『放課後さいころ倶楽部』第9話ネタバレ感想!だるまさんが転んだがルール改正で激変!?

アニメ『放課後さいころ倶楽部』第9話ネタバレ感想!

出典:『放課後さいころ倶楽部』公式ページ

美しいボドゲ旅行に連れて行ってくれるゲーム“エルフェンランド”と、日本の古来からの遊び“だるまさんが転んだ”。

ドイツと日本のゲームの楽しさを知ることができる『放課後さいころ倶楽部』第9話です!

『放課後さいころ倶楽部』前回第8話のあらすじと振り返り

美姫・翠・綾の3人組は、学園祭出店予定のボドゲカフェの参考にとオープンしたてのボードゲームカフェに行ってみます。

そこにはドイツから来た金髪美女転校生・エミーリア(愛称:エミー)がお父さんのお手伝いをしていました。

みんなでボドゲ“ケルト”を楽しくプレイしながらエミーと意気投合し、4人は仲良しに!

待望の加茂川北高校学園祭当日。

日本の可愛いカルチャーマニア・エミーの発案でコスプレボドゲカフェに進化した美姫達のお店は、フランスのカードゲーム“ドブル”など各国のボドゲを楽しむ男子で賑わい、最強助っ人エミーのお手柄で大成功します!

新しく仲間となったもののエミーがどんな人物なのか謎めいています。

まだまだミステリアスな美女エミーの背景が明かされます。

アニメ『放課後さいころ倶楽部』第8話ネタバレ感想!ドイツ美少女エミーリアとついに出会い、ゲーム仲間に!

【ネタバレ】『放課後さいころ倶楽部』第9話あらすじと感想

エミーはいつから日本に?どうして日本語が堪能なの?次々と明らかに!

メイド風コスプレも好評で大盛況だった美姫たちのボードカフェ。

学園祭が終わると中間試験が待っていました。

ゲームを我慢して試験勉強…やっと終わりゲーム解禁!

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ゲーム断ちからの解禁…どんなゲームが登場するのか!

翠は転校してきたばかりのエミーが日本語でテストを受けていたことに驚いています。

「エミーすごい。どこで覚えたの?」

「4年前に日本に来て、おばあちゃんに。」

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エミーのおばあちゃんは日本人!日本語が上手なはずです。

今日は4人で翠の働いている“さいころ倶楽部”へ向かうみたいです。

碁盤の目のように直角に交わる京都の道、東西南北さえ頭に入っていれば大丈夫!と美姫はエミーに地図を説明します。

「理解できた!地図で見ると翠のお店は北だから…コッチです!」

「そっちは西!」

美姫・翠・綾は“エミーが方向音痴である”と確信しました(笑)

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エミー可愛すぎる…こんな風にエミーの背景がどんどん明らかになる回!見終える頃には彼女のことが好きになっちゃいます。

さいころ倶楽部でエミーの目に留まったボドゲ“エルフェンランド”とは?

「可愛い!日本のゲームショップ初めて!」

さいころ倶楽部に初めて入ったエミーは大興奮。

店主・金城タケルへの紹介が済むと「本場ドイツと比べると物足りないかもしれないがゆっくりしてってくれ」と歓迎されます。

エミーの目に留まったのは、ドイツにいたときによく遊んだというボドゲ“エルフェンランド”。

エルフやトロールが登場するファンタジー世界をプレイヤーが旅するイメージのゲームです。

1998年ドイツゲーム大賞受賞作品。

対象年齢は10歳以上から、プレイ人数は2~6人、プレイ時間は60分程度です。

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ボードの美しさに感激!古き良きヨーロピアンな世界観が素敵なんです。

4人はエルフェンランドをプレイしてみることにします。

このゲームは自分の現在地を表すブーツの駒を移動させながら、すべての街に配置した自分の色のマーカーを回収していきます。

プレイ前から、高屋敷綾は「旅行大好き!」とこのゲームがとても気に入ったみたいです。

エルフェンランドの楽しい旅に魅了される!

