幼い頃の勇吾(藤ヶ谷太輔)と里美(倉科カナ)の出会いは悲惨なものでした。
田島(濱津隆之)を殺した罪を弟の圭吾(藤ヶ谷太輔/二役)に着せようと本格的に動き出す勇吾。それを手伝う里美。
勇吾はなぜ圭吾をそこまで恨んでいるのか?
気になる第2話をレビューしていきます。
目次
『ミラー・ツインズ』第2話あらすじ
20年前、誘拐された葛城勇吾(藤ヶ谷太輔)は生きていた。
そんな中、双子の弟・圭吾(藤ヶ谷太輔/二役)に疑いが向くような状況で謎の男・田島(濱津隆之)が殺害されてしまう。
犯行現場に残された毛髪のDNAが圭吾のものと一致し、圭吾は同僚の赤城(渡辺大)から尋問を受けることに。
一方、圭吾を良く知る所轄刑事・皆川(高橋克典)は、圭吾の犯行だと示す状況証拠が揃いすぎていることに疑問を抱いていた。
もし犯人が圭吾でないとしたら――
皆川は詩織(武田梨奈)とともに独自に調べを進めようと里美(倉科カナ)のもとを訪ねる。
圭吾に殺人容疑がかかっていることを知り驚く里美は、圭吾が「勇吾が生きているかもしれない」と言っていたことを皆川に告げる。
一卵性双生児はDNAは同じ…だが、明確に違うものがある。
「指紋です。もし犯行現場に圭吾さんのものと違う指紋が残されていたら」詩織の言葉に、里美の表情がかすかに翳り――
出典:『ミラー・ツインズ』公式ページ
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【ネタバレ】『ミラー・ツインズ』第2話の感想
圭吾(藤ヶ谷太輔)のために皆川(高橋克典)が動き出す!
第1話で田島(濱津隆之)殺しの容疑がかかり、拘留されている圭吾(藤ヶ谷太輔)。
皆川(高橋克典)は詩織(武田梨奈)と共に、里美(倉科カナ)の職場のレストランに訪れます。
里美は「圭吾は勇吾(藤ヶ谷太輔/二役)が生きているかもしれない」と言っていたことを皆川に告げます。
ここで里美は、勇吾側の人間であるのに、皆川が勇吾が生きている可能性を考える後押しをするような発言をします。なぜなんでしょうか?
圭吾を幼い頃からよく知る皆川も、圭吾が殺人なんて犯すはずない、と捜査を深めていきます。
詩織は、一卵性双生児はDNAこそ一致するが、唯一違うものがある、と言います。それは指紋。
それを聞いた里美は、少し不安そうな顔をします。
この表情からも、やっぱり里美は勇吾よりであることは間違いない。でも揺れているんでしょうか。
田島の殺人の現場となった病室に戻る皆川と詩織。
指紋の残り方から、何者かが田島を殺害した直後に圭吾が現れたと推測します。
捜査一課長である詩織の父・久能(石黒賢)は「勇吾が生きているなんてとても受け入れられない」と言いますが、「この真実に向き合う必要があるのではないか」と答える皆川。
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勇吾(藤ヶ谷太輔)と里美(倉科カナ)の出会い
時は勇吾が誘拐された20年前に遡ります。
誘拐され、ある部屋に監禁された勇吾。
そこで幼い女の子(里美かな?)に暴力を振るう男を止めようと勇吾は飛び掛かります。
男に突き飛ばされナイフで殺されそうになり、ガラスの破片で男を刺します!
電話中だった男の携帯には相手の名前が。田島。
そう勇吾に殺された田島は、誘拐犯の一味だったのです。
携帯を持って、その部屋から里美を連れて脱出した勇吾。
血の付いた手をじっと見つめ「俺、人殺しだ」と言います。
里美に警察には一人で行けと言いますが、里美は勇吾と一緒に逃げる道を選びます。
部屋から持ってきた携帯が鳴ります。
田島からの電話に、勇吾は電話に出ます。
「何処にいるんだ、逃げられると思うな」と脅す田島に「吉崎(奥野瑛太)の次はお前だ、全員殺してやる」という幼い勇吾。
“許さない絶対に…”
その時の携帯を今でも持っている勇吾。
勇吾は20年前に誘拐された一味全員を殺して復讐をするつもりだったのです。
勇吾に幼い頃に命を助けてもらっていた里美。
しかし、そのとき勇吾は最初の殺人を犯してしまいます。
里美は勇吾への感謝と申し訳ない気持ちで尽くしていたんですね。
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葛城家にガサ状が…!
