『猫のニャッホ』第20話ネタバレ感想!キキがニャッホにフラれる!?禁断の恋模様の真相とは…

アニメ『猫のニャッホ』第20話ネタバレ感想!

出典:『猫のニャッホ』公式Twitter

えっ!?ウソでしょ…眠気が吹っ飛ぶ恋の急展開!

『猫のニャッホ』第20話は、恋どろぼうニャッホが素敵に捕まっちゃいます。

禁断の…全然“あり”な恋模様に、なぜか胸がキュンとしちゃって、萌えの応酬に心臓バクバクのストーリーにとなってます。

夏に相応しいモネが誘う熱い恋のお話!

最後のオチも「そうきたかー!」と笑っちゃいます。お楽しみに!

『猫のニャッホ』第20話の登場キャラクター・声優紹介

ニャッホ(声優:杉田智和)

  • 愛するご主人さまを亡くし、借金を抱えたびんぼうな画家猫。
  • 荒れ果てた屋敷を取り戻すために相棒テオと奮闘する!
  • 茶色の毛色でたれ耳、見た目はとーっても可愛いけれど、麦わら帽子も服もボロでお髭もクセがついてびよ~んw超絶のんびり屋にゃんこ。

杉田智和さんは、アニメ界の傑作『銀魂』の坂田銀時役と『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役、いづれも主役を務めた有名声優さんです。

「独特の渋い重厚感ある低音ボイス」はニャッホにぴったり!

アドリブのうまさに定評があり、ハードゲイマーだという杉田さんのニャッホ、楽しみですね!

ホームズ役の中村悠一さんとは大の仲良しだそう。

きっと仲の良さがこのアニメにも影響するはずです。好きな色は黒と銀色。

キキ(声優:相馬優)

  • アーティストたちが集うカフェ「モンパルナス」の人気店員。
  • ミステリアスで、小悪魔なところが、ニャッホをメロメロにさせている。
  • 魅惑のオッドアイの持ち主。右が澄んだブルーで、左が惹きこまれるようなイエロー。
  • ニャッホが好きになるのも納得の激しく魅力的なニャンコ。

相馬優さんはアニメサンリオ『Best friend’s story』ハンナ役をされています。

趣味が「猫と戯れる」という相原さん、ネコのキャラクターに適役です!

しかも、キキは小悪魔でニャッホをメロメロにしちゃう人気ニャンコ。

可愛い相原さんのキキ、待ち遠しいですね。

モネ(声優:前川綾香)

  • ニャッホと結成したビンボー画家サークルの一員。
  • ニャッホを勇気づけ、癒してくれる存在。食いしん坊。

前川綾香さんは数多くの大手コマーシャルのナレーションを担当しています。

あっと気づく人も多いはず!前川さんが演じるモネの優しい声に元気もらえるはずですよ。

ゴーギャン(声優:橘諒)

  • ニャッホと結成したビンボー画家サークルの一員。
  • 自己中心的で、ニャッホともかなりぶつかるが、共に切磋琢磨しあう存在。

代表作は『レゴ ニンジャゴー~スピン術バトルの使い手~』のゼン役、『レゴ ネックスナイツ』のアクセル役!

『猫のニャッホ』では、ゴーギャン役とダリ役の2役演じていますよ。どちらも個性的なキャラクターです!

どんな風に演じ分けるのか、期待値が高まりますよね!

名探偵ニャーロック・ホームズ(声優:中村悠一)

  • 事件のイイ香りを嗅ぎつけて颯爽と登場する、いつも的外れな名探偵。
  • 実はミステリアス事件を解決しているのは助手見習いのワトソン。しかし本人は自分が解決していると信じている。
  • グレーの毛並みに、いかにも名探偵っぽいチェックのケープと鹿撃ち帽コーデがキマってる。

中村悠一さんの愛称はゆうきゃん。

代表作には『おそ松さん』の松野カラ松役、『機動戦士ガンダム00』シリーズのグラハム・エイカー役などがあります。

引き出しの多さから、一作品中で何役も兼ねる場合も多いというマルチな声優さんです。

マイペースな性格で、数多くの恐怖症を抱える弱点多めな中村さんのホームズ、どんな迷探偵ぶりを発揮するのか…ワクワクしちゃいますね!