移動には乗り物タイルとカードを使用…カードとタイルは同じ乗り物の絵が描かれています。

ゲームスタート時にカード8枚とタイル4枚、順番でそれぞれ道の上にタイルを置いて“その道を通れる乗り物”を決めていきます。

この時、注意しなければならないのが地形。

ボード内には、草原、森、砂漠、山岳、川の5つが存在しています。

それぞれ置けるタイルが決まっている&移動に必要なコストまであるんです!

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冒険感を掻き立てる地形演出が秀逸!聞き入ってしまいました。

綾はイノシシに跨ってウリ坊たちを引き連れて道を進み、美姫は魔法の雲に乗ってひとっ跳び、翠はユニコーンで砂漠を優雅に駆け、エミーはいかだで川を進みます。

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映像が可愛くて、JKたちを魅了するボドゲ旅の楽しさが分かる見ごたえ抜群シーン!

1ラウンド終了、ゲームは4ラウンド制。

「このゲーム楽しい!世界を本当に旅してるみたい!」

綾は目を輝かせ、「残り3ラウンド。できるだけたくさんの街を回るわよ!」と翠も意気込みます。

エミー、突然の涙!彼女に一体何が!?

2ラウンドは1つ残しで惜しかった翠に対して、エミーは全ての街を回り、マーカーを回収してコンプリートします。

「やられた…エミー、ゲームの世界では方向音痴じゃないのね。」

翠のひと言で、ハッとしたエミーはドイツ・ハンブルクに住んでいた頃を思い出します。

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エミーの回想が切ない…ドイツのお友達との悲しいお別れが描かれます。

「すっげぇ、エミー!また全部取った!近所でも迷子になるくせにゲームだと方向音痴じゃないんだよね~。」

エルフェンランドプレイ中、幼馴染にからかわれるエミー。

エミーは来週には日本へ発つ…そんな話題が出て、ボードを囲みながらしんみり寂しい空気が流れます。

「どこにいても友達…毎日メールするよ!」

ハンスとヨハンは優しく言いますが…アンナは違いました。

「絶対忘れない!毎日メールする!」と涙ぐみ宣言したエミー。

「エミーの嘘つき!」とアンナに泣きながら言われてしまいます。

回想が終わると、エミーの目には涙がいっぱい…それを見た綾はビックリ。

昔のことを思い出してしまっただけ…とエミーが謝ります。

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エミーはアンナとどうなってしまったのか…回想の続きが気になります!

エミーの夢はゲームデザイナー!?ショックを受けた翠が逃走!

「これ、ドイツで最後に友達と遊んだゲームなんです。一番仲の良かった友達との約束守れなかった…小さい時からずっと一緒、ふたりともゲームが大好きで。」

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ゲームってその場の楽しさもあるけれど、遊んだ人との“大切な思い出”にもなるんですよね…一緒にに遊んだ時間の尊さを改めて感じました。

エミーは親友と「いつか一緒にゲームを作ろう!」と約束していたと。

「エミーとアンナは離れ離れになってしまいましたが、どこにいても夢は変わりません。世界中の子どもを笑顔にする…そんなゲームを作るのがエミーの夢です!」

翠は衝撃を受けます。

綾が言いそうになると、凄い形相で睨んで発言を阻止しました。

そして「用事があった!」と言って、翠はその場から逃げ帰ってしまいました。

しかし、エミーは初めて美姫たちを見かけたときに翠が「ゲーム作家になる!」と言っていたのを聞いていたので知っていました。

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第4話のラストカットでしたよね…とても印象深いです。

「日本にも同じ夢を持っている子がいると知って嬉しかった。同じ夢を持つ者同士、語り合いたいですが…」

しょんぼりしたエミーは、美姫と綾に話します。

あの子のゲームを見るのが怖い…尻ごむ翠と、日本の遊びを知りたいと前向きなエミー

逃げ帰った翠はベッドに潜り込み、悶々とします。

ゲームの本場からやって来たエミーの作ったゲームが面白かったら?才能凄かったらどうしよう?

