『放課後さいころ倶楽部』第7話ネタバレ感想!ヤンキー牧京子と美姫が2人っきりで遊びに!

アニメ『放課後さいころ倶楽部』第7話ネタバレ感想!

出典:『放課後さいころ倶楽部』公式ページ

ゲームを通して人と心を交わす喜びを教えてくれるアニメ『放課後さいころ倶楽部』第7話は、元ヤン牧京子×元いじめられっ子の美姫…決して交わることのなかった異なる人種の2人がサシでツーリングデートへ!

大自然の中で遊んだ言葉遊びゲーム“もんじろう”がぎこちない美姫と京子の心を解していきます。

悪口罵り合う“ガチンコもんじろう”と、互いに褒め合う“ラブラブもんじろう”。大

事な人とプレイしてみたくなるキュン必至なゲームに魅了されちゃいます。

『放課後さいころ倶楽部』第7話「こころ、ひらいて」あらすじ

アニメ『放課後さいころ倶楽部』第7話「こころ、ひらいて」あらすじ①

アニメ『放課後さいころ倶楽部』第7話「こころ、ひらいて」あらすじ②

喫茶店に一人でいた美姫は、突如現れたマキに半ば強引にツーリングに誘われる。

風光明媚な山中で無邪気に川遊びを楽しんだあと、美姫のカバンに入っていた、“もんじろう”で遊ぶことに。

ゲームの中で〝お互いに相手の悪口〟を言い合って遊ぶ2人。

辛辣なマキの悪口にショックを受けながらも負けじとやり返し、次第に心が解放された美姫は「おおきに」とマキに感謝の言葉を伝える。

その言葉の意味をマキもわかっていて……。

アニメ『放課後さいころ倶楽部』第7話「こころ、ひらいて」あらすじ③出典:『放課後さいころ倶楽部』公式ページ

【ネタバレ】『放課後さいころ倶楽部』第7話「こころ、ひらいて」感想レビュー

元ヤン京子とビビりまくりのツーリングをすることになった美姫

夏休みももうすぐ終わる頃、いつもの和カフェ茶房いせはんで美姫は1人で過ごしています。

綾は旅行に行っていて、翠はオリジナルゲーム制作に没頭中…いつも一緒の2人は多忙らしく、美姫だけが時間を持て余していました。

綾の姉・花の親友の牧京子が偶然いせはんにやってきます。

「よっしゃ!ほな、今日はウチと遊ぼっか!」

押し強めの元ヤン京子に半ば強制的にバイクの後ろに乗っけられちゃった美姫。

「牧ちゃん、飛ばし過ぎ…」

「あ?何て?…気持ちえぇやろ?もっと飛ばすからしっかり掴まっときや!」

初体験のバイクスピードに後部座席で震えながら半ベソをかく美姫は、恐怖のツーリングに連れて行かれてしまいます。

到着したのは美しい渓谷!

無邪気に川に入りはしゃぐ京子に促され、美姫は恐る恐る川に足を入れてみると思わず「気持ちいい!」と声が漏れ出ます。

泳いでいる魚を素手でゲットしようとして京子が豪快に水しぶきをあげて転ぶと、美姫は吹き出して笑ってしまいます。

「笑ろたなぁ~!」とニヤつく京子に水をかけられまくり、びしょ濡れにされちゃいます。

“もんじろう”で気持ちを言葉に…うまくできるかな!?

「こんなのすぐに乾くって!」

京子がそう言って結んでいた髪をほどくと金髪が太陽の光に照らされキラキラ、空を仰ぎながら座る姿を見た美姫は見惚れます。

「この間おもろかった~えぇよな、ボードゲームって!大人になったら人と顔を突き合わせて遊ぶこともなかなか無いからな。あれのお陰で美姫ちゃんとも仲良うなったしな!」

第3話でプレイした“インカの黄金”ゲームの話が出ます。

そんな京子の話を聞いた美姫は、バックの中に買ったまま入れっぱなしにしていた“もんじろう”というゲームを取り出します。

“もんじろう”とは
各面に平仮名が書かれた24個のサイコロを使って、さまざまな「言葉遊び」をするゲーム!

5歳~大人までという幅広い年代でプレイ可能。

1人でも遊べちゃう、子どもが言葉を覚えるための知育玩具としても名高い名作ゲーム。

所要時間は5分、子どもの集中力が切れないちょうどいい時間で、遊び方も12種類もある優れものなんです!

「おもしろそうやん!この“ガチンコもんじろう”ってやつ!」

京子もヤル気満々。

2人は、かなサイコロを12個ずつに分けてゲーム開始!

