『ミラー・ツインズ』第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!シーズン1の最後に衝撃…シーズン2への伏線も

ドラマ『ミラー・ツインズ』第8話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ミラー・ツインズ』公式ページ

勇吾(藤ヶ谷太輔)と圭吾(藤ヶ谷太輔/二役)の本当の父親は皆川(高橋克典)だったという衝撃の事実が判明した第7話

圭吾はその事実を知り、皆川を呼び出し、初めて本当の親子として話し合います。

勇吾は復讐が完了し、これから英里えり(=里美/倉科カナ)とどこへ向かうつもりなんでしょうか!?

シーズン1の最終回となる第8話!さっそくレビューします。

『ミラー・ツインズ』第8話(最終回)あらすじ

勇吾(藤ヶ谷太輔)の追及によって現・捜査一課長の久能(石黒賢)が逮捕される。

だが、久能は赤城(渡辺大)に「裏切り者はもう一人いる」と伝える。

一方、圭吾(藤ヶ谷/2役)もまた勇吾の協力者が誰なのか疑念を深めていた。

そんな中、母・春江(中村久美)が遺した手紙で衝撃的な事実を知る圭吾。

圭吾と勇吾の遺伝子上の父親は――皆川(高橋克典)だった!

『ミラー・ツインズ』第8話(最終回)あらすじ①

皆川は、復讐を遂げた勇吾と里美(倉科カナ)を逃がすための算段を始めていた。

警察や圭吾がどこまで追ってこようが、勇吾を逃がし切る。それが皆川の最後の目的だった。

一方、思わぬ形ではあったが誘拐犯たちへの復讐を遂げた勇吾。

圭吾が里美に託した“母の想い”も知り、勇吾の中で何かが変わろうとしていた。だが――

これからの事はゆっくり考えよう、と言う里美に、寂しげに微笑む勇吾。

里美はその表情に一抹の不安を覚えて――

「勇吾と何があったのか、全て教えてください」

勇吾の協力者が皆川であることを確信した圭吾は、皆川と対峙する。

証拠がないとはぐらかそうとする皆川を、圭吾は「家族の僕には知る権利がある」と見据える。

その目の強さに、皆川は静かに語り出す。全ての真相を…そして勇吾の最後の願いを――

「あいつの最期の望みは……英里ちゃん(里美)の幸せだ」

その頃、勇吾は里美と共にある海辺に来ていた。

「どこに逃げるの?」と聞く里美に、「もう二度と戻れない場所だ」と告げる勇吾。

そして覚悟を決め振り返る。

「お前とはここまでだ。……お前は連れていかない」

『ミラー・ツインズ』第8話(最終回)あらすじ②

20年前の誘拐事件がもたらした数奇な運命に翻弄された宿命の双子。

勇吾の哀しき復讐の結末は!?

果たして圭吾は勇吾の心を救うことが出来るのか!!?

愛と裏切りのクライムサスペンス。

慟哭のシーズン1、ついに完結!!
出典:『ミラー・ツインズ』公式ページ

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【ネタバレ】『ミラー・ツインズ』第8話(最終回)の感想

皆川(高橋克典)の告白

第7話で母の遺言状に書かれていた衝撃の事実…。

それは勇吾(藤ヶ谷太輔)と圭吾(藤ヶ谷太輔/二役)の本当の父親が皆川(高橋克典)だったということ。

なぜ皆川がふたりの父親になったのか、遺言状にはその理由も書かれていました。

無精子症だったふたりの育ての父。

しかし、夫婦はどうしても子供を諦めることができませんでした。そして別の手段で子供を持つことにします。

皆川はまだ奥さんと出会う前に、一度友人に頼まれてドナーとなったことがありました。

それが葛城夫妻のもとへ渡り、圭吾と勇吾が誕生したのです。

圭吾は皆川を呼び出します。

全てが始まったあの公園。勇吾が誘拐された公園です。

圭吾は今までずっと疑問に思っていたことを皆川にぶちまけます。

警察内部の裏切り者が、ずっと勇吾に協力していた理由。

勇吾が今まで何を考え生きていたのか。勇吾と皆川に何があったのか…。

皆川がドナー登録をしたとしても、利用者とドナーはお互いの素性は明かされないはず。

なぜふたりの父親だと分かったのか。

皆川がその事実を知った原因は、勇吾の誘拐事件でした。

勇吾誘拐後、捜査を進めていた警察は、葛城夫婦の間の子供が育ての父とは違うドナーの子であることも知ります。

そこで皆川は、本当の父親が誘拐犯である可能性も含めて捜査をします。

本当の父親を調べていくうちに、その人物が自分であるという衝撃の事実を知ることになったのです。

ただでさえ、10歳の子供の誘拐という心を痛める事件だったのに、それが自分の子供だった…それを知った皆川は、さらに勇吾の事件に肩入れしていくことになったんですね。

捜査本部が縮小され、捜査が打ち切られた後も、勇吾を探すことを諦めませんでした。

そして、ついに皆川は勇吾を見つけ出しました!

