『歌舞伎町弁護人 凜花』第8話あらすじ・ネタバレ感想!昨今増えている「デートレイプ」その打開策は?

ドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』第8話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町弁護人 凜花』公式ページ

夜の闇に隠れ悪事を働く奴を許さない、美人弁護士・凜花がズバッと解決!

第8話は、昨今増えつつあると言われている「デートレイプ」がテーマ。

かなり巷では問題視されている上に、立証するのがやっかいな罪です。

教訓にすべくぜひ見て欲しい…他人事ではないのです!

『歌舞伎町弁護人 凜花』第8話あらすじ


ソープ嬢の藍沢栞(川菜美鈴)がソープランドの客にレイプされた。

栞は相手を告訴したいと美鈴凛花(朝倉あき)に訴える。

しかし、デートレイプに当たる可能性が有り“合意の無い性行為”を立証するのは難しい。

ドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』第8話あらすじ②

レイプ犯の芝崎直人は、自称eスポーツ選手だが、区議会のドンと呼ばれる親の脛をかじっているフリーター。

あろうことか、栞の自宅アパート付近で待ち伏せして、再び関係を迫る。

そして、親の顧問弁護士に告訴の対抗手段を講じるように命じた。

栞の働くソープランドに、芝崎に雇われた檜山賢一弁護士(西沢仁太)が客として来店。

裁判を起こせば「レイプ被害者だと世間に公表する事になる」と、セカンドレイプをちらつかせる。

栞は、恋人にはレイプを知られたくないと、凛花に訴える。

ドラマ『歌舞伎町弁護人 凜花』第8話あらすじ①

二人は借金を返した後、故郷で結婚する約束をしていた。

檜山の卑劣なやり口に憤り、栞をセカンドレイプのさらし者には出来ないと思い悩む凛花は、やがて重大な手掛かりに行き当たる…
出典:『歌舞伎町弁護人 凜花』公式ページ

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【ネタバレ】『歌舞伎町弁護人 凜花』第8話の感想

悪質なデートレイプ被害に遭ったソープ嬢・藍沢栞(川菜美鈴)

バーしのぶの店内。

凜花(朝倉あき)が、ソープ嬢・しおりんこと、藍沢栞(川菜美鈴)の相談に乗っています。

どうやら栞は、仕事が終わって待ち伏せしていた常連客の男にご飯に誘われ…食事しに行ったお店で強引に押し倒されレイプされたというのです。

栞が叫んで助けを呼んでもなぜか誰も来ず、着ていたワンピースをビリビリに破かれます。

「なんで?なんで抵抗するんだ?僕たちソープで何度も愛し合ったじゃないか…どこだって僕の気持ちは変わらないよ…」

男はそう言いながら抵抗する栞を押さえつけて行為を続けました。

【レイプ事件の一般的な訴訟の流れ】

  1. まず、刑事事件としてレイプを立証
  2. 次に、民事で損害賠償請求する

性犯罪の訴訟は覚悟がいる…凜花は栞に「大丈夫?」と念押しします。

しかも、栞の件は「デートレイプ」に当たる可能性がある…と、いつにも増して難しい表情。

デートレイプとは、デートの延長線上で行われる合意のない性行為のこと。

男の食事の誘いに乗っているため「合意のない性行為」だと立証することが難しいのです。

栞は「それでも訴えたい」と強く頷くのでした。

「じゃあ、私たちと一緒にがんばりましょう」

今回の依頼も難題そうです。

しかも、被害者の心の傷が深い…ネットの普及などで簡単に出会える環境が整ったことから増えてきた「デートレイプ被害」。

かなり身近な犯罪になってきました。

凜花はどんな風にこの事件に立ち向かっていくのでしょうか。

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加害者・芝崎(遊佐亮介)、栞(川菜美鈴)のアパート前に出現!

加害者である芝崎直人(遊佐亮介)は、デートレイプをした後も栞にまとわりつきます。

彼女の自宅前で待ち伏せしては、恋人かのように駆け寄り「遅かったじゃないか、ずっと待ってたんだよ」と。

栞との関係を完全に勘違いしています。

栞ははっきりと伝えます。愛は一切ない、ただのお客さんというだけ。

そして、あれは「レイプ」立派な犯罪だと、訴えることにした旨を芝崎に直接言います。

芝崎は、犯罪とレイプという言葉に動揺…その場に立ちすくみます。

去っていく栞を追っている表情にはゾクッとする怖さがありました。

この芝崎直人という男。eスポーツ選手と肩書きを名乗っていますが、実際は活動実績は皆無。

直人は親のスネをかじるボンボンフリーターでただのゲーマー。

やっかいなのは区議会のドンと呼ばれ、歌舞伎町でもかなり権力のある芝崎議員が親なのです。

ピンチを悟った芝崎は親の弁護士・檜山弁護士(西沢仁太)を使い、栞に対抗手段を講じてきます。

檜山弁護士が栞の職場であるソープランドに客として来店。

「こんな仕事をしておいて、よく訴える気になりましたね」と裸の栞を上下に視線を動かしながら、嫌味な言い方をしてきます。

「裁判になったら洗いざらい公になってしまうよ」とセカンドレイプを匂わせ、忠告して帰っていきます。

栞は裸のままペタンと膝から崩れ落ちました。弁護士も卑劣…

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心配されるセカンドレイプの恐ろしさ…栞(川菜美鈴)のメンタルが徐々に削られていく

