えっ!ここにきてニャッホがあんなことに!?
主役ニャッホ不在の“祝杯”で、仲間の画家猫たちがニャッホについて話す言葉の温かさに胸キュン!
ほのぼのとした雰囲気だったのに、テオが血相変えて走ってきます。
テオが画家猫たちに伝えた大ニュースに一同愕然…。
画家猫たちが「ニャッホ愛」を語る超エモい展開に切なくなる『猫のニャッホ』第24話をレビューします。
目次
『猫のニャッホ』第24話の登場キャラクター・声優紹介
ニャッホ(声優:杉田智和)
- 愛するご主人さまを亡くし、借金を抱えたびんぼうな画家猫。
- 荒れ果てた屋敷を取り戻すために相棒テオと奮闘する!
- 茶色の毛色でたれ耳、見た目はとーっても可愛いけれど、麦わら帽子も服もボロでお髭もクセがついてびよ~んw超絶のんびり屋にゃんこ。
杉田智和さんは、アニメ界の傑作『銀魂』の坂田銀時役と『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役、いづれも主役を務めた有名声優さんです。
「独特の渋い重厚感ある低音ボイス」はニャッホにぴったり!
アドリブのうまさに定評があり、ハードゲイマーだという杉田さんのニャッホ、楽しみですね!
ホームズ役の中村悠一さんとは大の仲良しだそう。
きっと仲の良さがこのアニメにも影響するはずです。好きな色は黒と銀色。
テオ(声優:嘉陽光)
- ニャッホの同居人。
- トレードマークの赤い大きなリボンがキュート!
- 雑用を任されたり、絵を描くことをサボるニャッホを叱咤激励する。
- チーズが大好物!チュチュっと何でも器用にこなすテオはいつも一生懸命な頑張り屋さん。
愛称ひかるんの嘉陽光さんは、『あっくんとカノジョ』の入江小凪役で有名な声優さんです。
「人を笑顔にできる声優さんになります」というモットーをもつ彼女、ニャッホのアシスタント役のテオはハマり役ですよね。
実際のひかるんも明るく愛らしいルックスと声の持ち主!
テオの癒しのボイスで、朝から癒されましょう!
キキ(声優:相馬優)
- アーティストたちが集うカフェ「モンパルナス」の人気店員。
- ミステリアスで、小悪魔なところが、ニャッホをメロメロにさせている。
- 魅惑のオッドアイの持ち主。右が澄んだブルーで、左が惹きこまれるようなイエロー。
- ニャッホが好きになるのも納得の激しく魅力的なニャンコ。
相馬優さんはアニメサンリオ『Best friend’s story』ハンナ役をされています。
趣味が「猫と戯れる」という相原さん、ネコのキャラクターに適役です!
しかも、キキは小悪魔でニャッホをメロメロにしちゃう人気ニャンコ。
可愛い相原さんのキキ、待ち遠しいですね。
ピカソ(声優:板垣優稀)
- 売れっ子の天才猫画家。
- ニャッホとは正反対の性格で、ニャッホの絵もほとんどほめない。女の子大好き!
- とってもお洒落で清潔な容姿の白猫画家。
- 赤いハンチングに、赤いバンダナスカーフ、白と青のボーダーのトップス…見るからにモテにゃん・爽やかキャット。
ナレーションや吹き替えで活躍している板垣優稀さん。
代表作は『あっくんとカノジョ』荘圭太役や『だから僕は、Hができない。』のメルロー幹部役などです!
音楽を聴いたり、NBAの試合を観るのが好きという板垣さんが演じるのは天才画家ピカソ!
すこし太めの声が素敵な板垣さんのピカソは、モテモテのはず!
ゴーギャン(声優:橘諒)
- ニャッホと結成したビンボー画家サークルの一員。
- 自己中心的で、ニャッホともかなりぶつかるが、共に切磋琢磨しあう存在。
代表作は『レゴ ニンジャゴー~スピン術バトルの使い手~』のゼン役、『レゴ ネックスナイツ』のアクセル役!
『猫のニャッホ』では、ゴーギャン役とダリ役の2役演じていますよ。どちらも個性的なキャラクターです!
どんな風に演じ分けるのか、期待値が高まりますよね!
モネ(声優:前川綾香)
- ニャッホと結成したビンボー画家サークルの一員。
- ニャッホを勇気づけ、癒してくれる存在。食いしん坊。
前川綾香さんは数多くの大手コマーシャルのナレーションを担当しています。
あっと気づく人も多いはず!前川さんが演じるモネの優しい声に元気もらえるはずですよ。
ダリ(声優:橘諒)
- ニャッホと結成したビンボー画家サークルの一員。
- 天才と豪語し、ピカソも恐れる画家。ほとんど言っていることがわからず会話にならない。
『猫のニャッホ』を視聴できる動画配信サービス
『猫のニャッホ』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。
なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。
- 動画の配信情報は2019年9月12日時点のモノです。
- 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。
ご覧のとおり、2019年9月12日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。
動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。
アプリ内では見逃し配信が行われております。ご興味のある方は、ぜひアプリからどうぞ!
