キャンプで1人の時間を謳歌する七子(夏帆)…地場食材を獲って食うキャンパー七子の最終回!
「君は鮎じゃない鰻じゃない」というタイトル通り、ドブ釣りでスペシャルな魚が釣れます。
独特な愛すべき“七子のひとり言”がさく裂w
宏美(朝倉あき)や久丸(坂東龍汰)、釣具店の店員(杉山ひこひこ)…ゆかいな仲間が再登場するファンが湧いたオールスター大集合の豪華ストーリーは必見です!
目次
『ひとりキャンプで食って寝る』前回第11話のあらすじと振り返り
大木健人(三浦貴大)は、妻の命日に思い出のキャンプ場にやって来た剛田厳(仲本工事)に出会います。
自分にそっくりな缶詰好きなソロキャンパー剛田…。
健人は40年後の自分を見ているような感覚になります。
すべてお見通しな人生とキャンプの先輩の剛田から「目先の楽を考えると大きな目標を失うぞ!」とアドバイスを受けますが…。
缶つまカキアヒージョ、いちご煮とカニ缶の極上雑炊…天空のキャンプ場と呼ばれる陣馬形山キャンプ場で海鮮缶詰料理を堪能。
健人は4日前に届いた“元カノ理恵子の手紙”を読むためにここに来ました。
2行足らずのお別れの手紙には<あなたには踏み込めない宇宙があった>と書いてあり…繰り返し読んだ翌朝、彼は手紙を焼いて引きずっていた恋に踏ん切りをつけたのでした。
木々の間を森に入っていく健人のラストカットが話題となった奇数回!
獲って食うキャンパーの七子回は、こちらもファンが湧いた最強回。
鮎じゃなく鰻じゃない…果たして七子が最後に釣り上げたのは?
→ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』第11話あらすじ・ネタバレ感想!健人に元カノ理恵子から手紙が送られてきた!
【ネタバレ】『ひとりキャンプで食って寝る』第12話(最終回)あらすじと感想
※『ひとりキャンプで食って寝る』キャスト、各話ゲスト出演者、監督・脚本について詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
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ドブ釣りに挑戦したい七子(夏帆)、行きつけの店員(杉山ひこひこ)のいる釣具店へ。
思い立ったら即行動の七子は、鮎を釣るための道具を揃えに行きつけの釣具店へ。
店員(杉山ひこひこ)に「鮎?初心者には“ドブ釣り”がおすすめとかネットで見て?」と言われます。
ちょっと嫌味られたのに「全部見てきた。」と正直に答えます。
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「ドブ釣りってどういう意味ですか?どうしても名前が気になって…」
「みんなそこ引っかかるんですよ~。でもね、黙って釣るんですよ…キレイな川で。」
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七子は黙って竿と毛バリを手に入れ、ドブ釣りしにさっそくキレイな川へ!
「おっやった!」
釣り上げた魚を見て七子は首をかしげます。
「君は鮎くんじゃないな…誰だ?」
図鑑で調べると“オイカワ君”だということが判明。
七子は人事採用係になった体で、魚のオイカワ君に話しかけます。
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大社長妄想がはかどるくらい釣れない…やさぐれた七子(夏帆)が見つけたのは?
「経済学部…しかし君は派手だね。うちはアパレルじゃないのよ、ゼネコンよ。こんなチャラついた格好は困りますな。ハイ、ご縁がなかったということで。」
オイカワ君はリリース…そこからは完全な不漁続きで、大きな岩に座って“考える人状態”となった七子は「参った…オイカワ採用しとけばよかった…」とエアータバコ&長い溜息をつきます。
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必死にオイカワの説得を試みますが途中で切電されてしまうのでした…
純利益5,000億、従業員1万人、持ち株率100%…妻1人に子供5人に競走馬3頭。
架空の社長妄想を1人でしながらクスクス笑うほど暇で釣れませんでした。
完全にやさぐれた七子が川沿いを歩いていると…自生している“食べられる野草たち”を発見します。
缶ビールを飲みながら獲った野草を調理開始…丁寧に野草たちを包丁で切り、小野式製麺機でうどんを作り“雑草うどん”が完成。
「フフッ…私、料理うまっ!」
ズルズルッといい音を立ててうどんをすすり大絶賛します!