ガチンコもんじろうは、自分のサイコロを使って“相手の悪口言葉”を並べるゲームです。

先攻は京子で「なきむし」「ねくら」と並べると…後攻の美姫は負けじと「ふりよう(不良の意)」「おとこまさり」と並べ返します。

ノーダメージで“ヌルい”と嘲笑う京子の「こむすめ」「いぬつころ(犬っころ)」「きよわ(気弱)」に対し、「やんきい(ヤンキー)」「おてんは(おてんば)」「わる(悪)」で美姫は必死に応戦します。

「あまつたれ(甘ったれ)」「よわむし」「まけすきらい(負けず嫌い)」攻撃に「おに(鬼)」と返し、一進一退の攻防が繰り広げられます。

煽られてむしろ喜ぶ京子、終わりが見えない…すると美姫はずっと言いたかった「おおきに」という言葉を並べます。

美姫は案外ドS!?べた褒めの“ラブラブもんじろう”に京子は照れる…

美姫は、小学校の頃いじめられていた所を助けてもらったお礼を言いたかったのです。

「神社の境内…そうか、やっぱりあの子が美姫ちゃんか。」

京子はその時のことを覚えていました!

「けったくそ悪いねん!」

いじめっ子が許せないと憤る京子の顔が曇り、生い立ちが語られます。

彼女の父は、ギャンブル好き&酷い酒飲みでDVが日常茶飯事だったそうです。

絶えられずシングルマザーとなった母に連れられて、彼女は弟と京都にやって来ました。

「あの頃の記憶はなくならへん!逆らえへんもんをいじめて喜ぶモンをみると、あのオヤジと重なって自分が抑えられへん…助けよう思うたんやなくて、ただ自分の気が済むようにしただけ。それでついたあだ名が“狂犬のキョーコ”!」

お礼はいらないと、すこし切な気に見える表情で微笑みます。

美姫は意気地なしで弱虫な自分を変えたい、どうすれば京子のように強くなれるのか?と問います。

それに対して「かんにん」とサイコロを並べた京子は、美姫が悪口を言えないのは言われた人の痛みが分かる優しい上等な人間だからだと。

ゲームでも逃げずに向かってきたし、よく笑ってる…と美姫の変化を教えてくれます。

「ねぇ、牧ちゃん。今度は“ラブラブもんじろう”やらへん?」

お互いを褒め合う言葉遊びゲーム、照れて嫌だと拒否する京子におかまいなしで美姫が始めちゃいます。

「つよい」「きれい」「かわいいよ」「やさしい」「すてきよ」…美姫のベタ褒めに京子はたじたじ。

最後は「かつこいいね」「てれやさん」と並べて、京子が恥ずかしがっているのを見て無邪気に笑います。

<この子は…案外ドSかも!>

京子の心の中の呟きが聞こえてきました。

文化祭のボードゲームカフェ案が却下されてしまった…どうする?

迎えた新学期、秋の文化祭の準備が始まり出しました。

クラスの出し物とは別に、美姫・翠・綾は「ボードゲームカフェをやろう!」ということになり、許可をもらいに副会長・渋沢蓮の元へ行ったのですが…「却下!」と有無を言わさぬ姿勢で跳ね除けられてしまい3人は肩を落として帰ります。

第4話の出来事、翠生徒会拒否事件が副会長の中でまだ尾を引いているようなのです。

蓮は<翠の力を借りずに文化祭を成功させてみせる!>と固く決意しているようです。

このままでは諦めるほかなさそう…せっかくいい案だと思ったのに残念です。

「帰ったぞ!野郎ども!」

松葉づえをついた青島会長が突然生徒会室に帰還し、蓮はみんなを呼びに行きます。

1人その場に残された青島は<文化祭企画・教室申請書>に目を通し、“ボードゲームカフェ”の書類に興味を持ちます。

「あんまりだよぉ~!翠ちゃんの夢をみんなに知ってもらうせっかくのチャンスだったのに!」

翠のバイト先“さいころ倶楽部”では、綾がプンプン怒っていました。

そこへお忍びで青島会長が来店します。

復活した青島会長がさいころ倶楽部に突如現れる!

「なるほど…申請したのはこの3人か。」

青島はボードカフェの企画に惹かれ、代表者である翠のバイト先に来てみたのでした。

「何かお探しですか?よろしければ少し遊んでみますか?」

ボードゲームを知るには、とりあえずプレイしてみるのが一番と話す翠の誘いで遊んでみることになりました。

「祭りみたいにみんなで騒いで笑えるヤツがいい!」という青島の要望で、翠がチョイスしたゲームはジュリアン・コートランド・スミス作の“THE ISLAND”。

“THE
沈みゆく島アトランティスから自分の探検隊を脱出させるゲーム。

海では鮫や海龍が迫りくるスリル満点な展開が魅力。

映画を彷彿とさせるドキドキ・ハラハラさせられる感じが堪らないボドゲです!