【ネタバレ】『猫のニャッホ』第24話「画家猫たちの祝杯」感想レビュー
祝杯をあげる画家猫たち…楽しそうだけど、あれ?何か足りない?
「かんぱーい!」
注がれた美味しそうなワインを目を閉じて堪能するニャンコたち、みんなで展覧会後の祝杯をカフェ・モンパルナスにてあげているようです。
大きめのグラスを両手で持って飲むテオの可愛さったら半端ない…。
「それにしてもニャッホの奴、一晩でよくあの絵を描き上げたもんだ。」
滅多に褒めたりしないピカソがニャッホの頑張りを労います。
「俺様が寝ないように“嫌味”を言い続けたおかげだな!」
ゴーギャンがキャンバスに向かうニャッホにブツブツ絶え間なく嫌味を言ってる映像が流れます。
ニャッホ、めちゃくちゃ迷惑そうですw
「私も夜食のフランスパンを大量に作ったのであ~る!」
ダリのフランスパンの差し入れには、ニャッホも大喜びです。
「おいらは、それを一生懸命食べたニャフ!」
飲み物ナシであっと言う間に積み重なったフランスパンを完食してしまったモネ。相変わらず清々しい食べっぷり。
ニャッホはせっかくもらったパンを食べられちゃって目を三角にとがらせながら激怒、テオは驚きでお目めを真ん丸にして呆然としちゃってます。
「ニャッホ関係ないじゃないか。」
モネトークにピカソがツッコミを入れると、テーブルを囲んだ一同にドッと笑いが起こり、とっても和やかな雰囲気です。
あれ?でも肝心な誰かが足りない様な気がする…?
まさかの主役のニャッホ不在!ダリ&モネが“ニャッホ”を語る!?
「で?その主役はどうしたの?」
キキがニャッホの不在に気づいたようです。
テオは「あれ?おかしいですね、呼んできます!」と慌てて主役のニャッホを呼びに駆けて行きます。
「まったく、どこをほっつき歩いているのかしら。」
ニャッホを気に掛けるキキに、「おや、心配かい?」とからかう様にピカソが問いかけます。
「ま…まさか!」キキは意地悪なピカソにプンッとします…可愛い!
「ナッナ~。ニャッホってぐうたらでどうしようもないヤツだけど、な~んか放っておけないんだよな。」
グラスをくるくる回しながらピカソがしみじみニャッホを語ります。
「芸術にも 我々にも 混沌は必要なのである!」
とダリが言った瞬間、ストロボが焚かれる音と共に<Dali>という文字に囲まれたダリが“トレードマークのお髭を撫でる瞬間”が切り取られます。
ファンとしては堪らない永久保存の静止画!決して交わらないキャラのようですが、肝心なときはちゃんとそこにいる…そんなダリが大好きでした!
「ニャッホしゃんはときどき、古くなった猫缶をごちそうしてくれるニャフ!」
というセリフと共に、<Monet>という文字とモネらしい草の蔦&蝶のフレームに囲まれた、猫缶を思い出して恍惚の表情を浮かべる可愛すぎショットが映ります。
見ているだけで心柔らかく幸せな気分にさせる、まるでモネの絵画のような1枚です!
ゴーギャン&ピカソが“ニャッホ”を語る!愛のある言葉と“らしい”台詞に胸アツ!
「子どもたちに小遣いを渡すとこだけは評価してやらなくもない。」
ありましたね〜第6話!大家族ゴーギャンの子供たちに、貧乏なのにお小遣いあげちゃう優しいニャッホが印象的でしたよね。
<gauguin>の文字と、家族思いのゴーギャンが顎に手を当てている様子がポートレイトとして撮影されます。
冷たい言葉を言いがちですが本当はニャッホ想いの彼、偏屈っぽいけどニャンコ味溢れる感じが魅力の素敵なキャラクターです!
「あとは、僕に可愛い女の子を紹介してくれたら文句ないんだけどねぇ。」
ピカソっぽいカクカクフレームに<Picasso>の文字、こちらに向けてウィンクしてキザなポージングを繰り出すモテニャンコらしい女子ファンが欲しがりそうな王子様的な1枚。
ストーリーを通して一番ニャッホに心砕くようになったのはピカソな気がしています。
時に鋭く、時に温かく…彼は次第にニャッホをライバルとして認め出した感じがするのです。
第3話の初登場と第14話のピカソに注目しながら見返すと、ピカソの心情の変化が感じられて彼を好きになりました。
キキがみんなの“ニャッホ愛”を語っていると大事件が起きる…“ニャッホ失踪”で大慌てのテオ!
