『新米姉妹のふたりごはん』第6話あらすじ・ネタバレ感想!あやりの叔母が登場、サチとあやりの仲を見て…?

ドラマ『新米姉妹のふたりごはん』第6話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『新米姉妹のふたりごはん』公式ページ

食の尊さがエグぐらい伝わってくるドラマ『新米姉妹のふたりごはん』第6話は、萌え~な新米姉妹のところへ美しすぎる猟師の叔母・みのり(芦名星)がやってきました!

みのりが持ってきた鹿肉の料理工程が面白いジビエ料理“鹿肉のロティ”。

あやり(大友花恋)の博識ぶりに驚かされます。

そして、第一印象でみのりに“お子ちゃま”だと言われてしまうサチ…最後はみのりとハグする仲に!

姉妹の仲が深まっているのを実感できるほっこりストーリーでした。

『新米姉妹のふたりごはん』第6話あらすじ


ドラマ『新米姉妹のふたりごはん』第6話あらすじ

親の再婚により、突然姉妹となったサチ(山田杏奈)とあやり(大友花恋)。

ある日、ふたりでクレームブリュレを作っていると、あやりの叔母・みのり(芦名星)が突然訪ねてくる。

猟師をしているみのりからお土産といって渡されたのは、鹿肉!

久しぶりにジビエ料理が食べたいというみのりのために「鹿肉のロティ」を作ることにしたあやりは、サチに手伝ってもらいながら調理を始める。

楽しそうに料理をするふたりの姿を見たみのりは…
出典:『新米姉妹のふたりごはん』公式ページ

【ネタバレ】『新米姉妹のふたりごはん』第6話の感想

幸せすぎる…新米姉妹の休日おやつは“クレームブリュレ”

ドォォン!という猟銃の轟音とともに、鳥たちが一斉に飛び立ちます。

仕留めたのは“鹿”…鋭い眼光でスコープを覗いていたみのり(芦名星)が「新米姉妹にいい手土産ができた!」とほほ笑みます。

その頃、姉妹は“クレームブリュレ”を作っていました。

プリンの上にかけたグラニュー糖を姉・サチ(山田杏奈)がバーナーで焦がしています。

「焼けてきたぁ!香ばしい、綿あめの匂い!」

グラニュー糖が炙って酸化させる調理法を“キャラメリゼ”というと妹・あやり(大友花恋)が姉にレクチャーします。

「キャラメリゼ、外国の女の子の名前みたい!」

そう言いながら笑顔のサチに、あやりも笑い返します。

作ったブリュレはなんと9カップ。

作りすぎた…と言うあやりに「私全部食べられるもん!」と食べるのが得意なサチが頼もしい発言をします。

パリッと割って食すと、外カリッで中は滑らかでトロ~ほろ苦くて甘い!

「休みの日のおやつって、なんでこんな幸せな気持ちになるんだろう!」

サチは頬張りながらうっとりとしています。

そのとき、玄関のチャイムが鳴りました。

お土産は新鮮な鹿のロース肉!愛人と名乗るみのり(芦名星)の正体は?

サチが玄関に出ると美しい女性が立っていました。

「あんたがサチ?」

「どなたですか?」

「あんたの父親の愛人。おとしまえ、つけてもらいにきたの…」

そこへ戻りが遅いのを心配したあやりがやってきます。

必死に父の愛人と名乗る女性の存在を隠そうとするサチでしたが…不思議なことにあやりはその女性のことを「みのりさん!?」と呼ぶのです。

愛人は大嘘wみのりはあやりの母の妹で、あやりからしたら叔母にあたる方でした。

「お父さんの愛人じゃなくてよかったーー。」

心底安堵した声を出すサチ。

「驚かせちゃってごめんね。それにしてもお姉ちゃんたち無茶するよね。初対面のあんた達にいきなり一緒に住めだなんてさ…」

みのりはずっと心配していたみたいで様子を見に来てくれたのでした。

あやりの母親は家を空けることが多かったので夏休み等は、みのり宅でお世話になっていたとあやりがサチに説明します。

「あやりと同い年なんだって?それにしてはお子ちゃまだね~。」

「よく言われます…」

痛い所を突かれたサチはにが笑い。

美味しそうなみかんと一緒に、みのりがお土産に持ってきたのは自ら仕留めたのをさばいたという“新鮮な鹿のロース肉”!

