三浦貴大と夏帆のダブル主演で話題の隔週変化型ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』がスタート!
奇数の回は<自然の中で缶詰を食べるのが何より好き>というソロキャンパー大木健人(三浦貴大)の“缶詰ひとりキャンプ”ストーリーです。
健人は、何でも燻しちゃう男・伊刈守(渋川清彦)との出会いで燻製料理に魅了されます。
自家製スモークチーズと缶詰ウィンナー最強コラボホットドックを熱々でパクっと食べる。
富士山の絶景を眺めながら挽きたて淹れたてのモーニングコーヒーを飲む至極の時間。
キャンプの魅力がみっちり詰まった心が穏やかになるドラマです。
目次
『ひとりキャンプで食って寝る』第1話あらすじ
※『ひとりキャンプで食って寝る』キャスト、各話ゲスト出演者、監督・脚本について詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
→ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』出演キャスト/各話ゲスト俳優/スタッフ/監督情報を徹底まとめ
ひとりでキャンプ場を訪れ、缶詰を使った料理を作り食べる事が何よりも好きな大木健人(三浦貴大)は持参したライターが使えず困ってしまう。
火を借りようと訪れた受付には人がいなく途方に暮れる健人だったが、林の中に煙が上がっている場所を発見する。
そこにいたのは、口数が少ない不愛想な男・伊刈守(渋川清彦)。
伊刈からスモークチップをブレンドして作ったという燻製料理をもらった健人は、あまりのおいしさに魅了され…。
出典:『ひとりキャンプで食って寝る』公式ページ
『ひとりキャンプで食って寝る』を視聴できる動画配信サービス
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なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。
- 動画の配信情報は2019年10月20日時点のモノです。
- 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。
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【ネタバレ】『ひとりキャンプで食って寝る』第1話の感想
テレビ東京の深夜枠はこれだから面白い!
<これは、キャンプで1人の時間を謳歌する健人と七子の物語>
こんなナレーションから、ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』はスタートしました!
- 奇数回の主役:大木健人(三浦貴大)は、焚火をして大好きな缶詰をひたすら頬張る。
- 偶数回の主役:七子(夏帆)は、海に山に自然の食材を獲っては食す。
キャンプスタイルが全然違うこの2人に共通点があるとすれば「ひとりキャンプで食って寝る!」ということ。
1週ごとに主役が交代していく隔週ダブル主演という今までにない画期的な手法が話題を呼んでいます。
これが新鮮で面白い!次々と新しい試みに挑戦するテレビ東京の深夜枠らしい、斬新なドラマです。
第1話は、缶詰を使って簡単な料理を作って食べるのが好きな大木健人(三浦貴大)が主役!
ウィンナーの缶詰があることを初めて知りました。
至極シンプルなことに感動させてくれるストーリー、必見ですよ!
スキレットで作るコーンバターと山筋の残雪がセクシーな富士山…最初から引きがヤバい!
熱いスキレットにバターを落とし、バターが万遍なく溶けたところに“シャキッとコーン190g”の缶詰を投入します。
味付けは塩とブラックペッパーでコーンバターを調理しながら、ビールをグビッといっちゃう感じも堪りません。
完成したら熱々のままフーフーして口に頬張る…缶詰大好きソロキャンパー・大木健人の料理映像が食欲をそそります。
空を仰ぎ「はぁー!うまっ!」と、気持ち良さ気な声を出します。
<土の臭い、木々や生き物のうごめく音…混じりっ気なしの澄んだ空気の中で食べたい缶詰を食べる。これが俺の幸せ!>
健人の声がすると、ドーンと画面いっぱいに広がる絶景・富士山が!
山肌に筋を引く残雪が綺麗で魅入ってしまいます。
こんなに富士山が美しく見えるここはどこ?多くの視聴者が検索したことでしょう。
ここは山梨県河口湖にある「Retreatcampまほろば」というキャンプ場で、キャンパーから大人気の場所です!
冒頭から心を揺さぶってくる食と風景の映像美に魅了され、がっつり心奪われてしまいました!
ライター不発…要の焚火ができないという大ピンチ!
キャンプ場に到着すると、健人は車から降ろしたキャンプ道具をキャリーワゴンに入れ、目的の場所まで向かいます。
備え付けの木のベンチでリュックを枕に日光を浴びながらお昼寝するソロキャンパーや、昔懐かし紙風船でキャッキャ遊ぶ女子グループ、スモールハウスでグランピングを楽しむ家族…周囲には各々のスタイルでキャンプを楽しんでいる人たちが見えます。
健人は寝場所を決めると慣れた手つきでテントを張っていきます。
一通り準備を終え、ハンモックに揺られながら一休みし、素焼きのミックスナッツをおつまみに冷えたビール缶を美味しそうに飲みはじめます。
健人はハンモックに揺られているうちに眠ってしまっていました。
すっかり体は冷えきってしまい、焚火をしようとピラミッドグリルに薪をセッティングしますが、なんと持ってきたライターが使えない!という大ピンチが勃発。
方々火を捜し歩きまわり、やっと山の中で一筋の煙を発見します。
何でも燻したい男・伊刈守(渋川清彦)に出会う!
