2週に渡って「インビジブルレイン」が放送され、今回が最後になります。
菊田(亀梨和也)の想いも、玲子(二階堂ふみ)の想いも複雑に交錯していきますが、事件の本当の真相は何なのでしょうか。
それでは、さっそく『ストロベリーナイト・サーガ』第8話をレビューしていきたいと思います。
目次
『ストロベリーナイト・サーガ』第8話あらすじ
暴力団組織・六龍会の構成員、小林充(古野陽大)が殺害された事件の重要参考人として柳井健斗(寺西拓人)の名が浮上する。
柳井は過去に実姉を何者かに殺され、さらに、警察の誤認により容疑を着せられた実父を自殺で亡くしていた。
警察上層部はその不祥事を隠ぺいするべく「柳井を追うな」と指示を出す。
そんな中、姫川玲子(二階堂ふみ)は菊田和男(亀梨和也)たちを巻き込まないよう、単独で捜査を進める。
小林殺害事件には暴力団組織同士の内部抗争の可能性があるが、かつて小林は柳井の姉と恋人同士だった。
もし、柳井の姉を殺害したのが小林だとしたら報復のために柳井が小林を殺害した可能性もある。
時を同じくして柳井の行方を追っていた牧田勲(山本耕史)。
牧田は西堂組傘下、極桜会の会長だった。
初めこそ素性を知らずに接触した姫川だが、その正体が明らかになった後も、お互い本能的に惹かれていく姫川と牧田。
そんな中、西堂組跡目争いの本命と目される仁龍会会長、藤元英也(鈴木隆仁)が殺害された。組織の内部抗争の可能性が高まる。
そんな中、姫川は今泉春男係長(山口馬木也)と橋爪俊介管理官(岡田浩暉)に呼び出された。
藤元を撃ったと思われる拳銃が見つかり、付着していた指紋が柳井の部屋で勝俣健作(江口洋介)が採取したものと一致したのだ。
橋爪は、柳井の身柄を確保するしかないと姫川に命令。
姫川は再び牧田と接触し、情報を得ようとするが…。
出典:『ストロベリーナイト・サーガ』公式ページ
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【ネタバレ】『ストロベリーナイト・サーガ』第8話の感想
前回第7話までのあらすじ
今回殺害された犯人として匿名の電話がありました。
犯人は「ヤナイケント」という男性で、彼には数年前に亡くなった姉がいました。
柳井千恵さんと言い、千恵さんは自宅のベッドの上で亡くなっており、父親が強姦の末に殺害したとされていました。
ですが、今回殺害された小林と千恵さんは交際しており、ここに何か秘密が隠されているとし玲子(二階堂ふみ)はヤナイケントのことを単独で捜査していました。
しかし、当時の事件を蒸し返すことは冤罪かもしれない事件になってしまうので、警察にとっては良いことではありません。
ヤナイの家の前で張り込みを続けていると、一人の男性と知り合います。
その人物の名前は牧田勲(山本耕史)と言い、暴力団の一員でしたが玲子にはそれを隠し近づいていました。
それぞれがヤナイのことを探していますが、玲子の天敵であるガンテツ(江口洋介)も今回の事件に関わっており、玲子のことを邪魔するように指示されていました。
牧田に次第に心惹かれていく玲子ですが、暴力団員の一員であることを知らなかった玲子は警察に戻り、急に牧田の正体を知ることになります。
そして、今回の事件に関係しているかもしれない人物の一人として名前も挙がっていました。
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29年前
ある一人の少年が、男性をナイフで刺し府中刑務所に収監されていました。
釈放されましたが、そこに西堂組の現在の組長が待ち構えていました。
牧田はそこから極桜会の組長になりましたが、玲子のことを聞かれています。
本当に惹かれ合っている様子ですが、何も牧田は言おうとしません。
牧田は暴力団に家族全員を奪われてしまい暴力団に復讐したいはずなのに、自分も暴力団員の一員になってしまいました。
玲子は牧田の過去を調べても尚、惹かれている気持ちには何も変わりはありませんが、菊田は心配しています。
菊田には何の気持ちもないと言いますが、菊田は玲子の様子がいつもと違うことに気づいており、自分の気持ちを伝えるわけにもいきません。
ヤナイが殺害したかもしれないといいう証拠の銃まで出てきてしまいましたが、牧田をある場所に玲子は呼び出しました。
ヤナイと牧田の関係を聞き出そうとしましたが、牧田は玲子に同じ匂いがすると言い始めました。
誰かを殺したいと思ったことがあると見抜かれてしまいましたが、玲子がどうしてヤナイを探しているのかを聞きたいと言われました。
牧田には現在知りたい情報があり、ヤナイのことを必死に探しているのでした。
