「ハッピーホーリーナイト」がタイトルの『放課後さいころ倶楽部』第10話は、家族愛と恋に満ちた幸せなクリスマスが描かれます。
家族のわだかまりもほぐすフランス生まれのテリトリー攻略ゲーム“ブロックス”と、カップル予備軍には堪らない疑似夫婦体験が楽しめる“レディース&ジェントルメン”。
ゲームの力が導く、幾つものクリスマスの奇跡に心がほっこりしちゃいます!
目次
- 1.『放課後さいころ倶楽部』前回第9話のあらすじと振り返り
- 2.【ネタバレ】『放課後さいころ倶楽部』第10話あらすじと感想
- 2.1高屋敷綾の父は有名な動物カメラマン。大好きなパパと2年ぶりの再会!
- 2.2元気のない綾と、なかなか帰宅できない父…すれ違う2人
- 2.3綾に絶賛片想い中の田上翔太、誘われる!
- 2.4健司が痛恨の約束忘れを犯す…父娘に喧嘩勃発!
- 2.5さいころ倶楽部店主・金城が、高屋敷父娘に助け舟をする
- 2.6金城店長オススメのゲーム・ブロックスとは?
- 2.7セオリー無視でプレイする綾…父との大事な思い出
- 2.8ゲームでとことんやりあって仲直り!?恋人のように帰宅する父娘。
- 2.9サンタコスが可愛いエミーリアのクリスマスパーティーがはじまる!
- 2.10男女がペアになって協力プレイするゲーム「レディース&ジェントルメン」とは?
- 2.11レディの優雅さとジェントルメンのスマートさが問われるゲームで面白い!
- 2.12「大切にしよう、この子を一生!」龍二、決意する!?
- 3.『放課後さいころ倶楽部』第10話まとめ
- 4.『放課後さいころ倶楽部』他話のネタバレ記事一覧
『放課後さいころ倶楽部』前回第9話のあらすじと振り返り
ボードゲームの本場ドイツからの転校生・エミーリア(愛称:エミー)は、思い出のゲーム“エルフェンランド”を美姫たちとプレイして故郷を思い出します。
4年前に日本へ来て、日本語をおばあちゃんから習ってマスターした頑張り屋さんだけど、超方向音痴なところもあるお茶目で可愛いエミー。
夢はゲーム作家でドイツの親友・アンナと「世界中の子どもを笑顔にするゲームを一緒に作ろう!」と約束…離れ離れになっても絆と夢は変わらず。
「進化の連続から新しいゲームは誕生する!」と言い切る彼女は、日本の子どもが慣れ親しんだゲーム“だるまさんが転んだ”をエミー流にルール改正して劇的に面白くしちゃいます。
だるまさんが転んだ以上に激変する恋模様にキュンが止まらない第10話も必見です!
→アニメ『放課後さいころ倶楽部』第9話ネタバレ感想!だるまさんが転んだがルール改正で激変!?
【ネタバレ】『放課後さいころ倶楽部』第10話あらすじと感想
高屋敷綾の父は有名な動物カメラマン。大好きなパパと2年ぶりの再会!
花と綾の高屋敷姉妹は、2年ぶりに日本に帰国した父を迎えに空港へ。
到着ロビーで心待ちにしていた綾は、再会すると嬉しそうに「パパ~!」と抱きつきます。
姉妹の父親・高屋敷健司は有名な動物カメラマンで世界中を飛び回っています。
滞在先パタゴニアで撮った動物の写真を「アフリカじゃ見なかった動物がいっぱいいたぞ~!ほら!」と少年のように目を輝かせながらグアナゴの写真を娘たちに見せます。
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動物に目が無い健司は、塀の上にちょっとふてぶてしい三毛猫を見つけると「いいぞ~、いい面構え!」と夢中になってカメラを向けます。
父の行動に「パパ相変わらず~」と花は微笑み、妹の綾は「もう!娘と猫どっちが大事なのー!?」とちょっと不満気です。
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元気のない綾と、なかなか帰宅できない父…すれ違う2人
お昼休み、綾は元気がなく…みんな綾を心配そうに見つめます。
健司が帰ってきてすぐに打ち合わせがあると言って東京に行ってしまい、全然一緒にいられず寂しくて食欲も湧きません。
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「みんなにもパパを紹介したかった…」と嘆く綾。
今度の土曜日にエミーの家でみんなで行うクリスマスパーティーに、エミーが綾の父親を招いてくれました。
「そっか!土日なら出版社休みだもんね~。ありがとう。」
すっかり元気になった綾、いつもの笑顔が弾けます!
金曜日、しかし健司は東京の出版社で編集者との話を終え、京都に帰ろうと立ち上がると「近々でお願いしたい仕事がある」と引き留められてしまいます。
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綾に絶賛片想い中の田上翔太、誘われる!
