『ミラー・ツインズ』シーズン2第4話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!思いもよらぬ切ない結末に…

ドラマ『ミラー・ツインズ』シーズン2第4話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ミラー・ツインズ』公式ページ

第3話では、勇吾(藤ヶ谷太輔)と英里(倉科カナ)が一年ぶりの再会…!

そして“さ”の男こと、桜庭(平山祐介)が現れます。

最終回となる今回。

桜庭との決着、そして圭吾(藤ヶ谷太輔/二役)、勇吾、英里の未来はどうなる?

ちょっと切ないエンディングとなりました!

『ミラー・ツインズ』シーズン2第4話(最終回)あらすじ

勇吾と再会した英里は「もう一度、圭吾に会った方がいい。」と告げる。

そして皆川の手引きで再び対峙する圭吾と勇吾――!

ドラマ『ミラー・ツインズ』シーズン2第4話(最終回)あらすじ①

21年の時を経て、正反対の人生を送ってきた2人は分かり合えるのか?!

一方、小早川家を守るために罪を重ねてきた尚史の過去と英里の想いを知った尚太郎はある決断をする。

ドラマ『ミラー・ツインズ』シーズン2第4話(最終回)あらすじ②

それぞれの信念、秘密、裏切り、謎が、再び双子の運命を交錯させる。

葛城栄一の死の真相、尚史の罪、尚太郎の覚悟……。

すべてが明らかになるとき、正反対の人生を生きてきた2人には一体どのような結末が待っているのか――?!
出典:『ミラー・ツインズ』公式ページ

【ネタバレ】『ミラー・ツインズ』シーズン2第4話(最終回)の感想

勇吾(藤ヶ谷太輔)の死

第3話で再会を果たした勇吾(藤ヶ谷太輔)と英里(倉科カナ)。

英里を心配して会いに来てくれた勇吾に、英里はそれだけで十分だと言います。

「今日私たちは会わなかった。私のことは忘れて自分の幸せを考えてほしい。」

そして勇吾に小早川議員(古谷一行)への手紙を託し、もう一度圭吾(藤ヶ谷太輔/二役)に会って、この手紙を渡してほしいと頼みます。

せっかく再会できたのに…。

モトサヤって訳にはいかないのか…。

手紙を持って帰る勇吾。

勇吾は皆川(高橋克典)に、圭吾に会わせてほしいと言います。

皆川は警察が真相に迫っている、残された時間はあと僅かかも知れない、と言って圭吾と明日会う約束をします。

翌日、勇吾を連れ、圭吾に会いに行く皆川。

圭吾と勇吾は再会します!

勇吾は圭吾に、小早川議員から手を引くように頼みます。

やっと居場所を見つけることができた英里のために。

ふたりきりでこんなに話したシーンはこれが初めてではないでしょうか。

そんなふたりの再会に邪魔者が。

桜庭(平山祐介)が圭吾を追ってきていました!

銃で圭吾を狙っている桜庭。

引き金を引いた瞬間、気づいた勇吾がとっさに圭吾を庇って撃たれてしまいます!

銃声を聞きつけ皆川が駆け付けると、桜庭は逃げます。

救急車を呼ぼうとする皆川を止める勇吾。

息も絶え絶えで、英里から預かった手紙を圭吾に渡します。

「英里を頼む…。あいつだけは…。」

幸せになってほしい。

そう言いたかったのでしょうか。

最期まで英里の幸せと将来を考えて、勇吾は微笑んで、今度こそ逝ってしまいました…。

勇吾(藤ヶ谷太輔)の死から何かが変わった圭吾(藤ヶ谷太輔/二役)

勇吾の遺体を持って帰り、呼ばれた英里は今度こそ本当に死んでしまった勇吾と再会します。

どれほど辛いんでしょうか。

一度死んでしまったと思って、ひとりぼっちで愛する人の死を受け入れて前に進もうとしていた時に、本当は生きていたことを知って再会。

そして今度こそ本当に死んでしまった勇吾。

愛する人が二度死んでしまったと同じことですよね?

そして「勇吾の死を無駄にはしない」と、そう決意した圭吾。

何かを決心したようです。

翌日、小早川家に出社すると、郵便物に脅迫状が再び。

手紙には、“本日貴様を抹殺する”とのメッセージが。

また青くなる議員の家族ですが、この脅迫状は圭吾が仕込んだことでした!

