『猫のニャッホ』第10話ネタバレ感想!ニャッホが左耳を切り落とした?テオとゴーギャンが焦る

アニメ『猫のニャッホ』第10話ネタバレ感想!

出典:『猫のニャッホ』公式Twitter

登場キャラが可愛くて、エンドレスでずっと見ていられると評判の『猫のニャッホ』。

視聴者を骨抜き、メロメロにする魔法がかかっているアニメなのです。

実は今日のニャッホ…いつもと一味違います!

第10話は「イヤ~な予感」というタイトル通り、ニャッホの左耳にまさかの異変が!?

今回のニャッホはドキドキ・ハラハラのホラーミステリー仕立てです!

『猫のニャッホ』第10話の登場キャラクター・声優紹介

ニャッホ(声優:杉田智和)

  • 愛するご主人さまを亡くし、借金を抱えたびんぼうな画家猫。
  • 荒れ果てた屋敷を取り戻すために相棒テオと奮闘する!
  • 茶色の毛色でたれ耳、見た目はとーっても可愛いけれど、麦わら帽子も服もボロでお髭もクセがついてびよ~んw超絶のんびり屋にゃんこ。

杉田智和さんは、アニメ界の傑作『銀魂』の坂田銀時役と『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役、いづれも主役を務めた有名声優さんです。

「独特の渋い重厚感ある低音ボイス」はニャッホにぴったり!

アドリブのうまさに定評があり、ハードゲイマーだという杉田さんのニャッホ、楽しみですね!

ホームズ役の中村悠一さんとは大の仲良しだそう。

きっと仲の良さがこのアニメにも影響するはずです。好きな色は黒と銀色。

テオ(声優:嘉陽光)

  • ニャッホの同居人。
  • トレードマークの赤い大きなリボンがキュート!
  • 雑用を任されたり、絵を描くことをサボるニャッホを叱咤激励する。
  • チーズが大好物!チュチュっと何でも器用にこなすテオはいつも一生懸命な頑張り屋さん。

愛称ひかるんの嘉陽光さんは、『あっくんとカノジョ』の入江小凪役で有名な声優さんです。

「人を笑顔にできる声優さんになります」というモットーをもつ彼女、ニャッホのアシスタント役のテオはハマり役ですよね。

実際のひかるんも明るく愛らしいルックスと声の持ち主!

テオの癒しのボイスで、朝から癒されましょう!

ゴーギャン(声優:橘諒)

  • ニャッホと結成したビンボー画家サークルの一員。
  • 自己中心的で、ニャッホともかなりぶつかるが、共に切磋琢磨しあう存在。

代表作は『レゴ ニンジャゴー~スピン術バトルの使い手~』のゼン役、『レゴ ネックスナイツ』のアクセル役!

『猫のニャッホ』では、ゴーギャン役とダリ役の2役演じていますよ。どちらも個性的なキャラクターです!

どんな風に演じ分けるのか、期待値が高まりますよね!

『猫のニャッホ』を視聴できる動画配信サービス

『猫のニャッホ』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

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注意点
  • 動画の配信情報は2019年6月5日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

ご覧のとおり、2019年6月5日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。

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【ネタバレ】『猫のニャッホ』第10話「イヤ~な予感」感想レビュー

横なぐりの雨と雷鳴…不穏なBGM、まるでホラー

今回の『猫のニャッホ』は一味違います。

冒頭から怖いアトラクションにでも乗る前のような恐怖感を煽る音楽が流れます。

ちょっとホラーチックなのです…。

映し出されたのは、ニャッホたちが住んでいる画家ニャンコアパートの外観。

空は灰色の厚い雲に覆われ、雨は激しく降りそそぎ、大きな稲光と共に雷鳴が轟いています。

大嵐の日、ミステリーは起こりました。

ばたばたばた…と必死に走っているのはテオ。

「ゴーギャンさん、助けてください!」

目はうるうる、大粒の涙がこぼれ、ただごとではない様子。

「ふん。金ならないぞ!」

ゴーギャンが息を切らして走ってきたテオにひと言。

「違います、ニャッホさんが…」

テオは、必死にゴーギャンにニャッホのピンチを訴えています。

相棒テオが焦るのも頷ける…本当にそこには驚愕のニャッホの姿が待ち受けていたのです!

ニャッホ部屋の扉を開けたゴーギャンが見た光景とは!?

ガチャリ。

ニャッホの部屋の青い扉をゴーギャンがゆっくり開きます。

恐る恐る薄暗い室内を覗くゴーギャンは次の瞬間、「うおぉぉ!」と声にならないような声をあげ、大きく目を見開きました。

室内には、力なく鏡を見つめるニャッホの姿が。

どんどんカメラがニャッホにズームしていきます…。

ゴーギャン「みっ、耳がない…」

なんと、ニャッホの左の耳がなくなっていたのです!