告訴したのに警察は全然取り合ってくれません。

凜花が捜査してほしいと話に行っても、「ガイシャ連れてきてみろ」と小馬鹿にした態度で取り合おうともしない状態。

そんな警官たちの対応を見て懸念されることが…「セカンドレイプ」です。

事件になれば、栞は警察からレイプの状況を根堀り葉掘り聞かれます。

さらに公判ではもっと多くの人の前で証言しなくてはならず、裁判が終わるまで延々続くその拷問。

被害者なのに栞の方が、事件になったときに受ける精神的ダメージが大きいのです。

栞には恋人がいました。

彼とは同郷、故郷に戻ったら結婚すると約束しています。

彼女はレイプの影響でフラッシュバックが起き、彼との性行為もできなくなっていました。

どうしても彼だけには事件のことを知られたくない…一生秘密にしていたい、そう言って涙する栞。

もうすでに苦しんでいる彼女を見て、任せてという凜花。

解決の糸口は未だ見えず。ハラハラのする展開に、手に汗握ります。

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栞(川菜美鈴)を傷つけずに戦うには…

檜山法律事務所に来た凜花。

実は檜山弁護士、第2話に登場した弁護士。

奇しくもまた、凜花と戦うことになった因縁の相手。

昨日アポなしで栞の職場を訪れたことに対し、【弁護士職務規程 第52条 弁護士倫理違反】に当たると釘をさす凜花。

しかし檜山、昨日の時点ではまだ芝崎は依頼人じゃなかったからセーフだと抜かします。

凜花は檜山の態度に怒りMAX!とんだタヌキ弁護士、今回は相手の方が上手でした。

次に凜花が訪れたのは犯行現場のお店「PUB バンバンバニー」。

栞が被害に遭った午後10時、お店の中は大盛況。

こんな状況でレイプは成立し得ない。犯行状況に違和感を感じます…。

最後は「エステサロン アテナの泉」でのヒントタイム!

強弱をつけたマッサージで凜花は閃きます。

「強(きょう)」「はぁん!」の連呼…そう!閃きワードは「共犯」。

芝崎直人とPUB バンバンバニーの店長、2人はつながっていると凜花は思いつきます。

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凜花(朝倉あき)、最低男・芝崎直人(遊佐亮介)と直接対決!

凜花はさっそく芝崎直人の起こした「強制性交等罪」、つまりレイプ事件の件で「損害賠償請求」をすることを檜山弁護士と芝崎直人に伝えに行きます。

僕はしていない、現に警察もまったく動いていない。

「事件も無いのに損害賠償なんて」と、むせび笑い開き直る2人。

レイプの犯行は、共犯者である人物が立証してくれると凜花。

2人きりだったからそんなヤツはいないと言い張る芝崎。

「2人っきりの時間を作った人物がいる」とPUB バンバンバニーの店長さんの存在を示すと、明らかに芝崎はうろたえはじめました。

なんと芝崎直人は、PUB バンバンバニーのオーナーだったのです。

さらに、その店が入っているビル丸ごとが、父親のもの。

そして事件当日の午後9時以降は「貸切」の看板が出ていたという近所の証言も得ることができました。

檜山弁護士「しょせんソープ嬢だろ?」

芝崎「いつもセックスしている女なんだし。店でやろうが、外でやろうが、大差ないじゃないか!」

この暴言に机を力いっぱいたたき「異議あり!」と凜花。

「ふざけたこと言ってんじゃないわよ!ボクサーが日頃殴られているから、道で殴られても怒らないとでも思っているわけ!?」

栞も歯を食いしばって働きながら、一生懸命生きてる…あなたとは大違いなんだ!とドラ息子に喝を入れます。

二次元の世界に浸ってばかりいるから、現実世界の生身の人間の気持ちがわからないんだ、とも。

生身の人間の気持ち、大事ですよね、心に響いた言葉です。

ようやく、警察官が芝崎直人の令状を持って逮捕しにやってきます。

「現実世界の法廷で会いましょう!」

凜花の決め台詞、バッチリ決まりました!

藍沢栞は、彼にすべてを打ち明け、受け止めてもらうことができたそう。

借金も完済し、故郷にもどって結婚するという約束を再び交わしたと。少しほっとする結末でした。

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『歌舞伎町弁護人 凜花』第8話まとめ

便利になった分、気をつけなくてはいけないことがある…そう気づかせてくれるような深い内容でした。

「セカンドレイプ」の恐ろしさも感じました。

ハッピーエンドだけが、唯一の救い。それだけは本当によかったです。

さて、次回は「凜花の元彼」が登場するらしい。

男性関係に奥手な凜花の恋愛事情が覗ける貴重な回となりそうです!

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