いきなりの鹿肉登場に驚いているサチに、あやりが“みのりは猟師”と補足します。

「今はジビエの肉を食べることも注目されてるしね。あやり、久しぶりにあんたのジビエ料理食べたいんだ!」

“狩猟で得た野生鳥獣の食肉のこと”をフランス語でジビエと言います。

みのりが言うとおり、最近巷でブームですよね。

あやり、ジビエも嗜んでいるとは…凄いJKですね!

あやり(大友花恋)シェフの作る“鹿肉のロティ”!サチ(山田杏奈)がアロゼ担当に任命!?

「私も手伝う!」とお手伝いを志願したサチと一緒に、あやりのジビエ料理がはじまりました。

「綺麗!鹿のお肉って牛より濃い赤色なんだね!」

サチが感動します。

あやりは「新鮮だからシンプルにローストもできそうですが…」とみのりの反応を気にしていると「あやりシェフにお任せ!」とひと言。

あやりシェフへの絶大なる信頼が伝わってきます。

「分かりました!ロティにしてみます!」

フランス語でジビエ肉を大きな塊のままオーブンで焼くことをロティと言います。

室温に戻した鹿肉に塩コショウをして、おろしたニンニクをすり込み、熱したフライパンにたっぷりのバターを溶かして…鹿肉をゆっくり中心まで火を入れて焼いていきます。

筋繊維が繊細で固くなりやすいので必ず弱火で!

続いて肉の乾燥を防ぐために、あやりはフライパンで溶けたバターをスプーンですくい肉の上からかける“アロゼ”を始めます。

すると、サチは「シェフみたーい!私もやっていい?」と嬉しそうにアロゼを手伝います。

「アロゼ、姉さんに向いてます!これからはアロゼをするときは姉さんに頼もうと思います。」

「分かった!私、アロゼ担当ね!」

楽しそうに料理している2人を、そっと見守るみのりが嬉しそうにニコッとします。

果物香る甘めのソース!付け合せは…メキシコ風味のスパイシーポテト!

160℃のオーブンで鹿肉を焼き終えたら、アルミホイルに包んで休ませます。

ソースは甘いお酢のバルサミコ酢ベース。

バルサミコ酢は、葡萄に手間をかけて作られた熟成期間の長いお酢です。

アミノ酸やカリウムなどのミネラルを多く含み、健康食品に使われたりも!

熱したフライパンに流し入れ、バルサミコ酢の酸味を飛ばした所に鹿肉から出た肉汁と水・醤油・塩を加えます。

最後にブルーベリージャムを投入、バルサミコ酢の甘みとベストマッチ、爽やかな甘みが引き立ちます。

バターを溶かし入れてコクを出したら出来上がりです!

付け合わせは、第3話にも登場したサチが大好きな“ローズマリーのフライドポテト”の味変版!

サクサクにしたら、今回は仕上げにチリパウダーをかけてメキシコ風でスパイシーに仕上げました。

食欲をそそる香りに「あぁ…いい香り!」美味しい空気に、みのりもくんくんしちゃいます。

ミートフォークで押さえながら綺麗な色の鹿肉を切ります。

要所に出てくるこだわりの見える専用のキッチングッズで、あやりの料理愛が分かります。

「できたねぇ~2人ともお疲れ様!食べよっか?」

「では…鹿さん、いただきます!」

柔らかいお肉を堪能する3人、一口ごと唸る美味しさに自然と笑みがこぼれます。

みのり(芦名星)「私たちはあらゆる命をもらって生かされてる」

鹿肉はカロリーも低めで高タンパクで鉄分も多く、女性にとっては特にうってつけな食材です。

脂っこくなくてサッパリしていて“赤身の肉”って感じの鹿肉をサチはとても気に入ったようです。

例えるなら“牛フィレ肉”っぽいらしい…食べてみたくなっちゃいますね!