皆川は勇吾を探し、真実を突きとめると決心する圭吾に自分を重ね、任意での事情聴取だということでこっそり圭吾を帰し、捜査を続けるように言います。
そんな中、葛城家にガサ状が出て、赤城(渡辺大)を筆頭に葛城家を捜索します。
葛城家の弁護士の尾見門さん(温水洋一)があわあわしています(笑)
刑事達がドカドカ上がりこんでくる中で、「あぁ、それは高価なツボだから…!貴重な物も沢山あるので、丁寧に…!」とチョロチョロします。
それにしても圭吾と勇吾の実家は相当なお金持ちですね。
最初に渡した身代金も5,000万だし、この程かけられた懸賞金も1億円。
亡くなった圭吾と勇吾の父は、どんな大物だったんでしょうかねぇ。
葛城家の周りにはヤジ馬が。その中には里美がこっそりいます。
その足で勇吾に会いに行き、家宅捜索が予定通り行われたことを報告します。
里美の携帯に圭吾から電話が入りますが、里美は電話に出ません。
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勇吾(藤ヶ谷太輔)が圭吾(藤ヶ谷太輔/二役)を恨む理由
家宅捜索で圭吾の指紋がついた血痕付きのハンカチが見つかりました。
里美が圭吾から盗み、勇吾が田島の血を付けたものです。逮捕状が出た圭吾。
赤城が圭吾を血眼になって探します。
皆川から自分が探されていることを聞いた圭吾は逃走!
“あの日のように、僕は逃げたー。”
ん?…あの日のように??
そしてシーンは20年前。
勇吾が公園で男たちに囲まれ、連れ去られるそうになり、必死に暴れる勇吾。
実は、圭吾は少し離れた場所で、その光景を目撃していたのです…!
勇吾は、そんな圭吾と目が合います。
助けを求めるように必死に暴れ、手を伸ばし、圭吾を見つめます。
しかし、恐ろしくなって固まってしまう圭吾。
そして、その場から走って逃げ出してしまうのです。
これが勇吾が言う圭吾の“本性”でした。
あの日、誘拐されたのが、勇吾ではなく圭吾だったら。
“もうひとつの現実をアイツに見せてやるんだ…。”
勇吾はあの日、助けを求めた圭吾に裏切られ、人を殺し逃げなくてはいけなくなり、ずっと復讐の期を伺っていた訳ですね。
そして圭吾の「幸せになってはいけない。」
この言葉の本当の意味は、20年前勇吾を見捨てて逃げた、自分への鎖だったのです。
しかし、今30歳の圭吾と勇吾。つまり誘拐されたのは10歳の時。
ちょっとしょうがないんじゃないの…?怖いに決まってんじゃん…!
私だったら、この年でも逃げちゃうよ…!
どうせ、助けに行っていた所で、二人とも捕まって終わりだよぉ…!!
と、思ってしまいますが。
勇吾にとっては、理屈ではないんでしょうね。
助けを求めて必死に伸ばした手を、分身のような圭吾に振り払われた気持ち…。
まぁ、分かりますけどね!
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『ミラー・ツインズ』第2話まとめ
#ミラー・ツインズ 第2話ありがとうございました!ということで今週の振り返り! pic.twitter.com/7eJanfWdp5
— ミラー・ツインズ(オトナの土ドラ) (@tokaitv_dodra) 2019年4月13日
勇吾と里美の出会い、なぜ里美は勇吾の言いなりになっているのか。
そして、勇吾が圭吾を恨む理由が分かった第2話となりました。
“誘拐犯はあと一人、おれが殺すー”
20年前【勇吾誘拐事件】の一味で生き残っているのはあと一人。
勇吾の復讐を、圭吾は止めることができるのでしょうか…?
『ミラー・ツインズ』第3話へ続きます!
WOWOWで『ミラー・ツインズ』シーズン1・2の一挙放送が決定!
『ミラー・ツインズ』を見逃してしまった方に朗報!
2019年8月11日〜8月12日にかけて、WOWOWで『ミラー・ツインズ』シーズン1・2の一挙放送が決定しました。
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