…ネガティブな思考ばかりが脳内をぐるぐるします。

<つまらないプライドのせいで、あの子のゲームを見るのが怖い…>

ジョージ・べレスフォードに言われた「残念だ…君はデザイナーじゃない!」という言葉が翠に重くもたげてきます。

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自信のなさからくる落ち込み…経験あります。頑張れーって応援したくなります。

「日本の子どもがどんな遊びをしているか教えて欲しい!ドイツではボードゲームも子どもの遊びも“シュピール”と言います。どちらも“楽しいこと”ですね!」

翌日、いつもの茶屋で4人でお茶中にエミーがボードゲームを作るヒントにしたいからと話を切り出します。

日本っぽいものなら「だるまさんが転んだ」はどうか?と翠が提案します。

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第9話のタイトルは「ダルマサンガコロンダ」。何かが起こりそうな予感です!

世界にもだるまさんが転んだと似た遊びが存在…これってエンドレス!?

「だるまさんが転んだは、鬼と子どもに分かれて遊びます。」

美姫がルールを説明します。

「鬼は日本のモンスターだよ~。大きくて怖いの…角があるんだよ~!」

綾が身振り手振りを使ってエミーに鬼の説明をします。

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懐かしい!ルールにも新発見ありました!

「とてもよく似た遊び、ヨーロッパにもありますね!ドイツでは“山の牛”、イギリスでは確か“青信号 赤信号”って言います!」

エミーが言うには、ヨーロッパのより日本のだるまさんが転んだの方がルールが複雑だそうです。

「最初のいっぽ!」でスタート!

翠が動いてしまい捕まったところを綾が助けにいき…時間を忘れみんな走りますが、エミーは気になったことがあります。

「この遊びはどうやったら終わるのですか?」

「そう言えば子供の頃の遊びって、鬼ごっことか缶けりとかこういうエンドレスなのが多かった気が…昔のゲームだもの、今のゲームに慣れちゃったらつまんないわよ。」

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盲点…確かにエンドレスでしたよねw

「そんなことないです。どんなゲームにも面白くなる可能性あります!」

だるまさんが転んだにはご褒美が無い!?エミーの改定ルールで激変!

「私たちで“だるまさんが転んだ”を面白くしちゃいましょう!」

エミーの斬新な提案に驚きます。

彼女いわく、この遊びには大きな問題点があると…それは“子供の行動にはリスクだけがあってご褒美がないこと”です。

子供が鬼にタッチすることを目指しますが、タッチできても次のラウンドが始まるだけ。

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同じことを繰り返すのは嬉しくない、助けに行った人が一番不利になる…エミーの指摘は的確です。

「でも、ここに“終わり”と“ご褒美”を加えてあげたら面白くなる!」

エミーが加えたルール
  • 子供は鬼にタッチできたら1ポイント
  • 鬼は子供に逃げられた後、決められた歩数でタッチできたら1ポイント
  • 鬼はみんな交代で行う

ルール改正に半信半疑の美姫たち…再開されるとが劇的に楽しく変貌しているのを実感します。

「進化の連続から新しいゲームは誕生するですね!」

翠に向かってエミーが語りかけます。

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ゲームの悩みはゲームで解決する…前向きさが良いですよね!

「今度、私のゲーム試してくれる?」

「もちろん!」

同じ夢を持つ2人が手を取り合うのが見えました。

『放課後さいころ倶楽部』第9話まとめ

<全てのゲームは進化の途中だ>と、ドイツゲーム界の神様と呼ばれるアレックス・ランドルフは言ったそうです。

第9話のタイトルとなった「ダルマサンガコロンダ」も遊ばれている地域や世代によってルールが加えられたり日々進化していますよね。

温故知新の精神をエミーから学んだ気がします。

次回は…「パパなんか大っ嫌い!」と約束を破られた綾が怒ってしまったようです。

綾のパパが初登場、どんなストーリーとなるのか楽しみです!

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