『ひとりキャンプで食って寝る』第9話あらすじ・ネタバレ感想!健人がキャンプ中に苦手な課長と遭遇!

ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』第9話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ひとりキャンプで食って寝る』公式ページ

恋ダンス風な謎すぎる踊りが話題となった『ひとりキャンプで食って寝る』第9話は「木更津でタイカレー焼きそば」がタイトル。

木更津のキャンプイベントに行った大木健人(三浦貴大)は、絶対遭遇したくない会社の上司No.1の鈴村徹(田口トモロヲ)に不運にも遭遇してしまいます。

健人は、鈴村の作る激辛カレーの痛さに悶絶しながらも、知らなかった彼の境遇に共感します。

ラストは、キャンプが癒した上司と部下の関係にジーンとしちゃいます。

ほろ苦く優しいストーリーは必見です!

『ひとりキャンプで食って寝る』前回第8話のあらすじと振り返り

地場食材を獲って食すのが大好きなキャンパー七子(夏帆)は、山梨県道志村の美しき渓流で2日分の入漁券を購入してヤマメ釣りに挑戦。

1日目は釣れずがっかりした七子でしたが、川沿いに大量のクレソンを発見します。

キャンプ場で出会った由紀(柳英里紗)からもらったシーフードミックスとのコラボでショリッとうまい“海鮮かき揚げ”を完成させます。

会社メンバーでキャンプに来ていた由紀は、ちょっとうざめの上司・健介(川瀬陽太)に不満が止まらず七子に吐きだします。

ヤマメ釣り2日目、健介と一緒になった七子は釣りを習いながら、健介に部下とのコミュニケーション打開策料理を伝授します。

さっそく健介は、由紀にバースデーサプライズ料理“クレソンとヤマメのホイル包み”をプレゼント…七子は地場食材料理でヤバかった上司と部下の関係をちょっぴり改善させてしまうという奇跡を起こすのでした!

部下や上司との関係に悩む人に勇気を与えた七子回!

今回の健人(三浦貴大)回も、プライベートに接点のない苦手な上司とキャンプイベントで遭遇してしまった健人が描かれます。

会社とは違う一面が垣間見えたとき…2人に共通点が!

笑えて、切なくて、最後はスッとします!

ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』第8話あらすじ・ネタバレ感想!七子がサプライズバースデイを監修!?

【ネタバレ】『ひとりキャンプで食って寝る』第9話あらすじと感想


※『ひとりキャンプで食って寝る』キャスト、各話ゲスト出演者、監督・脚本について詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』出演キャスト/各話ゲスト俳優/スタッフ/監督情報を徹底まとめ

和菓子にコーヒー。優しい甘さとほろ苦さのコラボはまるで健人(三浦貴大)の心情のよう…

ソロキャン中の大木健人(三浦貴大)は、田舎の母から送られてきたという餅を網焼きします。

沸かしたお湯に、“HOTEIのゆであずき缶”を投入し…焼いた餅をのせて“おしるこ”が完成!

甘さ控えめなおしるこに合わせるのはブラックコーヒー。

「和菓子にコーヒー。昔、そんなCMがあったっけか…」

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はふはふしながら餅を頬張る感じが堪りません!送られてきたのは“新潟県産特別栽培米”のお餅…健人の田舎は新潟!?

母から健人の身体を気遣う内容の手紙が添えられ、その文章の中には<理恵子さんとは仲良くやってる?>という一文が。

彼の母はまだ2人が別れてしまったことを知らないらしいことが分かります。

何とも言い難い表情でその手紙を見つめる健人…6月の緑と長閑な鳥のさえずりだけがその空間にありました。

最近は仕事が多忙でなかなか遠方キャンプに出掛けることができていない健人はこの日、午前中だけ休日出勤した帰りに東京近郊で気まぐれに開かれる“キャンプイベント”にやって来ました。

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東京近郊開催だけに、この後思わぬ人物と遭遇してしまうんです!

健人(三浦貴大)、一番会いたくなかった鈴村徹(田口トモロヲ)に遭遇してしまう

チータラをつまみに喉を鳴らしてビール!

ふと、今週仕事でやってしまった凡ミスが頭をよぎり…「大木!」と上司に怒られた時の声が蘇ってきました。

「あんなミスしちゃったのは最近キャンプ行けてないからだ…でも、課長もあんな言い方しなくても…課長苦手だな。」

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愚痴りながら、焚火を囲んではじまった謎のダンスで手の動きを真似する健人。妙に耳にこびりつくメロディーが異空間チックでハマります!

せっかくキャンプに来たんだから「やめっ、忘れよう!今日も缶詰食って酒飲んで焚火して無になって楽しもう。」と心に決め、“いなばのチキンとタイカレー”缶詰をスタンバイします。

気を持ち直した健人でしたが…もう1度謎ダンスを踊る人々へ視線を向けたとき、嬉しくない発見をしてしまいます。

「課長…」

ヤバいとすぐに帰り支度をしますが、「大木?」と課長の鈴村徹(田口トモロヲ)見つかって声をかけられてしまい、一応缶ビールで乾杯します。

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神様のいたずらとしか思えないシチュエーションw上司と部下の微妙な空気感が流れ、非常に気まずい…健人大丈夫か!?

辛いチキンカレーに合うのは「ナンだ、バカ野郎!」…ジョーク好きおじさん鈴村(田口トモロヲ)に困惑!?

