数々の著名作家を輩出し、新人の登竜門的文学賞でもある「第25回小説すばる新人賞」を受賞し鮮烈なデビューを飾ることになった、行成薫による「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)。
予想外の結末が話題を呼んだ、人気小説が発売から8年の時を超え、ついに映画化!
岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディを演じるサスペンス・エンターテイメントの本作ですが、この度、新キャストとして、中村アンの出演が発表されました。
『名も無き世界のエンドロール』中村アン出演情報解禁
問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。
そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきました。
しかしある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまいます。
それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていました。
全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。
しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画でした。
ラスト20分、想像を絶する衝撃のエンドロールが幕を開ける―。
全てが自分の思い通りになると信じる政治家令嬢に扮した中村アンの、ラスト20分の感情爆発演技は圧巻!
自動車修理工場で働く岩田演じるキダと新田演じるマコトの前に現れる政治家令嬢のリサを演じるのは、ライフスタイルやファッションなどが多くの女性から絶大な支持を受けるほか、女優として『SUITS/スーツ』『小さな巨人』『集団左遷!!』『グランメゾン東京』など、TVドラマを中心に話題作への出演オファーが絶えない中村アン。
本作では、大物政治家の父親を持ち、自身は芸能界で活躍する人気モデルという、キダやマコトとは住む世界の違う<高嶺の花>の女性を演じています。
「リサにふさわしい男」になるため、異常な執念で会社経営者にまでのし上がったマコトの恋人になる存在で、山田杏奈演じるヨッチと並んで、物語のカギを握るもう1人のヒロインとして体当たりの演技を披露しています。
高飛車で自己中心的な政治家の娘という役どころに、「これまでのイメージからギャップがあり、役者としての振り幅を併せ持った存在」という理由から、今回のキャスティングが実現。
中でも、本作のラスト20分、新田真剣佑との感情が爆発する演技の応酬シーンは中村アン自身にとって新境地ともいえる名演ぶりで、本作最大の魅力である“想像を絶する衝撃のエンドロール”をより一層盛り上げています。
中村アン コメント
–マコトの恋人となるリサの役どころと、役を演じた感想をお願いします。
中村アン(以下、中村)「今まで演じたことのない、感情をむき出しにする役どころでした。不安もありましたが、監督の「大丈夫です!」という言葉に背中を押していただき、演じていくうちに楽しさに変わっていきました。と同時に、このリサという役で、今まで見せたことのない自分を表現できるチャンスだとも感じました。ラスト20分のシーンは一年経った今も、とても記憶に残っています。夜から明け方までの長時間の撮影で精神的にも肉体的にも厳しい中、全身全霊で演じることができました。」
–岩田さんと新田さんのバディとの共演はいかがでしたか?
中村「撮影期間が短かったので、あっと言うまでしたがご一緒させていただけて嬉しかったです。また作品ご一緒できるのを楽しみにしています。」
–本作を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。
中村「わたしは皆さんより先に観させて頂きましたが、観終わった後、しばらく言葉が出てこなかったです。この衝撃的なストーリーを、ぜひ皆さんに映画館の大きなスクリーンで楽しんでいただきたいです。」
佐藤祐市監督 コメント
今回、自分の感情を強く表現するお芝居を見せてくれました。
あのような中村アンさんの芝居は、これまで見たことが無かったし、ご本人もあまり経験が無かったようで、当初は現場で戸惑っていた様に記憶しています。
しかし、色々と相談しながら何回もテイクを重ねていく中で、本編では“凄いこと“になりました(笑)
ラストの中村さんの演技にぜひ、ご注目ください。
『名も無き世界のエンドロール』作品情報
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
監督:佐藤祐市(『ういらぶ。』『累 –かさね-』など)
出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン
制作プロダクション:RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
公式サイト:www.namonaki.jp
公式Twitter:<@namonaki2021>
公式Instagram:<@namonaki2021> #名も無き
あらすじ
クリスマス・イブの夜。
日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画が実行されようとしていた―。
複雑な家庭環境で育ち、淋しさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼なじみ。
そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。
しかし20歳の時に、ヨッチが2人の前からいなくなってしまう。
そんな2人の元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。
住む世界の違うリサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。
キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。
2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。
マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。
マコトの執念とその“理由”を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。
以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは〈会社経営者〉として、裏と表の社会でのし上がっていく。
そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。
しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして2人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった─。
ラスト20分、衝撃のエンドロールが幕を開けるー。
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