健人は煙の立つ方へ進んで行くと、そこには大きなタープが張られていて誰かがいる形跡と求めていた焚火がありました。
そして突然、健人の背後で木から落ちてきたタープの主・伊刈守(渋川清彦)と遭遇。軽く会釈をします。
すると伊刈は無言のまま、焚火で燻していた燻製鍋を開けると、その中の食材を健人に差し出してきます。
受け取った健人は一口食べると、「うまっ!ささみの燻製ですね!?」とあまりの美味に手が止まりません。
唸りながらあっという間に食べていく健人を見た伊刈は、もう1個追加でくれた上にビールまで御馳走してくれ、一言も発さないまま椅子に座るように促します。
「ささみ最高にビールに合いますね!」
褒められて気を良くした伊刈は、次に燻製卵&卵をディップする燻製マヨを出してきます。
「燻たま。」
ここでようやく伊刈が喋りましたw
これもベストマッチな組み合わせで自然に笑っちゃうほどに美味!
伊刈はスモークチップをオリジナル配合して何でも燻したい男なのです。
「何かあるか~?燻ってやるよ。」
「えぇ…何かって言われてもな。」
健人はポケットにあった素焼きミックスナッツを燻してもらうことにします。
「46巻!両さんと部長のヨーロッパ旅行、おもしれぇぞ~。」
伊刈は燻している間の暇そうな健人に机に積まれた「こち亀」を薦めてくれます。
大自然の中で「こち亀」は良いかもしれませんね!
ライターもバーナーも持ってない?渡されたのは火打石!
きつね色に燻された燻製ミックスナッツは大成功!
ようやく健人は当初の目的を思い出します。
「あっそうだ。俺、ライター借りようと思って…」
「持ってねぇよ、タバコ吸わねぇし」
「バーナーは?」
「持ってねぇよ。」
伊刈がポケットから火打石を取り出すと、「ライターの方が楽じゃないっすか?」と健人は失言。
伊刈は「そんなこという奴には飲ませねぇ」と言わんばかりに健人の缶ビールを奪うと、「わかってねぇな。ライターと火打石じゃ全然味が違うんだよ!」と言います。
そして伊刈は、健人に丁寧に火打石の使い方をレクチャーしてくれました。
薄暗くなってきた頃、グランピングを優雅に楽しむ人たちのそばで大汗をかきながら必死に火打石で火を起こす健人の姿がありました。
くそッ…上手くいかず苛立っていますが、健人は火をもらいに行こうとはしません。
必死に火打石と葛藤し、ようやく小さな火花から焚火を起こすことに成功します。
くすぶり始めた小さな火種を大事そうに木の皮と杉の葉で包んで大きくする健人の様子を見て、火の尊さと温かみを感じて静かな感動が込み上げてきました。
火打石の火で作ったチーズドック。温かい味が体にめいっぱい広がる!
山の天気は移ろいやすく、夜になると雨が降ってきました。
<ビールを飲みながらこの缶詰を食いたかった…>
健人が手にしたのは“ノザキブランド ウィンナーソーセージ8号缶”です。
元カノであるりえことは1個の缶詰をいつも2人で分け合っていました。
一緒に食べた思い出のソーセージを焼きながら「りえこ、今どうしてんだろ?」という言葉が思わず漏れます。
ウィンナーの皮が弾けて焼けてくると、健人はアルミホイルに包まれた“スモークチーズ”を取り出し、細かくちぎってスキレットの中へ。
そして密閉容器から、持ってきたホットドックバンズを出して網にのせます。
ウィンナーをバンズの切り込みに敷き詰めると、とろけたスモークチーズを上にかけ、最後はなんと“七味”を上にトッピングしました!
<火打石の火で作った飯。温かい味が体にめいっぱい広がった!>
「熱っ」という言葉を発しながら一口で頬張り、満足気に微笑した顔が印象に残ります。
富士山×瑠璃色の地球×モーニングコーヒーが沁みる!
健人は、松田聖子の名曲「瑠璃色の地球」を口ずさみながらホットウィスキーで一杯。
雨がすっかり止んだ翌朝、起床した健人は珈琲豆を手動ミルで挽き、モーニングコーヒーを淹れます。
動物たちもまだ目覚めていない時間、静けさに包まれた中で温かいコーヒーを飲むという羨ましい時間がゆっくり流れます。
再び「瑠璃色の地球」を口ずさみ、そびえ立つ富士山を望む幻想的な風景の中で次第に空が白んできます。
画になるとはこんな風景を言うのだ!そう思いました。
富士山の偉大さをビシビシ感じるエンディング、まだ1話なのに最終回のような豪華な風景に心は完全に持っていかれました!
ここに名曲をうまいこと入れて壮大さを増幅させる演出も、この上なく素晴らしいです。
『ひとりキャンプで食って寝る』第1話まとめ
第1話まで、あと1日(Ҩ´ω`Ҩ)#ひとキャンで #三浦貴大🥫#ひとりキャンプ #ソロキャン #キャンプ pic.twitter.com/eIR22ansDU
— ひとりキャンプで食って寝る🏕テレ東10/18から毎金0:52 (@tx_hitoricamp) October 17, 2019
“2050年、20人が火星移住を計画”
こんな新聞記事を見た健人は「手が届かないから美しいものも世の中にはたくさんあるのに…」と思うのでした。
何気ない1シーンですが、こういう感覚わかるなぁと共感しました。
第1話から期待をはるかに凌駕してくる出来栄え、これからもっと期待値が上がります。
次は偶数回主役・夏帆さんの自然の食材食べるキャンプ、楽しみですね!