隔週でキャンプに行くという健人の話を聞いた鈴村から「じゃあ、最近はなかなか来れなかったな…」と意外にも気遣った発言をしてくれます。

<この人、会社でこんな顔したことないよ?>

驚いた健人の心の声が聞こえます。

「腹減ってるか?カレー作るけど食うか?」

反射的に思わず「ハイ!」と答えてしまった健人。

苦手な上司・鈴村とのクッキングタイムがはじまってしまいました。

茄子を切る健人を見て「結構料理できるな!」と鈴村が褒めると、「1人長いんで…課長もお上手ですね!」と返しますがスルーされます。

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健人がお手伝いで作ったインドのピクルス“茄子のアチャール”は旨そうでした!鈴村がスルーした理由が切ないんです…

炒めた玉ねぎが焦げてると指摘すると、鈴村は「焦げ死ぬか否かのギリギリまで玉ねぎを追い込むんだよ!」と熱く語り、こだわりのチキンカレーが完成します。

飯を用意しないと…と言った健人に、ナン生地を見せながら「チキンカレーには米よりコッチでしょ?」と鈴村。

何ですか?と聞くと、嬉しそうに「ナンだ、バカ野郎w」とおどけてみせます。

そして、今度は健人がスルーしましたw

飲みながらブッシュクラフト…“忘れることは生きる術なのか”

鈴村特製のチキンカレーと茄子のアチャールは健人には辛すぎで。

鈴村の手前「旨いです…」と言ったものの、辛いを通り越して“痛い”カレーでした。

食事を終えるとビールからワインになり、すすきが生えた草原で木を削るブッシュクラフトしながらまったり。

すると、鈴村が携帯の写真を見せながら家族の話をはじめます。

「俺、カレーそこまで好きじゃなかかった。家族が好きでさ…チキンカレー。2人が喜ぶ顔を見たくて、色々研究して。家じゃ甘口と辛口作らされたけどな…まっ、2人とも出て行っちゃったけど、フッ。」

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スルーした健人の褒め言葉は課長の心に切なく響いたのでしょう…。

ブッシュクラフトは、自然の中で遊びながら生きる術を学ぶこと全般のこと。課長がなぜキャンプをしてブッシュクラフトをしているのかが明かされます。

「1人でしてると、会社の嫌なこととか家のこと…忘れられるんだよ。」

「わかります。」

「忘れることが生きる術…か。」

鈴村は苦しげに言うと、久しぶりに自分の作ったカレーを人に食べてもらえてうれしかったと健人に話します。

話題!謎な踊り人が笛を鳴らす、泣きながら踊るカオスなシーン!

鈴村は時間をかけて木を削って作っていた笛が鳴らないことが分かると「クソッ!」と投げ捨ててしまいます。

そのまま、その場で膝から崩れ落ち…泣き崩れてしまいました。

そこへ、先ほどの謎な踊り人が笛をピッピッと吹きながら近づいてきます。

泣きながら踊る鈴村と何だか分からないけれどノッてみる健人、踊り人に先導されながらカオスな空間が出来上がります。

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『ひとりキャンプで食って寝る』ファンの「待ってました!」の声が聞こえてきそうな名場面(笑)切なすぎるシーンの余韻を残し過ぎない配慮が好きです。

並んで釣りをしながら、同じ会社に12年勤めているという健人のことを「昔のお前は繊細に見えていつか崩れちまうんじゃないかと心配だった…」と鈴村。

「あなたお豆腐みたいな人ね。」と、昔言われたことがあると健人が返します。

木綿か?絹か?と鈴村が問うと、絹でしょうか…と健人が答えます。

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お豆腐と言ったのは元カノ理恵子でしょうか…

「この間は俺が言い過ぎたよ、ごめんな。」

「いえ。僕の方こそすみませんでした。」

お互いに一番言いたいことが言えた清々しい夕暮れでした。

やっと食える!食欲そそる、バカうまタイカレー焼きそば!

夜になり、やっとソロの時間。

健人は、1口温かいお酒を飲むと呟きます。

「あぁ、沁みるね~課長さんさぁ…寂しいんだろうね。優しい人なんだろうな…」

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意外な食し方でファンが唸った1品が登場します!

そして、“いなばのチキンとタイカレー”缶詰を掴んだ健人は「やっと食える~!」という待望と安堵が入り混じった声を出します。

“明星の鉄板焼きそば”を茹でたら、その上にグリーンカレーの缶詰めをのせていきます。

最後にネギを入れて完成です!

「うん!バカうま!」

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いい感じに焦げ目のついた麺が最高!これは作ってみなければ!と思わされました!

思わず漏れだす、健人の心の本音が聞こえてきます。

<激辛カレーで焼け死ぬか否かのギリギリだった舌が、ココナッツミルクの甘さで蘇った…満たされた>

民族楽器の不思議な音色に焚火の周りに人が集まり、健人も吸い込まれるようにそこへ。

健人はポケットから取り出した鈴村作の笛を吹いてみますが、聞こえるのは空気が抜ける音だけ…諦めずにもう1度トライすると「ピーッ!」いい音が響き、思いがけない高音にちょっと恥ずかしそうにするのでした。

『ひとりキャンプで食って寝る』第9話まとめ

鈴村が投げ捨てた笛、健人が拾っていたんですね!

「おっ鳴ったじゃん!」という健人の嬉しいけど驚いた表情が印象的でした。

その後、「課長、あの笛鳴りましたよ」って会話したかな~と色々想像しちゃいます。

観ている側にラストを委ねてくれる感じ、いいですよね。

話数を重ねるごとに明らかになっていく“大木健人”という人柄。

素敵に流されやすく、半端なく優しい…本当に“絹豆腐”のようです(笑)

もっと多くの健人情報が登場することを期待します!

次回は獲って食す七子回!

ソロキャン中の七子(夏帆)と、絶賛喧嘩中のカップルが遭遇する予感w

絡まった人間関係をサラッと簡潔に調理しちゃう七子がどんな言動をするのか…非常に楽しみです!

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