戦友ともいえるニャッホ役の杉田さんとのチームワークはバッチリ!

『猫のニャッホ』を視聴できる動画配信サービス

『猫のニャッホ』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

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注意点
  • 動画の配信情報は2019年8月14日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

ご覧のとおり、2019年8月14日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

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【ネタバレ】『猫のニャッホ』第20話「恋どろぼう・ニャッホ」感想レビュー

マジなのか…ニャッホ、夏の海でキキをフる!?

海に沈む真っ赤な夕日にくっきりと映し出される2匹のニャンコのシルエット…美しいサンセットの描写から『猫のニャッホ』第20話はスタートします。

「私、気づいたの。本当に好きなのはあなただって。だから私と…。」

オッドアイの小悪魔ニャンコ・キキが涙を浮かべながら言います。

「すまニャい。我が輩にはもう…運命の相手がいるんニャ。」

麦わらを帽をゆっくり被りながらモテ男風なニャッホが、まさかのキキをフってしまう発言をします。

これは夢!?あんなに一途だったニャッホ、誰に心変わりをしたのか…気になります!

「そっそんな…ううっバカぁ~!」

キキが泣きながら砂浜を駆けて行きます。

そんな彼女を追うこともせず、じっと海を横目で見ていたニャッホが「ニャ…。」と辛そうに低い声を漏らします。

直後、「だ~れだ?」と背後からニャッホを目隠しするグレーのニャンコの手が!

ん!?この声、めちゃくちゃ聞き覚えがありますよ!

不意打ちの目隠しに嫌がる素振りも見せず、ニャッホは「簡単すぎるナゾを出すニャよ。」と嬉しそうに甘い声を出します。

相手の手に優しく触れると、振り返ります。

えー!ニャッホ、あんなに一途だったのにキキを上回る運命のお相手に出会ったということ?

相手はあの猫!禁断のニャンコ愛炸裂、萌え~で濃厚なデートシーンがヤバい!

「名探偵のクセに!」

「バレたか!」

そこにいたのはニャーロック・ホームズ。

2匹にロマンチックなぼかし加工が施され、スローで画面が動きます(笑)

「ニャンかきた。」とニャーロックが素敵な声で言うと、「ニャンかきたぁぁ~!」とミュージカル風な美声でニャッホも唄いだします。

ハハハ…ピンクの背景の中で、向かい合ってお互いの両手を握り合って笑い合い、ニャッホとホームズののBLワールド全開なのです!

急展開に戸惑うこちらは置いてけぼりw

ニャハハハ…楽しそうな2匹の世界はエスカレートしていき、夏の夕暮れの砂浜で、まさかの追いかけっこが始まります。

恋人たちのようにじゃれ合って「ほらほら!ハハハ。」とホームズがニャッホに水を掛けます。

「冷たいっ。やめるニャン!ニャ?」

走っていたニャッホの動きがハッと止まります。

「ほ~ら、恋どろぼう…捕まえた。」

ニャンとホームズがニャッホをバックハグ!

「盗んだハートは、お返しできないニャ。」と言いながらニャッホがウィンクしちゃいます。

最後は、ハート型ストローで頬杖をつきながら、幸せそうに足をぷらんぷらんさせてドリンクを飲んでいます。

「はい。ニャーン。」

ホームズがニャッホに苺ショートケーキの“あーん”を促しているところで、画面が白黒の1コマに変わります。

マジか!第20話にして予想だにしない萌え方向へと『猫のニャッホ』が急展開してきました~。

何だか知らないけどめちゃくちゃ熱くなりました。ニャンというご褒美回でしょう?

杉田智和&中村悠一ファンは朝からめちゃくちゃ悶えたはず。

プライベートも仲良しだという2人の息の合ったカップルぶりは、周辺気温が何度か上昇するレベルでしたw

「ニャッホ&ホームズのアツアツカップル漫画」を描いていたのは、モネ!

