『ひとりキャンプで食って寝る』第5話あらすじ・ネタバレ感想!健人、超軽いニューテントを購入する

ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』第5話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ひとりキャンプで食って寝る』公式ページ

『ひとりキャンプで食って寝る』第5話は、健人(三浦貴大)のブレない缶詰愛がたっぷり描かれます。

今夜も無性にホットサンドが食べたくなっちゃう病にかけられましたw

それにしても家キャン、すごくいいかも!これならできる…キャンプ初心者にも必見の回。

健人がベランダでキャンプするに至るまでの切なすぎるストーリーがはじまります!

『ひとりキャンプで食って寝る』第5話あらすじ


※『ひとりキャンプで食って寝る』キャスト、各話ゲスト出演者、監督・脚本について詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』出演キャスト/各話ゲスト俳優/スタッフ/監督情報を徹底まとめ

ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』第5話あらすじ

ひとりキャンプ場を訪れ、缶詰を使った料理を作り食べる事が何よりも好きな大木健人(三浦貴大)。

キャンプへ出かけようと用具一式を準備した健人だったが、台風が接近中で断念する。

そこで、新しいキャンプ用具を探しにアウトドアショップへと向かう。

帰宅後、店員(宇野祥平)に勧められて買ったテントを、早速家の中で組み立てる健人。

その時、友人の高田武志(福士誠治)が突然訪問してくる。

ビールを飲みながらつまみが欲しいと言う武志に、健人が出したのは大量のサバ缶だった。
出典:『ひとりキャンプで食って寝る』公式ページ

【ネタバレ】『ひとりキャンプで食って寝る』第5話の感想

口の中をやけどしても止まらない…“味噌サバホットサンド”

GOING STEADYの切ない恋歌「銀河鉄道の夜」がオルゴールのようなBGMで流れてきます。

大木健人(三浦貴大)はハミングでメロディをなぞりながら、夜の自宅ベランダでプチキャンプ中!

大きなLPガスランタンをランタンスタンドに掛け、ポケットコンロや机&椅子まで運び出して本格的です。

お皿には美味しいと評判の山崎ロイヤルブレッド1枚。

そこへ、雪印北海道100シリーズのとろけるチーズを乗せて大葉2枚…ここで意外だったのが、HOKO“日本のさば(味噌煮)”の缶詰を乗せていたこと!

直火用のホットサンドメーカーに挟んで火にかけます。

ほどなくこんがりした“味噌サバホットサンド”が完成しました!

「あちっあち!」

ホットサンドの両側からチーズを垂らしながら熱々をぱくり!

「ふっんん…あぁ、あっつい!」

熱くても美味さに逆らえず、どんどん口に運んでしまいます。

間髪入れず注ぎ入れるビール、画力の堪らん映像が流れます。

台風直撃で健人(三浦貴大)が向かった場所とは?

健人は急に腰が痛んできて部屋のフローリングに四つん這いになります。

いつもとは違う目線で部屋の中を見ると、思わぬモノが視界に飛び込みました。

<理恵子が置いていった靴>

不意打ちで腰痛以上のダメージを食らってしまい、床に寝そべって「飛び立ってしまいたい、あなたを想いながら…」とか細い声で歌います。

健人の失恋の痛手は、まだまだ癒えてはいないようです。

加えて、朝のラジオから流れる大型台風到来のニュース。

キャンプに行きたかった健人は車の鍵をチャリンと鳴らしながら「さすがに台風には勝てないか…」とぼやきます。

部屋でも片づけるかな~と重い腰をあげて部屋を見渡してみるも、整然と片付いた部屋の中は「片づけるモノがなにも無い」という羨ましい状態。

やることを失った健人が向かったのは、御茶ノ水にあるアウトドアショップL-Breathでした。

CHUMSのサコッシュを下げてキャンプ用品コーナーに到着します。

直火ホットサンドメーカーを手に取り、こんなの買ってみるかと買い物カゴに入れます。

ディスプレイのアウトドアチェアに腰掛けて「この椅子に座るとビール飲みたくなってくるな」なんて考えてしまいます。

まだ昼の1時半ですが、行きつけである新宿の飲み屋に行こうとしたとき、店員(宇野祥平)に声をかけられます。

物腰の柔らかな店員の勧めでトイプードルの子犬1匹分の軽さのテントを購入!