「旨味が濃くて柔らかいですね!」

あやりも出来栄えに満足気です。

「やっぱりいいね~自分で仕留めたジビエは!それに、活かしてくれるあやりの料理も格別だし!」

みのりがそう語ると、サチの食べる手がピタッと止まってしまいます。

昨日まで、この鹿は普通に生きていたんだ…急に実感の湧いた彼女は考え込んでしまいます。

「命を食べてるって思ったら、いいかげんな気持ちで食べちゃいけないなって。」

「なんだ、そんなこと?鹿だけじゃないよ。私たちはあらゆる命をもらって生かされてるの。まぁ、あんまり難しく考えないで…とにかく美味しく食べること!感謝しながら…美味しく、ねっ。」

みのりはパクッと食べると「う~ん、旨い!」と笑顔をみせます。

じっと話を聞いていた新米姉妹も、みのりに倣って一口頬張り「旨い!」と揃って笑顔に。

甘酸っぱいソースが絶妙な鹿肉のロティが教えてくれたのは、食べ物の尊さでした。

みのり(芦名星)がサチ(山田杏奈)を立派な姉として認めた瞬間

「あ~満足!満足!今日はお邪魔したねぇ、楽しかった!」

ご機嫌なみのりが帰宅しようと玄関に向かい、サチが見送りに行き「自分も楽しかった~お肉ありがとうございました!」と丁寧にお礼を述べます。

「あやり、全然違ってた…以前はあんまり喋らなかったし、笑わなかったんだけど。あんな風に笑うんだね。あんたのおかげだ!」

黙って首を振り笑うサチを、みのりが「あやりのこと、これからもよろしくね、サチ姉!」と言いながらギュッと抱きしめます。

“お子ちゃま”という第一印象から、立派にお姉さんとして認められましたね。このシーン、グッときました!

「ハイッ!」

元気よく返事したサチとみのりが笑い合います。

そこへ、あやりが「みのりさん、これよかったら食べてください!」と姉妹2人で作ったクレームブリュレを持ってきます。

「サチ姉さんが焼き目のカラメルを作ってくれました。」

「キャラメリゼしたんだよね~」

「はい。外国の女の子っぽい名前の、フフッ。」

新米姉妹の楽しそうな仲良し会話を見て、目を細めてにこやかなみのり。

「2人の共同作品か…喜んでいただく。ありがとね!じゃあ、次は猪か熊でも持ってくるわ!」

「待ってます!また来てください!」

サチは姿が見えなくなるまで手を振って見送りました。

「サチ姉さん…みのりさんと何を話してたんですか?」

「それは…内緒!」

お風呂上がりでお団子ヘアのあやりと、前髪上げのサチ。

教えてくれるまでみかんはあげない!と言ったあやりをサチが楽しそうに追いかけ回す、姉妹のイチャイチャっぷりが可愛いエンディングでした!

『新米姉妹のふたりごはん』第6話まとめ

「難しく考えないで…とにかく美味しく食べること!」

ジビエ料理を通して、食材となる動物の命に感謝しながら美味しく食べることが大切という原点に気づかされた回でした!

日本の「いただきます!」は素晴らしいと、アメリカの人に褒められたことがあります。

何気なく食卓で行っていることは、受け継がれてきた大事な食育文化なんだな~って実感します。なんだか誇らしいですよね!

次回は寒い時期に最高の“クリームシチュー”回のようです!食べたくなってきちゃいます…

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