「二ャーン。」とホームズが食べさせてくれるケーキを食べようと、ニャッホが大口を開けたシーンが映ったとき…ご褒美回の真相が明らかになります。

絵と一緒に「あ~ん。」をして、ボロボロっとビスケットの食べカスを豪快に“漫画原稿用紙”に落とした画家猫。

ニャフニャフ…と一生懸命に、この「ニャッホ&ホームズのカップル漫画」を書き書きしていたのはモネでした~!

なんとモネの描いた漫画だったのですね。

ホッとしたような、ちょっと残念なような複雑な気分です(笑)

ビスケットの欠片が用紙に落ちて、コロッと動く描写が秀逸すぎでした。

それにしてもモネの漫画、絵も可愛いし2匹の続きが超気になる…発売を熱望したい!

「おーい、モネ!」

今度はリアル・ニャッホがやって来ます。

ニャフ…!ドキッとするモネ。

ニャッホはまさか自分がモネ漫画の題材にされているなんて露知らず「ニャにやら、マンガというものを描き始めたそうだニャン。」と声を掛けてきました。

ニャッホの発言に釣られてやってきたゴーギャンも「マンガだと?見せてみろ。」とひょっこり顔を出し興味津々です。

「ダッ、ダメニャフ!」

そりゃ駄目ですよね~。禁断中の禁断を描いているんですもの!

モネなりに抵抗しますが、あっさり原稿をゴーギャンに取られてしまいます。

原稿を奪われたモネ、大ピンチです。

まさかこの後、もうひと胸キュン待ち構えていようとは…。

モネ、新たな禁断のシーンに再び覚醒する!

「フン!どれどれ?」

ゴーギャンがマンガ原稿を見ようとすると、「我が輩が先ニャ!」とニャッホも譲らず…揉み合いになります。

「こら、俺様だ!」

ゴーギャンがグイッと引っ張って、負けじとニャッホが引っ張り返すと、2匹はバランスを崩して倒れこんでしまいます。

ゴーギャンに乗っかられ、苦しそうにするニャッホ。

どしんっと大きな音がします。

衝撃で閉じていた目を開けると「あっ…。」と、超至近距離で恥ずかしくなって2匹とも頬が赤く染まります。

ニャフ~ン!!

このハプニングにモネは覚醒モードへ。

「これは、これで“あり”ニャフ~!」と、ゴーギャンとニャッホが不覚にも抱き合っている様子を一心不乱にスケッチし出します。

興奮状態のモネとは対照的なニャッホとゴーギャンの超絶冷めきった目線が堪らなかったです。

こんな攻め方をしてくるとは…鮮烈な不意打ちを食らいました!

スタートから胸アツとニヤニヤが止まらないストーリーで最高でした。

ゴッホやモネを魅了したのは緩衝材代わりに入っていた浮世絵だった!?

モネ漫画、面白かったですね~。なんといっても絵がステキでした!