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圭吾(藤ヶ谷太輔)と皆川(高橋克典)の対決

教会で勇吾(藤ヶ谷太輔)と英里えり(=里美/倉科カナ)を見つけ出した皆川。

なぜか勇吾(藤ヶ谷太輔)は英里を連れて逃げ出そうとします。

しかし、そんな勇吾に皆川は父親が自分であることを告げます。

勇吾は絶句。

そりゃそうですよね。幼い勇吾に次々と突きつけられる現実は酷すぎますよね…。

しかし、勇吾は「家には帰らないと決めたんだ。誘拐犯に復讐するって。本当の父親なら助けてくれるよね」

誘拐犯のアジトに戻ると、そこはもぬけの殻。すでに消えた後でした。

皆川は、「もしお前が俺の秘密に気づいたなら、聞かれたこと全てに答えると決めていたんだ。勇吾の父親であると同時に、お前の父親でもあるんだ」と圭吾に言います。

圭吾は「勇吾が吉崎を殺したときに罪を償わせていれば、今こんなことにはならなかった」と皆川を攻めます。

しかし、たった10歳の勇吾の孤独を考えると、それはできなかったと言います。

助かりたい一心で人を殺めてしまい、復讐という精神だけで自分を支えていた勇吾。

皆川は圭吾に「明日港に一人で来い」と言います。

勇吾と英里は逃げる準備をしています。

勇吾は荷物がかなり少ない…。

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勇吾(藤ヶ谷太輔)、最後の願い

次の日。

港に現れた勇吾と英里。

しかし、勇吾の計画は英里が考えていたものとは全く違っていました。

英里に「お前の人生を俺が壊した、今まで悪かった」と告げます。

そして。

「お前とはここまでだ。足手まといになるからな。この20年の全てを忘れろ」

そう言って英里を縛り付けてひとりでボートに乗ってしまいます!

英里は置いていかないでと泣き叫びますが、勇吾は一人で行ってしまいます。

そこに到着する皆川と圭吾。

圭吾はこの状況を見て、勇吾がしようとしていることにすぐ気づきます。

勇吾は死ぬつもりだと言って勇吾のボートを陸から追いかけます。

皆川は「勇吾の最後の願いは英里ちゃんの幸せだ。彼女の幸せのために自分自身が消えることを望んだんだ」と言います。

英里にいつも冷たかったように見えた勇吾。

でも勇吾なりに、英里のことをちゃんと想っていたんですね…。

圭吾は勇吾を追いかけながら、20年前のあの日、勇吾を助けることができなかったことを初めて謝ります。

何をするにも一緒だったふたりを引き裂いた誘拐事件。

ふたりは20年振りに再会するも、犯罪者と警察官という敵対関係になってしまいました。

今まで圭吾は警察官としての任務をまっとうしようと必死だったけど、ここで本当の本心を勇吾に叫びます!

「勇吾が生きていると知って本当に嬉しかった。嬉しかったよ勇吾!」

この圭吾の叫びは勇吾に届いたのでしょうか。

勇吾はそれでも何も言わずに去ってしまいます。

そして、ボートは海上で爆発します…!

ボートは粉々になり、あっという間に海の底へ沈んでしまいます…。

勇吾は、死んでしまいました…。

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勇吾(藤ヶ谷太輔)が生きていた証

それから数日が過ぎ、圭吾は皆川名義で借りられていたアパートに行きます。

勇吾が住んでいた場所。

そこに勇吾という人間が存在していた証拠は、すでに全くありませんでした。

勇吾が幻のように消えてしまいました…。

勇吾は執念によってのみ存在していたんだと言う皆川。

英里は逮捕されますが、黙秘したまま、証拠不十分として帰されます。

勇吾が亡くなった港に現れる英里。

そこに圭吾もやってきます。そして英里は圭吾に指輪を返しました。

勇吾が全てだった。勇吾のいない人生なんて考えられないと泣く英里にハンカチを差し出す圭吾。

切ないですね。圭吾にとっては、この前まで結婚したいと思うほど好きだった相手なのに。

しかし、圭吾は英里に、

「俺も勇吾の罪を背負うよ。俺が知らない勇吾を君が知ってて、君が知らない勇吾を俺が知ってる。俺たちが生きている限り、勇吾が消えることはない」

と言います。

港を後にした圭吾は、勇吾の後ろ姿を見たような気がします…。

「勇吾……?」

…しかし、しばらくその姿を見た後、反対を向いて歩き出す圭吾。

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『ミラー・ツインズ』第8話(最終回)まとめ

シーズン1は、勇吾死亡という衝撃で終了しました!

が、最後の最後で勇吾らしきパーカーの男が歩いているのを目撃した圭吾。

あれは幻!?それとも…。

圭吾は、勇吾かどうか確かめもせずに反対へ歩き出して幕を下ろしました。

勇吾という人の人生や背負ったものをだんだん知っていき、やっと好きになりかけた時に、まさか死んでしまったのですごく寂しい…。

英里のためにも勇吾の死が偽装であって欲しいですよね…。

このまま『ミラー・ツインズ』シーズン2に続きます!

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