圭吾は議員を護送する、という名目で議員と二人きりになります。

父・栄一が事故ではなく陣内(飯尾和樹/ずん)に殺されたこと。

そして、その陣内は桜庭に殺された可能性が高いこと。

さらには議員の息子が桜庭と繋がっていること。

畳み掛けるように次々と事実を突きつける圭吾。

「桜庭の手によって最愛の人である葛城勇吾を殺害された英里さんは、今苦しんでいます」

その言葉にハッとする小早川議員。

幼い頃から痛みも苦しみも、全て半分ずつ分け合ってきた勇吾と英里。

英里から議員へ宛てた手紙を渡します。

息子に罪を負わせたままでいいのか?

罪を重ねていくことを見て見ぬフリをするのか?

小早川議員は考え込みます…。

事件の終幕

そして、翌日は小早川議員の総裁選の演説会。

演説会の会場には、英里の姿。

そして、圭吾を付け狙う桜庭の姿も。

演説会で、なんと小早川議員は総裁選への辞退を表明!

息子でさえ知らなかった事態に会場がざわつきます。

群衆の前で、今までの罪を洗いざらい告白しました。

そして、その小早川議員のスピーチの裏側では、圭吾を狙う桜庭が隣のビルから圭吾を銃で狙っています。

圭吾は桜庭と向き合い睨み合います。

しかし、桜庭の後ろには皆川が現れ、桜庭に銃を突きつけます。

皆川は、勇吾を殺された恨みで桜庭を殺そうか迷いましたが…殺しませんでした。

桜庭は警察に確保されます。

そして、罪を告白した小早川議員と息子も同じく逮捕!

一連の事件は幕を閉じました。

皆川は銃を持ってアパートに。

桜庭を殺さなかったことを後悔しているのか…それとも全て終えて、自分も死のうとしているのか…

そこに圭吾が現れ、

「英里を守り、復讐だけを糧に生きてきたあいつが、ただひとり頼れたのは父親のあなただった。あなたは必要な存在だった」

と皆川を説得します。

「生きて罪を償ってください」

その言葉で、皆川は全て罪を認める決心をします。

連行される前、「妻に電話をかけさせてくれないか」と赤城(渡辺大)に頼み、奥さんに電話する皆川。

何て説明したんでしょうか…。

勇吾(藤ヶ谷太輔)からのメッセージ

しばらく時は流れ、騒動が片づき、英里は旅館に戻り、圭吾は警察を辞めるようです。

ふたりは勇吾が誘拐された公園へ行きます。

ここは、勇吾誘拐事件が起きた場所でもあるけど、ふたりにとって思い出の詰まった大切な場所でした。

圭吾は、幼い頃に勇吾と宝物を土の中に埋めたことを思い出します。

地面を掘ると、ふたりで埋めたカンの中に勇吾からのメッセージが…!

勇吾にとってもこの場所は自分が誘拐された忌々しい場所、だけではなかったんですね。

ちゃんとふたりの大切な思い出、覚えていたんです。

メッセージは勇吾が田島に復讐する前のものでした。

結局、お前のようにはなれなかった

お前と正反対の人間にしかなれなかった

だからこの想いを閉じ込める

闇の中に

最後に圭吾はこう呟きます。

「勇吾は変わってなんかなかった。俺が知ってる勇吾だった」

『ミラー・ツインズ』シーズン2第4話(最終回)まとめ

『ミラー・ツインズ』最終回、切なかったですね〜。

最初は圭吾派だったのに、最終回を迎えた今、完全に勇吾派になっていた私。

勇吾と圭吾、英里や皆川の人生を変えてしまった勇吾誘拐事件。

あの時、誘拐されたのがもし圭吾だったとしたら、結末は違っていたのかな…?と思います。

でも、勇吾からの最期のメッセージで圭吾はきっと救われましたよね。

勇吾は圭吾のようになりたいと思ったこともあった、でもできなかったんですね。

最期に、圭吾を身を呈して守った時、勇吾は本当の勇吾に戻れたのかなー、と…。

だから笑って逝けたのかなー…と…。そう願います。