玲子と牧田は一緒に行動するようになっていますが、部下は良くは思っていないようです。
一度会っていることも玲子も牧田も覚えています。
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二人の気持ち
牧田は玲子にキスをしますが、玲子は突然のことで拒否します。
でも、玲子は牧田のことが好きなので、もう一度受け入れますが、菊田からの電話で二人は離れます。
牧田と玲子が二人で何かを調べている様子を感じた菊田はいい顔をしませんが、情報を手に入れた二人は動き出します。
二人は車の中でヤナイの話をしていますが、牧田も一度ヤナイと面識がありパソコンで情報を収集していたことも分かりました。
ヤナイの父親は千恵に対して依存をしていた様子で、千恵に彼氏ができたことを嬉しく思っていました。
ですが、小林は千恵のことを殺害して父親のネクタイを残していき、父親が殺害したと罪をかぶせられました。
ヤナイの居場所を突き止めることができましたが、本当にそこにまだいるのかは分かりません。
ヤナイの隠れ場所の家に来てみると、玲子は「死臭」がすると牧田のことを遠ざけましたが、そこに菊田がやってきました。
複雑な顔をしています。
耐えられない程の匂いがしているので、慣れている刑事でも鼻を抑えてしまったり気分が悪くなってしまうほどです。
部屋の中で死んでいるのはヤナイケントなのかもしれません。
ヤナイが簡単に自殺するのかは分かりませんが遺書がありました。
筆跡には怖がっているような震えるような様子がありましたが、ヤナイは千恵の遺体を見つけた第一発見者でした。
見つけた時には部屋には鍵がかかっていて、当時鍵を持っていたのはヤナイと小林だけでした。
玲子のことを助けたいと思い、班のみんなも動き出しました。
新しい情報も判明し、ヤナイが犯行を行っていない可能性もあるということが分かりました。
ヤナイの家には数日前からある男が出入りしていたということや、小林の殺害時は心臓を一番最初に一突きにしていたことが実験で分かりました。
牧田が心臓を以前に一突きにして殺害したことを思い出しましたが、牧田も何も知らないはずです。
より暴力や人の死になれている人物と言えば、警察の他には医療関係者や暴力団員もその一人です。
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事件の真相
ヤナイの彼女は「ケントのためなら何でもする」と彼のことが本当に好きという様子でした。
玲子と菊田がヤナイの彼女のところに行くと、ヤナイからのメールには何かあったら調べてほしいと書いてありました。
従業員が使っているパソコンには揉めているような、事件の内容が分かる音声が残されていました。
そこには牧田の声も入っていて、玲子は確信したかの様に複雑な顔をしていました。
菊田は玲子に心当たりがあると感じていましたが、ちゃんと今回の事件を玲子の手で終わらせてほしいと願いました。
「どんなことがあっても自分が玲子を支える」といった菊田の顔はとても真剣でした。
玲子は牧田のことを呼び出しました。
ヤナイが自殺したことを教え、遺書があったことなどの話をしていますが、牧田は何も知らない様子です。
ヤナイのとっておきの情報と引き換えに、小林を殺害したのは牧田だと話していますが、牧田にも知らないことがたくさんある、といった顔をしています。
何もかも嘘ではないですし、牧田は本当は玲子のことを守りたいだけです。
牧田の部下が玲子を殺害しようとしますが、牧田がかばい玲子のことを守っています。
気持ちは絶対に嘘ではありません。
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『ストロベリーナイト・サーガ』第8話まとめ
#ストロベリーナイト・サーガ 第8話まもなく始まります!!みなさん、スタンバイOKですか?🙆♀️🙆♀️ pic.twitter.com/hrDa6JANS8
— 【公式】ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』 (@team_himekawa) 2019年5月30日
牧田が殺害したということが本当なのか、部下が何かをしたのか最後の最後まで隠されたまま終わってしまいましたが、二人の気持ちは本物でした。
牧田が死んでしまった姿を見ている玲子は悲しみに暮れていますが、菊田も同じく玲子に気持ちが伝わらず悲しそうでした。
インビジブルレインは映画でも壮絶な最後でしたが、ドラマでは違う感情も出てきて複雑でした。