数々の著名作家を輩出し、新人の登竜門的文学賞でもある「第25回小説すばる新人賞」を受賞し鮮烈なデビューを飾ることになった、行成薫による「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)。
予想外の結末が話題を呼んだ、人気小説が発売から8年の時を超え、ついに映画化!
岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じるサスペンス・エンターテイメントの本作の緊張感に満ちた特報&ビジュアルが完成しました!
『名も無き世界のエンドロール』特報映像&ティザービジュアル解禁
「俺はこのエンドロールを見届けなければならない、なあそうだろ?」と問いかけながら鋭い表情で一点を見つめるキダの姿とともに、10年かけて、キダとマコトが企てた日本中を巻き込んだ“ある壮大な計画”へのカウントダウンの始まりを告げる時計の秒針の音で映像が締めくくられる演出が見どころです。
また、その演出をさらに盛り上げているナレーションは、主演の岩田剛典が担当しています。
併せて解禁となるティザービジュアルでは、“名も無き世界”にいるかのような薄紫色の空の下に、意味深な表情でたたずみ、何かを想い、計画しているようなキダとマコトが切り取られています。
2人が見つめている先にある、衝撃のエンドロールとは―!?
さらに、中村アン演じるリサの父親で、世に多大な影響力をもつ大物政治家を石丸謙二郎、キダとマコトが働く自動車修理工場の社長でキダが裏社会に入るきっかけを作った人物を大友康平、キダを<交渉屋>へと育てる、裏の世界で暗躍する組織のトップを柄本明が演じていることが明らかに!
百戦錬磨のベテラン実力派俳優陣が集結し、物語に厚みを醸出しています。
Gallery
『名も無き世界のエンドロール』概要
問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。
そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきました。
しかしある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまいます。
それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていました。
全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。
しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画でした。
ラスト20分、想像を絶する衝撃のエンドロールが幕を開ける―。
主演を務めるのは、EXILE、三代目J SOUL BROTHERSのパフォーマー活動を中心に、数々の映画やテレビドラマへ出演するなど多方面で魅力を放ち続ける岩田剛典。
その優しいマスクで女性のハートを掴み続ける岩田が、大事な友のために裏社会に飛び込み殺人をも厭わない“闇の交渉屋”としてのし上がっていく男・キダを演じ切ります。
今まで見たことのないほどの“ハードボイルド”な男を見事に体現し、俳優としての新境地を切り開きます!
そして、岩田演じるキダの唯一の家族ともいえる幼馴染みのマコトを演じるのは、その確かな演技力で、近年、様々な映画・ドラマに出演を続けている新田真剣佑。
“ある事件”をきっかけに人生を狂わされるも、キダの力を借りながら会社経営者となり、表舞台でのし上がっていくストイックな男を演じます。
今回、初共演となる岩田と新田ですが、劇中では単なる親友以上の厚い信頼と固い絆を見せ、まさに“2021年最高のバディ”と言えるほど息の合った名演を贈ります。
監督は、ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(19)、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(18)や、映画『累–かさね』(18)、『ういらぶ。』(18)、『脳内ポイズンベリー』(13)、『ストロベリーナイト』(13)を手がけた佐藤祐市。
表と裏、全く異なる世界に生きることになった2人の男の壮大な物語を完膚なきまでに描き、人々の心を鷲掴みにします。
自動車修理工場で働く岩田演じるキダと新田演じるマコトの前に現れる政治家令嬢のリサを演じるのは、ライフスタイルやファッションなどが多くの女性から絶大な支持を受けるほか、女優として『SUITS/スーツ』『小さな巨人』『集団左遷!!』『グランメゾン東京』など、TVドラマを中心に話題作への出演オファーが絶えない中村アン。
本作では、大物政治家の父親を持ち、自身は芸能界で活躍する人気モデルという、キダやマコトとは住む世界の違う<高嶺の花>の女性を演じています。
「リサにふさわしい男」になるため、異常な執念で会社経営者にまでのし上がったマコトの恋人になる存在で、山田杏奈演じるヨッチと並んで、物語のカギを握るもう1人のヒロインとして体当たりの演技を披露しています。
高飛車で自己中心的な政治家の娘という役どころに、「これまでのイメージからギャップがあり、役者としての振り幅を併せ持った存在」という理由から、今回のキャスティングが実現。
中でも、本作のラスト20分、新田真剣佑との感情が爆発する演技の応酬シーンは中村アン自身にとって新境地ともいえる名演ぶりで、本作最大の魅力である“想像を絶する衝撃のエンドロール”をより一層盛り上げています。
『名も無き世界のエンドロール』作品情報
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
監督:佐藤祐市(『ういらぶ。』『累 –かさね-』など)
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン
制作プロダクション:RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
公式サイト:www.namonaki.jp
公式Twitter:<@namonaki2021>
公式Instagram:<@namonaki2021> #名も無き
あらすじ
クリスマス・イブの夜。
日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画が実行されようとしていた―。
複雑な家庭環境で育ち、淋しさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼なじみ。
そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。
しかし20歳の時に、ヨッチが2人の前からいなくなってしまう。
そんな2人の元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。
住む世界の違うリサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。
キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。
2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。
マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。
マコトの執念とその“理由”を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。
以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは〈会社経営者〉として、裏と表の社会でのし上がっていく。
そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。
しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして2人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった─。
ラスト20分、衝撃のエンドロールが幕を開けるー。
『名も無き世界のエンドロール』は、2021年1月29日(金)、全国公開!
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