京都では学校が終わって帰宅途中の田上翔太の携帯電話に綾からメッセージが届きます。
<明日予定あるかな?ちょっと付き合ってよ~パパを紹介するから>
「どういうことや!?」
メッセージの内容を音読した翔太の頬が赤く火照ります。
「そういうことや。おめでとう!」
一緒に帰っていた吉岡龍二が友を祝福します。
「心の準備が…頼む、お前も来てくれ!1人じゃ怖い…」
動揺しまくる翔太は、その場で膝をつき龍二へ一緒に来てくれるよう手を合わせて懇願します。
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その夜、綾は父のために夕飯を作って待っていたのに…新幹線の中で食べてきたと言われがっかりします。
帰宅した健司は「楽しくなりそうな仕事が決まった!」と地元の漁師に同行して熊を撮る仕事を依頼されて、テンション高めに話します。
健司が痛恨の約束忘れを犯す…父娘に喧嘩勃発!
「そういう訳で明日から山に籠るからな!」
「明日はクリスマスパーティーに行く約束だったじゃん!?」
「すまん、忘れてた!でもこんなチャンスは滅多にないぞ~!」と言う健司の言葉に綾は耳を疑います。
「忘れてたんだ…もういい!パパの馬鹿!」
あまりのショックに綾はご飯も食べずに家を飛び出してしまいました。
花から「新しい友達をパパに紹介するんだって楽しみにしていただよ…」と綾の想いを聞かされた健司。
「綾はパパのことが大好きなの。だからあんなに怒ってるのよ。」
花の刺さる言葉に、健司の瞳がしきりに揺れていました。
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さいころ倶楽部店主・金城が、高屋敷父娘に助け舟をする
エプロンをしたまま途方に暮れて歩く綾は偶然美姫と会い、堪えきれなくなって大粒の涙を流して抱きつきます。
雨に導かれ、2人はさいころ倶楽部の翠の元へ向かいます。
美姫が花に連絡したので、健司がお店へびしょ濡れになりながら駆けつけます。
帰ろうと促す健司に「こっち来ないで!」と綾、2人の間の溝は深まるばかり。
「そんなに帰りたくないなら1つゲームでもするか?」
親子を見兼ねた店主・金城タケルが提案しますが、ゲームする気分ではない綾は拒否します。
「ここはゲームショップだ。ゲームをするならいてもいいが、そうじゃないなら出て行ってくれ。」
「…わかった。やる!」
金城は健司を綾の反対の席に着かせ、フランス生まれのテリトリー攻略ゲーム“ブロックス”というゲームを持ってきます。
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金城店長オススメのゲーム・ブロックスとは?
1分でルールが覚えられ、シンプルだけど奥が深いボドゲ・ブロックスは、4色の様々な形のピースブロックを20×20に区切られた盤面に広げていくアブストラクトゲーム!
対象年齢7才以上からで、プレイ人数は2~4人、プレイ時間は20分~30分程度です。
1ピースずつ順番にボードの上に置いていき、一番たくさん置けた人の勝利!
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最初のピースは必ず自分のコーナーから置くこと…その後は自分のピースが“角で接する”ように置いていきます。
辺で接するのはNG!ルールはこれだけ。
相手のピースに接したり、どの形のピースから置いてもOKです!
セオリー無視でプレイする綾…父との大事な思い出
ブロックスは、最後に残ったブロックのピースにつき1点減点されてしまうので、大きなピースから置いていくのがセオリー。
「パパの陣地に入りたくない!こっちにも来ないで!」
綾はセオリー無視でブロックを自陣に固め、健司が綾陣地へ侵入することを嫌がります。
<めちゃくちゃ嫌われてる…>
健司の痛んだ心の声が聞こえます。
「俺は目の前に楽しいことを見つけちまうと、周りが見えなくなっちまう…」
「パパは勝手…だからママは出て行ったんだよ!」
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「すべて俺の責任。でもな、どんなに綾に嫌われてもお前を愛している!これからもずっと…」
心伝わる言葉に、綾の頬がピンクに染まり、瞳が揺れます。
幼い頃は気が弱く、自分の周りにあるものがみんな怖くていつも泣いていた綾。
「この世界は怖い所じゃない。綾の知らない“楽しい!”が溢れているんだよ。」と健司が綺麗な夕焼けを見せてくれた思い出を嬉しそうに話します。
ゲームでとことんやりあって仲直り!?恋人のように帰宅する父娘。
「あれから楽しいをいっぱい見つけた…それをパパにも教えてあげたかったの!」
「この店も、友達も…その1つなんだな。」
健司が言うと、嬉し泣きしながら綾が頷きました。
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「みんなありがとう!」
帰宅するとき、健司の大きなダウンジャケットを羽織った綾が恋人のように父の腕にしがみついて笑顔でお礼を言います。
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なんと仕切り直して行った2回戦では、健司&綾は全てのブロックを置くことに成功!
