出演を猪原課長(御麿)に知られて付け込まれ、いやらしい手つきで身体をペタペタ・もみもみ…女性を下に見る、卑劣なエロオヤジ撃退!と思ったら、なんと会社ぐるみで悪質だった!?
敵は大手企業、ライバルとなる手ごわき後輩弁護士との戦いも見どころです。
目次
『歌舞伎町弁護人 凜花』第3話あらすじ
美鈴凛花(朝倉あき)は、【六本木ゴージャス法律事務所】で働いていた時の後輩弁護士・山田蘭(山地まり)とバッタリ再会する。
蘭は新たな顧問契約が決まり自信に満ち溢れていた。
六本木に戻りたい凛花は嫉妬を覚える。
そんなある日、大手エンターテインメント企業【JMエンタープライズ】に勤めるOL・沢井順子(山崎真実)が、会社でセクハラを受けていると相談にやって来る。
順子は田舎から出て来たばかりの頃、騙されて一度だけAVに出演させられた事が有り、それを課長の猪原(御麿)に知られてしまい、AVに出演した過去をバラすと脅されて、身体を触られる様になったと云う。
「女性の弱みにつけ込む卑劣な男を許せない」と調査に乗り出す凛花。
セクハラの実態を暴く為の証言を集めようと、順子の同僚のOL達に聞き込みをするが、誰も協力をしてくれない。
そして凛花の行動を知った猪原は、順子に対するセクハラ行為をエスカレートさせてくる。
順子を救うべく、JMエンタープライズに乗り込んだ凛花。
そこに現れた会社の顧問弁護士は、なんと六本木ゴージャスの後輩・蘭だった…。
出典:『歌舞伎町弁護人 凜花』公式ページ
『歌舞伎町弁護人 凜花』の見逃し配信情報
『歌舞伎町弁護人 凜花』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて全話配信されています。
なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。
- 動画の配信情報は2019年5月5日時点のモノです。
- 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。
ご覧のとおり、2019年5月5日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。
現在はひかりTVという動画サービスにて独占配信されているようです。
各VODにて動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。
【ネタバレ】『歌舞伎町弁護人 凜花』第3話の感想
依頼人は騙されて「AV出演」させられてしまった女性…そこに付け込んだ卑劣なヤツがいた!
大手企業「JMエンタープライズ」に務めるOL・沢井順子(山崎真実)。
ボブの髪型で色白の可愛らしい女性です。
コピー機で業務をしている彼女の背後から、映画『ジョーズ』のような不穏な音楽とともに猪原課長(御麿)が忍び寄ります…。
猪原「(肩を抱いて…)沢井君、手伝おうか?」
順子「いえ。大丈夫です。」
順子の肩にあった手は、いつの間にかスルスルと下の方へ。
お尻をペタペタと触りはじめる猪原。
順子「(困惑した表情で)あの…猪原課長…」
猪原「春奈ミチルって、君なんだろう?」
その言葉に目を見開き、驚きの表情で猪原を見つめる順子。
猪原「知らなかったな~。AV女優だったんだねぇ。あっ最近はセクシー女優っていうのかな。」
観ているこちらが「呼び方なんてどっちでもいいわ!」とツッコミを入れたくなる猪原のねちっこさ…この人、厄介でめっちゃ嫌なヤツです!
順子「人違いじゃ…」
猪原「またまたぁ。見たよ。『痴漢パラダイス』興奮したな~!会社には黙っておくからさ。俺もパラダイスに連れてってくれよ。なっ?いいだろ?なっ。」
弱みを握った猪原は、今度は大胆にも、結婚指輪のついた左手で順子の胸を揉みはじめたんです!
く~こいつ、言うセリフも最悪だけど、行動も最悪ですよね!
悔しいけど、ちょっと不覚にも『痴漢パラダイス』と「俺もパラダイスに連れてってくれよ。」には笑ってしまいました。
順子「やめてください、やめてください!」
必死に抵抗する順子、そこへ同僚の女子社員が2人通りかかります。
状況を見た女子社員たちは動揺…気づいた猪原、驚愕の隠ぺいをはかります!
猪原「大丈夫か?沢井君。急によろけたりするから…」
コラ、猪原!信じられません。なんだ、それ?と怒りが込み上げてきます…。
セクハラ被害者・沢井順子が、凜花(朝倉あき)のもとへ相談にやってきます。
順子は、田舎から出てきたばかりの頃、芸能事務所の人に騙されて…一度だけアダルトビデオに出演させられたのだといいます。
過去を消したくて、一生懸命勉強して今の会社に入ったのだそうです。
第3話は、企業ぐるみの悪質な「セクハラ」がテーマなんです。
猪原の卑劣なセクハラを観たので、手に汗握り、すがる思いで動向をみつめます。
しかし、このセクハラ案件…一筋縄ではいかないんです!
