今回は特別編として、前半「現世編」の総集編でした。
せっかくなので、筆者の視点も含めてここまでの話をまとめて振り返ってみたいと思います。
本日より、アニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」特別編が順次放送です!
たくやがこれまで歩んできた様々な並列世界での軌跡をダイジェストにてお送りします。
そして異世界での物語の一部を先駆けてお届けします!どうぞお見逃しなく!#yu_no pic.twitter.com/ClTfduS0HX
— アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』公式🌟2クール目突入 (@yuno_anime2019) July 30, 2019
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目次
【ネタバレ】『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』特別編の感想
第1話「導入」
第1話なので、当然、物語の導入が中心です。
- 死んだはずの父親・有馬 広大から届いた荷物
- リフレクターデバイスという装置
- 「宝玉をすべて集め、今夜10時に指定の場所へ行け」との手紙
- 剣ノ岬にいた裸のエルフ耳の少女
- 並列世界を移動する主人公
各キャラクターの紹介と、物語の目的とそこに至るための手段が提示されましたね。
異世界編への伏線として、「You Know」という言葉と共にキスされ、消えてしまった少女がこの第1話で登場しています。
第2話~第6話「亜由美編」
たくやの義母・有馬 亜由美がメインの並列世界の話です。
豊富 秀夫、朝倉 香織が、キーキャラクターとして登場します。
内容としては、豊富と香織の策略で徐々に追い詰められていく亜由美の悲壮感が凄かったです。
どれだけやり直しても、亜由美が自殺してしまう事象のシュヴァルツシルト半径(=運命)からの脱出が大きなテーマとなっていました。
実際には脱出できたので、亜由美の死はかなり起きやすい事象ではあったものの、事象のシュヴァルツシルト半径には捕われていなかった、ということですね。
亜由美編は、亜由美が豊富に寝取られるなど、かなりアダルトな展開でした。
第7話~第11話「澪編」
たくやのクラスメイトで、ツンデレお嬢様の歴史学マニア・島津 澪がメインの並列世界です。
結城 正勝、一条 美月も、主要キャラクターとして物語の中心にいました。
澪のヒロインとしての魅力、剣ノ岬の地下ダンジョンでの冒険要素もあって、第17話までのルートの中で、一番面白かったですね。
たくや、結城、澪の三角関係、たくやの元カノである美月への澪による嫉妬など、恋愛が絡んだエピソードも多かったです。
この澪編では、美月のナイアーブ症状など、第12話以降の流れに続く、敵役としての龍蔵寺 幸三が現れていました。
あと、龍蔵寺 梅の「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」押しが謎でした。
第12話~第13話「美月・絵里子編」
美月・絵里子編としていますが、たくやと武田 絵里子、一条 美月の関係よりも、龍蔵寺の狙いと正体がメインとなっています。
- 龍蔵寺の正体は、遠い未来の並列世界からやってきた思念体
- 絵里子の正体は、同僚であり恋人の敵である思念体を追いかけてきた「次元監査官」
急にSF的な要素が強くなり、番外編のような雰囲気でした。
話数が少ないわりに情報が多く、美月の死のシーンなども無理やり入れた感じがして、物語としてはイマイチでした。
設定的な面白さはあったので、じっくりやっていれば、また違った感想になったと思うのでちょっと残念でしたね。
話数が少なかったせいか、絵里子のサービスシーンはこれでもか!というほど詰め込まれていましたが(笑)
第14話~第17話「神奈編」
たくやのクラスへ転校してきた、どこか陰のある物静かな少女・波多乃 神奈がメインのルートです。
龍蔵寺に雇われた探偵の北条 篤がキーキャラクターとして登場していますね。
神奈はどうしても援助交際に注目されがちですが、有馬広大やたくやの実母・有馬 恵子=ケイティアとの関りも深く、物語の核心にかなり近く、現代編のラストに相応しい人物でした。
この神奈編では、たくや、神奈、澪、結城での旅行と、たくやが異世界へ行く理由の変化など、アニメ版独自の要素がかなり入っていました。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』特別編まとめ
- 今回は総集編
- 次回からは、ついに異世界編へ!
- ようやくYU-NOが登場!
ある意味、17話という1クール半の時間をかけた、壮大なプロローグが終わりました。
今回の特別編では、異世界編の映像が3分ほど挿入されていました。
タイトルにもある「YU-NO」や、銀髪エルフの女剣士なども登場し、昨今の異世界転生アニメを彷彿とさせるものでしたね。
楽しみです!
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