『テセウスの船』第4話あらすじ・ネタバレ感想!【令和編】突入!最悪な未来での切ない再会

ドラマ『テセウスの船』第4話

出典:『テセウスの船』公式ページ

第4話からは待ってました【令和編】突入!

死刑囚となって収監されている文吾(鈴木亮平)との超感動の面会シーンや、大人になった鈴(貫地谷しほり)との再会…。

そして、心(竹内涼真)の妻・由紀(上野樹里)。

未来を産んだ時に亡くなってしまった由紀でしたが、未来が変わった令和時代では、なんと生きてる!

嬉しいけれど、切ない再会が詰まってます。

それでは『テセウスの船』第4話をネタバレありでレビューしていきたいと思います。

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『テセウスの船』相関図

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『テセウスの船』前回第3話のあらすじと振り返り

翼(竜星涼)の死因は青酸カリであることが判明。

さつき先生(麻生祐未)の実家の工場では、1,000人分の致死量に相当する青酸カリが無くなっていることが判明します。

逮捕されていた心(竹内涼真)は証拠不十分で釈放されますが、村人や小学校の生徒からは白い目で見られることに。

さらに、交番には心が投げ捨てたはずの免許証が黒く塗りつぶされた状態で届きます。

免許証と一緒に投げ捨てたはずのノートは見つからず、代わりに鈴(白鳥玉季)の「S」のキーホルダーが見つかり、その直後から小学校では次々と犯人からの挑戦状とも取れる不気味な出来事が相次ぐことに。

事件を防ぐことができないと思った心は、文吾(鈴木亮平)に音臼小学校でこれから起こる事件、そしてその犯人として文吾が逮捕されること、さらには自分が文吾の子供であることを打ち明けます。

初めは心の告白を受け入れられない文吾でしたが、全てを理解した上で村に残ることを涙ながらに決意!

心と一緒に事件を食い止めることを固く誓うのでした…!

そしてこのタイミングで心は吹雪に包まれ…令和時代にタイムスリップ!

平成時代に心が現れ少し過去が変わったことで、佐野家は音臼小学校の事件後に一家心中を図り、和子(榮倉奈々)と心の兄の慎吾が死亡していたのでした…。

YUKI

『テセウスの船』大人気企画「30秒チャレンジ」!今回は、鈴木亮平さんが挑戦です。

令和時代に戻った心、文吾との再会は!?

さらに、タイムスリップ直前に誰かから突き落とされた金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)の安否は…!?

【ネタバレ】『テセウスの船』第4話あらすじ・感想


令和へ戻った心(竹内涼真)。向かった先は…

令和に戻ってしまった心(竹内涼真)は文吾(鈴木亮平)のいる刑務所へ。

再会した文吾は変わり果てていましたが…。

「僕を覚えていますか?」と言った心に、少し笑って「待ってたよ、心さん」と…。

心に会える時を今まで楽しみに待っていたと笑う文吾。

YUKI

31年。その間たった一人で刑務所の中で。長いよ…。

あの日、心がいなくなってから心を探し回ったけれど見つけることはできなかった、それからはひとりで事件を防ぐために戦ったが事件は起きてしまった、と言います。

心のノートを拾った真犯人は青酸カリをオレンジジュースではなく、はっと汁に入れて犯行に及んだとのこと。

そして、第3話で誰かに突き落とされた金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)。

後に遺体となって発見されたようで、死亡で確定です。

弁護士からの助言で、「よっぽど全てをひっくり返すような証拠でも出ない限り再審請求は無理だ」と聞いた文吾は、この全てを自分の運命だと受け入れたようです。

YUKI

何度もせき込んでいたのも気になりました。心にも鈴にも自分のことは気にせず“自分の人生を生きて欲しい”という文吾の親心に、開始5分ですでに一泣きさせられました。

鈴(貫地谷しほり)との再会。鈴の嫁いだ先は…!

再会した鈴(貫地谷しほり)と心。

和子と慎吾が亡くなって施設へ預けられたふたりでしたが、先に施設を出た鈴とはそれ以来会っていなかった、という設定になっていますね。

「今の幸せを壊したくない」鈴。整形して名前も「木村藍」という名前になっていました。

YUKI

「今の幸せ」って言うけど、それほど幸せそうじゃない。そんな今を守りたいだなんて、それほどまでに「加害者家族」として生きてきた道が険しかったということなんだろうな~と。

夫は藍(=鈴)の小学校時代の同級生、木村みきお(安藤政信)でした。

YUKI

謎の車いすの男の正体が判明しましたね~!