漫画のルーツである“浮世絵”は、江戸時代に成立した絵画のジャンルです。

浮世絵が美術家の目に留まり、広くヨーロッパに評価されるようになったきっかけがまた素敵なんですよ。

1956年ヨーロッパで銅版画家フェリックス・ブラックモンが、銅版画摺師オーギュスト・ドラートルの工房で彼が購入した有田焼を目にしました。

ブラックモンは有田焼自体ではなく、焼き物を包んでいた“緩衝材の紙”に魅了されます。

この無造作に有田焼を守るために入っていたモノこそが、1814年葛飾北斎が絵手本として発行した赤表紙のスケッチ画集『北斎漫画』でした。

ブラックモンはそれから2年間、熱心にドラートルを口説き落として、この北斎漫画を入手します。

そして、友人であったゴッホ、ドガ、マネらに紹介、そこから画家仲間たちへ広まって印象派誕生のきっかけの1つになったと言われています。

浮世絵が注目を浴びたもう1つのきっかけは、1867年パリで行われた“第2回パリ万国博覧会”です。

日本から出展された美術品や工芸品が、より多くの人の目に触れることとなりました。

余談ですが、この万国博覧会に会計係として同行したのが、これから紙幣となる渋沢栄一なのだそうです。

ニャッホ的に言えば「ニャにがきっかけになるか分からないニャ!」ですねw

なにかに導かれた運命的なものを感じます。

モネは、ジベルニーの自邸に喜多川歌麿46枚、葛飾北斎23枚、歌川広重48枚を含めた計211枚の浮世絵を所蔵していました。

読書室、洗面室、寝室や廊下…ありとあらゆる場所に浮世絵を飾っていたそうです。

なかでも食堂には浮世絵のみが掛けられ、さながら浮世絵美術館のような設えだったと言います。

邸宅内のモネの庭も、浮世絵の世界観を意識した造りとなっていて、“日本の橋”と彼が名づけた太鼓橋があったりします。

フランスでは、このモネの庭と邸宅が大切に残されているそうです。

一度は観てみたいですね!

「ひまわりとニャッホ」作者:モネが本日の1枚!ゴッホ、ゴーギャン、モネの描いた「ひまわり」

ゴッホと言えば「ひまわり」ですよね~。夏の太陽が似合う花です。

彼は12点のひまわりを描きました。現存するのは11枚です。

無くなってしまった1枚は、4番目に描かれた『ひまわり(1888)』。

この絵は、別名「芦屋のひまわり」と呼ばれており、日本にありましたが戦時中に残念ながら焼失してしまったそうです。

ゴッホの描いたひまわりの中には、南仏でゴーギャンとの共同生活のために胸躍らせて描いた作品も。

友人と暮らす部屋をひまわりの絵で飾ろうなんて…なんだかゴッホ可愛いと思っちゃいました。

今回のストーリーのラストの高揚感的なものにリンクしている気がします。

この気持ちを知ってから、その時期に描いたとされる「ひまわり」を見ると、大輪の花の部分にこれからの生活に抱く希望を感じて、色鮮やかな黄色から喜びを感じます。

とても元気が出てワクワクしてくるような気がします。

そして実は、ゴーギャンもひまわりの絵を描いています。

『ひまわりを描くファン・ゴッホ(1888)』は、ゴッホが上目使い気味で左斜め上を見上げている感じで描かれています。

この絵を見たゴッホは「これは確かに私だ。しかしこれは気が狂った時の私の姿だ」と述べたそうです。

ゴーギャンの目を通して見た自分自身の姿に衝撃を受けたのが言葉からも伝わってきます。

他者を通して自分を見る残酷さってありますよね。

このエピソードを知ったとき、ゴッホがより身近に感じました。

最後に…モネも『ひまわり(1881)』を描いています。

屋外での風景画や人物画が主だったモネ、彼の描いた静物画は数少なく、貴重な1枚です。

モネのひまわりは、今そこから摘んできたの…と語りかけてくるような柔和な印象で、自然に咲いているひまわりに近い優しい感じです。

ひまわりモチーフトリオのゴッホ、ゴーギャン、モネ。

同じモチーフでも、描く人によってこれほど違う絵となるのが面白いなって感じました。

写真よりも如実に赤裸々に、描いたときのその人の心情を映し出しているような気がしました。絵って凄いですね!

『猫のニャッホ』第20話まとめ

ひまわりには、「ゴッホ」「モネ」「ゴーギャン」っていう名前の品種があるそうです!ぜひ見てみたいですね~。

またもや度肝を抜いたストーリーに魅了されました。

できることならば、モネ次回作の“ニャッホ♡ゴーギャンバージョン”も見たい!

どんなシチュエーションでデートさせるのか、興味深すぎます。

要点まとめ
  • ニャッホが他の猫に心変わりしたという理由でキキ、ニャッホにフラれる!?
  • ニャッホが運命の猫として選んだのは、まさかの名探偵ニャーロック・ホームズだった!
  • 恋どろぼうニャッホとホームズの恋…全ては「モネの漫画」だった!
  • 転倒したニャッホとゴーギャンを見たモネが覚醒し、次の作品「ニャッホ♡ゴーギャン漫画」が生まれそう!

夏の熱い朝がもっとアツくなった、眠気吹っ飛ぶお話でした!

『猫のニャッホ』他話のネタバレ記事一覧