2週にわたる凜花と大企業との「仁義なき戦い」がはじまります。
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セクハラの定義は曖昧…慎重に進めなければいけない。どうする凜花(朝倉あき)!
凜花「許せない…。そんな最低な男、絶対にやつけてやります!私に任せて。」
凜花のその言葉に、順子はどれだけ救われたことでしょう。
改めて、凜花かっこいいな~と惚れ惚れ。頑張ってほしい。応援しながら観ました。
まず、取り掛かったのは…「セクハラを証明するための材料」を用意すること!
順子がランチの時間を削ってまで用意していたのは「被害リスト」です。
いつ、どんなことをされたのか…まとめたもの。
チラッと映った内容が、頻度も頻繁なうえに卑劣で…心震えます。
「セクハラを立証するための客観的な証拠」が必要となってくるようです!
凜花のアシスタント牛島連司(武田航平)が調べたところによると、「JMエンタープライズ」は過去に一度もセクハラで訴えられたことがない優良企業でした。
沢井順子もセクハラ現場を目撃した職場の同僚女性に証言協力のお願いをしてみますが…。
「力にはなりたいとは思うんだけど…証言って言ってもよく知らないし。順子さんもさ~拒否しようと思えばできたわけでしょ。そうしようとしないのには何か理由があんの?言えないようなこと?とにかく他当たって!」
そう言われ、協力は得られませんでした。
凜花は会社の内情を知るべく、社員たちに話を聞こうとそれとなくコンタクトを取って見ますが…空振り。なかなかガードが堅いのです。
それもそのはず、睨みをきかせている人物がいました。広田部長(山崎まさや)です!
広田は、凜花の動きをいち早く把握し、先手を打ってきます。
「上司に盾つく女が悪い」と言って役員全員を招集し、そこへ沢井順子を呼び出し、圧をかけ口封じしてきました…。
これか!こうやって訴えられそうになったら、もみ消して潰していたんです。
「JMエンタープライズ」は、優良企業なのではなく「偽装優良企業」だったのです。
きっと何回ももみ消してきたのでしょう。相手は超強気な態度。
しかも…凜花の前に立ちはだかる相手の顧問弁護士が、難敵なのです。
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安定の癒しとヒントを与えてくれる…「バー・しのぶ」と「エステサロン アテナの泉」
「バー・しのぶ」にやってきた凜花と牛島。
煮詰まったときに愚痴って癒されにくる、行きつけのお店。
このお店が出てくるとみている側もホッと一息、癒されるんですよね。
今日のしのぶ(岡田浩暉)の髪型とファッションは、黒髪でワンレンボブスタイルに、赤のヘアコサージュ、黒に花柄のチャイナ服!
赤いリップに口元右下の色気なあるホクロ、素敵なオリエンタルルックでした。
本当に毎回楽しみなしのぶの出で立ち、このドラマの見どころのひとつでもあります。
凜花「なかなか難しくってさ…。依頼人も何だか弱腰だし。」
しのぶ「まぁでも気持ちはわかるわ~私もよく、その手の被害には遭ったものよ。」
牛島「(ビールを吹き出しそうになりながら…)しのぶさんがですか?」
しのぶ「なに?悪いの?」
牛島「いいえ。」
この後、しのぶが言う台詞がすごく印象に残りました…。
しのぶ「でも、ホント、女から生まれたくせに男って女を下に見てる人、多いのよねぇ」
全てではないけれど「う~ん」と唸る、的を得たセリフ!
今回の加害者・猪原はまさしくそうなんですよね!まったく腹立たしいです。
お父さんがそうだった、お母さんをないがしろにしてた…そういって不服そうな凜花。
しのぶ「あら。花ちゃんは女性を大切にしてたわよね。」
牛島「そうですよ。この街の女の子たちをどれだけ助けたか!」
しのぶ「あったかくてねぇ。太陽みたいな人だったわ。」
しのぶは童話「北風と太陽」になぞらえて、凜花を「北風」に例えます。
北風が旅人の上着を脱がそうと強引に風を吹かす、すると旅人は上着を押さえてしまう…「旅人もいろいろ。依頼人もさまざまだもの!」と。
しのぶ「このあたりがわかるには、人生経験が必要ね。ウフ。」
しのぶの言葉には、いつもヒントが隠されているのですが…今回のヒントはイマイチ「ピン」とこない感じ。後にジワるパターンでしょうか。
この店に来るたびに凜花の父・花太郎(渡辺裕之)がいかに偉大であったかが伝わってきます。
突然、失踪した父は一体どこへ行ったのでしょう。
興味が湧く分、気になり度も増してきます。
「エステサロン アテナの泉」凜花の美肌を拝みつつ…徹底的に足のむくみをとるスペシャルマッサージの施術!
「こっちをもんで、むくみを消して」を連呼しながらマッサージしていくと…次第に「もんで、消して」になり、最後は「もみ消し」に!