「何かお探しですか?」

「特に探しているわけじゃないんですけど…ちょっとテントが古くなってきたかな。」

「こちらのダブルウォールのテントおすすめですよ。何しろ軽くて丈夫。2人用で2.3キロです。」

「それは軽いですね!」

「はい。トイプードルの子犬1匹分の軽さですね。」

犬飼ったことないけど…と言う健人に、店員は「犬は人を幸せにしますよ。」とにこやかに答えます。

ダブルウォールテントとは、インナーテントの上に被せるフライシートという防水処理されたシートがついているテントのことを指します。

実際に展示してあるテントに触れた健人は「生地も良さそう!」と好感触。

「防水性、通気性、高い耐水圧も魅力です。」

「あっ、台風にも耐えられたり?今日みたいな。」

健人が聞くと、店員に「台風の時のキャンプはお控えください。」と抑揚ない感じで言われます。

本気で注意されてしまい、健人は所在なさ気な笑いを浮かべます。

店員イチオシのテントの中にお試しで入ると異様に落ち着き、テントの外で説明してくれている店員の声が遠く聞こえなくなるほどです。

「これ、買います!2人用でいいです…一応。」

1人で使うであろうテントでしたが、2人用を購入しました。

衝動抑えきれず部屋で新テントを張っちゃった健人(三浦貴大)

家に帰ると外はどしゃ降り。

楽しそうにゲットしてきたキャンプ用品を机の上に並べます。

いつも持ち歩いているリュックから、古いブルーのテントを取り出して、新しいのを入れて背負ってみます。

「おっ!トイプードル軽っ!見た目変わんねぇな…」

おニューのテントを広げてみたい衝動にかられた健人は、部屋の中にテントを設営します。

嬉しそうにテントを写真に撮って、自分も入って自撮りまでしちゃう感じ。

そのときオートロックのチャイムが鳴り、友人・高田武志(福士誠治)が「俺、俺!」と慣れた様子でやって来ました。

「おっ、なんかいいじゃん。これ!」

武志は部屋に張ってある新しいテントを違和感なく受け入れ褒めてくれます。

「なんか、喉渇いた…酒あんだろ?」

「手ぶらかよ!」

文句たらたらの健人でしたが、彼に促されるまま冷蔵庫から缶ビールを出すと武志の姿が見えません。

すぐに見当がついたようで、はぁ…とため息をついた健人はテントの中でくつろぐ武志に「お前、まだ俺も入ってないのにぃ~」と嫌な顔をします。

「なんかいいな~これ、ちょうだいよ!お前のものは俺のもの、俺のものは俺…」

「出てこいよ!お前汚すだろ?こっちで飲む。」

「ケチだな。」

チアーズ!っと言ってノリ良く乾杯すると、武志が今度はつまみを要求してきます。

意外とテンション爆上げな“利き鯖缶”、はじまる!

冷蔵庫を開けた健人は「在庫整理といきますか!」と言いながら、大量の缶詰ストック入れを出して物色し始めました。

「なんだ、サバばっかだな…サバサバサバ~!」

どうやら鯖缶パーティがはじまりそうです。

「待て待て…サバばっかじゃーん。こんな食えねぇし!しかも水煮ばっか…。」

文句がエンドレスな武志の意見なんてお構いなし。

お前サバ好きだろ?と健人は次々と鯖缶を開封していきます。

缶詰なんて…とブーブー言っていた武志でしたが、極洋“さば水煮”を一口食べてビールを飲むとコロッと意見が変わります。

「うまいなぁ~予想以上だ!しかもビールに合うわ、これ!」

続いて、いなば“ひと口さば(水煮)”を食べると「身がぷりぷりしてて味わい深い!」と高評価。

「続きましてマルハニチロのさば缶だぁ~行くぞぉ!」

利き鯖缶が楽しくなってきちゃった武志は、ノリノリで食べ比べをはじめます。

マルハニチロ“さば水煮”は「クリーミー!」らしい!