そしてニャッホのすぐそばの机には、ひげそり用のナイフがキラリ。

「まさか…」まだ信じられないといった感じのゴーギャンでしたが、ニャッホが自分で耳を…と察します。

ニャッホがこの状態に至るまでを想像し、思わず勢いよく扉を閉めるゴーギャン。

ショックを隠し切れない様子で、その場に呆然と立ちすくみます。

「そうなんです…あれで耳を…」

悲しい声でそう言うと、わんわんと泣き崩れてしまったテオ。

「なぜそんなことを…」

「わかりませ~ん。」

顔を覆い、首を左右にふりながら、テオは号泣。

ニャッホはいきなりどうしてしまったのでしょうか…テオが不憫でなりません。

しばらくフリーズしていたゴーギャンでしたが、「まっ待てよ…もしかすると…」と、こうなってしまったことに何か思い当たる節があるみたいです。

ゴーギャンが引き金?ニャッホが左耳を失った理由とは…

ゴーギャンは、ニャッホが仕上げた自画像を初めて見たときのことを思い出していました。

「ふん、自画像か。イマイチだな。特に耳が変だよ、耳が。」

そのときゴーギャンはこう批評してしまったのです。

それでアイツは思い詰めて…ゴーギャンは自分が取り返しのつかない失言をしてしまったことに気がつきました。

居ても立ってもいられず「えぇい!」と勢いよくもう一度扉を開け、ニャッホの前に行くゴーギャン。

「すまん、ニャッホ!悪気はなかったんだ。」

そう言いながら、ゴーギャンは床に手をつき必死にニャッホに詫びます。

「一生かけて償おう。慰謝料だって払う!だからこの通り、許してくれ!」

何度も頭を下げながら謝ります。

背を向けて鏡を見つめていたニャッホが、ゆーっくりと振り返ります。

果たしてニャッホはゴーギャンの謝罪を受け入れるのでしょうか?

左耳を失ったニャッホ…振り向いたら驚くべき真相が明らかに!

ニャッホが振り返ると…ピタリ。

稲光と雷鳴、そして恐怖の音楽が止みます。あれ?

「さっきからなんの話ニャ?」

ニャッホ、何でこんなにテオとゴーギャンが大騒ぎしているのかわからないみたいです。

ん?ちょっと待ってください…ニャッホの左手に握られているのは、ひげそり用のアレじゃなくて、ヘアーブラシです!

怠そうにあくびをしながらヘアーブラシで失った左耳部分をカキカキするニャッホ。

すると、プリンっと勢いよく左耳が飛び出てきたではありませんか!

一同に衝撃が走ります!

テオ「チュチュッ!?」

ゴーギャン「耳がぁ!」

2匹とも、瞳孔が開いているかのようなビックリ顔。

当の本人は、こちらの心配なんてつゆ知らず。

ちょっと寝すぎちゃったニャ。と言いながら、左耳をナデナデ…。

テオ「寝ぐせですか…」

ホッとするテオの横で、むぅぅ…と怒りがMAXに膨れ上がるゴーギャン。

今度は「一生かけて償え。慰謝料も払え!」と言いながら、ゴーギャンがほうきを持ってニャッホをバシバシ叩きます。

「痛ッ。なんで寝ぐせでこんなに怒られるニャ!ニャー!」

最後まで怒られている理由の分からないニャッホなのでした。

今回の傑作は「帽子を脱いだ自画像」byニャッホ

第10話に登場するニャッホの名画「帽子を脱いだ自画像」は、1989年9月20日のゴッホから弟テオに宛てた手紙に同封されていた、ゴッホが死の直前に描いた「自画像」に画風が似ています。

背景に渦巻き状の文様が描かれ、第8話に登場した「星月夜」の空に描かれた渦巻きと同じ描き方です。

何かをこちらに訴えかけてくるような渦がとても印象的。

ゴッホは、生涯で自画像を多く描いた画家としても有名です。

10年ほどの画家人生、そしてその内の4年と短期間の間に、なんと40点以上もの自画像を描いているそうです。

お金が無くモデル代を払えなかったからだという説もあったりしますが、少し違って見えるんです。

ゴッホの自画像は、鏡を見て描いたもの。

彼は生涯に渡って「自らをずっと見つめ続けた」証拠に、自画像が多いのではないでしょうか。

ニャッホも鏡を見つめていました。細かい部分の描写でリンクしてくるこのアニメ、その奥深さがたまらなく面白いです。

描かれた年代別に見るとゴッホの変化が見てとれ、ゴッホという人間に興味がそそられます。

これほど時を超え、見る人を魅了する絵を残すなんて改めてすごいなと思いました。

ニャッホを通して後世に残るものの素晴らしさと感動を感じています。

『猫のニャッホ』第10話まとめ

第9話の幸せ気分が抜けない中、不穏な空気感ではじまった第10話。

趣の違うスリル満点のストーリーにテンションが上がりました!

今回登場するのは、トレードマークの麦わら帽子を脱いだニャッホの貴重な自画像。

改めて絵からにじみ出てるニャッホの哀愁みたいなものが、愛おしく感じました。

要点まとめ
  • テオが血相変えて爆走、ゴーギャンに助けを求めてきたその理由とは?
  • 薄暗い部屋にポツンとたたずむニャッホ…鏡に映るその左耳は消えていた!
  • 不思議な寝ぐせに驚愕の結末。罪悪感にかられていたゴーギャンの想いが怒りに変わる!

見れば見るほど愛着が湧く素敵なニャッホ。

話数ごとに次への楽しみが増しています。

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