結構イケる雑草うどんに大満足!しかし、宏美(朝倉あき)&おじさんの食す“鰻”を見た七子(夏帆)が大荒れする
うどんを食している七子に飲み仲間の宏美(朝倉あき)から<ウナギ食ってる>のメッセージと、うな重の色んなアングルからの写真が何枚も送られてきます。
<絵文字それ蛇だぞ>
鰻には触れずに即レスでツッコミを返し、雑草うどんの写真とともに<オレ雑草食ってる>と送り返します。
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川べりでおじさんたちに遭遇…なんと七輪で鰻を焼いています。
気づいたおじさんが“おいで”と手招きしますが、七子はその場を急いで立ち去ります。
やり切れない気持ちを「今日、鰻食ってないの私だけだーー!」と砂利道で叫び、発散させながら爆走します。
「私の敗因は?…そうだ、釣りにこだわったことだ!鮎じゃない、鮎じゃなかった!!」
方向転換した七子は、中身の入ったペットボトルに釣り糸を巻きつけた仕掛けを方々に設置しはじめます。
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その夜、車泊した七子は“鰻のさばき方”を動画で熱心に研究し、脳内予習バッチリです。
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悪気無いけどヤバい奴・久丸(坂東龍汰)合流で事件が起こる!?
<二日続けてウナギ食いたかったら川にこい>と宏美にメッセージを送信。
<ウナギならいくわ、アユもな>と珍しく食い付いた宏美に、<アユはこの川にはいない>と伝えます。
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翌朝、七子に呼ばれた久丸が川に到着します。
「蛇とか入ってきちゃいますよ~!」
無防備に窓全開で眠っている七子に話しかけます。
どうやら久丸は蛇が苦手なようで、七子の後ろを恐る恐る歩きます。
「久丸くんってさ、人の不安を煽る天才だよね?」
「キノコのこと…まだ恨んでるんすか?ピザ旨かったじゃないですか…」
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異変に気づいた七子が急いで仕掛けに駆け寄ると鰻がかかっていました!
しかし、なんと久丸がその大事な鰻をにゅるっと逃がしてしまいます。
「いっちゃった…本命でしたね。天然のいい鰻が去っていきましたね。」
あっさりと話す久丸を、信じられないという表情で見る七子…鰻を絶対獲りたかったという憤りがMAXに達し、久丸の背中に1発パンチしますw
川の主的存在が釣れた!?宏美(朝倉あき)の冷静な指摘に七子(夏帆)苦笑い
「君のことだいぶ分かってきたんだけど…悪気ないのは知ってる!でも、今のアウト!」
「俺、帰った方がいいっすか?」
すまなそうに久丸が聞きます。
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仕掛けはラスト1つ。
流された仕掛けを取りに、ウェーダーも履かずに七子は川に飛び込みます。
暴れるなよと唱えながらゆっくり糸を手繰り寄せていくと、嘘でしょ…七子から自然と声が漏れ出ます。
なんと大物“ナマズ”がかかっていました!
「ナマズ君じゃないか~!」
何を思ったか、七子はナマズをそのままリリース…見送って手まで振ります。
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合流した宏美は、ナマズ美味しいのになぜ逃がした?と七子に問います。
「出会えただけで満足…さばき方が解らない。いいかげんに料理したらかわいそうでしょ?」
「魚屋に持って行ったらさばいてくれるよ」と宏美に言われ、「盲点だった」と七子は笑います。
宏美がミキサーでヨモギを粉砕し生地に混ぜて、七子たちは“ヨモギバームクーヘン”を作ります。
少し怒りながら食べる絶品“ヨモギバームクーヘン”…可愛すぎる七子(夏帆)の嘘
「鮎狙って、オイカワ釣れて不採用にして、雑草うどん食って…鰻狙って久丸が逃がして~」
悔しそうに七子が振り返ります。
「最後にヨモギでバームクーヘンとか、執念しか感じないわ!」
一連の流れが面白いと宏美に笑われます。
そこへ釣りしていた久丸が、鮎の塩焼きを“おじさんたちにもらった”と言ってくわえながら戻ってきます。
それを見ると久丸の話も聞かずにたぎった心を抑えきれず、七子は鮎釣りリベンジに向かいます。
「旨いっすね!」と川べりで焼いて食す、昨日は鰻を食べていたおじさん2人。
その横を七子がチラ見しながら通り過ぎます。
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都心に戻って同僚と働く七子が映し出されます。
本社の人と電話をしながら歩いていると、都心の公園の端に自生する野イチゴを発見…仲間を先に行かせます。
「本社の納涼会の件なんですけど…キャンプですか?私、アウトドアとか全然わかんないんで~ハイ。」
野イチゴを獲って食しながら平然と嘘をつく七子でしたw
『ひとりキャンプで食って寝る』第12話(最終回)まとめ
本命がゲットできなくても、最高の地場食材に出会う七子。
今回は何が獲れるだろう?
どう料理するのだろう?とワクワクさせてくれました。
七子回は登場人物がクセ強めな感じも魅力。
七子の車に大量に飾ってあった折鶴は、きっと“謎の千羽鶴女・川野さん(柗下仁美)”作だろうな~と想像でもクスッとさせられ、観終えてからも余韻が楽しい!
ラストも秀逸…七子のミステリアスさを残しながら、最後まで“獲って食う”を貫いてる姿に最高に癒されたドラマでした。