音臼小学校の事件で、身寄りがなくなったみきおを引き取ったのが、さつき先生(麻生祐未)だったそう。

YUKI

さつき先生…めちゃくちゃ陰険な姑に激変。あんな優しくて、チャーミングでイイ人だったのに。あんな人をこんな陰険に変えてしまう程の事件だったのでしょうね。

事件以来整形し、名前まで変えた藍のことをみきおは鈴と認識していないようですが、さつき先生はどうやら知っているみたい…。

さらには藍(鈴)や心を監視カメラで監視している…!

事件以来、誰よりも文吾を深く深く恨んでいるさつき先生。

YUKI

ふたりが文吾の子供だと知ったらどうなってしまうの!?

由紀(上野樹里)は生きていた!

週刊誌の記者の由紀(上野樹里)と再会した心。

死んだと思った最愛の人が生きていたなんてこんなに幸せなことはない!

しかし、未来が変わったことで、新しい世界ではふたりは出会っていないんですね~。

ここで心と由紀は初対面。

つまり心と出会わなければ、由紀は妊娠しないし、死ぬこともなく生きている…って複雑ですね。

由紀は記者として、加害者家族の心をインタビューしようと接近します。

ここでタイトル『テセウスの船』の話を。

『テセウスの船』の意味
古代ギリシャ人プルタルコスが投げかけた疑問。
伝説の英雄テセウスがアテネに帰還した時に乗っていた船を人々は古い部品を交換し、修復しながら保全していったが、やがて全ての部品が置き換えられた。全ての部品が当時とは異なるその船はテセウスの乗った船と言えるのか、というもの。
さらには、置き換えられた古い部品で造り治された船があったとしたら、どちらがテセウスの船と言えるのかという疑問も同時に生じた。

このギリシャ神話『テセウスの船』は心と由紀との関係でも当てはまりますね。

由紀は姿形は同じだけれども、心と出会ってからの仮定は全く抜けているワケで…。

これは心が愛した由紀と同じ人と言えるのでしょうか。

でもそういうことを飛び越えて、ふたりには何かを感じる瞬間もあったようで。

YUKI

こういうのを運命というのかな~と思ったり。少し陳腐ですが。

第1話での由紀はあっとゆう間に死んでしまったのでハッキリとは言えませんが、物静かな雰囲気に内に秘められた頑固さや意思の強さを感じる人という印象だったんですが、新しい由紀はもっと男らしくて行動力のある感じがしますね。

『音臼小事件被害者の集い』へ乗り込んだ心(竹内涼真)と由紀(上野樹里)

文吾にとって有利となる証言を得るために、心は『音臼小事件被害者の集い』へ。

しかし、会場には「行かない」と言っていたさつき先生の姿が…!

ここで心が出ていってしまえば、鈴に迷惑がかかってしまう…心が会場への飛び込みを諦めた時、由紀がやってくれましたね。

YUKI

めっちゃカッコ良かった!

被害者や遺族の前に立ち、「佐野文吾は本当に犯人だったのでしょうか?」と文吾の冤罪の可能性を力説し、情報を求めました。

遺族にヤジを飛ばされたり、水をかけられても毅然とした態度を貫き、最後まで言い切りました。

YUKI

「あなたの父親を信じたい」と言った由紀の意思だけが残っていたかのようでした。

そして気になるのは、会場になぜか現れたさつき先生の真意ですね。

数日後、藍(鈴)を呼び出したさつき先生。

YUKI

「ウサギ並みのおバカさんね」ってどういう意味!?学校のウサギの死の犯人はさつき先生だった!?側にはシアン化カリウムの瓶が…!!

『テセウスの船』第4話まとめ

『音臼小事件被害者の集い』から数日後、文吾の弁護士に「証言したい」といって連絡をしてきた人物が!

第5話の予告から察するに、これは翼の婚約者の紀子のようですね。

そして、さつき先生が一気に怪しくなってきましたね~。

奇妙な絵を塗りつぶしていたのも、平成時代の恐ろしい絵をどうしても連想させられます。

みきおを引き取るまではまだ理解はできますが、あそこまでみきおを溺愛するのも違和感しかない。

YUKI

それに、鈴も鈴で…新しい人生を生きるために顔や名前まで変えたのに、自分を偽って側にいる相手に選んだ人物は事件の被害者のひとりだなんて、変だし不気味だし不健全だと思いますよ、私!それにみきお君にも失礼です。
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