対象年齢は8歳以上、プレイ人数は2~4人、プレイ時間目安は45分~60分。

【ルール】
コマ及びボートの移動を、合計3マスまで移動します。

ただし、海に落下しダイブしてしまったコマは1マスしか移動できません。

基本的にコマはボートに乗せてから安全な浜辺に移動することに…無事に浜辺に辿り着いたコマは、脱出成功で勝利点ゲットです!

陸地タイルを1枚ずつ取り除いていきます。

陸地タイルの裏には、赤=アイテム、緑=イベントが書いてあります。

自らがめくったアイテムタイルは、自分だけ内容を確認してキープできます。

次の手番からコマの移動の前に使用できます。

最後に怪物ダイスを振って、鮫・クジラ・海龍のどれかを動かします。

陸地を取り除いて怪物が出ていくということは…ゲームが進むに従って島はどんどん狭く、海は危険になってくるのです!

翠からゲームスタート、さっそく初手で綾の手コマが鮫に食べられてしまうという波乱の幕開け。

めくる陸地カードは鮫にクジラにとイベントづくしで、あっという間に海が鮫とクジラだらけで危険な海に変貌を遂げます。

「賑やかになってきたじゃねーか!」

青島会長の冒険心に火が付きます。

青島のコマはボートに乗せたのはいいものの浜はがっつり海龍に守られているため、うかつに近づくと全滅してしまいます。

ここで青島はあえてボートから降りて海にダイブという奇策に転じます。

「アイテムに“イルカ”をひいたのね!」

イルカは泳いでいる人を3マス進めてくれるアイテム、翠が気がつきます。

実は青島が震えあがる恐ろしいアイテムを翠は持っていたのでした!

青島会長&綾、最後に大きな勝負に出る…ゲームの勝利より尊い大逆転劇!

「次の移動フェーズでイルカを使えば、1人上陸できるって寸法よ!」

ドヤ顔で得意気に語る青島に「そう上手くいくかしら?」と翠がニヤつきます。

“鮫ワープ”という空いている海マスならどこにでも鮫を移動させられるという魔法アイテムを翠は所持していました!

彼女は青島が上陸予定だった浜辺に鮫をワープさせ、彼の脱出を阻みます。

さらに容赦なき翠は、怪物ダイスで青島の手コマを鮫の餌食に!

「ダメですよぉ~近くに怪物がいないからって油断しちゃ!」

「容赦なしか!その根性気に入ったぜ!」

青島はより一層気合いを入れてゲームに臨みます。

とうとう残りは山岳タイルのみ…山岳タイル裏イベントの中には1枚だけ“火山”があります。

それが出た瞬間、脱出できていない探検家は全滅。ゲームは終了します。

「火山が出たら終わりなんだろ?だったらここは勝負だ!」

思い切りのいい青島は再度海へダイブさせます。

綾も勝負に出て、浜辺を陣取る海龍の隣にボートをつけます。

次にダイスで誰かが海龍をひいたら即全滅という大勝負に出ます。

「あっ!これ…」

なんとこのタイミングで美姫が火山をめくってしまうという結末。

青島&綾は1人も脱出させることができませんでした。

「だはは~まいった、まいった!笑って騒いで…最後には花火まであがって。本当にコイツは祭りじゃねぇーか!」

「お気に召しましたか?」

「あぁ。楽しかった、文句なしだ!すげーもんだなボードゲームってのは。今年の文化祭は楽しくなりそうだ!」

その翌日、青島生徒会長判断でボードゲームカフェの許可がおりました!

「3人とも、祭りを大いに盛り上げてくれ!派手に頼むぞ!」

「ハイ!任せてください!」

息が合った美姫たちの元気MAXの声が生徒会室に響き渡りました!

『放課後さいころ倶楽部』第7話まとめ

「大人になったら人と顔を突き合わせて遊ぶこともなかなか無い」

京子の言葉に大人もたまには遊ばなきゃな!と思えます。

要点まとめ
  • 泣き震えながらの京子ツーリング。ことば遊びゲーム“もんじろう”で本当に言いたいことも伝えられた!
  • もうすぐ秋の文化祭。ボードゲームカフェを計画する美姫と翠と綾の行く手に立ち塞がった因縁の副会長・渋沢蓮!
  • 青島会長復活。祭りみたいなゲーム“THE ISLAND”をプレイしたお陰で青島がボドゲの楽しさに目覚める!

次回は4人目の友だちができちゃうという大切なストーリー、期待大です!

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