「ブロックスは相手の侵入を阻止するよりも、許容することで自分のピースを置くことができる…あの親子がお互いを受け入れたってことだろう。」
「もしかして店長はそれを伝えたくてブロックスを?」
「ただ俺は“喧嘩するならとことんやりあえばいい”と思っただけだ。」
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サンタコスが可愛いエミーリアのクリスマスパーティーがはじまる!
「メリークリスマス!今日は楽しみましょう!」
パーティー当日。
“本日貸切”と張り紙されたボドゲカフェ・ゲシュンクで、サンタコスをしたエミーが集まってくれたお客さんに語りかけます。
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結局、健司は熊を追いかけて山籠もりへ行ってしまったようですが、昨夜いっぱいお喋りしたお陰でパパと離れていても寂しくなくなったと綾は元気いっぱいです。
「パパを紹介するって言うからめっちゃ緊張してきたのに…」
振り回されっぱなしの翔太は内心ホッとしますw
付き合わせた龍二に申し訳なくなり翔太が龍二を探すと…美姫と照れ臭そうに話しているのを見て美姫への恋心を察します。
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エミーはみんなとプレイしたいと言って“レディース&ジェントルメン”というゲームを持ってきます。
男女がペアになって協力プレイするゲーム「レディース&ジェントルメン」とは?
7日後のパーティーに向けて、誰が優雅にドレスアップできるか競うゲーム…レディース&ジェントルメンは対象年齢14才以上からで、プレイ人数は4~10人、プレイ時間は30分程度です。
女子たちはノリノリ、でも翔太と龍二は「女子向けのゲームかいな…」と難色を示します。
「違いますよ。これは男女がペアになってプレイするゲームですね。」
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このゲームでは、衣装を買い集めるのはレディの仕事、ジェントルメンはパートナーにドレスを買うために頑張ってお金を稼ぐのが仕事です。
1つのゲームで男女が役割分担されているという面白い構成ですが…翔太は不公平すぎる設定に驚きます。
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ジャンケンで決まったペアは、綾&翔太、美姫&龍二、エミー&翠というクリスマスの奇跡とも言える最高のカップリングでゲームがはじまりました!
レディの優雅さとジェントルメンのスマートさが問われるゲームで面白い!
サラッと高めの商品を可愛くおねだりする綾、控えめな気遣いチョイスをする美姫、片っ端から一流品を買い漁る美女エミーと女性陣の性格が出ます。
それを受けて、男性陣は期待に応えようと先物取引ゲームに取り組んで儲けを出そうと必死です。
妙にリアルな社会の縮図が机上で繰り広げられます。
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夫だと思っておねだりしてね!というエミーのアドバイスを受けて、それぞれ疑似夫婦のように会話します。
翔太も龍二も相手に片想いまっただ中、ご褒美すぎる時間です。
お金が足りない翔太に、綾が「田上くんの甲斐性なし!」と罵る場面もw
「大切にしよう、この子を一生!」龍二、決意する!?
<これはただの遊びやない…試されてるのは男の器!この勝負、負けられん!>
翔太&龍二の心の声、男の意地を懸けた負けられない戦いとなりました。
最後は各々煌びやかに着飾った女子たちがパーティーに行く姿が映し出されます。
少々げっそりした翔太と龍二はお互いの健闘を称え、拳を合わせるグータッチし合います。
勝敗はというと、エミー・翠ペアの圧勝!
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「すまん。俺がもっと稼げれば…」
「そんなこと言わんとって。十分いっぱい買ってもろたから。」
龍二は美姫の言葉に胸キュンし「大切にしよう、この子を一生!」と思います。
別れ際、本当は“また会いたい!”と言いたかった龍二でしたが、勇気を絞り出してようやく言えたのは「武笠…よいお年を!」でした。
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『放課後さいころ倶楽部』第10話まとめ
🎲#さいころくらぶ 放送情報🎲
本日はTOKYO MX/BS11 にて第10話「ハッピーホーリーナイト」放送🌟
♟TOKYO MX/BS11
↪12/5(木) 24:30~みんなでワイワイ、どうなるクリスマスパーティ?!🎲
🌱OA/配信情報は公式サイトへ
✍️ https://t.co/rYl4CiRlA7 pic.twitter.com/a5BU4NHNKR— アニメ『放課後さいころ倶楽部』公式 🎲絶賛放送中! (@saikoro_club) December 5, 2019
ゲームで最下位だった翔太は綾をがっかりさせたことに落ち込みます。
帰り、送る途中で翔太は用意してきたピンクの手袋を綾に渡すと、あったか~い!と大喜び。
「今日は田上くんにもらってばかりだね…嬉しい、ありがとう!」
綾の弾ける笑顔に翔太はドキドキ…空を見上げると白い雪がふわっと舞い始めました。
人とのつながりをより濃く感じるこの季節に沁みるお話でした!
2つの恋が本格的に動き出して、これからの展開に期待大です。
次回は翠がニューヨークのコンペに自作のゲームを出品することに。
ゲーム作家への大きな1歩を踏み出す彼女を見逃せません。