凜花は大企業の「もみ消し」がヒントとなり気づくのです!
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強敵…相手の大手企業「JMエンタープライズ」の顧問弁護士は「六本木ゴージャス事務所」の後輩・山田蘭(山地まり)!
凜花は、順子が圧をかけられている現場の「役員会」に乗り込みます。
順子の作った「被害リスト」を会社側に提出し、セクハラ被害について訴えます。
広田「いやいや…こっ、これが事実と言うなら、証人は?証人はいるんですか?」
猪原「そうだ。証人がいなきゃ、認めるわけにはいかないんだよ。」
凜花「証人がいれば、話は別、というわけですね?それでは、証人を立てて改めてまた話すとしましょう。正式に裁判の準備も進めてまいりますので、よろしく。」
順子をその場から連れ帰り、助け出そうとしたそのときでした…。
蘭「お待ちくださいっ!」
腕組みをして颯爽と現れたのは、「六本木ゴージャス事務所」で凜花の後輩だった山田蘭(山地まり)でした!
なんと「JMエンタープライズ」の顧問弁護士は、蘭だったのです!驚きを隠せない凜花。
蘭「凜花先生は、証人の当てがあるとおっしゃるんですね。」
凜花「えぇ。現在、ふさわしい人を選択中です。」
蘭「いいでしょう。ただし。もし見つからなかった場合、こちらは企業イメージを傷つけられた名誉毀損で訴えるつもりですので!」
凜花「名誉毀損!?」
蘭「それと…沢井さんの言葉に振り回されていたら、会社全体の業務に差し障ります。業務妨害も検討しないと。」
「蘭ちゃん、順子さんはセクハラに苦しんだあげく、やっと声を上げたの。それなのに、企業の隠蔽体質を見逃すつもり?」と諭すように話す凜花。
蘭「セクハラがあったーーといっているのは、沢井さんだけですよ。事実認定のされない状況で、一方の主張が通るはずない!当然ですよね!」
悲しい顔で、そう話す相手側の弁護士・蘭を見つめる沢井順子。
凜花の言葉は、蘭には届くはずもありませんでした…。
広田「話が済んだようなので、私からも1つ。沢井くん、君がいかがわしいビデオに出てるといううわさ…耳にしているんですよ~。」
猪原「もしそういうことをしている社員がいるとなれば、我が社のとって大きなイメージダウンです!」
勝ち誇ったように、この場でこの話をもってくるなんて…やっぱり嫌なヤツですよね!
目に涙を溜めて耐えていた沢井さん、負けないでほしい!
しかし、順子の心はポキッと折れてしまうのです。
順子「凜花先生。私、よく分かりました…あんなビデオに出て、またやり直せると思ったのが間違いだったんです…今の時代、一度でもあんなことがあったら、もうダメなんですね。ネットに拡散されて、一生消すこともできない。結局、ずっと背負って生きていくしかないんですよね。私、依頼を取り消します。ごめんなさい。」
そう言うと、順子は去っていきました。
下を向き涙ながらに歩いていく順子とは対照的に、すっかり勝利を確信した猪原と広田。ドヤ顔で歩いています。
猪原「だいたいあの女、元AV嬢のくせに生意気なんですよ!ほらほら、これ見てくださいよ~この動画。」
広田「こ~れは、すごいなぁ!はっはっはっ」
猪原「この嬉しそうな顔。あっこんなことまで!」
いやらしい笑いを浮かべ、猪原と広田はホントにクズ丸出しです。
このまま凜花たちは負けてしまうのでしょうか。
初の2週またぎ。第2ラウンド、第4話が待ち遠しいですね!
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『歌舞伎町弁護人 凜花』第3話まとめ
【明日はお休み😴次回は5/4(土)深夜0時❣️】#BSテレ東 真夜中ドラマ #歌舞伎町弁護人凛花 ❣️第3話で凛花はセクハラ隠蔽企業😱に立ち向かう👊5/4(土)深夜0時放送(#BS7ch)です✨ #朝倉あき #武田航平 #山地まり #岡田浩暉 #渡辺裕之 #山崎真実 pic.twitter.com/pyAtSSUZlQ
— 『歌舞伎町弁護人 凛花』毎週土曜 深夜0時【BSテレ東/BS7ch】 (@BS7ch_rinka) 2019年4月26日
セクハラという解決の難しい難題です。
受けた心の傷を癒す以前に「セクハラを立証するための客観的な証拠」が必要となり、証明しない限りはまず新しいスタートラインにも立てない、被害者には大変な苦痛を伴うはずです。
大企業の隠蔽体質をどう凜花が崩してくれるのか…応援するしかありません。
第4話で被害者の順子が笑ってエンディングを迎えられるといいなと。
凜花先生がんばれー!きっとこてんぱんに払拭してくれるはず…来週を楽しみに待ちましょう!