キキが「な~んだかんだ言って、みんなニャッホのことが好きなのね。」と言います。
<Kiki♡>と文字やフレームにハートマークが付いちゃうほどラブリーな彼女は、第3話の初登場から一貫してニャッホにはちょっと冷たい感じで振り回す小悪魔ニャンコでしたね!
キキストーリーは名作揃いで、絵のモデルとなったキュートな第5話や、ニャッホに怒った姿が可愛かった第9話、商才を発揮しまくった第12話、思いがけずニャッホとデートした第16話…中でもテオとキキの第13話でのキャッキャしたかけ合いが大好きでした!
みんなでニャッホについて話していると、カフェのドアベルが鳴ります。
「噂をすれば!」
キキが待ってましたという感じで言い、みんなの注目が少し開かれたドアに集まります。
「チュチュー!大変です!ニャッホさんが!」
扉から汗びっしょりで現れたのはテオ、何か書かれた紙を手に持ちながらお店に走り込んできました。
<旅に出ます。探さないでほしいにゃ。ニャッホ>
テオの持ってきた紙は“ニャッホの置き手紙”、キキと画家猫たちもそれを読んで心配そうな表情をします。
半ベソをかいたテオが「ニャッホさん、どこに行っちゃったんですか!?」と悲しそうな顔をしています。
テオが一番心配だよね…突然失踪したニャッホ、どこ行っちゃったのかな。
このまま主役がいない最終回を迎えてしまうのでしょうか!?
「麦わら帽子と自画像」作者:ニャッホ。同じ名前のゴッホ作品、小さな絵に隠された衝撃の真相!
ラストカットに「麦わら帽子と自画像」作者:ニャッホが映し出されます。
この絵を見た『猫のニャッホ』ファンはすぐに気がつくでしょう。
実はこの絵、自画像とされていますが、明らかに“ニャッホではない”と感じる部分があります。
それは麦わら帽子から出ている「左耳の形」。ニャッホ独特のたれ耳ではなくピンと立った三角形の立ち耳なんです。
これは誰の絵なのでしょう?
ゴッホも1877年に「麦わら帽子の自画像」という油絵を描いています。
こちらの絵はアムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館が所蔵、ここの美術館研究員が“耳のかたち”をある人物の肖像写真と比較したことにより判明した驚きの真相があります。
なんとこの「麦わら帽子の自画像」に描かれているのは“弟のテオ”だったのです!
それまでゴッホの唯一の理解者であり、経済的にも支援者であった弟のテオを描いた作品は1点も存在しないとされていました。
ボール紙に油彩で描かれた19×14センチのとてもとても小さな作品、イタズラのように「自画像」と題をつけこの絵を残したゴッホの想いを知りたくなります。
指紋のように加齢しても変化がないとされる「耳のかたち」。
ゴッホからの「果たして君たちにわかるかな?」という挑戦状だったのか、それとも「テオにだけ伝わればいい、君の絵だって伝わったかい?」という最愛の家族への秘密のメッセージなのか。
どちらにせよ、心躍る新事実に奥深きゴッホがますます好きになりました!
時が経っても色あせない…それだけ人の心を掴んで離さない画家ゴッホの魅力をビシビシと感じるミステリアスな1枚です。
『猫のニャッホ』第24話まとめ
「 #猫のニャッホ アニメ」テオです!
明日は第24話の放送です!無事に展覧会も終わってみんなで打ち上げをするそうなんですが・・
肝心のニャッホさんはまだ寝てるんでしょうか?しょうがないですね!
波乱の展覧会の様子を知りたい方は第23話をチェックしてくださいね!
→ https://t.co/TyUExCb4Gl pic.twitter.com/lK3Q5hUjN9— 【公式】猫のニャッホ ~ニャ・ミゼラブル~ (@NiaghoCat) September 10, 2019
『猫のニャッホ』の放送と共に歩んできた日々を想うと、こみ上げてくるものがあります。
特に今話は、ポートレイトに合わせて1ニャンコずつのエピソードを想起しながら「こんなことあったな~可愛かったな~!」とニヤニヤ&クスクスしながら、また存分に楽しめました。
何度観てもおもしろくて発見があるアニメです。
- 画家猫たちがで展覧会後の祝杯をカフェ・モンパルナスで行う。しかし、大事な主役・ニャッホが見当たらない!?
- ニャッホがいない場で画家猫たちの“ニャッホ愛”が溢れる。キキが「みんな好きなのね」と言っちゃうくらいの本音モードにキュンとする!
- 探しに行ったテオが半ベソで慌てて戻ってくる。なんと書置きを残してニャッホがどこか旅ににいっちゃった!?
泣いても笑ってもラスト残り1話です。
ニャッホ~会いたいぞ!最後まで、楽しんで観ます!