最後に食べたニッスイ“デンマーク産 鯖水煮”を食べると「やっぱりデンマークの冷たい海で泳いでたサバは身が引き締まってますな!」と食レポ。

健人のベランダ家庭菜園の薬味パセリ・ネギ・大葉を使ってアレンジしつつ、純米吟醸酒・伯楽星とサバ缶を堪能しつくした頃には外が真っ暗になっていました。

健人(三浦貴大)が料理上手な理由が明らかに!

「伯楽星の純米吟醸とサバ缶。最高だけどよ、別のもんも食いたいな。何か作ってよ。」

自由すぎる武志、またワガママ言い出しました。

はぁ?と言いつつも、健人はキッチンに立ちます。

耐熱容器に入れたスライスしたタマネギの上に薄切りジャガイモを乗せ、ラップをしてレンジで2分。

そこへ鯖の身をほぐし入れたら、マスタードを混ぜたオリーブオイルを回しかけます。

とろけるチーズをたっぷり、バターも千切って上に。最後に粉チーズを振りましょう。

180℃のオーブンで10分焦んがりさせ、パセリを散らしたら“サバとじゃがいものグラタン”の出来上がりです!

テントの中で実食すると、「何これ、超ウマい!」と武志が大絶賛。

お前って料理上手いよな?と言われた健人は「両親が共働きだったからな」と自分が料理上手になった訳を語ります。

そうだっけ?と知らなかった武志に、それぐらい覚えとけよとツッコみます。

「テントで食う意味あった?」

「お前はロマンが無いね…」

健人が使った“ロマン”という言葉が引っかかった武志は、女は男のロマンに興味ないよなと実感のこもった発言をします。

「キャンプ悪くないかも。今度俺も一緒にいこうかなー。」

「行かねぇよ。ひとりがいいの!」

「ひとりで家にいるのが寂しいからキャンプいくのに、ひとりがいいの?何か矛盾してねぇ?芯がねぇよな、お前は。」

「うん、矛盾が服着て歩いてるような男だよ~。」

武志(福士誠治)が“愛ちゃんからの飲みの誘い”で帰宅してしまう…

「ったくお前は…。なぁ、ちょうだいよ。理恵子ちゃん。」

さすがの健人も「はぁ?」と怪訝な表情をしますが、武志が言っていたのは“理恵子の残していったテント”のことでした。

「もう、いらねぇべ?俺が片付けたる!」

「いいよ。」

「おっやったー!」

ちょうどいいタイミングで武志の携帯に想い人である愛ちゃんから<今日飲まない?>というお誘いメッセージに湧く武志。

とっくにフラれたと思っていた健人は、望みが薄そうな恋をまだ追いかけている武志に「蛇の生殺しだな」と毒づきます。

そそくさと帰り支度をした武志は、理恵子のテントを入れた袋に、本棚に並んでいた水島新司作の野球漫画『ストッパー』までごっそり借りていきます。

挙げ句、玄関で「傘借りる」と言って、これまた理恵子の傘を健人の承諾なしに勝手に借りて「ばいび~」と言い残し嵐のように帰っていきます。

ピンクの傘をくるくる回しながらご機嫌に道を歩いていく武志を部屋から見た健人。

「もう止んでるよ~バカ!」と後ろ姿に投げかけます。

<シンと静まり返った部屋にサバの香りだけが漂っていた>

健人のナレーションが寂しく聞こえるのでした。

『ひとりキャンプで食って寝る』第5話まとめ

こんな楽しみ方があるなら家でもできそう!というキャンプへのハードルがグッと下がった回でした。

健人と武志の利き鯖缶には興味深々で、いくつか試してみたい缶詰を新発見でき大満足!

健人回の楽しみと言えばハナウタ…ゴイステの「銀河鉄道の夜」をチョイスするあたりも良いですよね。次回も楽しみになります。

次週は、七子回。釣りする七子が見られそうです!

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